C00新商品・リニューアル
猫用グルーミングスプレー300ml、発売しました
2021年1月22日、mofuwa 猫用グルーミングスプレーの300mlを発売しました。増えたのは形のほうで、水の考え方はこれまでと同じです。それでも猫用を別に立てたのは、毛づくろいという前提があるからです。猫は起きている時間のうち何割かを、自分の舌で全身を通すことに使います。だから体に置いたものは、そのまま口へ運ばれます。この記事では、猫用が要った背景と、猫が自分の舌では届かない3面、そして霧の音で下がる子に順番をどう組むのかを書きます。
猫用という形が1つ増えた背景|mofuwa 猫用グルーミングスプレーを別に用意した日
この日に出たのは、mofuwa 猫用グルーミングスプレーの300mlです。これまでの1本と考え方は同じで、増えたのは猫のための形です。猫用という区切りをわざわざ立てた背景には、毛づくろいの量という前提があります。猫は自分の舌で、顔からしっぽまでを1日のうちに何度も通します。体に置いたものは、そのまま口へ運ばれる前提で考えることになります。この前提の濃さが、猫用を別に用意した背景です。
毛づくろいは、猫が自分でやるケアです。舌のざらざらした面で毛をかき分け、抜けた毛と表面の汚れを口へ運びます。皮膚の上に出た脂も、その通り道の上にあります。つまり猫のケアは、人が始める前からすでに動いています。人が足すものは、その動いている流れのなかへ置かれます。だから猫用の1本では、口に入ることを欠点として扱いません。最初から通り道の上に置くものとして考えています。
| 時刻 | そのとき猫がしていること | 人が通す面 |
|---|---|---|
| 朝起きたあと | 窓辺で毛づくろいを始める | あごの下と胸 |
| 昼のあいだ | 寝る場所を変えながら眠る | 手を出さない |
| 夕方 | 動きが出て、家のなかを歩く | 肩から背中の真ん中 |
| 夜 | 膝の上でしばらく動かない | しっぽの付け根 |
表で手を出さない行を1つ作っておくのが、猫用を家に置くときのこつです。猫は同じ日のうちに何度も触られると、次の日に人の手を避けます。昼を空けておくと、朝と夕方と夜の3回が残ります。3回のうち1回でも通せれば、その日の面が1つ埋まります。犬の記事で書いてきたような1日5面を、猫で狙う必要はありません。3日で3面が一周する形のほうが、猫では続きます。
発売の日に手元にあるのは、猫用の300mlが出たという事実です。中の水が猫向けにどう変わったのか、という話をここで書くと推測になります。書けるのは、同じ考え方のまま猫のための形が1つ増えたということ。そして猫の毛づくろいという前提が、ほかの動物より濃いということです。この2つだけで、家での置き方と数え方は決まります。
舐めることを出発点に置く|mofuwa 猫用グルーミングスプレーの考え方
mofuwa 猫用グルーミングスプレーは、安全性から始まっているというより、安全性に着地しています。出発点は、猫が自分を舐めるという事実のほうです。舐める動物の体に置くものだから、飲みものに使う水と同じ規格の範囲でつくることにした。この順番で考えると、使う量の上限を人が決めなくて済みます。猫用でいちばん効いてくるのは、この「量を気にしなくていい」という一点です。
量を気にしなくていいと、当て方が変わります。少しずつ置いて様子を見る必要がないので、毛を分けて地肌が見えたところへまとめて当てられます。猫の被毛は下毛が密で、表面だけを湿らせても皮膚の側までは届きません。届かせるのに先に要るのは、量ではなく毛を分ける手のほうです。片手で毛を分けて、もう片方で当てる。両手がふさがるので、猫が動かない時刻を選ぶことになります。
- 全身が舌の通り道になる:顔から後ろ足まで、置いたものは口を通ります。場所を選ばずに使えることが、猫では条件になります
- お風呂そのものが負担になる:水をいやがる猫では、洗う日を作ること自体が体にこたえます。湯船に入れないという選び方が残ります
- 自分でやるケアと重なる:人が通した面を、猫があとから舐め直します。毛の向きは30分ほど動き続けます
- 音と手の動きに敏感:霧の音、容器を持ち上げる音。猫では、当てる前の音のほうが先に届きます
4つのうち3つは猫のほうの事情で、人が変えられるのは4つめだけです。だから猫用を家に置いた最初の週は、当てる場所より先に、音の出どころを決めます。容器を猫の見えるところへ1日置いておく。持ち上げずに、ただ置く。次の日に猫がその場所を避けずに通ったら、そこが置き場所です。皮膚に当てるのは、そのあとからでかまいません。1週目に面を1つも通せなくても、記録としては前に進んでいます。
自分の舌では届かない3面|mofuwa 猫用グルーミングスプレーで家に起きる変化
猫用を家に置いてから数えるのは、かけた回数ではなく、猫が自分の舌では届かない面の数です。毛づくろいはよくできていますが、通せない面が残ります。あごの下、肩から背中の真ん中、しっぽの付け根。この3面は、猫がどれだけ時間をかけても舌が回りません。人の手が入る意味がいちばん大きいのは、まずこの3面です。
| 面 | 舌が回らない理由 | 当て方 | 終わったと分かる合図 |
|---|---|---|---|
| あごの下 | 首を曲げても舌が回り込めない | 上を向かせず、横から毛を分けて根元へ | 食器に当たる位置の毛が寝る |
| 肩から背中の真ん中 | 前足でも後ろ足でもかけない位置 | 毛の流れに沿って、上から広めに | 指を通すと湿りが残る |
| しっぽの付け根 | 体をひねっても最後まで残る | 毛を逆立ててから、根元だけに | 皮膚の色が見える |
3面を1日で全部やろうとすると、猫のほうが先に終わります。1日1面にして、3日で一周させるほうが続きます。月曜にあごの下、火曜に肩から背中の真ん中、水曜にしっぽの付け根。木曜からまた戻ります。この形にすると1面にかけられる時間が長くなるので、毛を分ける手が雑になりません。紙には日付と面の名前だけを書きます。回数も量も書きません。
3日で一周する形が2週間続くと、変化の出る順番が見えてきます。先に変わるのは猫の姿勢で、被毛の見た目はそのあとです。あごの下を触られて顔を引いていた子が、顎を人の手に置くようになる。肩から背中で立ち上がっていた子が、座ったまま終われるようになる。毛のまとまり方が変わるのは、それより遅れます。姿勢が先に動くので、記録には面の名前と一緒に「引いたかどうか」も書いておきます。
霧の音のほうが先に届きます|mofuwa 猫用グルーミングスプレーを使った経験から先に書いておくこと
猫用を使いはじめた家でいちばん多いつまずきは、霧の音が人の手より先に届くことです。引き金が鳴った時点で、猫は部屋を出ます。当て方の話に入る前に終わってしまうので、この順番だけ先に書いておきます。音が先に届く子では、猫のいる部屋で押しません。別の部屋で人の手に取ってから、手で当てます。音の回数は、それで0になります。
- 音で部屋を出る:別の部屋で人の手に取ってから当てます。3日の順番は変えず、音の出どころだけを動かします
- 当てた面を舐め直す:舐め直すのは自然なことです。ただ1か所だけを30分以上続けるときは、その面の名前を記録に残します
- 毛が固く絡んでいる:つまんで動かない絡みは、霧を当てても開きません。毛を分けて根元から外すほうが先です
- 地肌が赤く見える:毛を分けたときに赤い、さわると熱い。その面には当てずに、日付と面の名前だけ書きます
4つはどれも、当てる回数を増やして解けるものではありません。とくに3つめと4つめは、回数を足すほど分かりにくくなります。3面を3日で一周している家で1面だけが変わらないとき、その面は毎週手が入っている面です。だからケアが足りないという説明は、その面には立ちません。
あごの下の毛が2週間ぶん寝ないままでいる/同じ面を触られたときだけ顔を引き続ける/1か所を30分以上舐め続ける日が3日続く/絡みが指では分けられない大きさになった。こうした面は、3面を一周した回数の側では説明がつきません。どの面を何日やったか、猫が引いたのはどの面だったかを書いた紙を持って、動物病院でその面を見てもらう日を入れてください。面の名前と日付だけでも、いつから止まっているのかが紙の上で追えます。
1日1面ずつ、3日で一周させる
最後に、3日で一周する形だけ決めておきます。mofuwa 猫用グルーミングスプレーを置く場所を1か所決めて、あごの下、肩から背中の真ん中、しっぽの付け根の順に1日1面ずつ回します。3日で一周したら、4日めはまたあごの下です。紙に残すのは、面の名前と日付だけです。
- 1日め:あごの下。上を向かせず、横から毛を分けて根元へ
- 2日め:肩から背中の真ん中。毛の流れに沿って広めに
- 3日め:しっぽの付け根。毛を逆立ててから根元だけに
- 音で下がる子:別の部屋で人の手に取ってから当てる。3日の順番は動かさない
まずは容器を置く場所を1か所決めて、猫がそこを避けずに通るかだけ見ておいてください。避けずに通ったなら、次の日の1面はあごの下から始められます。避けたなら、場所を1メートル動かしてもう1日待ちます。3面が一周するのは、そのあとでかまいません。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見る本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
