C04悩み解決
体のにおいを繰り返さないために、毎日やっておきたいこと
洗った翌日ににおう子は、ほとんどいません。強くなるのは、次に洗うまでの後半です。体臭の予防を毎日の手当てで組もうとすると、洗った直後のいちばん必要のない時期に手数がかかり、後半に息切れします。そこで置き方を変えます。毎日やるのは1つだけにして、洗う間隔の真ん中にもう1つ置く。この記事では、その2つの中身と、頻度を上げたくなったときに代わりに見るものをまとめます。
においが強くなるのは、洗う間隔の後半
体のにおいは、皮膚から出た皮脂と、そこで増えたものが作ります。洗った直後は少なく、日がたつほど積み上がります。だから同じ子でも、洗ってから何日目かによって状態はまったく違います。
ところが毎日の手当てを組むと、たいてい前半に力が入ります。洗ったばかりで、いちばん必要のない時期にいちばん手数をかけている。そして後半になるころには、続かなくなっています。予防が積み上がらないのは、この配置のせいであることが多くあります。
| 時期 | においの状態 | 置きたい手当て |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | いちばん少ない | 何もしない(寝床の面だけ替える) |
| 間隔の真ん中 | 積み上がりはじめる | 全身を1回、拭いて乾かす |
| 後半 | いちばん強い | 毎日1つを続ける |
| 洗う前日 | 戻っている | 間隔を詰めるかどうかは判断しない |
もうひとつ、体臭は嗅ぐ側の慣れにも左右されます。毎日一緒にいると、少しずつ強くなる変化には気づけません。来客に指摘されて初めて分かる、というのはよくある話です。だから予防が効いているかどうかも、感覚ではなく日数で見るほうが確実になります。配分を変えるだけで、手数の合計は減ります。体臭の予防は、量ではなく置き場所の問題として組むほうが続きます。
毎日やるのは1つ、中間日にもう1つ
毎日やることは、1つに絞ってください。寝床の面を替えることです。30秒で終わります。
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毎日:寝床の面を替える
犬は一日の半分以上を横になって過ごします。体重がかかっている面ほど、皮脂が移ります。カバーを裏返す、クッションの向きを変える、タオルを1枚上に敷いて毎日入れ替える。どれでも構いません。触れている面を毎日変えるだけです。
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毎日:首輪を一度外して、根元に触れる
これは10秒です。一日中つけたままの場所は、洗う日以外も湿っています。外して、根元がひんやりしていないかだけを確かめます。湿っていれば、その日は外したまま乾かしてください。
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中間日:全身を1回、拭いて乾かす
洗う間隔が2週間なら7日目、1週間なら4日目です。湿らせた布を押し当てて移し、乾いた布で水分を取ります。こすらないでください。背中の後ろ半分、脇、内股、しっぽのつけねの4か所で足ります。
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中間日:布ものをまとめて洗う
寝床のカバー、タオル、首輪やハーネス。体を拭く日と同じ日にまとめると、忘れません。体だけ拭いて布を残すと、翌日には戻ります。
毎日やるのは最初の2つで、合わせて40秒ほどです。中間日だけ、10分ほどかけます。この配置なら、後半に息切れしません。
湿らせた布を押し当てて移し、乾いた布で水分を取ります。同じ面で全身を続けると、体臭の元になる皮脂を、薄く塗り広げる形になります。背中の後ろ半分、脇、内股、しっぽのつけね。4か所それぞれに、乾いた面を当ててください。赤くなっている部分やじゅくじゅくしている部分には触れないでください。
頻度を上げる前に、家でできること
この2つを1か月続けると、洗ってから体臭が戻るまでの日数が動きます。延びていれば、その方向で続けてください。後半ににおいが戻ると、洗う頻度を上げたくなります。ただ、洗う回数を増やすと地肌のうるおいも一緒に流れ、戻るまでの日数がかえって短くなることがあります。頻度に手をつける前に、次の3つを見てください。
- 布ものを、体と同じ回数だけ替えているか:体を拭いても、戻る先が同じままなら繰り返します。カバー、タオル、首輪、ハーネス。洗った記憶がないものが1つでもあれば、そこが先です
- 乾かし残りがないか:洗った日に根元まで乾いていないと、その時点からにおいの条件が始まります。首の下、脇、内股、指のあいだの4か所を触って確かめてください
- 部屋の空気が動いているか:においは体だけでなく、部屋にも残ります。対角線上の窓を2か所開けて5分。1か所だけでは空気が動きません
- 食器と水の器が、ぬるついていないか:口のまわりのにおいは、体のにおいと混ざって感じられます。指でこすって、ぬめりがあれば毎日洗ってください
洗う日そのものは、その子が自分では代われない日です。毛づくろいで動かせるのは表面の毛までで、根元に残った皮脂汚れは、舐めても届きません。体臭の出どころは、その届かない層にあります。
シャンプーを選ぶときに見るのは、泡立ちの強さより、洗ったあとに何が残るかのほうです。mofuwa モイストシャンプーは、泡立ちを洗浄成分の量で作っていません。アミノ酸系のものを少しだけ使い、原料の水を電解水にすることで泡を立てています。落としすぎた分を戻す工程がないので、洗う日にかかる時間もそのぶん短くなります。
この記事で数えているのは、洗ってから体臭が戻るまでの日数でした。洗う日の中身を変えると、その日数の起点が動きます。頻度を上げる前に、1回の洗い方の側で動かせる幅が残っていないかを、同じ数え方で確かめてください。数える材料は、体臭が戻るまでの日数として、すでに手元にあります。
この4つを整えても後半に戻るなら、そのときが頻度を見直すタイミングです。ただし自己判断で大きく変えず、皮膚の状態を診てもらってから決めてください。間隔を詰めたほうがよい場合と、空けたほうがよい場合の両方があります。
体臭の予防で扱える範囲
ここまでが、予防として家でできる範囲です。やっているのは、においの元を増やさないことと、移った先を毎日入れ替えることの2つだけです。においを消す作業ではありません。
確かめ方も決めておくと迷います。毎日同じ時間、同じ場所で、その子に顔を近づけずに嗅ぎます。どこまで離れて気づいたかを、距離で書き留めてください。強い・弱いで書くと、翌週に比べられません。
- 洗った直後から、においが残っている
- 洗ってから戻るまでの日数が、週を追うごとに短くなっている
- 特定の場所だけが強い(耳、口のまわり、足先、おしりまわり)
- 地肌が赤い、べたついたフケが毛にくっつく
- その子が同じ場所を舐め続けている
- においの質が変わった(甘い、つんとする、これまでと違う)
いずれかに当てはまるときは、予防を続ける前に動物病院にご相談ください。とくに「質が変わった」は、強さより大事なサインです。相談するときは、洗った日と、戻るまでの日数をメモして持っていってください。
Product
mofuwa モイストシャンプー
300ml / 3,410円(税込)
アミノ酸系の洗浄成分で11成分無添加。天然由来の抗炎症成分7種とアミノ酸4種を配合し、原料の水には、精製水で薄めていない電解水を使っています。
商品ページを見るよくある質問
- 毎日全身を拭いたほうが、予防になりませんか?
- 毎日拭くと、拭く動作そのものが摩擦になり、続けるのも難しくなります。毎日は寝床の面を替えることだけにして、全身は洗う間隔の真ん中に1回。手数の合計は減りますが、後半まで続きます。
- 洗う間隔は、どのくらいが目安ですか?
- 皮膚の状態によって適切な間隔が変わるため、一律の目安はありません。いま続けている間隔を基準にして、戻るまでの日数がどう動くかを見てください。間隔そのものを変えるかどうかは、動物病院で相談してから決めるのが確実です。
- 寝床のカバーは、毎日洗わないといけませんか?
- 洗うのは中間日にまとめて構いません。毎日やるのは、触れている面を変えることです。カバーを裏返す、タオルを1枚上に敷いて入れ替える。この方法なら30秒で済みます。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
