C08季節・行事
外に干した毛布を、夜また敷く|部屋干しに変えた週だけ違った
朝10時に物干しへ出した毛布を、夕方4時に取り込んで、そのまま夜の寝床に敷きました。外の空気に当たっていた時間は6時間です。その週は、明け方に寝床のふちで前あしをなめている時間が長く、翌週に部屋干しへ切り替えたら、同じ時刻の様子が違いました。外干しと部屋干しのどちらが正しいかを決める前に、毛布が外気に当たった時間と、取り込んでから敷くまでの分数を見ます。この2つの数字だけで、その週にどちらへ寄せるかが決まります。
軸1・外の空気に当てた6時間|花粉が飛ぶ時期に、毛布の外干しが寝床へ運ぶもの
毛布を外に干すのは、湿りとにおいを飛ばすためです。布は寝ているあいだの体温と水分を受け取っていて、室温のまま畳んでおくと、その水分が繊維の奥に残ります。外の空気と日ざしに当てれば、そこが乾きます。ここまではどの季節でもそのとおりで、花粉が飛ぶ時期だけ条件が1つ増えます。外干しをしているあいだ、毛布は外の空気に当たり続けている、という条件です。
朝10時に出して夕方4時に取り込むと、外気に当たっていた時間は6時間になります。洗濯物として、長すぎる長さではありません。ただ、その6時間ぶんに触れたものを、そのまま夜の寝床へ敷くことになります。毛布の外干しでは、乾く時間と受け取る時間が、同じ6時間として並んで進みます。片方だけを長くできないところが、この時期のやっかいなところです。
| 外気に当てた時間 | 毛布の乾き方 | 寝床に敷いたあと |
|---|---|---|
| 1時間 | 表面の湿りだけが抜ける | 手ざわりは前の日と変わらない |
| 3時間 | 中わたの手前まで乾く | 朝に毛の根元が湿っていない |
| 6時間 | 中わたまで乾く | ふちの部分が粉っぽくなることがある |
| 日が傾いても出したまま | 夜露で表面が湿り戻す | 冷えた布を敷くことになる |
表の3行目と4行目を分けているのは、取り込んだ時刻です。気温が下がりはじめる時刻を過ぎて出しておくと、いったん乾いた毛布が湿り戻します。日の長さが週ごとに変わる季節の変わり目は、この時刻が毎週ずれていきます。外干しをした日は、干していた時間より、取り込んだ時刻のほうを書き留めてください。6時間という長さが同じでも、終わりが15時か17時かで、寝床に敷くときの温度が変わります。
軸2・室内で乾かした毛布|外干しをやめた週に、寝床の側で増えた湿りの条件
外干しをやめた週は、毛布を室内の物干しにかけて、窓を10センチだけ開けておきました。外気に当てた時間は0時間です。夜に寝床へ敷いたときの手ざわりは、外干しの日より少し重く感じました。室温20度前後で、湿度が50%を超えているあたりだと、同じ6時間では中わたまで乾ききりません。部屋干しは外のものを受け取らない代わりに、乾く速さを室温と湿度に預けます。
- 室温が低い日:暖房を止めた部屋にかけると、夜まで置いても中わたが冷たいままです。敷く前に手を差し入れて、まん中の温度を確かめます
- 湿度が高い日:雨で室内へ移した日は、乾く前に夜がきます。この日は寝床に敷く前の1時間を、空気が動く場所での仕上げに使います
- 換毛期が重なる時期:抜けた毛が繊維に絡んだまま乾くので、干す前にブラシで表面を一度なでてから室内へかけます
- 窓を開けられない日:閉めきった部屋では、乾くより先に部屋のにおいを吸います。扇風機を弱で当てるだけで、乾くまでの時間が半分近くになります
部屋干しで問題になるのは、湿りが寝床に残ることです。乾ききらない毛布を敷くと、その子の体が触れている面だけ温度が上がり、体が離れたあとも布の中に水分が残ります。朝、寝床のふちに手の甲を当てて、まわりより冷たく感じる場所があれば、そこが乾いていない面です。空気が乾燥する時期にわざわざ湿りの話をするのは、部屋の空気が乾いていても、体が乗っていた面だけは別の条件で動いているからです。乾燥と湿りは、同じ寝床の中で同時に起きます。
6時間と0時間を1枚に並べる|毛布の外干しと部屋干しの比較で分かれる場所
6時間と0時間は、同じ毛布の話です。外干しと部屋干しは、どちらが正しいかという形では決まりません。その週の気温と湿度、それに取り込んでから寝床に敷くまでの分数が、分かれ目をつくります。
| 見るところ | 外干しにした週 | 部屋干しに切り替えた週 |
|---|---|---|
| 外気に当てた時間 | 6時間 | 0時間 |
| 中わたの乾き | 夕方には乾いている | 室温20度でも6時間では届かない |
| 寝床のふちの手ざわり | さらりとして、粉っぽい | 少し重く、冷たい |
| 明け方になめている時間 | 長くなった日があった | 短い日が続いた |
| においの残り方 | 外の空気のにおいが移る | 部屋のにおいを吸う |
| 向いている日 | 気温が上がって風のある日 | 湿度が低く、室温のある日 |
| 敷くまでにやること | ふちを払って20分置く | 空気の動く場所に1時間置く |
下から2行目が、この時期の決め方です。気温が上がらず風もない日は、外に出しても乾きが進まないまま時間だけが過ぎます。この日は部屋干しのほうが早く終わります。逆に湿度が低く室温のある日は、室内でも6時間あれば乾くので、外へ出す必要がありません。外干しを選ぶのは、室内の乾き方ではその日のうちに間に合わない日だけです。週の頭にどちらかへ決めて7日そのまま通すと、外れる日が必ず出ます。季節の変わり目は、週の途中で入れ替えるのが前提です。
寝床で顔が押し当たる面から決める|毛布の外干しはどっちにするか、と体の側に置く1本
毛布をどちらで乾かしても、寝床で顔が押し当たる面は変わりません。犬も猫も、寝るときに口のまわりと前あしの内側を布に押しつけます。そこは目が覚めてから自分でなめる場所でもあります。毛布の側でどれだけ手を尽くしても、最後に残るのは、その面に触れている体の側です。ここに置くものは、そのあとなめられることを前提にして選びます。
犬猫の皮膚トラブルの原因を集計した数字に、菌が32.1%、乾燥が28.9%というものがあります(出典:日本獣医師会機関誌)。毛布の話に関わってくるのは、後ろの乾燥のほうです。季節の変わり目は、室温と湿度が1日のあいだで大きく動きます。暖房を切った明け方に室温が下がり、空気は乾いているのに、体が乗っていた布の中だけが湿っている。この食い違いが、同じ場所をなめている時間を長くします。
mofuwa スキンケアミストは、その押し当たる面に使える1本です。中身は高機能性電解酸化水100%で、水以外のものを足していません。飲みものに求められる水の規格を満たしているので、口のまわりでも、耳のふちでも、前あしの内側でも、場所ごとに手を止めずに当てられます。寝る前に、毛布へ触れる面だけへ1回。干した側ではなく、毛布に当たる側へ手を入れる、という順番です。スキンケアミストは1回で何かが変わるものとしては作られていないので、同じ時刻に2週間続けたところで様子を並べます。わずかに塩素のようなにおいがすることがありますが、これは中身の性質によるもので、毛布にそのにおいが積み上がっていくものではありません。
部屋干しへ切り替えて2週間たっても、明け方に寝床のふちをなめている時間が短くならない。取り込んだ毛布を1時間置いてから敷いても、翌朝に同じ場所の毛だけが湿っている。毛布を替えた日から、体の同じ面に赤みが残ったままになっている。この残り方は、干した場所や外気に当てた時間では説明がつきません。外干しにした日数と部屋干しにした日数、それに取り込んだ時刻を書き出して、動物病院へ電話を入れてください。2週間ぶんの時刻の記録が、そのまま話す材料になります。
取り込んだ時刻を1行だけ書く|季節の変わり目に、毛布と寝床をどう戻すか
この時期に残しておきたい記録は、毛布を洗った回数ではありません。外へ出した時刻、取り込んだ時刻、寝床に敷いた時刻。この3つだけです。3つが並ぶと、外気に当てた時間と、敷くまでの分数が自動的に出ます。翌年の同じ週に、外干しから始めるか部屋干しから始めるかを、記憶ではなく数字で決められます。気温と湿度は年によってずれますが、自分の家の物干しで6時間かかるのか3時間で足りるのかは、年をまたいでも大きくは動きません。
換毛期が重なる年は、干す前にブラシを一度通してから出すと、取り込んだあとに払う手間が減ります。繊維に絡んだ毛は、乾いたあとのほうが取れにくくなるためです。寝床に敷くのは、取り込んでから20分から1時間あとにします。外干しなら外気のぶんを払う時間、部屋干しなら中わたの温度が室温にそろう時間で、どちらも同じくらいの長さです。敷く前のこの時間だけは、外干しと部屋干しで共通の手順として置いておけます。
明日やることは1つです。毛布を出すときに、時刻を紙の端へ書きます。取り込んだときにもう1つ書く。その差が6時間を超えていたら、敷く前の20分をふちを払う時間にあてます。1週間ぶんの2列が並ぶころには、その年の外干しと部屋干しの配分が、自分の字で決まっています。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 毛布を外干しにするなら、何時に取り込むのがいいですか。
- 時刻そのものより、気温が下がりはじめる前かどうかで見てください。日が傾くと地面に近いところから空気が冷え、干したままの毛布は表面から湿り戻します。いったん乾いた中わたが湿り直すと、その日は室内で置き直す時間がよけいにかかります。目安として、日ざしが物干しから外れた時点で取り込み、そこから20分は室内に置いてから寝床へ敷きます。季節の変わり目は日の長さが週ごとに動くので、先週と同じ時刻にすると遅すぎる週が出てきます。
- 猫は外に出ません。毛布の外干しを気にする必要はありますか。
- 猫のほうが、寝床にいる時間は長くなります。外に出ないぶん、家の中で布に顔を押しつけている時間が犬より長く、同じ毛布へ戻る回数も多くなります。外干しで受け取ったものは、体ではなく布に乗って室内へ入ってきます。猫のいる家では、干す場所の判断より、取り込んでから敷くまでの20分を確保するほうが効きます。窓辺で毛づくろいをしたあとにそのまま寝床へ行くので、口のまわりと前あしの内側が、布と口の両方に触れる面になります。
- 乾燥機にかければ、外干しか部屋干しかを考えなくて済みませんか。
- 乾き方の問題は片づきますが、毛布のかさと、家の乾燥機の容量で決まります。厚みのある毛布を無理に入れると、中わたが片寄ったまま乾いて、寝床に敷いたときに厚い場所と薄い場所ができます。厚い場所は温度が上がりやすく、薄い場所は床の冷たさが伝わります。乾燥機を使える毛布なら、迷う日を減らす手として十分です。使えない毛布のほうは、この記事の2つの軸で週ごとに決めることになります。1枚ずつ、どちらで乾かす毛布なのかを分けておくと、迷う時間がなくなります。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
