C08季節・行事
笹を飾った部屋|掃除機より先にブラシを持つ
笹を居間に立てて3日目の朝、床を拭こうとして、葉が1枚、白い毛を巻き込んだまま転がっているのを見つけました。七夕の飾りを出したままにしている家では、この時期、乾いた葉と抜けかけの被毛が同じ床に積もります。拾った葉を数えはじめると、朝より夜のほうが多い日が続きます。そして掃除機を先にかけた日ほど、夜の枚数が減りません。笹と被毛は、同じ部屋で、片づける順番だけで残り方が変わります。この記事では、朝と夜に拾った枚数という1つの数字で、掃除機を先に持つ日とブラシを先に持つ日を並べます。
朝と夜で拾った枚数を分ける|七夕に笹を飾った部屋で、被毛が汚れる条件
七夕に笹を飾った部屋で数えるのは、朝と夜に床から拾った葉の枚数です。笹は水に挿しておいても、飾って3日ほどで葉先が丸まりはじめ、そこから毎日少しずつ落ちます。窓を閉めて冷房を入れる日が続く時期なので、室温は下がっても、部屋の空気は外より乾きます。笹が早く乾く部屋は、その子の地肌も同じ湿度の中に置かれている部屋です。春の換毛期に生え変わった毛がまだ抜けきらずに残っている時期と、笹を立てておく時期は毎年重なります。季節の変わり目という言い方でまとめてしまうと見えなくなりますが、床の上で起きているのは、乾いた葉と抜けかけの被毛が同じ場所に積もる、それだけのことです。
数え方は先に決めておきます。朝、いちばん最初に床を見たときに拾えた枚数と、夜、寝る前に同じ範囲で拾えた枚数。この2つだけです。範囲は笹を立てた場所から2メートルくらいと決めて、毎日同じ広さを拾います。葉に毛が巻きついていたら、その日の枚数のとなりに丸を1つ書き足します。丸のついた日が、笹と被毛が一緒に動いた日です。気温や湿度の数字を書き足す必要はありません。枚数だけのほうが、あとで見返したときに変化の向きが読めます。
| 飾ってからの日数 | 笹の葉の落ち方 | 床に残る被毛 | 朝と夜のどちらが多いか |
|---|---|---|---|
| 1〜2日目 | ほとんど落ちない | いつもと同じ量 | 差が出ない |
| 3〜4日目 | 葉先が丸まり、触ると落ちる | いつもと同じ量 | 夜が少し多い |
| 5〜7日目 | 動かすたびに数枚落ちる | 毛が葉に巻きつきはじめる | 夜がはっきり多い |
| 8日目以降 | 触らなくても落ちている | 巻きついたまま部屋を移動する | 朝にもまとまって落ちている |
| 片づけた翌日 | 落ちない | 葉のかけらだけが残る | 朝だけ数えれば足りる |
夜のほうが多くなるのは、日中にその部屋で起きたことの合計が床に出るからです。人が横を通り、その子が寝床から窓辺へ移り、冷房の風が笹を揺らす。乾いた葉は指でつまむと重さを感じないほど軽いので、人が歩いただけの風でも落ちます。朝の枚数はひと晩の静けさの記録で、夜の枚数はその日の動きの記録です。この2つを分けて書いておくと、次のセクションで比べるものが、掃除の腕前ではなく、手をつける順番になります。
掃除機を先に持った日の比較|七夕の笹の葉が舞ってから被毛に戻るまで
掃除機を先にかけた日は、夜に拾う枚数が減りません。床からは確かに消えているのに、寝る前にもう一度見ると、同じくらいの葉がまた落ちています。理由は単純で、掃除機は空気を動かす道具だからです。ノズルの前では空気が吸い込まれ、後ろでは排気が出ていきます。乾いた笹の葉と、抜けかけの被毛は、どちらもその空気の動きで持ち上がるほど軽い。
- ノズルの前で起きること:吸い込まれる直前に、まわりの空気が一度巻き上がります。重い砂や湿った葉はそのまま入りますが、乾いて反り返った葉先と、毛先だけで床に触れている抜け毛は、先に浮きます
- 排気で起きること:本体の横から出た風が、通り過ぎたあとの床をもう一度なでていきます。一度浮いて落ちたものが、二度目に動くのはここです
- 乾いた部屋で起きること:冷房で湿度が下がった部屋では、毛も葉も静かに床へ落ち着いてくれません。軽いまま、しばらく空気の中にいます
浮いたものが落ちる先は、床だけではありません。ソファの座面、寝床の縁、窓辺の出窓。そして、掃除機の音を避けて部屋の隅に座っている、その子の背中です。七夕の笹の葉が被毛に戻るのは、笹の近くを歩いたからではなく、掃除機をかけているあいだに空気の中を移動したからです。葉先はわずかに反っていて、乾くほど引っかかりやすくなります。長毛の子なら胸やしっぽの毛に、短毛の子なら首輪の内側やハーネスの下に入り込みます。
だから、掃除機を先に持った日の比較で見るべきは、床がきれいになったかどうかではありません。夜にもう一度、同じ範囲で何枚拾えるかです。ここが減らない家は、掃除の回数を増やしても枚数が横ばいのまま夏を越えます。回数ではなく、手をつける順番のほうに、まだ触っていない余白があります。
ブラシを先に持った日|笹を飾った部屋で、被毛の側から先に回収する
順番を入れ替えるだけです。掃除機のコードを引く前に、ブラシを持ちます。床に落ちているものは逃げませんが、被毛についているものは、その子が歩けば部屋じゅうへ運ばれます。先に回収する対象は、床ではなく、動いているほうだと考えると順番が決まります。
-
1|明るいところで、毛を分けて地肌を見る
窓のそばか、照明の真下へ連れていきます。背中、胸、しっぽの付け根、後ろ足のうしろ。指で毛を左右に分けて地肌を出すと、葉のかけらが毛の根もとまで入っていることがあります。毛の上をなでるだけでは、この位置にあるものは見えません。
-
2|巻きついている葉は、ブラシより先に指でつまむ
葉先が毛に巻きついているところへブラシを入れると、毛ごと引っぱります。指で葉のほうをつまんで、毛の流れに沿って抜きます。数秒で済みますし、ここを飛ばした日はブラシの途中でその子が動きます。
-
3|一方向に、首から後ろへ通す
往復させません。往復は同じ1回でも、その子にとっては2回ぶんです。首のうしろから腰まで、毛の向きにそって流すと、浮いた毛がブラシに集まります。ここで集めたぶんが、そのまま床に落ちなかった量になります。
-
4|ブラシに取れた毛を、床に落とさずに捨てる
ブラシの上でまとめて、そのままごみ箱へ。床で払うと、いま回収したものを撒き直すことになります。ここまでで3分ほどです。
-
5|それから掃除機をかける
浮くものが減っているので、排気で二度目に動くものも減ります。同じ経路を同じ速さでかけても、夜にもう一度拾う枚数が変わります。
この順番にした日は、夜の枚数が先に動きます。朝の枚数は笹の乾き具合で決まるので、ブラシを持ったかどうかでは変わりません。変わるのは、日中に被毛が運んだぶんです。丸印をつけた日、つまり葉に毛が巻きついていた日が減りはじめたら、順番の入れ替えが届いた証拠になります。
ここで一度、地肌のほうを見ておきます。笹の葉先は乾くほど硬くなり、床に伏せた脇腹や、飛び降りたときに触れた腹に、細い線のような跡を残すことがあります。毛を分けたときに、その線だけ地肌の色が違う。次のセクションで比べる表の最後の行は、この地肌の話につながります。
枚数と分数で並べる|七夕の笹と被毛、どっちを先に片づけるか
どっちを先にするかは、好みではなく、夜に拾う枚数で決まります。掃除機を先に持つ日とブラシを先に持つ日を、同じ項目で並べます。かかる時間はほとんど変わりません。変わるのは、同じ日の夜にもう一度かがむかどうかです。
| 見るところ | 掃除機を先に持った日 | ブラシを先に持った日 |
|---|---|---|
| 朝に拾う枚数 | 笹の乾き具合で決まる | 同じく笹の乾き具合で決まる |
| 夜に拾う枚数 | 朝と同じか、それ以上 | はっきり減る |
| 葉に毛が巻きついた日(丸印) | 減らないまま続く | 数日で丸が減る |
| 浮いたものが落ちる先 | 床・寝床・その子の背中 | ほぼ床だけ |
| かかる時間 | 掃除機だけで7分ほど | ブラシ3分と掃除機7分 |
| 翌朝の被毛の状態 | 根もとに葉のかけらが残る | 指で分けても出てこない |
| 結論の行 | 床をきれいにしてから被毛が汚れる | 被毛から回収してから床を片づける |
最終行が、この比較の答えです。掃除機が悪いのではなく、掃除機は最後に置く道具だということです。七夕の笹を飾っている10日ほどのあいだ、この順番を続けるだけで、夜にもう一度かがむ回数が減ります。
そのうえで、手順1で毛を分けて見た地肌のほうです。乾いた葉先が当たった場所、冷房の風がまっすぐ届く背中、床に接している脇腹。この時期は室温が下がっているのに地肌は乾くという、ちぐはぐな状態になります。毛を分けたときだけ見える細い色の変化は、その子自身がいちばん気にしていて、届く場所ならなめます。だから、そこに当てるものは、なめられることを先に想定して選ぶことになります。
この時期にmofuwaスキンケアミストを使っているのは、そのためです。中身は高機能性電解酸化水だけで、成分を足していません。犬猫の皮膚はヒトの3分の1ほどの薄さで、しかも気になった場所をなめるという習性があります。病院で出される塗り薬が、朝塗っても昼には残っていないという話をよく聞くのは、この習性のためです。なめても差し支えない水だけでできているので、しっぽの付け根でも、腹でも、口が届く場所かどうかで手を止めずに済みます。この水は、水分の浸透力が精製水の35倍あるとされています(特許電解水の特長)。毛を分けて地肌を出したその1か所に、表面で流れずに入っていくのはそのためです。
香りを足していないことも、この10日間では意味が変わってきます。部屋には笹の青いにおいがあり、その子はそれを毎日確かめています。そこへ別の香りを重ねると、確かめる材料が1つ増えます。スキンケアミストは香料を入れていないので、笹のにおいの上に何も足しません。使うのはブラシを通す前、手順1で毛を分けた直後です。地肌が出ている状態で当ててから、乾くのを待ってブラシを入れます。毛の上から吹きかけると、届いてほしい場所の手前で止まります。洗いすぎで地肌のうるおいを削らずに済むのも、この当て方だからです。
笹を片づけて床から葉が拾えなくなった週でも、葉先が当たっていた脇腹や背中だけ、10日たっても色が薄くならない。毛を分けたとき、その1か所だけ手のひらに熱が伝わってくる。夜に拾う枚数が0になったのに、同じ場所をなめる回数だけ増えている。この残り方は、床の側の話では説明がつきません。朝と夜に拾った枚数を書いた紙を持って、動物病院の予約を1つ入れてください。枚数が0になった日と、色が残りはじめた日が同じ紙に並んでいると、いつからの話なのかを言葉で説明せずに済みます。
笹をしまったあとに紙へ残る2つの数字|来年の七夕までの時期に持ち越すもの
笹を片づけると、朝の枚数は数日で0になります。残るのは夜の欄です。葉が落ちなくなっても、被毛が運んでいたぶんはしばらく床に出ます。ここが0に近づいた日付を書き足しておくと、来年の七夕に紙を開いたとき、何日かかったのかがすぐ分かります。気温も湿度も、その年ごとに違います。けれど、笹を立てた部屋で乾いた葉と抜けかけの毛が同時に積もるという条件は、毎年そのまま戻ってきます。
持ち越すのは2つの数字と、順番が1つ。朝の枚数、夜の枚数、そしてブラシを先に持つこと。来年の同じ時期、笹を買ってきた日にこの紙を出せば、初日からその順番で始められます。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 笹を飾るのをやめれば済む話ではありませんか。
- 七夕の笹をやめても、同じことは別の形で起きます。夏のあいだ室内に置く観葉植物、切り花、窓を開けたときに入る木の葉。乾いて軽くなったものが床にあり、そこに抜けかけの被毛が混ざるという条件は変わりません。笹が分かりやすいのは、飾った日が決まっていて、落ちる枚数が数えられるからです。数えられるうちに順番を身につけておくと、笹をしまったあとの床でも同じ手が使えます。飾りを減らすかどうかは、それとは別に決めて構いません。
- ブラシを先にすると、掃除機をかけるころには毛がまた落ちていませんか。
- 落ちます。ただし、落ちているのは根もとから外れて床へ着地した毛で、空気中を漂う毛ではありません。ブラシで回収しているのは、毛先だけで引っかかっている抜けかけの毛と、被毛に巻きついた葉のかけらです。この2つは掃除機の風で最も動きやすく、しかも吸い込まれにくい。床に落ち着いた毛は、そのまま掃除機で片づきます。順番を変えて減るのは、床の毛の量ではなく、二度目に動くものの量です。
- 猫にも同じ順番で使えますか。ブラシを嫌がります。
- 使えます。嫌がる子では、手順3のブラシを手のひらに替えてください。湿らせた手で首から腰まで一方向になでるだけでも、毛先だけで引っかかっていた毛は手のひらに集まります。集めた毛は床で払わずに、そのまま捨てます。猫は自分でなめて毛を運ぶので、口に入ったものが体の外へ出るまでの経路が犬より長くなります。だからこそ、床へ落ちる前に手のひらで受け止める意味があります。慣れてきたら、同じ順番のままブラシへ戻せます。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
