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停電しても続けられること|タオルとブラシだけで済む順番

公開日 2023年9月17日|文=mofuwa編集部

明るい静かな部屋で、淡い色のブランケットの上に落ち着いて伏せているクリーム色の犬
電気を使わない工程だけを残すと、手順は4つに減ります。写真:https://kaboompics.com//Pexels

停電した夜は、ドライヤーのスイッチを押しても風が出ません。台風や雷雨で数時間だけ電気が止まる日は、9月にいくつも起きます。楽天市場に並んだ1,405件のレビューを通して読むと、停電に触れた書き込みは1件もありませんでした。ただ、タオルで拭くところまでで手順を終えている声は複数あり、そこには電気を使う工程が1つも入っていません。この記事では、停電の日に手元へ残る道具だけでどこまで同じ順番を続けられるのかを、声に書かれていることと編集部の言葉に分けて並べます。

停電でドライヤーが止まった夜に、手元へ残る道具|声から読める背景

グルーミングスプレー300mlに付いているレビューは、2026年9月時点で1,405件、総合は4.65です。星ごとの件数まで公開されているので、そのまま並べます。声を選んで引くより先に、全体がどう散っているかを見ておいたほうが、あとの引用が偏りません。

1,405件の内訳(楽天市場のレビューより。2026年9月時点)
評価件数1,405件に占める割合
★51,026件約73%
★4292件約21%
★367件約5%
★212件約0.9%
★18件約0.6%

上の2段を足すと1,318件、下の2段は合わせて20件です。この1,405件を通して読んで分かったのは、停電という言葉がどこにも出てこないことでした。台風の夜の話も、雷で電気が落ちた話も見つかりません。ですから、停電の日にどうするかを声から直接引くことはできません。引けるのは「電気を使う工程がどこまで書かれているか」までで、そこから先は編集部の言葉として書き分けます。

電気を使う工程が1つも出てこない順番を、そのまま書いている声があります。

Voiceスプレーからブラッシングまでを、電気なしで終えた順番

猫と暮らす60代の方
「そのあと、もみこんで、ブラッシングして、(中略)しっかりふき取ると、乾きも早かったです」「乾いた後、触ってみると毛はつるん、抱っこするとふかふかで良かったです」
※楽天市場のレビューより(2026年9月時点)。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

書かれている工程は、かける・もみこむ・ブラシを入れる・ふき取る、の4つです。どこにもドライヤーが出てきません。ふき取ったあとに乾きが早かったと続いているので、乾かす役目は風ではなく、水分を持ち去る側で足りていることになります。停電の日に手元へ残る道具は、ちょうどこの4つ分です。ボトルと自分の手、ブラシ、そしてタオル。どれもコンセントにつながっていません。

音が出ない順番へ切り替える理由|停電の日にドライヤーを外す

停電すると、ドライヤーの風より先に、家の音が消えます。冷蔵庫の低いうなりも、換気扇の回る音もなくなります。ドライヤーの音で部屋の隅へ逃げる子にとって、この静けさは悪い条件ではありません。声のなかにも、嫌がらずに済んだ、逃げなかった、という書き方はいくつも出てきます。音が減った状態で手を動かせる日だと考えれば、停電の夜にやることは残ります。

一方で、電気で湯を沸かす設備の家では、停電のあいだシャンプーの工程そのものが組めません。ここで無理に洗ってしまうと、濡れた毛を乾かす手立てがないまま夜になります。だから停電の日は、洗う日と洗う日のあいだに置いている手順のほうへ寄せます。間の日の手順は、もともと電気を前提にしていません。工程を6つに分けて、電気がいるかどうかで札を付けてみます。

工程を「電気がいるか」で分けると、停電の日に残るものが決まる
工程電気がいるか停電の日の扱い
湯で流す設備によっては必要この日は組まない
スプレーをかけるいらないそのまま残る
手でもみこむいらないそのまま残る
ブラシを入れるいらないそのまま残る
タオルで押さえるいらない乾かす役目をここで受け持つ
ドライヤーで乾かす必要抜いて、タオルの回数を増やす
Point停電の夜に決めておくのは、抜く工程の名前だけ

暗いなかで手順を組み直すのは難しいので、抜くものを先に決めておきます。抜くのは湯で流す工程とドライヤーの2つで、それ以外は明るい日と同じ順番です。懐中電灯を1つ置いて、毛を分ける手元だけが見えれば、ブラシを入れるところまでは進みます。

6つのうち電気がいるのは2つで、残りの4つは停電の夜もそのまま残ります。抜いた2つのうち、ドライヤーが持っていた役目だけはタオルへ移せます。移せないのは湯で流す工程のほうで、これは翌日以降に回します。順番の骨は折れていません。音の話に戻ると、ドライヤーを外した日に部屋で鳴るのは、ブラシが毛を通る音と自分の声だけです。手を止めて様子を見る間ができるので、1回にかける時間は自然に伸びます。

タオルとブラシで済ませる考え方|停電の日にドライヤーの工程を抜く

停電の日の手順は、工程を足して埋めるのではなく、置く時間を長くとることで成り立ちます。風で一気に飛ばせないぶん、水分が毛から離れるのを待つ時間が必要になります。待つあいだは何もしません。順番にすると5つです。

  1. 毛が湿るまでスプレーをかける

    表面だけ濡らすと足りません。口に入っても差し支えない基準でつくられているので、量は気にせず置けます

  2. 手のひらで毛の奥へもみこむ

    毛先ではなく、毛と毛のあいだへ。ここで汚れが浮いてきます

  3. 毛先からブラシを入れる

    根元から引くと痛みが出ます。短い距離で、毛先を少しずつ進みます

  4. タオルを当てて押さえる

    こするのではなく、置いて押さえます。停電の夜はこれが乾かす工程です

  5. 風の通る場所で15分おき、もう一度タオルを当てる

    窓を開けた部屋なら十分です。湿りが残った場所へタオルを戻します

1番目に置いているのが mofuwa グルーミングスプレーです。アルカリ電解水そのものでできていて、毛の表面に膜をつくるのではなく、毛と毛のあいだへ入っていきます。余分な皮脂と油は水となじんで浮くので、そのあとタオルで押さえると、浮いたものが布の側へ移ります。毎日きれいにしてあげたいという前提でつくられた1本なので、停電の夜だけの道具ではありません。電気のある日も、ブラシを入れる前の一手として同じ場所に置けます。

タオルを当てたあとも同じ場所だけが湿ったままで、赤みが出ているときは、電気が戻ってからでかまわないので獣医師に見てもらってください。伝えるのは、その夜に通した工程の数と、毛が湿っていた時間の長さです。停電の日に何を抜いたかが分かっていれば、話は2行で済みます。記録は毎日つけなくてかまいません。手順を変えた日だけ、抜いた工程の名前を残しておけば足ります。

停電が明けたあとの変化|ドライヤーを使う日と使わない日を分ける

電気が戻れば、ドライヤーは元の場所へ帰ります。ただ、一度タオルだけで終えた夜を通っていると、毎回ドライヤーまで進まなくてもいい日があると分かります。散歩から帰って足回りだけを拭いた日、来客の前に背中だけをそろえた日。そういう日に風を当てる理由は、もともとありませんでした。停電の夜がやったのは、その線を目に見えるところへ引き直したことです。

4つとも、停電の夜に新しく覚えたことではありません。もともと持っていた順番から、電気のいる工程を外しただけです。声のほうを見ても、ふき取って終わりにしている人と、そのあとドライヤーまで進む人の両方がいて、どちらが正しいという書き方はされていません。分かれ目は毛の量と、その日にどこまでやるかの線引きだけでした。長い毛の子ならタオルを2枚使い、短い毛の子なら1枚で足ります。停電の夜はその判断を、風のない側だけでやることになります。

次の停電がいつ来るかは選べません。選べるのは、タオルとブラシだけで済む順番を、電気のある日に一度通しておくかどうかです。通してあれば、暗い部屋で手順を思い出さずに手が動きます。

掲載しているご感想は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。気になる変化が続く場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。