C08季節・行事
長く寝るようになった子の敷物|一枚では回らなくなる
夏のあいだ廊下の床で寝ていた子が、夜風が涼しくなった週から敷物の上に戻り、朝の排泄と2回の食事のほかは、ほとんど降りてこなくなりました。降りている時間を1日ぶん足すと、30分あまりしかありません。そのわずかな時間で洗い替えを済ませようとすると、敷物1枚では回らず、消臭まで手が届かないまま、においだけが先に積もります。先に数えるのは、その子が敷物から降りている分数で、洗い替えと消臭の手順はその分数の中に収めます。何枚で回すか、どこまでを替えるかは、その分数から決まります。
1日に何分、敷物から降りているか|敷物の洗い替えの頻度を決める前提
数えるのは、その子が敷物から降りている分数です。寝ている時間を数えたくなりますが、洗い替えに使えるのは、起きている時間のうち、敷物の上に体がない時間だけです。長く寝るようになった子は、起きていても敷物の上で過ごします。首だけ上げて部屋を見て、そのまま、また横になる。降りるのは、排泄と食事と、水を飲むときくらいです。
夜の気温が下がりはじめると、この分数がもう一段縮みます。夏のあいだ、冷たい床や玄関のたたきに体を伸ばしていた子が、敷物の上へ戻ってくるためです。同じ週に、洗った敷物のほうは乾きにくくなります。日が短くなり、雨の日が続く時期に入ると、ベランダに干しても夕方までに中まで乾かない日が出てきます。敷物の上にいる時間が延びる週と、乾くまでの時間が延びる週が、同じころに重なります。
| 時刻 | 降りる理由 | 降りている分数 | 洗い替えに使えるか |
|---|---|---|---|
| 7時 | 朝の排泄 | 8分 | 使える。上の1枚を替えるならここ |
| 7時半 | 朝の食事 | 6分 | 使える |
| 12時 | 水を飲む | 2分 | 短すぎる |
| 17時 | 夕方の排泄 | 10分 | 使える。乾き具合を見るならここ |
| 18時 | 夕方の食事 | 6分 | 使える |
| 22時 | 寝る前の排泄 | 4分 | 短い。敷き直しだけなら間に合う |
表の分数を足すと、36分です。1日24時間のうち、敷物の上に体がないのは、この36分だけということになります。しかも、そのうち5分以上続く時間は4回しかありません。敷物の洗い替えは、この4回のどこかに収めることになります。長く寝るようになった子の敷物が回らなくなるのは、汚れる速さより先に、手を入れられる時間のほうが縮んでいるからです。
1枚で回そうとすると、朝の8分で外した敷物は、洗って干しても、早くて夕方まで戻ってきません。そのあいだ、その子は床か、外したままの寝床の芯の上で寝ることになります。結局、洗うのを見送って、同じ1枚を敷いたままにする日が増えます。洗い替えの頻度は、その子の汚れ方より、乾くまでの時間と降りている分数の組み合わせで決まります。乾くのに丸1日かかる時期なら、敷いている1枚、干している1枚、乾いて待っている1枚の3枚がそろって、はじめて毎日替えられます。
降りている8分で替え終える|敷物の洗い替えと消臭を毎日の手順にする
手順は5つです。上の1枚だけを外し、下の敷物と縁とまわりの床に消臭の手を入れ、乾いた1枚を敷き、外した1枚を干し、夕方に乾き具合を確かめます。朝の8分で1から3まで、夕方の10分で5を済ませます。4は、その子が敷物に戻ったあとでかまいません。
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敷物を上下2枚に分け、洗い替えは上の薄い1枚だけにする
下には厚みのある敷物を1枚、その上に、洗濯機に1回で入る大きさの薄い1枚を重ねます。体に直接触れて、よだれや皮脂や抜け毛を受けるのは上の1枚です。ここだけを替える形にすると、外すのも敷くのも片手で済み、8分のうちに終わります。下の厚い1枚は、週に1回、晴れた日の朝にまとめて洗います。
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外したら、下の敷物・寝床の縁・食器の下の床に吹きかけて拭き取る
上の1枚をはがした下の敷物の表、あごを乗せる寝床の縁、寝床のそばに寄せた食器の下の床。この3か所に mofuwa 瞬間消臭スプレーを吹きかけ、少し置いてから、乾いた布で押さえるように拭き取ります。上だけ替えても、下の敷物に移ったぶんが残っていれば、においは新しい1枚の上へ戻ってきます。
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乾いている1枚を、同じ向きで敷く
外した1枚と同じ向き、同じ位置に敷きます。端の折り返しや、しわの位置が変わると、戻ってきたその子が敷物の上で何度も向きを変えて、横になるまでに時間がかかります。いつもと同じ形に戻っていれば、そのまま丸くなります。
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外した1枚は、寝床から離れた部屋で干す
洗ったらすぐ干します。部屋干しなら、寝床のある部屋を避けて、窓を開けて風を通します。寝床の横に干すと、乾いていく1枚の湿気と洗剤のにおいが、その子のいる敷物のまわりにこもります。換気は、干したあとと、上の1枚を替えたあとの2回。どちらも5分で足ります。
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夕方の10分で、干している1枚の乾き具合を確かめる
表だけ触って乾いたと決めずに、縫い目と四隅を指でつまみます。指先がひやりとしたら、その1枚は翌日に回します。乾いて待っている1枚があれば、明日の朝はそちらを敷けるので、生乾きの1枚を急いで取り込まずに済みます。
手順の2で mofuwa 瞬間消臭スプレーを使うのは、この3か所が、どれもその子の口の届く場所だからです。長く寝る子は、目を覚ましても敷物から降りずに、寝そべったまま前足をなめ、あごの下の敷物をなめます。吹きかけた下の敷物の表も、寝床の縁も、食器の下の床も、その日のうちに舌の通り道になります。この1本は、吹きかけた先がそのままなめられるという使われ方を前提に、電解水のほかに何も足さずにつくられています。3か所とも同じ1本で拭けるので、8分の中で持ち替える手間がありません。
1日の大半を過ごす敷物は、その子にとって、自分のにおいがいちばん濃い場所です。上から香りを重ねると、23時間あまりいる場所が、ひと晩で知らないにおいの場所になります。この1本に香りが入っていないのは、その場所を別のにおいに変えないためでもあります。吹きかけた下の敷物では、よだれや皮脂のにおいが感じにくくなる一方で、その上に別の香りが1枚重なることはありません。替えたばかりの1枚にその子が戻ってきたとき、下の敷物のにおいは、いつもの自分のにおいのまま残っています。
長く寝る子の敷物には、寝ているあいだの少しのもれが混ざる日もあります。時間のたった尿のにおいで鼻に残るのは、アンモニアの側です。アンモニア液を垂らしたコットンに、4つの消臭スプレーを2回ずつ吹きつけて臭気測定器で比べた試験(自社調べ)では、mofuwa 瞬間消臭スプレーが141、ほかの3製品が324、786、999でした。数値が低いほど、測定器が拾ったにおいが少ないことを示します。下の敷物に少しでも染みた日は、手順の2を、その場所だけ2回くり返します。
乾いたつもりの1枚が戻ってくる|敷物の洗い替えが家でできる形のまま崩れる3つ
手順が崩れるのは、たいてい手順の外側です。5つの手順そのものは8分と10分に収まっていても、その前後で3つのことが起きると、洗い替えは続いているのに、においだけが戻ってきます。
- 乾いたつもりの1枚を敷く:日が短くなる時期は、表が乾いても、縫い目と四隅と、折り返しの重なりに湿り気が残ります。その1枚を敷くと、その子の体温で温められて、においは縫い目から戻ってきます。湿り気と皮脂がそろったまま温まる場所は、雑菌が増えやすい条件が一晩じゅう続く場所でもあります
- 上だけ替えて、下の敷物を忘れる:上の1枚が受けきれなかったよだれや少しのもれは、下の厚い1枚へ届いています。上を毎日替えているのに、替えた日の昼にはもうにおう、というときは、下の1枚が週1回の洗濯から外れています
- こちらの都合の時刻に、寝ている子を起こして替える:起こされて降りた子は、次の時間に自分から降りなくなることがあります。降りている分数そのものが減ると、翌日から替える時間がなくなります。替えるのは、その子が自分で降りた時刻だけにします
3つとも、手順を増やして埋めるものではありません。乾いたかどうかを縫い目で確かめる、下の1枚を洗う曜日を決める、替える時刻をその子に合わせる。どれも、洗い替えの頻度を上げずに、いまの手順の中で直せます。家でできる形のまま続けるには、敷物の枚数を足すより、この3つを先にそろえたほうが、においの戻り方が変わります。
上の1枚を毎日替えているのに、朝になると敷物の同じ場所が濡れている日が週に3日を超える/降りている分数が、1週間で1日36分から10分台に減った/敷物に当たっている肘や腰の毛が薄くなり、地肌が見えてきた/1日に替える上の1枚が、同じ週のうちに1枚から3枚に増えた。こうした変わり方は、敷物の枚数や乾かし方では追いつきません。朝に濡れていた場所を、敷物ごと毎朝1枚ずつ撮っておくと、濡れる位置が同じなのか、少しずつ広がっているのかが並びで見えます。その写真の並びに、降りていた分数を書き添えて動物病院へ持っていけば、敷物の上で過ごしている毎日が、そのまま説明になります。
3枚目が棚にある週|敷物の洗い替えを続けるコツ
3枚で回りはじめると、棚にはいつも乾いた1枚が待っています。そうなると、朝の8分で迷うことがなくなります。外して、吹きかけて拭いて、敷く。干している1枚が乾いたかどうかは、夕方に確かめれば足ります。
| 敷物 | 今日 | 明日 | あさって |
|---|---|---|---|
| 1枚目 | 敷いている | 干している | 棚で待つ |
| 2枚目 | 干している | 棚で待つ | 敷いている |
| 3枚目 | 棚で待つ | 敷いている | 干している |
表のとおり、3枚はそれぞれ、敷かれる日と干される日と待つ日を1日ずつ受け持ちます。乾くのに丸1日かかる日が続いても、待っている1枚がいるかぎり、生乾きの1枚が寝床に戻ることはありません。晴れて半日で乾く日が続く時期なら、2枚で回る日も出てきます。
棚の3枚目は、その子が降りてくる8分を待つための1枚です。降りた時刻と戻るまでの分数が分かっていれば、その数字に合わせて、3枚の敷物が順番に入れ替わっていきます。
Product
mofuwa 瞬間消臭スプレー
500ml / 2,420円(税込)
香りでマスキングせず、においの元に働きかける無香料タイプ。舐めても安心な処方なので、床や家具にも場所を選ばず使えます。
商品ページを見るよくある質問
- 下に防水シーツを敷けば、洗い替えの枚数を減らせますか。
- 減らせるのは、下の厚い敷物を洗う回数のほうです。少しのもれやよだれが下まで届かなくなるので、週1回の洗濯を2週に1回へ延ばせる家もあります。そのかわり、防水シーツは湿気を下へ逃がさないので、上の1枚の裏側に水気がこもりやすくなります。上の1枚は、防水シーツを足しても毎日替える前提のままにしておき、替えるときに、上の1枚の裏と防水シーツの表を手で触って、湿り気が残っていないかを見てください。
- 洗い替えた敷物に、その子が乗らなくなりました。
- 洗った1枚から、その子のにおいが消えて、洗剤や柔軟剤の香りに入れ替わっていることがあります。香りの残りやすい柔軟剤を使っているなら、敷物を洗うときだけ外してみてください。3枚で回していると、3枚とも同じ日に洗いたての香りになることはありません。乗らなくなった1枚はいったん棚に戻し、その子がよく乗っている1枚をもう1日敷いておきます。そのあいだに、乗らない1枚を寝床の横に置いておくと、部屋のにおいになじんでから戻せます。
- 犬と猫で、上の1枚の大きさは変えたほうがいいですか。
- 体を伸ばして寝る犬なら、下の敷物と同じ大きさで、四隅までをおおう1枚にします。端がずれると、寝ているあいだに下の敷物がむき出しになるためです。丸くなって寝る猫は、体が乗る部分が小さいので、下の敷物より一回り小さい1枚で足ります。そのかわり猫は、縁にあごを乗せて眠る子が多いので、上の1枚を縁までかぶせておくと、あごの下の汚れも上の1枚が受け持ちます。どちらも、洗濯機に1回で入る大きさにしておくと、朝の8分で外したまま、すぐ洗いに回せます。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
