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日が長くなって散歩が延びる|足先で済む日と、済まなくなる日

公開日 2021年3月25日|文=mofuwa編集部

明るい日ざしの中、春の短い草のわきの土の道に立っている淡い色の犬
延びた10分で足が伸びる先は、たいてい舗装の切れたところです。写真:belen capello/Pexels

日の入りが18時を回るようになると、夕方の散歩はそれだけで10分ほど延びます。暗くなる前に帰ることを先に考えていた時期は、20分の道が20分のままでした。空が明るいうちにもう一区画ぶん歩けるようになると、延びた10分で足が伸びる先は、たいてい舗装の切れたところ、土の路肩や、伸び始めた草の斜面です。帰宅後の足拭きが足先だけで終わる日と、おなかと胸まで拭くことになる日は、この10分で分かれます。散歩から帰って拭いた場所の数を1か所と3か所で数えると、どちらの日になるかを決めている条件が見えてきます。

日の入りが遅くなると散歩は勝手に延びる|足拭きの場所が1か所から3か所になる時期

日の入りが遅くなる時期は、散歩に出る時刻を変えていなくても歩く距離が延びます。18時を回っても空が明るいので、いつもの折り返し地点で引き返す理由がなくなるからです。暗くなる前に帰ることが最優先だった時期は、20分で折り返す道が20分のままでした。夕方に出る家ほど、この差ははっきり出ます。

この記事では、散歩から帰ったあとに拭いた場所の数を数えます。足拭きが足先の4本で終わった日は1か所、おなかと胸まで手が回った日は3か所です。拭き終わるまでの時間も変わります。1か所なら帰宅後2分、3か所なら7分から10分。増えているのは手間ではなく、地面に近づいた体の面の数のほうです。

日の入りが早い時期と、遅くなった時期で、夕方の散歩の何が変わるか
変わるもの日が短い時期の夕方日が延びた時期の夕方
歩く長さ20分で折り返す30分を超える日が出る
通る道街灯のある舗装路舗装の切れた路肩と斜面
地面の状態乾いて硬い日が落ちてから水気が戻る
草の高さ地面すれすれくるぶしから膝下まで伸びる
体が地面に近づく面足の裏だけ足先・おなか・胸
帰宅後の足拭き足先の4本で終わる3か所を順に拭く
拭き終わるまでの時間2分7分から10分

表の右の列に移った日から、足拭きは足先だけの作業ではなくなります。おなかと胸は、飼い主が体を起こさないと目に入らない面です。足先の汚れは玄関で見えますが、この2か所は見えないまま室内に上がります。夕方の散歩が延びる時期にほんとうに増えるのは、確かめないと分からない場所のほうです。だから「今日は足先で済んだ」と決めるには、済んだ理由のほうを言えるようにしておく必要があります。

足先で済む日の条件|散歩のあいだ、地面に触れたのが足の裏だけだった日

足拭きが足先の4本で終わる日には、共通した条件があります。歩いた距離の長さは関係しません。夕方に40分歩いても足先だけで済む日はありますし、15分で3か所になる日もあります。線を引いているのは、散歩のあいだにその子の体で地面に触れたのが足の裏だけだったかどうか、この一点です。

この5つのうち4つが揃っている日は、帰宅後の足拭きを足先で切り上げて構いません。毎日のことなので、済む日にまで10分かけていると、時間のあるなしでケアそのものが飛ぶようになります。足先で済む日をきちんと足先で終わらせられるかどうかが、3か所の日に10分を出せるかどうかを決めます。

確かめ方は、玄関で1回だけ手を入れることです。前足の付け根、脇に近いところへ指を2本差し込んで、さっと引きます。ここが乾いていて、指に何もつかなければ、その日は上まで上がっていません。見るのは足先ではなく、足先より上で最初に汚れが止まる場所です。この10秒があると、残りの判断が要らなくなります。

Point足先の4本は、外側から内側へ順に

足の裏は、外側の指の間から先に土が入り、内側へ押し込まれていきます。外側から内側へ拭くと、押し込む向きに手が動きません。指の間を開いて拭くのは1本あたり3秒で足ります。4本で12秒。この形なら、雨の降らなかった夕方の足拭きは本当に2分で終わります。

済まなくなる日は、足先とおなかのどっちを先に拭くか|夕方の散歩で増える2か所

条件が崩れる日は、たいてい地面の水気から始まります。日が落ちると気温が下がり、昼のあいだ乾いていた土に水気が戻ります。夕方の散歩が18時台まで延びると、ちょうどこの時間帯の路肩を歩くことになります。同じ道でも、15時に通ったときと18時半に通ったときでは、足に上がってくる高さが違います。ここが、日が長くなる時期に3か所の日が増える仕組みです。

順番には答えがあります。おなかと胸が先で、足先は最後です。足先を先に拭くと、そのあとおなかを拭くために体を起こしたとき、きれいにした足で床を踏み直すことになります。おなかを拭くあいだ、その子は立ったままか、抱き上げられたままです。足を最後に回すと、床に下ろす直前の状態で足拭きを終えられます。

  1. 玄関の外で1回振らせる

    リードを少しゆるめて体を振らせます。乾いた土は、この1回で半分近く落ちます。室内で落とすものを減らす、いちばん安い手です。

  2. 胸を上から下へ

    前足のあいだ、胸の底になっている部分です。伏せる姿勢を取った日はここが最初に地面へ触れます。毛を上からなで下ろすのではなく、下から指を入れて開き、開いた面を拭きます。

  3. おなかを前から後ろへ

    胸から後ろ足の付け根まで、体の中心線に沿って進みます。跳ね上がった土は点で散るので、面をなでるより、点を追いかけるほうが早く終わります。

  4. 足先を外側から内側へ

    最後に4本です。ここまでで体が落ち着いているので、指の間を開かせやすくなっています。拭き終わったらそのまま室内へ上げます。

  5. 拭いた場所の数を書く

    カレンダーの端に1か3と書くだけです。数字が3に寄り始めた週が、その年にケアの形を変える時期になります。

3か所の日が続くと、におい方も変わってきます。足先だけのときは玄関の周りだけだったものが、おなかまで上がった日は寝床とソファに移ります。室内のにおいが先に変わったときは、拭く場所がもう足りていないと考えて構いません。その子の体より先に、家のほうが教えてくれます。

1か所の日と3か所の日の比較|毎日の足拭きを、夕方の散歩の長さに合わせて組む

2つの日を並べると、変えるべきものが手順ではないことが分かります。変わるのは拭く範囲と、使うものが1本で足りるかどうかです。

足先で終わる日と、3か所になる日で何が違うか
見るところ1か所の日3か所の日
きっかけ舗装だけを乾いた状態で歩いた湿った路肩か、伏せる姿勢が入った
拭く範囲足の裏と指の間胸・おなか・足先
かかる時間2分7分から10分
室内に上がるまで玄関で完結する体を起こす場所が要る
においの移り先玄関マット寝床とソファ
翌日に残るもの何も残らない指の間をなめる動きが出る日がある
結論の行手順を短くして毎日続ける範囲を広げて、1本で通す

3か所に増えた日に困るのは、拭く手間そのものより、おなかと胸を何で拭くかです。足の裏は水で流せますが、おなかを流すと体ごと持ち上げることになり、そのあと乾かす時間が足されます。散歩は毎日あります。湿った路肩を歩いた日だけ流していたら、日が延びる時期は週の半分が入浴になります。

mofuwaグルーミングスプレーを毎日の足拭きに置いておくのは、3か所になった日を、3か所とも同じ1本で通すためです。犬も猫も体から脂が出ていて、そこへ外の土と粉じんがつきます。その日のうちに落としておきたいのは足先だけではありません。吹きかけて拭き取る手順は、胸でもおなかでも足先でも変わらないので、増えたぶんだけ時間が延びるだけで済みます。手順が増えないというのが、毎日やる側にとっていちばん大きい違いです。

量を減らさずに使えるのも、この3か所という範囲では効いてきます。おなかを拭かれたあと、その子はたいてい同じ場所をなめます。この1本は清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられているので、なめる前提の面にも、足りる量をそのままかけられます。足先を控えめにして、結局2回拭くことになる、という形になりません。

もう一つ、日が延びる時期に重なるのが毛の抜け始めです。mofuwaグルーミングスプレーはブラッシングスプレーを兼ねているので、おなかを拭いたあとそのままブラシを通せます。乾いた被毛にブラシを当てると静電気が起きて抜け毛がまとわりつきますが、湿らせた状態から梳かせば、抜けた毛はブラシの側に残ります。拭く・梳かすが同じ1本でつながるので、3か所の日でも道具を取りに行く回数が増えません。

湯船そのものが負担になる子には、この形のほうが体に合います。高齢になって立っている時間が短くなった子や、水の音で固まる猫は、洗う頻度を上げるほど散歩そのものを嫌がるようになります。毎日きれいにしておきたい、という目的のほうを先に置くと、選ぶものが変わります。

Caution3か所の日と1か所の日で、差がつかなくなったとき

舗装だけを歩いた1か所の日でも、おなかに赤みが残っている/拭いた場所の数が2週間ずっと3のまま、地面の状態と関係なく続いている/足先の指の間だけを、拭いたあとに毎晩なめている/同じ手順なのに、拭き終わるまでの時間が先月の倍かかる。こうした残り方は、歩いた道の条件では説明がつきません。カレンダーの端に書いた1と3の並びは、そのまま2週間ぶんの記録になります。その紙を持って、動物病院へ行く日を決めてください。診断はそちらで受けて、帰ってからの足拭きは同じ形で続けます。

明日の夕方に持ち越す、1文字の記録

日が延びる時期にやっておくことは、手順を増やすことではありません。帰ってきた日に、1か3かを書くだけです。1が続いているうちは足先の4本で終わらせ、3が3日並んだ週から、胸とおなかを手順に入れます。数字が先に動くので、においや赤みが出てから慌てることがなくなります。

書いた紙は、翌年の同じ時期にそのまま使えます。3に変わった日付が分かっていれば、次の年はその2週間前から範囲を広げておけます。今日できるのは、玄関の壁にカレンダーを1枚貼ることだけです。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

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特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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よくある質問

雨が降っていない日でも、夕方の散歩のあとだけ足がにおうのはなぜですか。
夕方は地面の温度が下がり、昼のあいだ乾いていた土に水気が戻ります。湿った土は足の裏の指の間に入り込んで、そこにとどまります。においのもとは土そのものではなく、湿った状態が続いた指の間のほうです。同じ道を昼に歩いた日はにおわないのに、夕方だけにおうのはこのためです。足拭きのときに指を開いて、間の水気まで取れているかを確かめてみてください。表面をなでるだけでは、いちばん湿っている場所に手が届いていません。
猫にも足拭きは要りますか。外には出ない子です。
外に出ない猫でも、ベランダに出る子や、玄関まで見送りに来る子には要ります。見る場所が犬とは違って、肉球の間より、前足の外側と胸です。猫は毛づくろいで自分の前足を口に運ぶので、そこについたものはそのまま口に入ります。散歩から帰った犬と暮らしている家では、犬の足先についてきたものが床から猫の前足へ移ることもあります。多頭の家では、犬の足拭きを玄関で終わらせておくと、猫の側の手数が減ります。
拭く場所が3か所の日は、シャンプーに切り替えたほうがいいのでしょうか。
週に1回か2回なら、そのタイミングで洗う日を合わせて構いません。困るのは3か所の日が週に4日以上になったときで、その頻度で洗うと乾かす時間が生活に収まらなくなります。判断の基準は汚れの重さではなく、乾かし終わるまでに何分取れるかです。10分取れないなら、その日は拭いて通す。30分取れる日に洗う。日が延びる時期は3か所の日が増えるので、洗う日を先にカレンダーで決めておくほうが回ります。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。