C08季節・行事
舗装路を歩いた日と、土の道を歩いた日|足先の砂
舗装路を30分歩いて帰った日、足先を布1枚で拭いても、その面にはほとんど何もつきません。同じ子が土の道を30分歩いた日は、玄関マットの上に砂の粒が見えるほど落ちます。落ちた量で見れば土の道のほうがはるかに汚れています。それなのに、帰ってから足先をなめ始めるのは、たいてい舗装路を歩いた日のほうです。この記事では、玄関に入ってから10分のあいだにその子が足先をなめた回数を数えます。7月の地面は、土の道と舗装路で表面の温度も湿り気も別ものになります。足先に残るものが変われば、帰ってからの5分の組み方も変わります。
帰ってからの10分で、足先をなめた回数を数える
7月の舗装路は、日が沈んでからも表面に熱が残ります。夕方6時に出て、帰ってきたのが6時40分。玄関でその子を下ろしてから10分のあいだに、足先を何回なめたか。この記事で数えるのは、その回数だけです。同じ子でも、舗装路をまっすぐ歩いた日と、土の道を回って帰った日とで、回数がはっきり分かれます。汚れの量を目で見積もるより、この数字のほうが先に動きます。
- 数える時間:玄関に入ってから10分だけ。それ以上に広げると、部屋の室温や寝床の場所が混ざります
- 数えるもの:足先に口を持っていった回数。1回なめて離せば1回、続けて20秒なめても1回と数えます
- 一緒に書くもの:その日歩いた道(舗装路だけか、土の道を含むか)と、拭くのに使った布の枚数
7月は、気温そのものより地面の温度差が開く時期です。日なたの舗装路は人の手のひらを当てていられないほど上がり、木の下の土の道は湿度を含んだまま温度が上がりきりません。同じ散歩コースの中で、足先が触れているものが100メートルごとに入れ替わります。季節の変わり目に足先が荒れる子は、この入れ替わりの回数が多い道を歩いています。
回数を数え始めると、拭き取りの枚数と回数がつながっていないことに気づきます。枚数を増やした日ほど回数が減るなら、足先に残っていたのは布で取れるものでした。枚数を増やしても回数が変わらないなら、残っているのは布に乗らないものです。舗装路を歩いた日と土の道を歩いた日は、ここで分かれます。
軸1・舗装路を歩いた日|足先に何も見えないことが、見分け方になる
舗装路を歩いて帰った日、玄関マットにはほとんど何も落ちません。布で足先を拭いても、白い面に色がつかないことがあります。それでもその子は、下ろした直後から指のあいだをなめます。舗装路の表面にあるのは、粒として残らないほど細かい砂ぼこりと、熱です。細かいものは毛の根元と指のあいだに入り込み、布の面には乗りません。熱のほうは、足先に何も残さずに水分だけを持っていきます。
| 玄関で見えること | 足先で起きていること | 10分の回数への出かた |
|---|---|---|
| 砂が落ちない | 粒が細かく、毛の内側に入っている | 拭いたあとから、なめ始める |
| 布に色がつかない | 毛のすきまのほうが布の面より細かい | 枚数を増やしても回数が減らない |
| 足の裏が温かい | 日が沈んでも舗装路に熱が残っている | 指のあいだを広げてなめる |
| 指のあいだが乾いている | 熱で水分が先に飛んでいる | 同じ1か所を集中してなめる |
| 爪の脇はきれい | 止まる粒がないので目立たない | 回数は爪の脇からは出ない |
表の右端が、舗装路の日の回数の出かたです。落ちた砂の量で足先の汚れを見積もると、この日はいちばん軽い日に見えます。実際には10分の回数がいちばん多く出ます。見えないものが残っている、という言い方は確かめようがないので、回数で置き換えてください。舗装路だけを歩いた日の回数を3日ぶん書いておくと、その子の基準になる数字が手に入ります。乾燥が進む時期にこの数字が動いたとき、道のせいかどうかを分けられるようになります。
軸2・土の道を歩いた日|落ちた砂と残った砂の比較
土の道を歩いた日は、玄関マットの上で砂の粒が見えます。爪の脇にも、指のあいだにも入っています。量だけを見れば、こちらのほうがはるかに汚れています。ところが10分の回数は、舗装路の日より少なく出ることが多い。土の砂は粒が大きく、玄関までの数歩でおよそ半分が落ち、残った粒も布の面に乗るからです。
- 落ちる:粒が大きいぶん、道から玄関までの数歩で半分が落ちます
- 乗る:布の面に乗るので、1枚か2枚で指のあいだまで取れます
- 持っていかれない:木の下の土は湿度を保ったままなので、足先の水分がその場で飛びません
- 止まる:残るのは爪の脇です。換毛期に抜けかけた毛が絡むと、粒がそこで止まります
土の道の日にやるのは、拭き取りを丁寧にすることではなく、爪の脇を1か所ずつ見ることです。粒が止まっている場所は、指で軽く広げれば見えます。舗装路の日と比べると、土の道の日は手のかけどころがはっきりしています。見えるものを見える場所で取る、という組み方でほとんど片づきます。ここで回数が増えるとしたら、草のそばを歩いた日か、爪が伸びてきた時期です。どちらも道の話ではないので、記録の欄を分けておきます。
舗装路と土の道、足先に手をかけるならどっちが先か
手をかける順番は、回数の多い舗装路の日が先です。土の道の日は、落ちた量に見合うだけの手が自然にかかります。舗装路の日は見た目が軽いぶん、拭いて終わりにしてしまう。回数が出るのは、手をかけなかった日のほうです。
舗装路の日に足りていないのは枚数ではなく、拭いたあとに何を残すかです。足先は、玄関でその子が最初に口を持っていく場所です。拭いた直後にそこへ何かを置くなら、口に入ることを織り込んだものになります。mofuwaスキンケアミストは、高機能性電解酸化水だけでできています。ほかの成分を足していないので、なめたときに口へ入るのは水です。足先だけでなく、口のまわりや耳の内側にも同じものを使えます。
使い方は、拭いたあとに指のあいだへ1吹きして、もう一度軽く拭くだけです。舗装路の日に乾いた指のあいだへ、水分をその場で置き直せます。土の道の日は、粒を落としてから同じ1吹きをします。道が変わっても手順の長さが変わらないので、残る数字は10分の回数だけになります。スキンケアミストを玄関に置いておくと、拭く動作と1吹きが1つの流れになり、道によって手順を選び直さずに済みます。
舗装路の日も土の道の日も10分で5回を超える/布を3枚に増やしても回数が前の週と同じ/4本のうち片方の前足だけに回数が偏る/なめたあとの指のあいだが湿ったまま赤くなっている。こうなると、歩いた道の違いでは説明がつきません。3日ぶんの回数と、その日歩いた道を並べて書いた紙を持って、動物病院の診察を取ってください。回数の記録は、言葉で説明しなくてもそのまま見せられる材料になります。
明日の散歩で持って出る条件を1つだけ決める
回数を3日ぶん数えると、その子にとっての基準の数字が出ます。舗装路の日に4回、土の道の日に2回。この2つがあれば、次に回数が増えた日に、道のせいなのかそれ以外なのかを自分で分けられます。数えるのをやめても、この2つの数字は残ります。
| 残すもの | 書き方 | 次に使うとき |
|---|---|---|
| 歩いた道 | 舗装路だけか、土の道を含むか | 回数が増えた日の見当をつける |
| 10分の回数 | 数字だけ | 前の週と並べて比べる |
| 拭いた枚数 | 1枚・2枚・3枚 | 枚数で減るものかどうかを分ける |
| 帰宅時の室温 | その日の数字 | 乾燥が進む時期と重ねて読む |
明日の散歩で決めるのは、この4つを書く紙を玄関のどこに置くか、それだけです。紙が1枚あれば、帰ってからの10分はそのまま記録になります。舗装路の日と土の道の日が2回ずつたまるころには、足先に手をかける日を自分で選べるようになります。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 散歩の時間を早朝や夜に寄せれば、舗装路の日の回数は減りますか。
- 熱のぶんは減ります。日が出ていない時間帯の舗装路は表面温度が下がるので、指のあいだの水分が飛ぶ量は少なくなります。ただし細かい砂ぼこりは時間帯では変わりません。時間を寄せたあと、10分の回数が4回から2回まで落ちたなら、その子の足先で起きていたことの大半は熱のほうでした。時間を変えても回数が同じなら、残っていたのは粉のほうです。同じ数え方を続けたまま時間だけを動かすと、どちらが効いていたのかが1週間で分かります。
- 猫にも同じ数え方ができますか。
- 外に出ない猫でも数えられます。数える相手を散歩ではなく、ベランダに出た日と、窓辺の床で過ごした日に置き換えてください。夏のベランダのコンクリートは舗装路と同じで、日が落ちても表面に熱が残ります。戻ってきてから10分のあいだに足先をなめた回数を書いておくと、外の床に出た日だけ数字が動くかどうかが見えます。猫は毛づくろいの一部として足先をなめるので、回数そのものより、前の週との差を見てください。
- 拭かずに、ミストだけで済ませてもいいですか。
- 土の道を歩いた日は、粒を落としてからにしてください。粒が残ったまま水分を足すと、粒が指のあいだで動きにくくなります。舗装路だけを歩いた日は、布に何も乗らないので順番を逆にしても結果は変わりません。1吹きしてから拭くほうが、乾いた指のあいだには入りやすくなります。どちらの道でも変えないのは、玄関で足先に手をかけるという場面そのものです。手順の長さが同じであれば、10分の回数はそのまま比べられます。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
