C09シーン別・暮らし

水が苦手な猫と暮らす人が帰省で困ること、その手当て

公開日 2025年6月21日|文=mofuwa編集部

明るく静かな部屋で、淡い色のブランケットの上に落ち着いて丸まっている白とクリーム色の猫
帰省の何日かを、その子は家で過ごすか、よその場所で過ごします。決めるのは出発の前です。写真:Kaan Keskin/Pexels

お盆の帰省を3泊で組んだ年、出発の4日前に、預け先の申込書にある「シャンプー希望」の欄で手が止まりました。希望しないに丸をつければ済む話なのに、そう書いていいものかが分からず、その日は空欄のまま置きました。うちの子は水が嫌いな猫です。家では10年近く、一度も洗っていません。帰省のとき、犬とちがって猫はたいてい連れて行きません。選ぶのは、留守番にするか、預けるか、人に来てもらうかの3つです。どれを選んでも、ペットの側にはふだんと違う何日かが残ります。そして水が嫌いな猫にだけ、もう1つ変数が乗ります。預けた先で、洗われる可能性があるということです。この記事は、水が嫌いな猫と暮らす人が帰省でつまずく場所を、7つの問答に分けたものです。答えのうち1つは「やらなくていいこと」です。

そもそも、猫を帰省に連れて行くという選択はあるのですか

答えから書きます。ほとんどの場合、残りません。犬なら車に乗せて実家まで行き、向こうで散歩に出るという形が成り立ちます。猫の帰省は、そこが根本から違います。猫にとって、暮らしている部屋そのものが生活の土台です。帰省先へ移すというのは、寝る場所も、トイレも、水の器の位置も、においの基準も、まとめて入れ替えるということになります。移動時間だけの話ではありません。

水が嫌いな猫だと、もう1つ条件が乗ります。帰省先は他人の家です。畳やカーペットや、こたつ布団のように、こちらが洗えない布の上でその子が過ごすことになります。何かが体についても、向こうで洗って落とすという手が最初から使えません。家では毎日、水を使わないケアで回しているのに、その方法をよその家の洗面所や居間で続けるのは現実的ではありません。連れて行かないという判断は、その子を軽く扱っていることにはなりません。

帰省のときに実際に残る3つの選択肢と、水が嫌いな猫にとっての変数
選択肢場所人洗われる可能性
家で留守番(人が1日1〜2回来る)変わらない変わるない
家で留守番(人は来ない)変わらない誰も来ないない
ペットホテル・動物病院に預ける変わる変わるありうる
知人・家族の家に預ける変わる変わるありうる
帰省先へ連れて行く変わる大きく増えるほぼない

この表で見てほしいのは、いちばん右の列です。水が嫌いな猫と暮らす人にとって、帰省の選択肢は「場所と人がどう変わるか」だけでは選べません。洗われる可能性がどこに乗っているかで、順番が変わります。ペットホテルや預け先は、預かるあいだに体をきれいにしてお返しする、という運用をしているところがあります。善意でやってくれることなので、こちらが何も言わなければ、そのまま実行されます。

Note連れて行くかどうかで悩む時間は、たいてい短くて済みます

猫の帰省を「連れて行くか、置いていくか」で長く悩む方は多いのですが、実際には移動手段・滞在日数・向こうの家の事情のどれか1つで、答えが先に決まっていることがほとんどです。時間をかけるべきなのは、連れて行くかどうかではなく、置いていくときの中身のほうです。とくに水が嫌いな猫の場合、預け先での過ごし方をどこまで伝えるかで、帰ってきてからの数日が変わります。

留守番は何日までなら大丈夫ですか|帰省の泊数を決める前に

日数で線を引くより、水・食事・トイレの3つを、人がいない状態で何日ぶん保てるかで決めるほうが実際に合います。猫は静かに留守番をしているように見えても、器の中身と砂の状態は日数どおりに進みます。ここが尽きる前に人の手が入るかどうかが、帰省の泊数の実質的な上限です。

留守番の日数を、泊数ではなく3つの器で考える
1泊2泊3泊以上
水器を2か所に置けば足りることが多い置き場所を増やし、こぼれる前提で3か所人が入って毎日入れ替える
食事分けて置ける自動給餌でも量の確認が要る人が入って出す
トイレふだんの数+1で足りることが多い数+1では足りない日が出る人が入って毎日
室内の温度季節による季節による人が入って見る
体のケアやらなくてよいやらなくてよい人が来る日に1回でよい

この表からいえるのは、2泊までは家の側の準備で組めることが多く、3泊を超えると人の手が要る、という線です。だからペットを置いていく帰省の泊数を決めるときは、先に「誰が、何日目に、何回来られるか」を確かめてから決めるほうが早く終わります。泊数を先に決めて、あとから人を探すと、直前になって預けるしかなくなり、水が嫌いな猫にとっていちばん変数の多い選択に流れ着きます。

体のケアの行は、あえて「やらなくてよい」と書きました。留守番の何日かで、その子の毛や皮膚に何かが積み上がるわけではありません。むしろ猫は、人がいないあいだのほうが自分の毛づくろいで整えています。留守番の準備で足すべきなのは、ケアの手ではなく、水と砂とごはんの数です。ここを取り違えると、出発前夜に体を触られて、その子だけが疲れます。

室内の環境について、1つだけ足しておきます。夏の帰省なら、その子が自分で移動できる範囲に、風の当たる場所と当たらない場所を両方作っておいてください。選べる状態にしておけば、その子が自分で選びます。1か所を完璧に整えるより、2か所を用意して行き来できるようにしておくほうが、人がいない何日かには向いています。

人に来てもらうのと預けるのは、なぜ比べにくいのですか

比べにくいのは、2つが別の軸で良くなっているからです。人に来てもらう形は、場所が変わりません。その子にとっての土台は残ります。ただし、見てもらえる時間は1日のうち数十分だけです。ペットホテルなどに預ける形は、場所も人も変わります。そのかわり、誰かが常にいる場所で何日かを過ごします。どちらが優れているという比べ方ができません。

来てもらう/預けるを、水が嫌いな猫の側の条件で並べる
人に来てもらう預ける
場所変わらない変わる
においの基準残る入れ替わる
見てもらえる時間1日20〜40分ほどほぼ一日中
体に触られる回数少ない(ほぼ0のことも)増える
洗われる可能性まずない施設の方針による
こちらが伝えることの量少なくて済む先に伝えておく必要がある

水が嫌いな猫と暮らしている人にとって、この表でいちばん重い行は下から2番目です。預ける形を選んだ瞬間、その子の体に水を使うかどうかの判断が、こちらの手から離れます。ふだん家で、洗わない前提のケアを積み上げてきた人ほど、ここが抜け落ちます。日ごろから水を使っていないので、「洗う/洗わない」という話題そのものが生活から消えているからです。

だから、選ぶときの軸は1本で足ります。その何日かに、誰がその子の体に触れるのか。人に来てもらう形なら、答えは「ほとんど誰も触らない」です。預ける形なら、「毎日、複数の人が触る」です。帰省の日数が短いほど前者が、長いほど後者が組みやすくなります。ペットの側から見ると、この1本だけが実際に違いを生みます。においや毛の話より先に、この1本で決めてしまってかまいません。

Point来てもらう人には、触ってもらわなくて構いません

家に来てもらう形を選んだとき、「せっかく来てもらうのだから、なでてあげてほしい」と頼みたくなります。水が嫌いな猫のように、人の手そのものに慣れていない子の場合は、頼まないほうが結果として落ち着きます。器を替える、砂をすくう、部屋の温度を見る。この3つだけをお願いして、その子が出てこなかったら出てこないままでよい、と先に伝えておいてください。会えないことは失敗ではありません。

預け先に「洗わないでほしい」と言ってしまっていいのでしょうか

言っていいです。そして、言わないと伝わりません。ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。冒頭の申込書の欄で手が止まったのは、断ることが失礼にあたるのではないか、面倒な飼い主だと思われるのではないか、という気持ちがあったからでした。ただ、預かる側から見ると、事情が分かっていない状態でお返しするほうが困ります。伝えるのは、お願いではなく情報です。

伝え方には、コツが1つだけあります。「洗わないでください」だけを書かないことです。それだけだと、預かる側は理由が分からないまま、体が汚れたときにどうすればいいかを判断できません。書くのは3つです。家では洗っていないという事実。そのかわりに家でやっていること。そして、汚れたときに代わりにやってほしいこと。この3つが並んでいると、断りではなく引き継ぎになります。

  1. 「家では洗っていません」と、期間を添えて書く

    「水が嫌いなため、家では洗っていません(3年ほど)」。期間が入ると、方針であることが伝わります。ただ嫌がるという話ではなく、そういう飼い方をしている、と受け取ってもらえます。ここに理由を長く書く必要はありません。

  2. 家でやっていることを、1行で書く

    「ふだんは水を使わないケアで、背中と尾のつけ根を1日1回だけ拭いています」。代わりの手があると分かれば、洗わないことが放置ではないと伝わります。持ち込むものがあるなら、その名前も1行で足してください。

  3. 汚れたときに、代わりにやってほしいことを書く

    「もし汚れた場合は、洗わずに、ぬるま湯で絞った布で拭いていただけると助かります」。ここまで書くと、預かる側が困りません。逆にここを空けたまま「洗わないで」とだけ書くと、判断が現場に丸投げになります。

  4. 紙1枚にして、口でも一度言う

    申込書の余白ではなく、A4を1枚。持ち物といっしょに渡し、受付のときに「この紙のことだけ、よろしくお願いします」と口で一度言ってください。紙は引き継がれますが、口頭だけだと担当が替わったときに消えます。逆に紙だけだと読まれないことがあるので、両方やります。

  5. 受け取るときに、その紙のことを1つだけ聞く

    帰省から戻って引き取るとき、「洗わずに済みましたか」と1つだけ聞きます。責める質問にならないよう、事実だけを聞く形にしてください。洗われていた場合でも、それが分かっていれば帰宅後に見る場所が決まります。分からないまま連れ帰るのが、いちばん困ります。

紙に書く量は、これで全部です。長い手紙にする必要はありません。むしろ長いほど、要点がどこかが分からなくなります。帰省の前は人の側の支度で手一杯になるので、この紙は出発の1週間前に書いて、置いておくくらいでちょうどいいと思います。前夜に書こうとすると、たいてい書けません。

なぜ、水が嫌いな猫にとって洗われた1回が長く残るのですか

猫は、自分の毛づくろいで体の状態を戻します。人の側から見ると、猫のケアの大半はその子自身がやっている、という構造です。だから体に大きな変化が起きたとき、その子はまず自分で戻そうとします。洗われたあと、毛づくろいの時間がふだんより長くなるのは、そのためです。ここまでは、水が嫌いな猫にかぎった話ではありません。

水が嫌いな猫で違ってくるのは、そのあとです。洗われること自体が、その子にとって初めてか、めったにない出来事だという点です。年に何度か洗われている子なら、そのあと数時間で自分のやり方に戻ります。何年も洗っていない子の場合、体の状態だけでなく、その日に起きたことの記憶が加わります。帰宅後に、隠れる時間が長くなったり、寝る場所が変わったりするのは、体の側だけの話ではありません。

帰省から戻ったあと、室内で観察できる3つと、それが戻るまでの見方
見るもの数え方帰省前と比べる
水を飲む量器の減り方を毎朝1回3日で帰省前の幅に入るか
毛づくろいの長さいちばん長い1回の時間1週間で元の長さに近づくか
寝ている場所夜にどこで寝たか1週間で元の場所に戻るか
食べた量残した量を毎日1回3日で戻るか
人が入ったときの位置部屋のどのあたりにいるか1週間で近づいてくるか

この5つのうち、水を飲む量と食べた量は3日、残りは1週間で見ます。期間を分けておくのは、早く戻るものと、ゆっくり戻るものが混ざっているからです。まとめて1週間で見ると、3日で戻るはずだったものの遅れに気づけません。逆にまとめて3日で見ると、1週間かけて戻るものを「戻っていない」と早く判断してしまいます。

そして、ここが分かれ目です。これらが帰省前の幅に戻っていくなら、預け先での何日かによる変化です。戻らない、あるいは日ごとに広がっていくなら、帰省とは別のものが動いている可能性があります。水を飲む量が明らかに増えた、食べる量が戻らない、同じ場所をなめ続けている、地肌が赤い、耳を振る回数が増えた。こうしたときは、家でのケアを増やす前に動物病院にご相談ください。帰省の泊数と、預け先で洗われたかどうかをメモして持っていくと、その場で切り分けてもらえます。

帰ってきた日から、室内で何をすればいいですか

帰宅後の当日は、キャリーの扉を開けて、そのまま置いておくだけです。出してあげようとして手を入れると、その子は出るタイミングを自分で決められなくなります。扉を開けた状態でキャリーを部屋の隅に置き、こちらは荷ほどきをしてください。何時間かかっても構いません。水と食事の器だけ、ふだんの場所に戻しておきます。

水が嫌いな猫の場合、帰宅後にやりたくなるのは体を拭くことだと思います。その日はやりません。預け先で洗われていた場合も同じです。すでにその子の側は、いつもと違う何日かを過ごしています。そこへ帰宅当日に人の手を足すと、家に戻ったこと自体が落ち着く材料になりません。水を使わないケアであっても、当日はやらないほうが早く戻ります。

帰宅後の3日を、室内でどう分けるか
いつやることかかる時間
帰った日キャリーの扉を開けて置く。水と器を戻す3分
帰った日の夜その子が寝た場所を1つ書き留める10秒
2日目の朝水の減り方を見る10秒
2日目の夜その子から寄ってきたら、背中に手を置くだけ30秒
3日目水を使わないケアを、背中と尾のつけ根だけ再開する1分
3日目の夜3日ぶんの記録を、帰省前と並べる1分

3日目に再開するケアは、ふだんやっている範囲を超えないでください。何日か空いたぶんを取り返そうとして、範囲を広げたり時間を長くしたりすると、その子にとっては帰省の続きになります。毎日の習慣として続けてきた形に、そのまま戻す。それだけです。水が嫌いな猫と暮らしていると、水を使わないペットのケアが日々の中心になります。だからこそ、間が空いたあとの再開は、いつもと同じ量で始めるほうが受け入れられます。

使うものについても書いておきます。うちで使っているのは、mofuwaのグルーミングウォーターです。噴射音が出にくい形のものを選んでいるのは、音そのものが苦手な子だからです。スプレーの容器ではなく、指で押し出すボトルなので、寝ている場所のそばでも、その子が動く前に一往復が終わります。布に少し含ませて、背中と尾のつけ根を毛の流れに沿ってなでる。中身は電解水100%で、薬剤は入っていません。猫は自分の毛づくろいで体を整えるので、体についたものはそのまま口に入ります。口に入る前提でできているかどうかが、毎日使うものを選ぶときの条件になります。グルーミングウォーターは、帰省の前も後も、同じものを同じ量だけ使っています。帰宅後だけ特別なことをしない、というのが、この子には合っていました。

帰省のために、やらなくていいことはどれですか

3つあります。出発前のシャンプー、新しい道具の導入、帰宅後の全身ケアです。この3つは、やろうとする気持ちの向きは正しいのに、水が嫌いな猫にとっては帰省の負担を増やすほうに働きます。先に「やらない」と決めておくと、出発前の何日かがずいぶん軽くなります。

帰省に向けてやらなくていい3つと、そう決める理由
やらないことそう決める理由
出発前にシャンプーをするきれいな状態で預けたい気持ちは分かりますが、水が嫌いな猫にとっては帰省より前に大きな出来事が1つ増えます
新しいキャリーや新しい器を買う変わるものを2つに増やすと、向こうで何が起きているのかを切り分けられなくなります
帰宅当日に全身を拭くその日は、その子が自分の場所を確かめる日です。人の手はもう1日待てます
帰省前に爪を切る預け先で必要なら向こうが判断します。出発前に用事を足さないでください
向こうから毎日、様子を確認する写真が届かない日があると、こちらの不安だけが増えます。回数は最初に決めておきます

新しい道具を買わない、という項目に補足します。帰省のときに変えていいものは、1つまでです。場所が変わる、人が変わる、器が変わる、キャリーが変わる。この中で、こちらが選べるのは器とキャリーだけです。選べるものは変えずに置いておくと、何かあったときに「変わったのは場所と人だけだ」と言えます。切り分けの材料は、多いほどよいわけではなく、少ないほうが速く効きます。

毎日の連絡についても、先に決めておくと楽です。預け先に「毎日でなくて構いません」と伝えておくか、逆に「1日1回だけお願いします」と決めておく。決めていないと、届かない日に何かあったのではないかと考え続けることになります。帰省中に、こちらの側で消耗しないための工夫です。

出発の1週間前から帰宅後3日までを、水を使わない前提で1本に並べ直す

最後に、7つの答えを時間の順に置き直します。水が嫌いな猫の帰省でやることは、実際にはこれだけです。やることを増やすための表ではなく、入る場所がないものを落とすための表として見てください。

水が嫌いな猫と暮らす人の、帰省の前後にやることの全部
いつやること
1週間前誰が何日目に家へ来られるかを確かめ、泊数を決める
1週間前預けるなら、紙1枚を書く(洗っていない/家でやっていること/代わりにしてほしいこと)
3日前水・食事・トイレの器の数を決めて、置き場所まで並べておく
前日何も足さない。新しいものを出さない
当日ふだんの時刻にふだんの量で出す。紙を渡して、口で一度言う
帰省中連絡の回数を最初に決めたとおりにする
引き取るとき「洗わずに済みましたか」だけ聞く
帰った日キャリーの扉を開けて置く。触らない
2日目水の減り方を見る。寄ってきたら背中に手を置く
3日目水を使わないケアを、ふだんの範囲で再開する

この表に入らなかったものが、やめていいものです。出発前のシャンプー、新しい道具、帰宅当日の全身ケア。やる価値がないから落としたのではなく、入る場所がないから落としています。ペットにとって帰省というのは、その子の毎日から何日かを抜く出来事です。抜いたところへ、こちらの都合でさらに何かを足すと、戻るまでの時間が延びます。

最後に、冒頭の申込書の話に戻します。あの年は結局、「シャンプー希望」の欄に希望しないと丸をつけて、紙を1枚添えました。引き取るときに聞いたら、洗わずに済んだと言われました。断って嫌な顔をされることは、ありませんでした。むしろ、家でどうしているかが書いてあったので助かった、と言われました。水が嫌いな猫と暮らしていると、洗わないという選択がどこか後ろめたく感じられることがあります。ただ、それはその子に合わせて選んだ方法であって、伝えれば伝わります。

Caution帰宅後1週間で戻らないときは、動物病院にご相談ください

帰省から戻って1週間たっても、水を飲む量が明らかに増えた、食べる量が戻らない、下痢や嘔吐が続いている、同じ場所をなめ続けている、地肌が赤い、耳を振る回数が増えた、隠れたまま出てこない。こうした変化があるときは、家でのケアを増やす前に動物病院にご相談ください。帰省の泊数、預け先で洗われたかどうか、室内での寝る場所の変化をメモして持っていくと、その場で切り分けてもらえます。水が嫌いな猫は、体を触られること自体を避けるので、人が気づける手がかりが少なくなります。隠れて出てこない日が何日続いたか、という形で数を言えるようにしておくと、それだけで話が早くなります。

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本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。