C08季節・行事
トイレシートを替える間隔が、一年で延びていないか
100枚入りのトイレシートを、春は25日ごとに注文していたのに、通販の注文履歴をさかのぼると、秋から先は次の注文まで40日あいていました。1頭で使っている家なら、1日4枚だった交換が2枚半に減った計算です。起きている16時間で割ると、替える間隔は4時間から6時間半近くまで延びています。その子の出す回数が減ったのか、こちらの替える手が遅れたのか。この記事では、一年ぶんの注文の日付と、この3日間の交換の時刻を並べて、延びた間隔がどちらの側のものかを分けてから、時計の側へ戻します。
注文履歴に残っている一年|トイレシートの交換頻度を、パックの日数から逆算する前提
トイレシートを替える間隔は、毎日の手ざわりでは延びたことに気づけません。1回ごとの遅れは30分か1時間で、昨日と今日を比べても差として残らないからです。けれど季節をひとつまたぐと、その30分が1日のうちに何度も重なって、1日に使う枚数そのものが変わります。枚数が変われば、パックが空になる日も動きます。一年を振り返る材料としていちばん確かなのは、通販の注文履歴やレシートに残っている日付です。
同じ枚数入りのトイレシートを何日ごとに買い足していたかが分かれば、1日の枚数が出ます。それを、その子が起きて動いている時間でおおよそ割ると、その季節の交換の間隔が戻ってきます。寝ているあいだの1枚は、1日のうちでいちばん長い間隔として、あとで別に数えます。
| 1パックがもった日数 | 1日あたりの枚数 | 交換の間隔のめやす | 同じ1枚の上で先に濡れる場所 |
|---|---|---|---|
| 20日 | 5枚 | 3時間ほど | シートの中心だけ |
| 25日 | 4枚 | 4時間 | 中心と、そのまわり |
| 32日 | 3枚ほど | 5時間ほど | 中心を避けた縁の近く |
| 40日 | 2枚半 | 6時間半弱 | 縁と、トレーの前の床 |
| 50日 | 2枚 | 8時間 | トレーの前の床から、寝床までの通り道 |
表の右端は、その子が同じ1枚を使い続ける時間が長くなるにつれて、どこから先に濡れていくかを並べたものです。間隔が延びるほど、濡れる場所はシートの中心から縁へ、縁からトレーの外へと移っていきます。濡れた面に足を置くのを嫌って、まだ乾いている場所を探すからです。縁に前足をかけて済ませた足は、そのままトレーの前の床材を踏み、寝床までの通り道を歩いていきます。
延び方には、3つの道すじがあります。
- においが立つまでの時間が延びる:気温が下がる季節の変わり目から、同じ量の尿でも、においがトイレのまわりに広がるまでに時間がかかるようになります。替える合図を鼻に任せていると、合図の来る時刻がそのぶん後ろへずれます
- 住んでいる人の鼻が、部屋のにおいに慣れる:同じ部屋に長くいると、トイレのあたりのにおいを感じる強さそのものが下がっていきます。外から帰った直後だけ気づき、30分もすると気にならなくなる、というのがその状態です
- その子の出る回数が減る:寒い時期は水を飲む量が減り、排泄の回数も少なくなる子がいます。この場合の延び方は、こちらの手の遅れとは別もので、その子の体の変化に交換が合わせていった結果です
3つのうち上の2つは、こちらの替える手が遅れた延び方で、3つ目だけがその子の側の延び方です。同じ40日でも、どちらの延び方かによって、間隔を戻すべきかどうかが逆になります。だから手順は、戻す前に分けるところから始めます。
注文の日付から今夜の1枚まで|トイレシートの交換間隔を時計へ戻すやり方
手順は5つです。一年ぶんの注文の間を並べ、この3日間の交換の時刻を書き、替えるたびにシートの跡を数え、合図を鼻から時計へ移し、最後に替えるときの拭き取りを決めます。1つ目と2つ目は紙の上だけで済みます。トイレに手を入れるのは3つ目からです。
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一年ぶんの注文の日付を並べて、1パックがもった日数を出す
通販の注文履歴か、とっておいたレシートの日付を、1月から順に書き出します。同じ枚数入りのパックなら、次の注文までの日数がそのまま1パックのもった日数です。水の器の下やキャリーに敷いた枚数があれば、そのぶんは差し引きます。春・夏・秋・いまの4つが並べば足ります。
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この3日間、替えた時刻をトイレのそばの紙に書く
注文の日付から出した数字は、季節ごとの平均です。いまの間隔は、3日ぶんの時刻で確かめます。朝7時、11時半、夕方6時、夜11時、と替えた時刻だけを書き、いちばん長く空いたのが何時から何時だったかに丸をつけます。
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替えるたびに、その1枚に残っていた跡の数を横に書き足す
時刻の隣に、跡がいくつあったかを数字で書きます。跡が毎回1つなら、延びたのはその子の出る回数が減ったからで、いまの間隔はその子に合っています。跡が2つ3つと並んでいたら、延びたのは替える手のほうです。この1列で、上の3つの道すじが分かれます。
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替える合図を、においから時計の時刻へ移す
跡が2つ以上並んだ家は、合図を決め直します。3日間のうち、跡が1つのうちに替えられていた間隔を、その家の間隔にします。それが4時間なら、朝7時、11時、午後3時、夜7時、寝る前、と時刻を紙に書いてしまう。鼻が気づくより先に時刻が来るので、寒い時期でも間隔がひとりでに延びていきません。
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外したら、トレーの縁と一歩ぶんの床を拭き取ってから敷く
シートを外したら、新しい1枚を置く前に、トレーの縁と、トレーの前の床のうち、その子が降りるときに最初に足をつく一歩ぶんを拭き取ります。間隔が延びていた時間のぶん、ここには足が何度も乗っています。拭いた面が乾いてから、新しい1枚を敷きます。
5つ目の拭き取りに通しているのが、mofuwa瞬間消臭スプレーです。間隔が延びていた何時間かのあいだに縁と一歩ぶんの床を踏んだ足は、そのあと寝床で丸くなるとき、その子自身がなめて整えます。拭いた面には、次の数時間でまた同じ足が乗ります。この1本の中身が電解水だけに絞られているのは、かけた場所がこうしてその子の口までつながっていることを、つくる側が最初に決めていたからです。
香りを足していないことは、間隔を時計に戻したあとにも意味を持ちます。トイレのまわりに香りのあるものをかけると、人の鼻には片づいたにおいだけが届き、跡が2つになっても3つになっても気づくのが遅れます。時計を合図にしても、鼻で気づく経路は予備として残しておきたいので、その経路をふさがない1本にしています。拭いたあとに顔を近づけて何も感じなければ、そこは片づいているということです。香りで覆ったあとの「何も感じない」とは、同じ言葉でも中身が違います。
その子の側にも理由があります。犬も猫も、どこで用を足すかを、においで確かめてから決めます。間隔が延びて濡れた面が増えているところへ、知らない香りまで重なると、確かめる手がかりがさらに減り、トレーの外で済ませる回数が増えることがあります。そうなると、跡を数える紙に、シートの外の1回が書き足されていきます。
猫のシステムトイレでは、すのこの下に敷くシートを、日ではなく週で替える作りのものが多くあります。1週間のつもりが、寒い時期に10日へ延びていないかを、同じように注文の日付で確かめます。すのこの裏と、トレーの底の四隅は、シートを替える日にしか手が届かない場所なので、その日に mofuwa瞬間消臭スプレーを通しておきます。余計なものが入っていないので、トイレを置いている棚や、ケージの床材にも同じ1本を使えます。
時計に移したのに、また延びていく3つ|トイレシート交換の順番がほどける場所
時計に移した間隔は、何もしなければ、ひと月ほどでまた鼻の側へ戻っていきます。一度戻した家でも、つまずく場所はたいてい同じです。
- 吸収量の多い厚いトイレシートに替える:1枚が長くもつので、間隔が延びても表面は乾いて見えます。替えた月から先は、注文の日付が延びても、それを手が遅れた印とは読めなくなります。種類を替えた月には、注文の記録に線を1本引いておきます
- 夜の1枚を数えない:寝る前に替えてから朝に替えるまでの7〜8時間は、1日のうちでいちばん長い間隔です。昼の時刻だけを時計に書くと、朝いちばんの1枚に跡が3つ並ぶ日が続きます。寝る直前の1枚を、時刻の表の最後の行に入れておきます
- 替える人が変わるたびに、紙も分かれる:朝は1人、夜は別の1人が替えている家では、それぞれの紙には短い間隔しか並びません。いちばん長く空いているのは、2人のあいだで受け渡している時間です。紙は1枚にして、トイレのそばに貼ります
3つとも、延びた時間が紙の上から見えなくなるつまずきです。数えている間隔が見えなくなった時点で、合図はまた鼻へ戻ります。外す、拭く、乾かす、敷くの順番を毎回守っていても、時刻の表が抜けていれば、延び方そのものは止まりません。
1パックのもつ日数が、ひと月のうちに3分の2ほどまで縮んだ/替えるたびに跡が4つも5つもあり、1つずつが小さい/跡の色が、いつもより濃い、または赤みがかって見える/トイレに入ってから出てくるまでの時間が長くなった/猫で、何度もトイレに入るのに、シートがほとんど濡れていない。間隔が延びるのは季節と手の側の話ですが、縮むほうは、その子の体の側で排泄が変わった印として先に出ることがあります。最後の形の猫は、日数を数えずに、その日のうちに動物病院へ連れて行ってください。ほかの形なら、一年ぶんの注文の日付と、3日ぶんの交換の時刻と跡の数を1枚にまとめて持っていくと、いつから縮みはじめたのかを、その紙が先に伝えてくれます。
来年の12月にもう一度並べる数字|トイレシート交換のコツを一年先へ渡す
一年の終わりに手元に残しておくのは、季節ごとの4つの日数と、いまの交換の時刻表の2枚です。春25日、夏21日、秋32日、いま40日。この4つを紙の端に書いておけば、来年の同じ時期に注文の日付を並べたとき、延び方が今年と同じ形をしているかどうかがすぐに分かります。夏に短く、寒くなって長くなる形なら、その子の体と季節に沿った延び方です。形が崩れていたら、どこかで手の側の延び方が混ざっています。
時刻の表は、替える人の目に入る場所に貼っておきます。次のトイレシートを注文する日が来たら、前の注文から何日たったかを1行だけ書き足す。その1行が続いているうちは、間隔が黙って延びていくことはありません。
Product
mofuwa 瞬間消臭スプレー
500ml / 2,420円(税込)
香りでマスキングせず、においの元に働きかける無香料タイプ。舐めても安心な処方なので、床や家具にも場所を選ばず使えます。
商品ページを見るよくある質問
- 2頭で同じトイレを使っていても、パックの日数から間隔を出せますか。
- 出し方は同じです。1日の枚数で起きている時間を割れば、交換の間隔そのものは頭数に関係なく出てきます。変わるのは、合図にする跡の数のほうです。1頭なら跡が1つのうちに替える形を目安にしますが、2頭が同じ1枚を使うと、跡が2つ並ぶまでがずっと早くなります。2頭の家は、跡が2つで替える、を合図にしておきます。3日間の記録では、どちらの子の跡か分かる範囲で印を分けておくと、延びたのがどちらの側なのかも見えてきます。
- 途中でシートのサイズを替えました。注文の日数は比べられますか。
- サイズを替えた月の前と後は、別々に比べてください。同じ100枚でも、ワイドのほうが1枚で受けられる跡が多くなるので、パックのもつ日数が延びても、交換の間隔が延びたのか、1枚が大きくなったのかが混ざります。注文の記録に線を1本引き、線の前は前どうし、後ろは後ろどうしで並べれば、季節ごとの延び方は読めます。来年の同じ時期には、線の後ろ側どうしを比べます。
- 時刻が来ても跡がないときは、替えずにおいてもいいですか。
- 替えずに、その回は時刻の横に0と書いて、次の時刻へ送ります。時計に移すのは、替えることより、見に行くことのほうです。時刻が来たらトイレを見に行き、跡があれば替え、なければ0を書く。0が続く時間帯は、その子がその時刻に用を足さない時間帯なので、次の週から時刻の表を詰め直せます。見に行く時刻さえ守られていれば、間隔がひとりでに延びていくことはありません。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
