C15組み合わせ提案
動物病院に行く前後のケア
動物病院の予約を入れた前の晩、耳のうしろの赤いところにいつものミストを吹こうとして、手が止まりました。明日見てもらう場所を、今夜きれいにしてしまっていいのか。動物病院に行く前後のケアは、同じ体に向ける手なのに、目的が逆になります。行く前は、見てもらうために残す。帰ったあとは、診断に合わせて家で毎日続ける。前の晩に迷うのは、この切り替えの場所が決まっていないからです。行く前の数日は、においも汚れも、赤みの広がり方も、診察室で見てもらう手がかりの側にあります。帰ってからの主役は、処方されたものを指示どおりに使ったうえで、家で毎日続けるケアのほうです。塗った薬をその子が舐めて取ってしまう家ほど、帰ってからの組み方で迷います。前と後を2つの軸に分けて比べ、帰ってからのスキンケアミストの置き方と、キャリーの整え方まで決めます。
前の晩はにおいも汚れも残しておく|動物病院に行く前にケアの手を止める範囲
動物病院に行く前のケアは、見てもらう場所に手を加えないことが目的です。赤み、フケ、においのように、家で気になっているものほど、診察室で見てもらう手がかりの側にあります。前の晩に洗ったり拭いたりすると、その手がかりまで一緒に落ちてしまいます。洗うかどうかの細かい線は別の記事に譲りますが、前の晩にやることは、洗うことより手を止めることのほうです。
迷いやすいのは、毎日続けているケアのほうです。いつものミストや拭き取りを、前の晩から止めるのか、続けるのか。これは家で決めずに、予約の電話のときに聞いておきます。止めるように言われたら、見てもらう場所だけ前の晩から手を止めます。続けてよいと言われたら、いつもどおりにして、最後に使った時刻を覚えておきます。
- 見てもらう場所の汚れ・におい・赤みの広がり:拭かず、塗らずに残します。前の晩に何かを塗ると、広がりの境目が見えにくくなります
- 使っているケア用品のボトル:商品名を口で伝えるより、成分表示のついた実物のほうが伝わります
- 最後にケアをした時刻:続けてよいと言われた場合は、何時に何を使ったかを覚えておきます
- 聞きたいことを1つ:いま使っているものを、処方されるものと一緒に使ってよいか
最後の問いだけは、帰ってからのケアを決めるための問いです。行く前の準備のなかで、帰ったあとにつながっているのはこの1つです。ボトルを1本持っていけば、処方されるものとの組み合わせを、診察室で実物を見てもらいながら聞けます。家に帰ってから電話で聞き直すより、ずっと早く答えにたどり着きます。
塗り薬を舐めて取ってしまう子に|動物病院から帰ったあとのケアの選び方
帰ったあとのケアは、舐め取られることまで含めて確かめてあるかどうかで選びます。処方されたものを指示どおりに使ったうえで、家で毎日続けるものを足すとき、その子が舐める場所に使えるかどうかが、続くかどうかを決めるからです。処方されたものの使い方は、獣医師の指示がすべてです。ここで選ぶのは、その外側で家が受け持つ毎日のほうです。
動物病院で出るものは、多くの場合、飲み薬か塗り薬のどちらかです。飲み薬には、肝臓への負担を気にする飼い主さんの声があります。塗り薬のほうでは、塗った場所をその子が舐めてしまい、朝に塗ったものが昼にはほとんど残っていない、ということが起きます。口に入ることが気になって、塗る手が止まりがちになる家もあります。
ここで、舐めることを先に見てつくられているかどうかが効いてきます。舐める場所に使うものは、舐められることを最初から勘定に入れて選ぶしかないからです。mofuwa スキンケアミスト は、この「舐める」を設計の出発点にしています。中身は高機能性電解酸化水の100%で、舐めた分が口に入ったときのことまで、清涼飲料水の規格基準に照らして確かめてあります。だから、口のまわりや耳のまわりのように、ほかのものを使いにくい舐める場所にも使えます。目の中には入れません。
何が起きているのかを決めるのは、動物病院の診断です。そのうえで、家で毎日続けるものとしてスキンケアミストを置きます。病院に行くか、家でケアするかの二択にはしません。処方されたものは処方されたとおりに、ミストは家の毎日の側に。1回で目に見えて変わるものとしてではなく、続けて肌の状態を整えていくミストとしてつくられているので、1日数回、まずは2週間を目安に続けるのが、つくり手の示している使い方です。
塗り薬を処方されたら、その場所にスキンケアミストを使ってよいか、使うなら塗り薬の前か後か、どれくらい間をあけるかを、処方した獣医師に確かめてください。確かめるまでは、塗り薬を塗った場所にはミストを使いません。塗った薬を舐めて取ってしまうことに困っているなら、その困りごとも、そのまま獣医師に伝えてください。行く前に持っていったボトルが、ここで役に立ちます。
帰ったあとにミストを使う場所は、塗り薬の場所とは別の、その子が舐める場所から始めると迷いません。食べたあとの口のまわり、寝る前の耳のまわり、散歩から戻ったあとの指のあいだ。手のひらかコットンに吹いてから、そっとなじませます。成分の性質上、わずかに塩素のようなにおいがすることがありますが、製品の異常ではなく、品質にも問題はありません。
残すと続けるを並べる|動物病院の前後で変わるケアの違い
並べると、動物病院の前後で変わるのは、ケアの量より向きのほうです。前は体に足さずに残す向き、後は体に毎日足していく向き。同じボトルを手に取っても、前の晩と帰った夜とでは、使う理由が反対になります。
| 行く前(前の晩〜当日) | 帰ったあと(診断を聞いた日から) | |
|---|---|---|
| ケアの目的 | 見てもらうために残す | 診断に合わせて毎日続ける |
| 見てもらう場所 | 洗わない・拭かない・塗らない | 処方されたものを指示どおりに |
| においと汚れ | 診察の手がかりとして残す | 毎日のケアで整えていく |
| いつものケア | 止めるか続けるかを予約のときに聞く | 舐める場所にはスキンケアミスト |
| 獣医師に聞くこと | いつものケアを続けてよいか | 塗り薬の前後にミストを使ってよいか |
| キャリー | いつものまま使う | 帰った日に瞬間消臭スプレーで整える |
| まとめると | 体に足さない数日 | 診断のうえに毎日を積んでいく日々 |
表の最後の行が答えです。行く前の数日は体に足さない期間、帰ってからは診断の上に毎日を積んでいく期間です。2つの期間の境目は、診察室で診断を聞いた時点に置きます。家を出た時点や、家に帰り着いた時点ではありません。境目をそこに置いておくと、帰りの道のあいだに、今夜から何を始めるかを考えられます。
もう1つ、表から分かることがあります。獣医師に聞くことは、前と後で1つずつしかありません。前は「いつものケアを続けてよいか」、後は「塗り薬の前後にミストを使ってよいか」。この2つを予約の電話と診察室で聞けていれば、家の側で迷う場面はほとんど残りません。
診断を聞いた日から切り替える|動物病院の前後のケアの使い分け
使い分けは、診断を聞いた日を境に、残す側から続ける側へ切り替える形になります。切り替えた夜にやることは3つで、処方されたものを指示どおりに使うこと、舐める場所にスキンケアミストを置くこと、キャリーを整えることです。
キャリーは、帰った日のうちに整えます。キャリーは、次に動物病院へ行く日の入口になるからです。待合でほかの動物のにおいがつき、行き帰りの緊張でよだれや抜け毛が残ったキャリーは、次に出したとき、その子にとって行きたくない場所のにおいのままです。mofuwa 瞬間消臭スプレー は、床やケージ、キャリーの底のように、その子がいずれ舐めることになる面を想定して、香料を加えずに電解水でつくられています。においのもとに反応して感じにくくするしくみで、上から香りをかぶせないので、キャリーの中が知らない香りに変わらず、その子自身のにおいに戻っていきます。中の敷物を外して底と側面にかけ、乾いてから敷物を戻します。
スキンケアミストは、置く場所で続くかどうかが決まります。塗り薬と同じ棚に並べずに、食事の器を洗う流しの横か、寝る前に過ごす部屋の棚に置きます。塗り薬と並べると、どちらを先に使うのかを毎回考えることになります。場所を分けておくと、ミストは食後の口のまわり、寝る前の耳のまわり、というように、その子の1日の出来事と結びついて続きます。
| いつ | 何をするか | 使うもの |
|---|---|---|
| 帰った夜 | キャリーの中を整えて乾かす | 瞬間消臭スプレー |
| 帰った夜から | 処方されたものを指示どおりに使う | 処方されたもの |
| 翌朝から毎日 | 食後の口のまわり、寝る前の耳のまわり | スキンケアミスト |
| 塗り薬の場所 | 獣医師に確かめた答えのとおりにする | 確かめるまでミストは使わない |
| 2週間たったころ | 続けた場所の様子を紙に書き出す | 紙1枚 |
| 次の通院の前の晩 | 見てもらう場所だけ、また手を止める | ― |
帰ってから毎日ミストを使っている場所で、赤みが前より広がってきた、使ったあとにかゆがるしぐさが増えた、塗り薬の場所を舐め取る回数が減らない。このどれかが見えたら、次の予約日を待たずに、診てもらった動物病院へ電話で様子を伝えてください。使ったあとに赤くなったときは、その日からミストを止めておきます。何日目から、どの場所で、どう変わったかが分かれば、電話でも伝わります。
次の通院の前の晩まで毎日を積む|診察の前後で目的を入れ替えるケア
動物病院の前後のケアは、残す数日と続ける日々を、通院のたびに入れ替えながら回っていきます。帰った夜から毎日続け、次の通院の前の晩に、見てもらう場所だけまた手を止める。この往復が1回まわると、次からは前の晩に迷わなくなります。
続けているあいだに書いておくものは、多くありません。どの場所に、1日何回ミストを使ったか。それだけあれば、次の通院の前の晩に、どこの手を止めればいいかがすぐ分かります。止める場所が分かっていれば、ほかの場所の毎日は、前の晩まで続けたままで済みます。
流しの横にスキンケアミストを置いて、食べたあとの口のまわりと、寝る前の耳のまわりへ。塗り薬は処方されたとおりに、ミストは家の毎日の側に。この2つを別々の棚で2週間続けると、次の通院の前の晩には、止める場所と続ける場所を迷わず分けられるようになっています。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 行く前の晩、いつものスキンケアミストは止めたほうがいいですか。
- 予約の電話のときに聞いておくのがいちばん確実です。止めるように言われたら、見てもらう場所だけ前の晩から手を止めます。続けてよいと言われたら、いつもどおりにして、最後に使った時刻を覚えておきます。どちらの場合も、ボトルを1本持っていくと、処方されるものと一緒に使ってよいかを、実物を見てもらいながらその場で聞けます。
- 塗り薬を塗った場所にも、スキンケアミストを使っていいですか。
- 塗り薬の前後に使ってよいかは、処方した獣医師に確かめてから決めます。使うなら前か後か、どれくらい間をあけるかも、同じときに聞いておきます。確かめるまでは、塗り薬の場所には使わず、口のまわりや耳のまわりのような、塗り薬を使っていない舐める場所から始めます。塗った薬を舐めて取ってしまうことに困っているなら、その困りごとも一緒に伝えておくと、家での組み方を決めやすくなります。
- キャリーには、行く前に消臭スプレーをかけておくほうがいいですか。
- かけるなら、帰った日のほうが向いています。行く直前にかけると、乾ききらないうちにその子を入れることになります。帰った日に、中の敷物を外し、底と側面に瞬間消臭スプレーをかけて乾かしておけば、次に出す日まで何日もあります。香りで覆わないつくりなので、次にキャリーを出したとき、中はその子自身のにおいに戻っています。キャリーを見ただけで隠れる子ほど、この順番が生きてきます。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
