C03使い方・お手入れ手順

肉球クリームの塗り方|量と塗る順番

公開日 2022年10月19日|文=mofuwa編集部

明るい木の床に前足を伸ばして伏せている、淡い色の犬
塗る場所より先に決まるのは、こちらの手が容器と足のあいだを何回往復するかです。写真:https://kaboompics.com//Pexels

夜9時、リビングの床に座って右手でその子の後ろ足を支えたところで、肉球クリームのふたがまだ開いていないことに気づきました。ふたを開ける手も、指先に取る手も、足を支えている手とは別に要ります。ところが、足を支えたまま使える手は1本です。mofuwa 肉球クリームの使い方で最初に詰まるのは、指が容器へ戻る回数のほうでした。量も、塗る場所も、そのあとの話になります。1本ごとに容器へ戻ると、1回のケアで往復が4回。そのたびに足は床へ下り、持ち上げ直すまでに数秒かかって、4本目に届く前にその子が立ち上がります。この記事では、その往復の数え方と、減らすための体勢を書きます。

夜9時の床で、使える手は1本しかない|mofuwa 肉球クリームの使い方を毎日の形にする前提

犬も猫も、体から脂を出します。だから昨日きれいにした足でも、今日また地面のものが乗ります。mofuwa 肉球クリームを毎日の形にしたいと思ったときに立ちはだかるのは、うまく塗れるかどうかではありません。その3分のあいだ、こちらの手が何本使えるかのほうです。床に座って片手でその子の足を支えると、残るのは1本。その1本で、ふたを開け、指先に取り、伸ばし、また取りに戻ることになります。

1本の足を塗り終えるまでに、こちらの手が動く回数
動き使う手そのあいだ、その子の側で起きること
足を持ち上げる支える手体重が3本に移り、姿勢が変わる
容器から指先に取る空いている手支えていた足が床へ下りる
肉球に置く空いている手もう一度、足を持ち上げ直される
なじませる空いている手触られている時間がいちばん長い
次の足へ移る両方座り直すか、立ち上がる

表のうち、こちらが減らせるのは2行目だけです。持ち上げることも、置くことも、なじませることも、塗る以上は省けません。省けるのは、容器へ戻る回数だけです。そしてこの1行が、4本ぶんで4回になります。4回のうち3回は、足を床へ下ろして、もう一度持ち上げ直す動作とセットになっています。

1回のケアで、指が容器と足のあいだを往復する回数 1本ごとに指先へ取り直すと、足を持ち上げ直す動作が4回入ります。そのたびにその子は姿勢を変え、4本目の前に立ち上がることがあります。往復の数は、塗る量ではなく手の動きの数です。 夜9時・床に座って・ひとりで塗る場合 1往復目 後ろ足の左に置いて、なじませる 足を下ろす。その子は座り直す 2往復目 指先に取り直して、後ろ足の右へ 支える手を持ち替える 3往復目 前足の左。ここで顔が近づく 口が足に届く姿勢になる 4往復目 前足の右まで届かない日が出る 立ち上がって歩き出す
数えるのは秒数でも量でもなく、容器と足のあいだを何回いったか、です。

散歩から帰った日ほど、この往復は増えます。地面のものが乗ったままの肉球に置くと、指先で伸ばしているあいだに砂が混ざって、伸びが止まるからです。止まったぶんを足そうとして、また容器へ戻ります。mofuwa 肉球クリームの使い方を毎日のものにするなら、拭き取りを手順の外に置かないでください。拭き取りは塗る前の準備ではなく、往復の数を決める1手目です。

数え方は紙1枚で足ります。日付の横に、その日の往復の数だけ棒を引く。4本の日もあれば、2本の日もあります。棒の数が、そのままその日の手数です。うまく塗れたかどうかは書かなくてかまいません。1週間ぶん並べると、往復が増えるのは決まった曜日か、決まった時刻かが見えてきます。

拭き取り・ふたを開ける・後ろ足から配る|家でできる mofuwa 肉球クリームの使い方

手順は5つです。玄関で拭き取りを済ませ、床に座る前にふたを開け、指先に取り、後ろ足の2本から置いて、なじませる。道具は増えません。1回に取る量は、パッケージに書かれた適量のまま動かしません。動かすのは、手の置き場所と順番だけです。

  1. 玄関で、地面のものを先に外す

    散歩から帰ったら、たたきの上で足の裏を拭きます。布に mofuwa グルーミングスプレーを含ませ、肉球の中央から指のあいだへ、順に押し当てていきます。こすらずに、押して離します。ここで砂とほこりが外れていると、あとで指先が止まりません。

  2. 床に座る前に、ふたを開けておく

    座ってから開けようとすると、その時点で両手がふさがります。ふたは、その子を呼ぶ前に開けて、容器を床に置いておきます。置く場所は、支える手と反対側の膝の横。取りにいくときに体をひねらずに済む位置です。

  3. 指先に取るのは、座ってから1回目だけにする

    取ったら、そのまま後ろ足へ向かいます。足りるかどうかは、その子の足の大きさで変わるので、2回目の取り直しが要る日もあります。減らすのは量ではなく、取りにいく回数です。要るときは取りにいってかまいません。数えるのはそのあとです。

  4. 後ろ足の2本から配る

    前足は、その子の口がいちばん早く届く場所です。先に前足を済ませると、後ろ足を塗っているあいだに前足が舐められます。後ろ足の左、後ろ足の右、前足の左、前足の右。この順にすると、口が届く足に触れるのが最後になります。

  5. 肉球の中央から縁へ、指の腹でなじませる

    中央は面が広く、指で伸ばせます。縁まで来たら止めます。爪の際は溜まりやすく、溜まったぶんは皮膚に入らないまま床へ移るので、うるおいとして残りません。なじませる時間は、1本につき数秒で足ります。長く触るほど、その子が足を引くまでの時間が縮みます。

1手目に mofuwa グルーミングスプレーを置いているのは、毎日きれいにしてあげたいという前提から入っているからです。犬も猫も毎日散歩に行き、毎日脂を出します。それでも、湯を使う日を毎日にはできません。吹きかけて拭くだけで済む形になっているので、肉球だけを毎日拭くという細かい使い方にも耐えます。中身は電解水だけで、香料も色もあとから足していません。布に含ませて足の裏に当てたときに、その子が確かめにくる回数がひとつ減ります。

拭き取りを先にすると、もうひとつ変わることがあります。肉球の表面がいったん湿るので、乾くまでの20秒ほどを待つ時間ができます。この20秒が、ふたを開けて容器を膝の横に置くための時間になります。順番を入れ替えただけで、支度に使う手が別の時間帯へ移ります。濡れたまま置くと表面で滑って伸びないので、待つ側に理由があります。

Point容器を置く高さで、往復の長さが変わる

床に座って塗るなら、容器も床に置きます。棚やテーブルの上に置いたままにすると、取りにいくたびに体を起こすことになり、そのあいだ支えていた足は必ず下ります。膝の横に置けば、上体を動かさずに指だけが届きます。往復の回数が同じでも、1回あたりにかかる秒数が短くなるので、その子が座り直す回数は減ります。

往復が3回に戻ってしまう3つの場面|mofuwa 肉球クリームの使い方でつまずくときのコツ

棒の数が週の途中で増えるとき、原因はたいてい3つのどれかです。どれも塗り方の話ではなく、塗りはじめる前に済ませていなかったことの持ち越しです。

3つとも、塗る技術ではありません。順番を1つ前へずらすだけで消えるものばかりです。mofuwa 肉球クリームの使い方でコツと呼べるものがあるとすれば、床に座ったあとではなく、座る前に何を済ませておくかという1点に寄っています。

もうひとつ、数えていて気づくことがあります。往復が増える日は、たいていその子が先に動いている日です。散歩が長かった日、来客があった日、家族の帰宅が遅かった日。こういう日は4本そろえようとせず、後ろ足の2本で終わりにしてかまいません。紙には棒を2本引いて、足の本数のところに「2」と書いておきます。翌日に前足から始めれば、2日で4本に届きます。

Caution往復の数ではなく、足の側が変わっているとき

いつもは2往復で終わっていたのに、同じ足だけで指先が止まるようになった。持ち上げた瞬間に引かれる足が、毎回同じ1本になった。塗っていない日も、その足だけを舐めている。中央に線が見える、触ると熱い、においが出てきた。こうした変わり方は、手順を直しても棒の数が戻りません。紙に書いた日付と、往復の数と、止まった足の位置を持って、動物病院で見てもらう日をつくってください。いつから、どの足で、1日に何回持ち上げ直しているかが、紙1枚でそのまま伝わります。見てもらったあとも、拭き取りと記録は同じように続けられます。

往復1回で終われた日は、週に何日あったか|mofuwa 肉球クリームの使い方と頻度

続けられているかどうかは、塗った日数では分かりません。4本そろえた日が3日でも、往復が毎回4回なら、その3分はいつまでも長いままです。見るのは、往復1回で終われた日が週に何日あったかのほうです。

紙1枚に書くのは、この3つだけ
書くもの書き方1週間後に読めること
日付曜日まで書く増える曜日が決まっているか
往復の数棒を引く手数が減っているか
届いた足の本数数字で書く4本まで届く日と、届かない日の差
拭き取りの有無丸か横線飛ばした日に棒が増えていないか
塗った時刻時だけ時刻がそろった週に何が起きたか

1週間目は、棒が3本も4本も並びます。それでかまいません。2週間目に、往復1回の日が2日出てきたら、その2日の時刻と曜日を見てください。たいてい、支度のほうが先に整っていた日です。ふたが開いていた、容器が膝の横にあった、玄関で拭き取りが済んでいた。うるおいをどこまで届けたかは日によってばらつきますが、手数のほうは、条件をそろえた日にきちんとそろいます。

頻度の話も、同じ紙の上で決まります。毎日やろうとして往復が4回のまま続く週より、2日に1度でも往復1回で終わる週のほうが、翌月まで残ります。mofuwa 肉球クリームの使い方で最後に決めるのは、回数ではなく、その回数で回せる手数のほうです。散歩の距離が伸びる季節に入ったら、まず拭き取りの丸を毎日つけるところから戻します。

今夜は、その子を呼ぶ前にふたを開けて、容器を膝の横に置くところまででかまいません。紙は、玄関の拭き取り用の布のとなりに貼っておきます。明日の棒が1本減っていれば、それがそのまま来月の3分になります。

Product

mofuwa 肉球クリーム

mofuwa 肉球クリーム

30g / 2,530円(税込)

4種のヒアルロン酸を配合した11成分無添加のクリーム。べたつかず、滑り止めにも配慮した処方です。

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よくある質問

後ろ足から配ると書かれていますが、猫でも同じ順番でいいですか。
猫でも後ろ足からで通ります。ただ、猫は抱えて仰向けに近い体勢にすると後ろ足が先に暴れることがあるので、床に伏せている姿勢のまま、こちらが横に座って足だけを持ち上げる形のほうが往復が少なく済みます。膝にのせる体勢は、支える手が2本必要になるぶん、指先に取りにいく手がなくなります。もうひとつ、猫は容器を開ける音に先に反応することがあります。ふたを開けるのを部屋の外で済ませておくと、その1回ぶんの往復が消えます。
指先に取り直す回数は、何回までなら多すぎませんか。
上限は決めません。その子の足の大きさでも、その日の乾き具合でも変わるので、回数そのものに正解はありません。見るのは、同じ子の同じ足で先週より増えているかどうかです。先週2回だったものが今週4回になっているなら、量の問題ではなく、拭き取りが飛んでいるか、爪の際まで範囲が広がっているかのどちらかであることが多くなります。紙の棒の数は、他の家と比べるためではなく、先週の自分と比べるために引いています。
塗ったあと、すぐ歩かせても大丈夫ですか。
歩かせて問題ありません。4本の足で立っているあいだは口が足に届かないので、なじませる時間をそのまま稼げます。むしろ座らせて待たせるほうが、その子は足を確かめにいきます。歩かせるなら、廊下を1往復させるくらいで足ります。床に跡が気になる日は、なじませたあとに乾いた布で表面を軽く押さえてから歩かせてください。押し当てて離すだけで、表面に浮いていたぶんだけが布に移ります。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。