C03使い方・お手入れ手順
夏のアスファルト対策の手順
夏の散歩から帰った玄関で、布を1枚だけ持って4本の足を拭き終えたあと、その布を広げたら、使った面が8つとも茶色になっていました。四つ折りにすると、布1枚から作れる面は8つです。足は4本で、面の側と指のあいだを別に数えると8か所。数だけはちょうど合いますが、3本目から先はもう乾いた面が残っていません。夏の肉球の対策でいちばん先に崩れるのは、熱の話でも回数の話でもなく、この面の数のほうです。ここでは、熱が引くのを待つ時間と、面の割り当ての2つから手順を組みます。
四つ折りで8面しかない|夏の肉球の対策の手順を、面の数から決める
夏の肉球の対策は、玄関に何面ぶんの布を用意できたかで決まります。1枚を四つ折りにすると、表と裏で使える面は8つ。足は4本で、地面に当たる面と指のあいだを別に拭くと、必要なのも8か所です。数だけを見ると足りているように見えますが、砂を含んだ面は1回で湿るので、3本目に回った足からは、前の足で拾った砂と水を戻していることになります。
| 順 | 足と場所 | 使った面 | その面の状態 |
|---|---|---|---|
| 1 | 右前・面の側 | 1面目 | 乾いている |
| 2 | 右前・指のあいだ | 2面目 | 乾いている |
| 3 | 左前・面の側 | 3面目 | 湿りはじめる |
| 4 | 左前・指のあいだ | 4面目 | 砂が移っている |
| 5 | 右後・面の側 | 5面目 | 湿っている |
| 6 | 右後・指のあいだ | 6面目 | 砂と水を戻す側に回る |
| 7 | 左後・面と指 | 7〜8面目 | 乾いた面が残っていない |
表の右端が、夏の肉球の対策で毎日起きていることです。4本目の足は、拭かれているというより、3本ぶんの砂を塗られています。散歩の道が乾いていた日ほど砂の量が多いので、後ろに回った足の指のあいだには、細かい粒が残ったままになります。
もう1つ、夏だけの条件があります。帰ってすぐの足の裏は、外の地面の温度をまだ持っています。地面から離れてもすぐには下がらないので、玄関に入った時点でその面に手を動かす工程を始めると、熱を持ったままの面をこすることになります。熱が引くのを待つ時間は分の単位で、手を動かす工程は秒の単位です。この2つを1本の手順に混ぜると、待っているつもりの時間に手が出ます。
温さは道具を使わずに読めます。玄関で座り、その子の足を自分の手のひらに載せて、同じ手を部屋の床に当てたときと比べます。手のひらのほうが冷たく感じるなら、まだ待つ時間です。部屋の床と同じか、床のほうが冷たく感じるようになったら、そこから工程を始めます。うちの子で、夕方の散歩から帰って3分から5分でした。
紙は1枚で足ります。日付と、待った分数、使った面の数、最後の足で乾いた面が残っていたかの丸だけを書きます。丸がつかない日が続くなら、足す必要があるのは手の速さではなく布の枚数です。夏の肉球の対策は、ここまでを数えてから手順に入ります。
待つ・砂・水気・うるおい|夏の肉球の対策を組み立てる順番
順番は、待つ・砂を落とす・水気を取る・うるおいを置くの4つです。この並びを変えると、後ろの工程が前の工程の残りを引き受けます。用意するのは、布2枚(四つ折りで16面)、ぬるま湯を入れた器、mofuwa 肉球クリームの3つ。玄関に置いておけるものだけで足ります。
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1|手のひらに載せて、面が部屋の床と同じ温さに戻るまで待つ
玄関に座って、足を1本だけ手のひらに載せます。この時間に手を動かしません。水をかけて温さを一気に下げようとすると、面の側だけが先に変わり、指のあいだの温さが読めなくなります。待つ時間は、その日の気温と歩いた時間で変わるので、毎日数えて紙に書きます。
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2|1枚目の布で、砂を落とす(8面のうち4面まで)
1枚目は砂だけを受け持ちます。ぬるま湯へ足先を数秒浸けて粒をゆるめ、面の側を1面、指のあいだを1面。この2面で1本ぶんです。1枚目で拭くのは前足2本まで。4面を使ったところで、その布は砂の側の布として置きます。
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3|2枚目の布に持ち替えて、後ろ足2本と水気を取る
後ろ足へ移るところで布を替えます。夏の肉球の対策で崩れるのは3本目からなので、持ち替える位置を先に決めておきます。指を1本ずつ開いて、爪の脇から面のほうへ押し当てます。逆向きにすると、砂を爪の脇へ集めてしまいます。
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4|指のあいだを開いたまま、水気が引くのを数える
肉球は汗をかく場所なので、夏は外から付いた水気に自前の湿りが乗ります。拭いた直後は、指のあいだがまだ湿っています。開いた姿勢のまま10秒ほど数えると、面の縁まで乾きます。ここを飛ばすと、次の工程で置いたものが縁へ回りません。
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5|面が乾いてから、うるおいを面と縁に分けて置く
mofuwa 肉球クリームを面に少量置き、指の腹で縁のほうへ回します。夏に変わりやすいのは、地面に当たる面の中心よりも、面の縁と指のあいだです。少量でも伸びるので、4本ぶんでも1回に取る量は変わりません。
この1本を夏の玄関に置いているのは、塗り終えてから歩き出すまでの時間を短く組めるからです。分子の大きさが違う4種類のヒアルロン酸を、表面にとどまる側と角質層まで入る側に分けてあります。原料水はワンテンスの電解水で、小さい分子の側が角質層へ届きやすくなっています。11成分無添加、香りも足していません。
べたつきを抑えた処方であることが、夏の家では床の側に出ます。ロウや油脂をベースにしたものは表面に残る時間が長く、塗った足で板張りを歩けば跡が残ります。その跡を次の一歩で踏むので、落としたはずの砂が肉球へ戻ってきます。滑らないようにと置いたもので滑る、ということも起こり得ます。夏は床に素足で立つ人も増えるので、跡の残らないほうが家の中の動線をふさぎません。
時刻は、散歩の時刻に合わせて2つまでに絞ります。朝と夕方の2回歩く家なら、朝は待つ・砂・水気の3工程で切り、うるおいは夕方の1回にまとめます。4工程を1日2回くり返すと、待つ時間のほうが先に削られます。夏の肉球の対策で残すべきは回数ではなく、待つ分数と、乾いた面の数です。
3本目から水を戻している|夏の肉球の対策のやり方が崩れる面
崩れ方は3つで、どれも「拭いたはずの足」に出ます。紙に面の数を書いていると、2週間で3つのどれかに当たっていることが分かります。手順の中身より、持っている面の数と待った分数のほうを先に見てください。
- 1枚で4本を通す:8面では、面の側と指のあいだを両方拭くと3本目で乾いた面が尽きます。減らすなら足の数ではなく、1本あたりの面の数。面の側だけで1面、指のあいだは2枚目に回すという分け方にします
- 待たずに水をかける:熱が引くのを早めようとして水を多く使うと、水気を取る工程の負担が上がり、2枚目の布も湿ります。待つ分数を紙に書いていない日ほど、この形になります
- うるおいを、水気が残ったまま置く:面が湿っていると、指の腹で伸ばしても縁まで回らず、中心だけに残ります。夏に変わりやすいのは縁の側なので、置いた場所と変わる場所がずれます
戻し方は、面の数のほうから直します。足りないと分かった日に、翌日から布を1枚足す。2枚で16面あれば、4本×2か所の8か所に、湿った面を使わない割り当てができます。手順の工程数は変えません。夏の肉球の対策で足すのは、たいてい道具のほうです。
崩れたように見えて崩れていない日もあります。雨上がりで地面が濡れていた日、草の上を長く歩いた日、日陰の多い時刻に出た日。こういう日は待つ分数が短く、使う面も少なくて済みます。紙には数字を書かず、横線を引いておくと、あとで見返したときに条件が違った日だと分かります。
手のひらに載せて5分待っても、部屋の床と同じ温さに戻らない/面の縁だけ色が濃くなっている/指のあいだを開くと、そこだけ湿りが引かない/拭いたあとに同じ足をなめ続ける/面に手を当てたとき、4本のうち1本だけ温さが違う。こうした残り方は、夏の地面の温度や面の数だけでは説明がつかないことがあります。待つ分数を毎日書いていると、短くならない日が何日続いたかが数字で残ります。その紙と、温さの違った足の場所を持って、動物病院で足の裏を見てもらう日を作ってください。家で決められるのは面の割り当てと待ち方までで、そこから先は診てもらう側の話になります。
8面から16面へ|夏の肉球の対策を毎日回すための玄関の置き方
毎日続けるために増やすのは、工程ではなく面の数です。布を2枚にすれば16面になり、前足と後ろ足で持ち替える形が作れます。折り方を変えるだけでも面は増えるので、家にあるものの数え直しから始められます。
| 用意するもの | 折り方 | 使える面 | 4本+指のあいだ(8か所)に足りるか |
|---|---|---|---|
| 1枚 | 四つ折り | 8面 | 3本目から湿った面を使い回す |
| 1枚 | 八つ折り | 16面 | 足りるが、1面が小さく指のあいだで持ちにくい |
| 2枚 | 四つ折り×2 | 16面 | 前足と後ろ足で持ち替えられる |
| 2枚+器 | 四つ折り×2 | 16面+湯 | 砂をゆるめてから拭くので、1面あたりの汚れが減る |
置き場所も、面の数と同じくらい秒数を動かします。器を床に置くとその子が体をひねるので、低い台の上に載せます。布とmofuwa 肉球クリームは同じ台にまとめ、取りに立つ往復をなくします。玄関を離れる回数が1回減るごとに、待つ分数を数えていられる時間が伸びます。夏は人のほうも汗をかいているので、手を洗ってから触る順番まで決めておくと、工程が前後しません。
1か月たったら、紙の丸の数ではなく、待った分数の平均を見てください。3分だった日が5分に伸びているなら、それは崩れではなく、歩いた時刻か道が変わった合図です。夏の肉球の対策は、面の数と分数の2つだけを毎日書き続けられれば、手順のほうは自然に固まります。今夜は、布をもう1枚玄関に足すところまでで終わりにしてかまいません。
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よくある質問
- 布ではなく、使い捨てのシートを使っています。面の数はどう数えますか。
- 1枚あたりで拭ける場所の数で数えます。シートは折っても裏面が使えないものがあるので、1枚で1本の足、面の側と指のあいだで1枚と数えるのが実際に近くなります。4本で4枚です。少ない枚数で通そうとすると、布1枚を四つ折りにしたときと同じことが3本目から起きます。湿らせた布と組み合わせて、砂はシート、水気は布と分ける形にすると、使う枚数が減ります。
- 猫は散歩に行きませんが、夏に同じ手順は必要ですか。
- 外に出ない子は砂を持ち帰らないので、待つ工程と砂の工程は外します。残るのは指のあいだの湿りと、面の縁の側です。窓辺のタイルやベランダの縁に載った日は、面が温さを持って戻ってきます。手のひらに載せて確かめるところと、うるおいを縁へ回すところの2つだけで足ります。1本ずつ、横になっているときに上側の足から始めてください。
- うるおいを置いたあと、何分で歩かせていいですか。
- 面に置いたものを縁へ回し終えた時点で、指の腹に残る感触が変わります。そこから立たせて構いません。うちでは4本を通して1分ほどでした。時間を長く取るより、置く量を少なくして縁まで回しきるほうが、床に残る跡は減ります。歩き出してから床を確かめて、跡が残る日が続くなら、1回に取る量のほうを減らしてください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
