C04悩み解決
犬と猫のかゆみ|まず疑いたい3つの原因
かゆみの原因は、ひとつに決めつけないほうが早く落ち着きます。乾燥だと思って保湿を足したら余計にかいた、シャンプーを増やしたら悪くなった、という話は珍しくありません。犬と猫のかゆみは、いくつかの要因が重なって出ていることが多いからです。この記事では、家庭でまず疑いたい3つの原因と、確かめる順番を整理します。
かゆみは「かき方」に出る
犬も猫も「かゆい」とは言いません。飼い主が見られるのは動作だけです。ところが、この動作にはかなりの情報が入っています。回数を数えるより、いつ・どこを・どうかいているかを見るほうが、原因に近づけます。
| 動作 | よく見られる場所 | 気づきたいこと |
|---|---|---|
| 後ろ足でかく | 首・耳のうしろ・あご下 | 首輪の下や耳の中に汚れがたまっていることがある |
| 前足でこする | 目のまわり・口のまわり | 食後や散歩のあとに集中していないか |
| 同じ場所を舐める | 足先・指の間・内股 | 同じ1か所を執拗に舐めていないか |
| 体を床にこすりつける | 背中・しっぽの付け根 | 自分でかけない場所ほど、皮脂がたまりやすい |
とくに見てほしいのが時間帯の偏りです。夜だけ、暖房を入れた直後だけ、散歩から帰った直後だけ、というように偏っているなら、体の中の問題より環境や汚れが関わっている可能性が上がります。逆に、時間に関係なく一日中続く場合は、家庭のケアで様子を見る段階を超えていることがあります。
スマートフォンのメモに「日付/かいていた場所/そのとき何をしていたか」の3つだけ残してください。1週間分あれば、偏りが見えます。診察の場でも、この3行がいちばん話を早くします。
かゆみの原因は、乾き・汚れ・刺激の重なり
原因はほかにもありますが、家庭で確かめられて、しかも見落とされやすいのは次の3つです。順番にも意味があります。上から順に、飼い主の側で手を打てる余地が大きいものを並べています。
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皮膚が乾いている
冬の暖房、夏の冷房、洗いすぎ。どれも皮膚表面の水分を減らします。乾いた皮膚は少しの刺激でもかゆみとして感じ取りやすくなります。フケが一緒に出ているなら、まずここを疑ってください。
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汚れが根元にたまっている
被毛の表面ではなく、根元です。皮脂・ほこり・尿はねが混ざったものが毛の根元に残ると、そこが刺激になります。首の下、内股、指の間、しっぽの付け根といった自分でかけない場所ほど蓄積します。
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外から刺激が加わっている
首輪や服のこすれ、床用の洗剤、芳香剤、シャンプーのすすぎ残し、散歩道の草。どれも「新しく始めたこと」と時期が重なっていないかを確かめると分かりやすくなります。
3つのうちどれか1つ、と決められることはあまりありません。乾いた皮膚に汚れが乗り、そこに刺激が加わる。この重なりが、かゆみが長引くいちばん多いかたちです。だから、ひとつを完璧に対処するより、3つとも少しずつ減らすほうが早く落ち着きます。
同時にシャンプーを変えて、サプリを足して、部屋の加湿もはじめると、何が効いたのか分からなくなります。1週間に1つだけ変えると決めてください。遠回りに見えて、結局いちばん早い方法です。
この1〜2か月で始めたことを、1つずつ外す
具体的な進め方です。特別な道具はいりません。
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1〜2日目:環境を確かめる
室内の湿度、暖房や冷房の風が当たる場所、寝床の位置を見ます。乾燥する季節なら湿度40〜60%を目安に。犬や猫が寝ている高さで測ってください。人の顔の高さとは条件が違います。
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3〜4日目:根元の汚れを落とす
乾いた状態でブラシを入れてから、被毛を軽く湿らせて拭きます。乾いたまま拭くと表面を動かすだけになるので、湿らせる工程は飛ばさないでください。mofuwa グルーミングスプレーは、この湿らせる一手を毎日の側に置くためのものです。全身をやろうとせず、首の下・内股・指の間・しっぽの付け根の4か所だけで構いません。
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5〜6日目:新しく始めたことを止めてみる
この1〜2か月で使いはじめたもの(服、首輪、洗剤、消臭剤、おやつ)をいったん外します。全部戻すのではなく、1つずつ戻していくと、原因があれば見つかります。
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7日目:記録を見返す
1週目より減っているなら、その方向を続けます。変わらない、または増えているなら、家庭ケアの範囲ではありません。ここで動物病院に相談してください。
この1週間で大事なのは、良くすることより切り分けることです。原因が分かれば、対処はあとからいくらでも足せます。
家で様子を見てはいけないとき
かゆみは、皮膚だけの問題とは限りません。次のような状態が見られるときは、家庭のケアを工夫する段階ではないと考えてください。
- 皮膚がじゅくじゅくしている、出血している:かき壊した傷から二次的なトラブルにつながります
- 同じ場所の毛が抜けて、地肌が見えている:範囲が広がっているなら早めに
- 夜も眠れないほどかき続ける:体力の消耗そのものが問題になります
- 食欲や元気が一緒に落ちている:皮膚以外の不調が背景にあることがあります
- 耳を強く振る動作が一緒に出ている:耳の中の状態は家庭では確認しきれません
人用のかゆみ止めや消毒薬を犬や猫に使うのは避けてください。舐めてしまうことが前提の動物では、人と同じ判断が成り立ちません。気になる変化が続くときは、自己判断せず動物病院にご相談ください。記録した3行を持っていくと、話が早く進みます。
洗う日と洗う日のあいだに、汚れをためない
3つの原因のうち「汚れが根元にたまっている」は、洗う頻度と直結します。ただ、毎日洗う家庭はありません。犬も猫も体から脂を出すので、洗った翌日から、根元にはまた汚れが乗りはじめます。だから、かゆみのきっかけを減らす勝負どころは、洗う日そのものより、洗う日と洗う日のあいだのほうにあります。
間の日にやることは、ブラシで乾いた汚れを落とし、根元を軽く湿らせて拭き取るまでです。この「湿らせる」の側を受け持つのがmofuwa グルーミングスプレーです。舐めても差し支えのない基準でつくられているので、量を気にせずに根元まで湿らせられます。かゆがっている犬や猫は、拭いた場所をあとから舐めにいきます。だからこの一点が、そのまま使いどころになります。
- 毎日:ブラッシング。足先と口まわりだけでも構いません
- 2〜3日に1回:湿らせて拭く。首の下・内股・指の間・しっぽの付け根
- 洗う日:すすぎを長めに。洗浄剤が残るほうが、かゆみのきっかけになります
mofuwa グルーミングスプレーはブラッシングスプレーでもあるので、湿らせてから梳かすと、静電気で毛が立たないぶん指が根元まで入ります。順番は「ブラシ→湿らせる→拭く」で固定してください。乾いたまま拭くと、表面を動かすだけで終わります。かき壊して傷になっている場所や、じゅくじゅくしている場所には当てないでください。
かゆみの原因を1つに決めきれないままでも、できることはあります。首の下、内股、指の間、しっぽの付け根。この4か所を毎日同じ順で触っていると、地肌の様子が変わった日に気づけます。記録の3行と、この4か所。続けているのは、原因を探すための材料をためることのほうです。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- かゆがっているとき、シャンプーの回数を増やしたほうがいいですか?
- 増やすほど良いとは限りません。洗いすぎは皮膚の乾燥につながり、かゆみのきっかけが減らないことがあります。回数を増やすより、すすぎを長めにする、洗う日と洗う日のあいだに根元の汚れを拭き取る、という方向のほうが安全です。
- 季節によってかゆがる時期が決まっています。どう考えればいいですか?
- 環境の影響が大きい可能性があります。暖房を入れる時期なら乾燥、梅雨から夏なら蒸れと汚れ、というように条件が違うので、時期ごとに手当ての内容を変えてください。ただし毎年同じ時期に強く出る場合は、一度動物病院で相談しておくと安心です。
- 猫も犬と同じ見方でいいですか?
- 観察の考え方は同じですが、猫は自分でグルーミングをするぶん、かゆみが「舐めすぎ」として出ることがあります。毛が薄くなっている場所がないか、同じ場所ばかり舐めていないかを見てください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
