C15組み合わせ提案
道具を増やさないケア設計
1月の朝、洗面所で前の晩に使った道具を数えたら、干したタオルが2枚と浴室の桶が1つ、まだ湿ったまま残っていました。前の晩にしたのは、散歩から帰った足先を桶で洗ってタオルで拭き、もう1枚で濡れた床を拭いたことだけです。棚に並ぶ商品の数を増やさないようにしていても、1回のケアに付いてくるタオルや桶の数は、そのまま残っていることがあります。増やさないと決める相手を、商品の本数から、商品を使うたびに付いてくる道具のほうへ移すと、ケアのあとに残る家事がはっきり減ります。付属の道具を数えて、手間を足して、付属の少ないものを選び直す。その順番を5つの手順にまとめました。
付いてくるタオル・桶・ドライヤー・布|道具を増やさないやり方で数えるもの
道具を増やさないケアで数えるのは、棚に並んでいる商品の本数より、その商品を使うたびに付いてくる道具のほうです。ボトルの本体は、使ったらキャップを閉めて棚へ戻せば終わります。ところがタオルや桶は、使い終わったところから手間が始まります。洗う、干す、乾いたら取り込んでしまう。付属の道具が1つ増えるたびに、ケアのうしろにもう1つ家事がつながります。
冬はここがさらに重くなります。気温の低い時期は、洗ったタオルも浴室の桶も、乾ききるまでに時間がかかります。前の晩の付属が乾かないうちに、次の晩のケアがやってきます。乾いたタオルが足りなくなれば枚数を増やすことになり、干す場所も増えます。商品の本数はそのままなのに、付属の側から道具が増えていくのは、この順番です。
| 付属の道具 | 使ったあとの手間 | 冬に重くなるところ |
|---|---|---|
| タオル | 洗濯機に入れる・干す・たたむ | 乾くまでが延び、乾いた枚数が足りなくなる |
| 桶・たらい | すすぐ・逆さにして干す・しまう | 浴室の湿気が抜けず、翌朝も湿っている |
| ドライヤー | コードを巻く・吸気口の毛を取る | 体を冷やさないよう、乾かしきるまで手が離せない |
| 拭く布 | 洗う・干す | 湿ったまま置くと、においが出る |
| コットン | 捨てる | 手間は小さいが、切らすとその日のケアが止まる |
| ブラシ | からんだ毛を取る | ほとんど変わらない |
表の2列目を見ると、付属の道具のうち、洗って干す手間が付いてこないのはコットンとブラシくらいです。タオル・桶・ドライヤー・布の4つは、1回使うごとに家事を1つずつ連れてきます。ケアそのものは数分で終わっても、洗って干してしまうところまで数えると、1回のケアは翌朝まで続いています。道具を増やさないというのは、この翌朝まで続く部分を短くすることです。
商品を選ぶとき、目が行くのはボトルの中身です。付属のほうは、買う前にはほとんど考えません。けれど、毎日の手間の量を決めているのは、中身より付属の数です。中身がどれほど気に入っていても、使うたびにタオル2枚と桶が要るなら、そのケアは冬の洗面所で渋滞しやすくなります。ここで数えるのは、ボトルの本数ではなく、ボトルのまわりに出てくるものの数です。
付属を数えて、手間を足して、選び直す|道具を増やさない5つの手順
手順は5つで、最初の2つは数えるだけ、3つめで付属の少ないものを選び直し、残りの2つで付属が戻ってこないように固定します。散歩から帰った晩のケアを例に、その晩から次に何かを足す日まで、時間の順に進めます。
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手順1:1回のケアで出した付属の道具を、その晩のうちに書き出す
その日にしたケアを1つずつ思い出して、ボトル以外に手に取ったものを書きます。散歩帰りの足先なら、桶とタオル2枚。背中のブラッシングなら、ブラシと拭く布。猫のあごなら、湿らせた布と、流すための湯を入れた桶。本体の数は数えません。数えるのは、本体のまわりに出てきたものだけです。1日ぶんを書くと、手に取ったボトルは数本なのに、付属は7つ出ていた、ということが起こります。書くのは使った晩のうちにします。翌朝になると、干してある物しか思い出せません。
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手順2:付属1つごとに、洗う・干す・しまうを書き足す
書き出した付属の横に、そのあとに付いてくる手間を書き足します。タオルなら洗濯・干す・たたむ、桶ならすすぐ・干す・しまう。付属が7つあれば、ケアのうしろに最大で21の小さな家事が並びます。全部が毎回起きるわけではありませんが、冬は干すところで止まって、翌朝まで残ります。この列を見ると、どの付属がいちばん重いかがはっきりします。たいていはタオルと桶です。
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手順3:重い付属が出てくるケアから順に、付属の少ないものへ選び直す
手順2でいちばん重かった付属が出てくるケアから順に、組み替えます。毎日のケアはすすがずに済むもの、全身を洗う日は泡立てとこする工程がないもの、猫のあごは二度拭きの要らないもの。選ぶ中身は、この手順のあとに商品ごとに書きます。組み替えるのは本体でも、減らしたいのは本体に付いてくる付属のほうです。本体を1本替えて付属が3つ減るなら、それは道具を増やさない方向の組み替えです。
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手順4:残った付属は、洗って乾かして戻すまでが1か所で終わる場所に下げる
組み替えても、ブラシやコットン、洗う日のタオルは残ります。残った付属は、使う場所よりも、洗って乾かして戻すまでが1か所で済む場所に置きます。洗面所のタオル掛けの横にフックを1つ付けて、ブラシとコットンの袋を下げておけば、使ったブラシの毛を取るのも、乾かすのも、戻すのも同じ場所です。乾かす場所と置く場所が離れていると、乾いた付属を取り込み忘れて、同じものをもう1つ買うことになります。
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手順5:次に何かを足すときは、本体と付属をまとめて数えてから決める
次に何かを足したくなったときは、本体の横に、それを使うたびに出てくる付属と、そのうしろの手間を書きます。付属が1つも増えないなら、本体が1本増えても、道具は増えていません。反対に、本体は1本でも専用のブラシや手袋が付いてくるなら、付属は2つ増えます。本体の本数だけで足すかどうかを決めると、ここを見落とします。
手順3で選ぶ中身を、ケアごとに書きます。毎日の散歩は毎日で、足先も体も毎日汚れて帰ってきます。洗って干すものを増やさずに、その足と体をその晩のうちに片づける。その形のまま毎日続けられるように作られたのが、mofuwa グルーミングスプレーです。吹いたあとにすすがなくていいスプレーなので、桶もタオルも出てきません。中身は還元水100%のアルコールフリーで、汚れのもとになる脂は水と混ざり合って浮き、セラミドやスクワランは残るように作られています。毛づくろいで口に入るところから逆算してつくられているので、体に残った分を拭き取り直すための布も出てきません。
玄関の上がり口に座り、足先にひと吹きしてから、指のあいだの泥をコットン1枚で拭って、その1枚を捨てれば終わりです。体のほうは、吹いてからブラシでとかします。グルーミングスプレーはブラッシングスプレーとしても作られていて、静電気で毛が立ちにくくなるので、ブラシが途中で引っかかりません。付属は、もともと使っているブラシ1本のままです。
全身を洗う日は、湯とタオルとドライヤーがどうしても残ります。そこで減らせるのは、泡立てるための器、地肌まで泡を届かせるためにこするスポンジやブラシ、それに長いすすぎの時間です。mofuwa 入浴シャンプーは湯に溶かして、湯そのものを洗浄液にする設計です。泡立てる、こする、すすぐという3つの手間を、浸けるという1つにまとめているので、泡立ての器もこする道具も出てきません。被毛をかき分けて泡を運ばなくても、浸かった体の地肌まで湯がむらなく届きます。湯が白く濁ってくるのが、汚れが湯に出てきた目じるしです。すすぎも軽く済むぶん、冬の冷えた浴室にいる時間そのものが短くなります。
猫のあごの黒い汚れには、これまで湿らせた布と、流すための湯と桶が付いてきました。mofuwa 猫あごクリーナーは、グルーミングスプレーと同じ系統の水の洗浄力を、あごに留まるジェルにしたものです。ぬるま湯で軽く湿らせてあごをふやかし、コットンに取ったジェルでくるくると撫でるように拭き取れば、二度拭きもすすぎも要りません。付属はコットン1枚と、少しのぬるま湯です。拭き終えたコットンに移った色で、あごの汚れが取れたかどうかが目で分かります。猫専用なので、犬のあごには使いません。ジェルを塗る前のあごに炎症や出血がある場合は使用せず、獣医師にご相談ください。
| ケア | 組み替える前の付属 | 組み替えた後の付属 |
|---|---|---|
| 散歩帰りの足先 | 桶・タオル2枚 | コットン1枚 |
| 背中と首まわり | ブラシ・拭く布 | ブラシ1本 |
| 全身を洗う日 | 泡立ての器・スポンジ・タオル・ドライヤー | タオル・ドライヤー |
| 猫のあご | 湿らせた布・流す湯を入れた桶 | コットン1枚 |
4つのケアを合わせると、付属は11から5になります。毎日の足先と背中、それに猫のあごに限れば、洗って干す手間の付く付属は1つも残りません。残るのは全身を洗う日のタオルとドライヤーだけで、それも泡立てとこする道具が抜けたぶん軽くなっています。
付属を減らしたはずが戻ってくる3つの場面|道具を増やさない毎日でつまずくところ
付属を減らしたあとに戻ってくるのは、使い捨てに寄せすぎたとき、乾かす場所が決まっていないとき、泥の日を例外にしなかったときの3つです。どれも、手順を1回終えたあとの毎日の中で起きます。
| 場面 | 何が起きているか | 戻し方 |
|---|---|---|
| 使い捨てに寄せすぎる | 布をやめてシートやコットンに替えた結果、買い足す物と捨てる物が増える | 使い捨ては1回に1枚までと決める |
| 乾かす場所がない | 減らしたタオルや布が乾ききらず、湿ったまま次の晩を迎える | 手順4に戻り、乾かして戻すまでが1か所で終わる場所を作り直す |
| 泥の日も同じ形で済ませる | 固まった泥にスプレーを重ね、コットンが何枚も要る | 泥の日は桶を出す日と、先に決めておく |
1つめの使い捨ては、洗って干す手間が消えるぶん、全部をシートに替えたくなるところから始まります。けれど使い捨ては、切らした日にケアごと止まり、ごみ袋の中身も増えます。使い捨ては1回のケアに1枚まで、と上限を決めておきます。2枚目に手が伸びるケアは、手順3の選び直しがまだ済んでいない印です。
3つめは、道具を増やさないと決めた家ほど起きやすい場面です。桶を出さないことそのものが目的になると、泥が固まって指のあいだに詰まった日にも、コットンを重ねて済ませようとします。コットンが5枚、6枚と積み上がれば、減らしたはずの付属は形を変えて戻ってきています。雨上がりの散歩で泥がはねた日は、はじめから桶を出す日にしておくほうが、ふだんの日の付属は少ないまま保てます。
付属を減らしたケアでは、拭き終えたコットンや、浸けたあとの湯を見る場面が増えます。そこで見ているのは汚れの色ですが、同じときに皮膚の側も目に入ります。あごの黒い汚れのまわりが赤く腫れている、足先の指のあいだが赤く湿ったまま乾かない、湯から上げたあとも皮膚のにおいが強く残る。こうした様子が1週間たっても変わらないときや、出血しているときは、付属を数え直すより先に、動物病院で獣医師に見せてください。いつから、どのケアのときに気づいたかを伝えると、家での様子がそのまま伝わります。
本体と付属を1行で数える|家でできる道具を増やさないケアの続け方
道具を増やさないケアを続ける形は、本体と付属を1行に並べた短い表を1枚持っておくことです。何かを足したくなったときも、減らしたくなったときも、この表の行を見れば決まります。
| 本体 | 1回に出てくる付属 | 付属のうしろの手間 |
|---|---|---|
| グルーミングスプレー | ブラシ1本・コットン1枚 | ブラシの毛を取る・コットンを捨てる |
| 入浴シャンプー(洗う日だけ) | タオル・ドライヤー | タオルを洗って干す・コードを巻く |
| 猫あごクリーナー | コットン1枚 | 捨てる |
| (次に足したいもの) | ここを先に埋める | ここも先に埋める |
4行目が、この表のいちばん大事な行です。次に足したいものを思いついたら、本体の名前より先に、右の2列を埋めます。埋めてみて付属が増えないなら、足してかまいません。付属が増えるなら、その付属を干す場所まで決まってから足します。表を貼っておくのは、手順4で付属を下げたフックの横が向いています。
道具を増やさないと決めると、新しい商品を試すこと自体をためらいがちです。けれど、数えるのは付属のほうでした。付属が1つも増えない本体なら、棚に1本並ぶだけで、洗面所のフックも、翌朝の干し物も変わりません。反対に、本体を減らしても、残した本体が桶とタオルを連れてくるなら、手間は減っていません。
洗面所のフックに下がっている付属が、ブラシとコットンの袋の2つのまま1週間たてば、道具を増やさない形は回っています。翌朝の洗面所に湿ったタオルが残っていないことが、この設計が続いている目じるしです。散歩から帰った玄関でスプレーを手に取り、コットン1枚で終える毎日を、そのまま続けてください。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- 付属の道具を減らすと、きれいになりにくくなりませんか。
- きれいになるかどうかは、付属の数では決まりません。グルーミングスプレーは、汚れのもとになる脂が水と混ざり合う乳化の働きで浮く設計なので、桶で流さなくても毎日つく汚れに届きます。ただ、泥が固まって指のあいだに詰まった日のように、汚れの量が多い日は別です。その日は桶を出す日と決めておくと、ふだんの日の付属を少ないまま保てます。
- タオルを1枚も使わないケアにできますか。
- 毎日のケアなら、タオルを出さずに済む形に近づけられます。すすがなくていいスプレーと、コットン1枚で終わるものを組み合わせれば、毎日の付属はブラシとコットンだけになります。全身を湯に浸ける日は、入浴シャンプーでもタオルとドライヤーは残ります。冬は特に、体を冷やさないように乾かしきることを優先してください。
- 犬と猫がいる家では、付属の道具も2倍になりますか。
- 本体を分けても、付属は共有できるものがあります。ブラシは子ごとに分けたほうが扱いやすいですが、コットンの袋や、洗う日のタオル掛けは1つで足ります。猫あごクリーナーは猫専用なので、犬には使いません。付属の表は子ごとではなく家に1枚にして、誰に使う本体かを1列足すと、同じ付属がいくつ重なっているかが見えます。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
