C04悩み解決
指の間をなめるを繰り返さないために、毎日やっておきたいこと
指の間をなめる子に、毎日やっておきたいことは3つだけです。なめることの予防は、その3つをどこに置くかで決まります。ただ、その3つを置く場所が大事です。指の間に残るものの多くは、外から一緒に帰ってきます。家のなかで何をするかより、玄関で何を落とすか。この記事では、なめる理由になるものを持ち帰らないために、帰宅後の3分を固定する組み方と、散歩コースそのものの見直し方をまとめます。
指の間に残るものは、外から一緒に帰ってきます
指の間は、地面に接する面と接しない面の境目にあります。細かいものが入りこむのに、風が通らない。この条件のせいで、外で挟まったものが、家に上がったあともそのまま残ります。
| 持ち帰るもの | どこで拾うか | どうなるか |
|---|---|---|
| 砂粒・細かい砂利 | 公園、グラウンド、砂利敷きの駐車場 | 指の間に挟まり、歩くたびに動きます |
| 草の実・細い茎 | 河川敷、草の伸びた歩道の脇 | 毛にからんで、乾くと硬くなります |
| 乾いた泥 | 雨あがりの土の道 | 指の間で固まり、皮膚を引っぱります |
| 散布されたもの | 除草剤や薬剤をまいた植え込み、農地の脇 | 見た目では分かりません |
| 水分そのもの | 水たまり、濡れた芝生 | 乾かないまま室内のほこりを拾います |
どれも、玄関で落とせば家のなかには入りません。逆に、部屋に上がってから気づいて対処するのでは遅くなります。だから毎日やることを、帰宅の動線のなかに置きます。
帰宅後の3分でやることは、3つだけ
予防は、続く量にしないと積み上がりません。増やさないでください。続かない量にした時点で、繰り返しにくい条件はつくれません。玄関で3分、これだけです。
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部屋に上がる前に、足を拭く
順番が逆になっている家が多いところです。先に上がってから拭くと、拾ったものが床に落ちて、そこをまた歩きます。玄関にタオルを置きっぱなしにして、リードを外す前に拭いてください。
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指を1本ずつ開いて、見る
触って探すのではなく、開いて目で見ます。左右で20秒あれば足ります。砂粒や草の実は、見れば分かります。見つけたら指でつまんで取り、取れないときは無理に引かず、そのままにしてください。
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乾くまで、床に下ろさない
3つのなかで、いちばん省かれる工程です。濡れた足で床に下りると、床のほこりや抜け毛が指の間に貼りつきます。タオルの上に座らせるか、抱いたまま1分待ってください。
念入りにやった日の翌日にやらなくなる、というのがいちばん多い崩れ方です。時間を延ばすより、毎日おなじ3分に収めるほうが結果が変わります。雨の日だけ長くする、というのも決めておいてください。
抜けやすいのは、3つめの「乾かす」
拭くところまではやっている家が多く、そのあとすぐ床に下ろしています。ここが分かれ目です。拭いた直後の足は、乾いているように見えて指の間だけ濡れています。
- タオルは玄関に固定する:取りに行く動作が入ると、その間に犬が部屋へ入ります。置き場所を決めるだけで続き方が変わります
- 拭いたあと、1分だけ座らせる:待たせる場所を決めておくと習慣になります。おやつを1つ渡す係にすると、足を出すこと自体を嫌がりにくくなります
- 指のあいだは、押さえて水分を移す:こすらず、乾いた布を挟んで数秒。往復させると皮膚が赤くなります
- ドライヤーの温風を近づけない:足先は熱さが分かりにくい場所です。使うなら送風で、離して当ててください
この1分があると、指の間が湿ったまま過ごす時間がなくなります。逆に、拭いてすぐ下ろす日が続くと、床のものを拾い直して、乾かないまま夜を迎えることになります。1日のうちで指の間が乾いている時間をどれだけ確保できるか、という話です。
散歩コースのほうを、見直す
毎日の3分でも追いつかないときは、拾う量そのものを減らします。ここから先の予防は、持ち帰る量の側で効かせます。同じ時間の散歩でも、通る路面で持ち帰る量は変わります。
| 路面 | 気をつけること |
|---|---|
| 砂利・砕石の多い道 | 粒が指の間に入りやすい場所です。並行して舗装路があるなら、そちらへ |
| 草が伸びた歩道の脇、河川敷 | 秋は草の実がつきます。歩かせたあとは、その日の確認を長めに |
| 立て札のある植え込み、農地の脇 | 薬剤の散布を知らせる表示があります。表示がなくても、不自然に枯れた草地は入らないほうが無難です |
| 夏の日中のアスファルト | 手の甲を5秒あてて熱いと感じるなら、その時間は歩かせないでください |
| 雨あがりの土の道、水たまり | 泥と水を同時に持ち帰ります。通ったら、帰宅後の3分を5分にしてください |
気温が下がってもアスファルトは熱を持ったままです。日没から1時間ほどは、地面のほうが空気より熱いことがあります。手の甲で確かめる習慣にしてください。熱い路面を歩いたあとは、指の間だけでなく肉球そのものを見てください。
毎日やっていても、なめ方が変わったとき
帰宅後の3分を2週間続けても、なめる時間が延びている。あるいは、散歩に行っていない日でも同じようになめている。そのときは、外から持ち帰るものとは別の理由が動いています。
いつも同じ1か所だけをなめる、指の間の皮膚が赤い・じゅくじゅくしている、においがある、その部分の毛が減っている・色が変わっている、腫れている、触ると痛がる、歩き方が変わった、散歩に行かない日も続けてなめている、夜中に起きてなめている。いずれかに当てはまるときは、家庭でのケアを工夫する前に動物病院にご相談ください。
受診のときは、どちらの足のどの指か、いつからか、散歩のあとだけかどうかをメモしてください。動画があれば、そのほうが早く伝わります。診察の直前に足を拭いてしまうと当日の状態が分からなくなるため、その日は拭かずに連れて行ってください。
帰宅後の3分のうち、3つめの「乾かす」だけは、その子が自分ではできない工程です。なめるという行為は、指の間を濡らす方向にしか働きません。開いて風を通すところは、人が代わるしかない場所です。玄関に置いているのは mofuwa スキンケアミストです。なめてしまう場所に置けるものが手元にない、というところから作られた1本で、中身は電解水100%です。ぬぐったそばから口が来る指の間でも、そのまま玄関に出しておけます。布に含ませて足先をぬぐい、そのあと指を1本ずつ開いて、乾いた布で押さえるところまでを1セットにしてください。ぬぐう布と乾かす布を別にしておくと、3つめが抜けた日に、その場で気づけます。
なめる時間が短くなってからも、帰宅後の3分はそのまま残してください。この3分は、いまのなめ方を減らすための時間ではなく、次に増えたときにそれが散歩由来かどうかを切り分けるための時間です。路面の条件が変わる季節をひととおり越すと、その子が反応するのはアスファルトの熱なのか、雨あがりの水たまりなのかが見えてきます。予防としてやれることは、そこまで絞り込んでから決めても間に合います。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
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商品ページを見るよくある質問
- 1日2回散歩に行きます。毎回3分やる必要がありますか?
- はい、回数ではなく毎回の帰宅時に置いてください。1回飛ばすと、その足で家じゅうを歩くことになります。どうしても時間が取れない回は、指を開いて見るところだけでもやってください。見て何もなければ、拭くのは簡単に済ませてかまいません。
- 毎回、足を水で洗ったほうがいいですか?
- 毎回洗う必要はありません。洗うほど、指の間が乾くまでの時間が延びます。泥や砂が多い日だけ洗い、洗ったあとは乾かす時間を長めに取ってください。ふだんは拭いて乾かすまでで足ります。
- 散歩用の靴を履かせるのは、どうでしょうか?
- 砂利や夏の路面を避けきれないコースでは選択肢になります。ただし中が蒸れるので、帰宅したらすぐ脱がせて、指を開いて乾かす時間を必ず取ってください。履かせているから拭かなくてよい、とはなりません。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
