C03使い方・お手入れ手順
詰め替えパウチの移し替え手順
洗面台の脇に紙を1枚敷いて、詰め替え用の1本と毎日使っている本体を並べたところで、手が足りないことに気づきました。押さえる手、傾ける手、外したノズルを持つ手。台に置くものを決めずに始めると、注いでいる最中に必ずどこかへ手を離すことになります。移し替えで床に落ちるのは、傾けた角度よりも、手を離した回数のほうに出ます。ここでは、手に持つものを2つまで減らす順番で、詰め替えを最後まで通します。
台に置くものを先に決める|詰め替えの順番は、液を傾ける前に決まっている
移し替えの前に決めるのは、注ぐ角度ではなく、台に置くものの数です。詰め替えのときに手が要るものを並べると、毎日使っている本体、詰め替え用の1本、外したノズル、キャップ、こぼれたぶんを拭く紙で5つになります。人の手は2本です。差の3つを台のほうに持たせておかないと、注いでいる最中にどれかを手から離すことになり、その瞬間に液が動きます。
| 手が要るもの | 手が要るのはいつか | 置き場所を決めておくと | 持ったままだと |
|---|---|---|---|
| 毎日使っている本体 | 注いでいるあいだずっと | 紙の上に立て、左手を添えるだけで済む | 口がずれて液が外側を伝う |
| 詰め替え用の1本 | 注いでいるあいだずっと | ここだけは右手で持つ。持つものは1つ | — |
| 外したノズル | 外した直後から閉めるまで | 紙の上に、吸い上げる管を上に向けて置く | 3本目の手が要る |
| キャップ | 外した直後と、閉めるとき | 台のいちばん奥に、向きをそろえて置く | 床に落ちて、探しに立ち上がる |
| 拭く紙 | こぼれた瞬間 | 敷いてある紙が、そのまま拭く紙になる | 取りに行くあいだ、両手を離す |
5つのうち、手で持つ必要があるのは詰め替え用の1本だけです。本体は台に立てて左手を添えるだけで足りますし、残りの3つは置き場所さえ決まっていれば手を使いません。持つものを1つに減らすと、移し替えのあいだに手を離す回数が0回で通ります。詰め替えのやり方をいくら丁寧に読んでも、この台を作らないまま始めると、同じところで同じようにこぼれます。
流し台の縁に立ったまま注ぐと、手首から先だけで支えることになります。肘が伸びきると、傾けた角度を細かく戻せません。肘が曲がったままでいられる高さが、その家の移し替えの台です。低い棚の上、椅子に座って膝の高さの台、床に紙を敷いてしゃがむ形。どれでも構いませんが、いったん決めたら毎回そこにします。場所が毎回変わると、置き場所を決める作業も毎回ふりだしに戻ります。
もう1つ、始める日の条件があります。前の中身が底に残っているうちに注ぎ足すと、あとどれだけ入るのかが見えません。本体を最後まで使い切った日と、移し替える日を同じ日にそろえてください。使い切る日は自分で選べます。減ってきたと感じた週の、いちばん手の空いている夜を先に決めて、その日まで残りを使い切る。詰め替えの順番は、液を触る前のこの決め方から始まっています。
外す・置く・当てる・傾ける・立てる|詰め替えの手順を手を離さずに通すやり方
移し替えそのものは2分で終わります。長くかかるのは台を作るところで、そこさえ済めば、あとは5つの動きを順番どおりに進めるだけです。手順のあいだ、右手は詰め替え用の1本から離しません。
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紙を1枚敷いて、置くものの位置を指で決める
ノズルを置く場所、キャップを置く場所、本体を立てる場所を、始める前に指でさして決めます。夜、その子が寝てからにすると、足元に来て台が揺れることがありません。扉を閉められる部屋なら、そのほうが早く終わります。犬でも猫でも、興味を持って近づいてくるのはこちらが物を動かしている最中です。
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本体を使い切った日に始める
最後まで出し切ってから始めます。中を洗ったなら、完全に乾くまで待ちます。乾かしきる時間が取れない夜は、洗わずにそのまま移し替えるほうを選び、洗う日は別の日に取ってください。濡れたまま注ぐと、入った量も残った量も分からなくなります。
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ノズルを外して、吸い上げる管を上に向けて紙の上へ置く
外した部品は、決めた場所へ置きます。管の先を紙につけると、紙の繊維がついたまま戻すことになります。上に向けて置けば、そこだけは何にも触れません。外したノズルを手に持ったまま次へ進まない、というのがこの手順でいちばん守りにくいところです。
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注ぎ口を本体の口に当ててから、傾ける
傾けてから近づけると、動いている液を目で追いながら位置を合わせることになります。先に当ててしまえば、見るところは本体の中の液面だけで済みます。左手は本体に添えるだけで、持ち上げません。
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入りきらないぶんは詰め替え用に残して、立ててキャップを閉める
詰め替え用のほうが多く入っているので、1回では移しきれません。残りは詰め替え用のまま立てて置き、キャップを閉めます。倒して置くと、次に開けたときに口のまわりを伝います。立てて置ける場所を、台を決めるときに一緒に決めておいてください。
この本体に入っているのは mofuwa グルーミングスプレーです。犬も猫も体から脂を出すので、昨日きれいにしたところが今日また汚れます。散歩はこれまでどおり行かせたいので、外の汚れも毎日ぶん積まれます。それでいて、シャンプーを毎日やれる家はほとんどなく、サロンへ毎週通える家も多くありません。その毎日のほうを引き受ける1本なので、減り方も毎日ぶんになります。詰め替え用を持っている家は、たいてい毎日使っている家です。
中身は電解水で、香りの成分を足していません。移し替えのときに指を伝った液を、その子がそばに来てなめても、あわてて拭き取りに走らなくて済みます。だからこぼれて困るのは体の側ではなく、床と、こぼれたぶんだけ短くなる次の移し替えまでの日数のほうです。量を数えながら使わなくていい1本だからこそ、減る速さが家ごとにはっきり分かれます。
移し替えが済んだら、ノズルを戻して2回ほど押し、霧の出方を見ます。外したときに管がねじれていると、押しても液が上がってきません。ここで確かめておけば、次にその子の前で構えたときに手が止まらずに済みます。詰め替えの手順を、霧が出るところまでで1回と数えてください。
手を離した回数を数える|移し替えが崩れる3つと、こぼれた液の行き先
移し替えが崩れるのは、注ぐ瞬間ではなく手を離した瞬間です。数えるのは、始めてから閉めるまでに手を離した回数だけでいいです。0回で通せた夜は、床に1滴も落ちません。3回を超えた夜は、たいてい台の上ではなく、台の外に置いたものを取りに行っています。
- ノズルを持ったまま注ぎはじめる:外したノズルを手に持ったまま詰め替え用を傾けると、本体を支える手がなくなります。ここが1回目の、いちばん起きやすい「手を離す」場面です。外した直後に紙の上へ置くと決めておけば、この1回は消えます
- こぼれてから拭くものを探す:台の上に紙がないと、こぼれた瞬間に両手がふさがったまま立ち上がることになります。敷いてある紙が、そのまま拭く紙です。先に敷くのは、こぼさないためではなく、こぼれてから手を離さないためです
- その子が部屋に入ってくる:足元に来ると、見る先が2つに増えます。犬は物を動かす音に、猫は台に上がれるかどうかに反応します。移し替えのあいだだけ扉を閉めるか、寝てからにする。順番を変えるより、この1つを決めるほうが早く効いてきます
手を離した回数が2回、3回と増えた夜は、やり方を直すより先に台の作り方を見直します。置き場所を決めていないものが1つあると、その1つのために毎回手が離れるからです。3回続けて同じもので手が離れているなら、そのものの置き場所だけを変えてください。詰め替えは月に1回か2回の作業なので、直すのは1回につき1か所で十分です。
減りが早くなったこと自体は、毎日使えているという合図です。ただ、どこに使ったかを思い出して、同じ1か所にばかり手が伸びているなら、見るところはボトルの側からその子の皮膚の側へ移ります。前回の移し替えからの日数、1日に構える回数、いちばん多くかけている場所。この3つを紙に書いて、動物病院で皮膚のほうを見てもらう日をつくってください。詰め替えの間隔は、家の中でいちばん正直な記録です。そのうえで、毎日のケアはこれまでどおり続けて構いません。
反対に、間隔が前より長くなった月もあります。旅行で家を空けた、雨で散歩が短かった、ブラッシングの回数が減った。どれも理由がはっきりしているなら問題ありません。日数だけを見て慌てず、その月に何があったかを1行足しておくと、翌年の同じ月に読み返せます。
次の移し替えまでの日数を出す|毎日使う1本と、詰め替えの間隔
移し替えた日は、敷いた紙の端に日付だけ書いて、台のそばに貼っておきます。次に移し替えた日との差が、その家が1本を使い切る日数です。この1行があるだけで、買い足す時期も、使いすぎかどうかも、思い出しではなく数字で分かります。
| 部位 | 使う場面 | 頻度 | 移し替えの間隔への出かた |
|---|---|---|---|
| 足まわり | 散歩から帰った直後 | 毎日 | いちばん減る。間隔を短くする |
| 背中から腰 | ブラッシングの前 | 1日1回 | 毛の量で変わる |
| 胸とわきの下 | 抱き上げたあと | 2日に1回 | 手の届き方で変わる |
| おなかの側 | 寝床から出たあと | 2日に1回 | 量が少なく、間隔には出にくい |
表の右端が、部位ごとの使い分けをそのまま日数に変えてくれます。足まわりだけで間隔の半分が決まる家が多く、そこは頭数と散歩の回数でそのまま倍になります。犬1頭の家と、犬1頭と猫2頭の家では、同じ使い方でも移し替えの間隔が倍以上ちがいます。他の家の日数を借りてこないでください。
組み合わせて使っているものがあるなら、同じ紙に並べて書きます。たとえば mofuwa グルーミングスプレーが5週間で1本、もう1本が10週間で1本という形が見えると、次に詰め替え用を買う順番が決まります。容量の大きいほうを選ぶかどうかも、この日数から決めたほうが外しません。
今夜やるのは、紙を1枚敷いて、置くものの位置を決めるところまでで足ります。移し替えそのものは、そのあと2分です。次の詰め替えのときに見返すのは、今日書いた日付の1行だけです。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- 詰め替え用から、小さな容器に分けて入れてもいいですか。
- 分けたぶんだけ、乾かす容器が増えます。移し替える先が2つになると、洗う日も乾かす場所も2つぶん要ることになり、詰め替えの間隔を数える紙も2行に分かれます。持ち出す用に小さいものを用意している家は、本体から常に分けておくのではなく、持ち出す日にだけ詰めて、帰った日のうちに使い切る形にすると、手入れする容器が増えません。まずは本体1つで日数を出してから、増やすかどうかを決めてください。
- 移し替えの途中でこぼしました。床はどうすればいいですか。
- 敷いてある紙で先に押さえて、広がる前に面積を止めます。拭き取ったあと、その場所だけ乾いた紙でもう一度なぞってください。床が滑るのは液そのものより、薄く残って乾いていないところです。その子が入ってくる前に、指の腹でさわって湿りが残っていないことを確かめます。こぼした量が多い日は、移し替えを最後までやりきってから床に戻ってきて構いません。両手がふさがっている最中に立ち上がるほうが、こぼれる量は増えます。
- 何日おきに移し替えるのが正しいのですか。
- 正しい日数はありません。出てくるのは、前回の移し替えから今回までの日数という、その家だけの数字です。1週間に何回ブラッシングをするか、散歩から帰って足まわりに使うかどうか、頭数はいくつか。この3つでほぼ決まります。2回ぶんの日付が並んだところで、はじめて自分の家の間隔が見えます。それまでは、残りの量を目で見て決めてください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
