C02技術・エビデンス
忌避と殺虫はどう違うのか
散歩に出る前に虫除けを吹いて、折り返しの公園までは何も寄ってこなかったのに、帰り道の後半でまた蚊が腹側に来た、という夕方があります。同じ夏の夜、部屋のすみでスプレーを使った場所には、翌朝まで虫が落ちたままになっています。忌避と殺虫の違いは、この2つの出来事の終わり方に出ています。忌避は、成分が空気にあるあいだだけ成り立ちます。切れれば、かける前と同じところへ戻ります。殺虫のほうは、一度起きたことが元に戻りません。同じ夏の棚に並んでいても、家の側で決めることが変わります。この記事は、忌避と殺虫の違いを「戻るか、戻らないか」の一点だけで追います。
帰り道の後半だけ寄ってきた|忌避と殺虫の違いが、家の経験として出てくる場面
夏の散歩で、行きと帰りで虫の寄りかたが違った、という覚えはよくあります。玄関を出るときに虫除けを吹いて、公園までは腹側に何も来なかった。折り返して住宅街に入ったあたりから、また耳のうしろに1匹まとわりつく。同じ日、同じ体、同じ製品で、前半と後半が違います。強くかけ足りなかったのだろうか、と考えると、次の日はもっと吹く、という手しか出てきません。ここで見るのは量ではなく、時間のほうです。
同じ夏の夜、部屋のすみでスプレーを使った場所は、翌朝も同じ状態で残っています。虫は床に落ちたままで、掃除機をかけるまでそこにあります。こちらは、時間がたっても元に戻りません。散歩の帰り道で起きたことと、部屋のすみで起きたことは、どちらも夏の虫の話ですが、終わり方が逆です。忌避と殺虫の違いは、まずこの終わり方の違いとして家に現れます。
| 家で起きたこと | そのあとどうなったか | どちらの話か |
|---|---|---|
| 出る前に虫除けを吹いた | 帰り道の後半でまた寄ってきた | 忌避。時間で終わる |
| 部屋のすみでスプレーを使った | 翌朝も床に残っていた | 殺虫。結果が残る |
| 掃除機をかけた | 落ちていたものは無くなった | 殺虫の結果を片づけただけ |
| 雨に降られて帰った | 帰った直後から寄られた | 忌避の層が先に流された |
4行目が分かりやすい例です。雨に降られた日は、吹いてから20分しかたっていなくても、寄られ方が出る前と同じに戻ります。成分の量が減ったのではなく、成分が置かれていた場所ごと流されています。忌避は体の表面に貯めておける仕組みではなく、そのときそこにあるかどうかで成り立っています。ここが分かると、次の日に量を増やす、という手が出てこなくなります。
働きかける相手が別|忌避と殺虫の違いが生まれた背景にあるもの
終わり方が違うのは、働きかけている相手が違うからです。忌避は、虫の行動のほうに働きます。近づく、止まる、向きを変える。行動は、虫が来るたびに新しく起こります。だから忌避が成り立つには、虫が来たそのときに、その場に成分がある必要があります。1匹目に向きを変えさせたことが、2匹目に引き継がれることはありません。
殺虫は、虫の体のほうに働きます。体に起きたことは、時間がたっても元に戻りません。だから殺虫を目的にした製品は、その場に成分が残っていなくても、結果だけが残ります。忌避と殺虫の違いを「強さの違い」として読むと、この差が消えてしまいます。強い忌避も、切れれば元に戻ります。弱い殺虫でも、起きた結果は戻りません。
言葉の棚も、ここから分かれています。どちらの目的で作られたかによって、製品の表示に書ける言葉が変わります。忌避を目的にしたものは「近づかせない」までで、数を減らす話は書けません。だから「使ったのに庭の虫が減らない」は、忌避の側の製品にとっては、外れた見方になります。見るのはその子の体に取りついたかどうかで、庭全体の数ではありません。
| 言葉 | 働きかける相手 | 終わり方 | 確かめる場所 |
|---|---|---|---|
| 忌避 | 虫の行動 | 成分が切れれば元に戻る | その子の体に取りついたか |
| 殺虫 | 虫の体 | 起きた結果は戻らない | その場に残ったものの数 |
| 除菌 | 菌やウイルス | 試験条件ごとに結果が出る | 試験の対象と時間 |
3行目を足したのは、この3つがよく混ざるからです。殺虫と除菌は、形の似た言葉ですが、対象がまったく別です。mofuwa の製品のもとになっている電解水は、三室ダブルイン型の電気分解でつくるもので、特許第5253483号として登録されています。この水については、一般細菌をふくむ複数の菌を対象にした試験条件のもとで、検査時間30秒後に生菌が検出されなかったという結果が出ています(検査機関:江東微生物研究所、日本食品分析センターほか/※自社調べ)。
上の結果は菌とウイルスを対象にした試験のもので、虫を対象にした試験ではありません。虫に対して何が起きるかは、この試験からは言えません。忌避と殺虫と除菌が別の言葉である、というのはこういう場面で効いてきます。除菌ができる水なので、虫にも働きますという並べ方は、対象の違う試験を1本の線でつないでしまいます。書けるのは、どの対象で、どの条件で、何が出たかまでです。
湯は冷めるが、ゆで卵は戻らない|忌避にかけ直しが要る理由、殺虫に要らない理由
台所の火で考えると、この2つは並べやすくなります。鍋の湯は、火を止めれば冷めます。そして、もう一度火をつければ同じ温度に戻ります。何度でも行き来できます。ゆで卵は、冷めても生には戻りません。火を止めたあとも、固まったままです。忌避は湯の側、殺虫は卵の側にあります。忌避にかけ直しが要る理由は、湯が冷めるのと同じで、放っておけば元の温度に戻るからです。
この道すじが分かると、家の側で決められることが3つに絞られます。強さを上げることは、この3つに入っていません。忌避と殺虫の違いを時間で読むと、打てる手が量から時刻へ移ります。
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1. 切れる時刻を、出る前に決めておく
表示のかけ直す間隔から逆算します。1時間の散歩で間隔が短い製品なら、折り返しの公園でもう一度かける前提で持って出ます。帰ってから「また寄られた」と気づくより、折り返しで手を打つほうが早く済みます。
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2. 先に切れる場所を、体の下側から数える
腹側、内股、耳のうしろ。地面に近く、こすれる場所から先に切れます。全身にかけ直すのではなく、この3か所だけ足す、という組み方ができます。
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3. 水にふれたらやり直す、と決めておく
雨、川、水たまり。ぬれた日は、経った時間ではなく、ぬれたかどうかで判断します。ここを時間で判断すると、切れている層を切れていないものとして扱ってしまいます。
この「戻るか、戻らないか」の分け方は、その子の体の側にも当てられます。毎日やり直す手当てと、一度起きたら戻らない変化は、別の棚に置きます。草のあいだを歩いた日に腹側についた土やほこりは、その日のうちに落とせば戻ります。何日も同じ場所をなめ続けて毛が抜けた跡は、落としても戻りません。前者は毎日の手で追いつく側、後者は追いつかない側です。
毎日やり直す側の道具として置いているのが mofuwa スキンケアミストです。高機能性電解酸化水100%で、舐めることを出発点にして作られています。帰ってから腹側と内股に吹いて、指の腹でなじませる。粒の細かい水なので地肌へ浸透しやすく、拭き上げなくても手が止まりません。毎日やり直せることが前提の道具なので、1回でどうなるかを見るものではありません。忌避の層と同じで、続いているあいだだけ成り立つ側の手当てです。
猫の場合は、毛づくろいで自分の体を確かめる回数が犬より多くなります。mofuwa スキンケアミストが口のまわりやあごの下にも使えるのは、水そのものが口に入る前提で作られているからです。虫除けの層は布やハーネスの側に置いて、体の側は水で見る。戻る側の手当てを毎日の流れに残しておくと、戻らない側の変化が出たときに気づきやすくなります。
同じ一点を何日もなめ続ける/刺された跡の赤みが日ごとに広がる/毛が抜けた輪ができる/触ると熱をもっている。これは、毎日やり直す側の手当てでは追いつかない範囲に移っています。いつからか、体のどこに何か所出ているかを書き留めて、動物病院で診てもらってください。診てもらったあとも、帰ってからの流れはそのまま続けられます。
戻る側と、戻らない側で棚を分ける|忌避と殺虫の違いから出てくる考え方
忌避と殺虫の違いを1本の物差しで測ろうとすると、どちらが強いか、という問いになります。その問いには答えが出ません。終わり方が違うものを、同じ目盛りに乗せているからです。夏のあいだ家で使うものを、戻る側と戻らない側の2つの棚に分けておくほうが、決めることが減ります。
| 棚 | 入るもの | 家の側で決めること |
|---|---|---|
| 戻る側 | 忌避を目的にしたもの、毎日の水のケア | かけ直す時刻と、先に切れる場所 |
| 戻らない側 | 殺虫を目的にしたもの、片づけ | 使う場所と、そのあと片づける時刻 |
この2行で決まるのは、置き場所です。戻る側は散歩の動線に、戻らない側は使う部屋に置いておく。忌避と殺虫の違いは、棚の分け方として家に残ります。強さを比べていた時間が、時刻を決める時間に変わります。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見る本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
