C08季節・行事
花粉が飛ぶと目のまわりをこすりだす|かゆみの出る場所は毎年同じ
花粉が飛び始めた週の夜、テレビの音がしている部屋で、その子が前足の甲を目の下へ続けて3回こすりつけました。同じしぐさは、朝の散歩から戻った直後にも1回ありました。目のまわりのかゆみは、去年もその前の年も、2月の同じころに出ています。出る場所まで毎年そろっていて、目の下・目頭・眉間の3か所から外へは広がりません。ただし、外から乗ったものが残っているのか、地肌のうるおいのほうが先に減っているのかで、家でやることは逆向きになります。こすった回数を朝・昼・夜に分けて3日数えると、どちらが先に動いたかが偏りとして出ます。
朝・昼・夜に分けて3日数える|花粉の時期に目のまわりで見るべき条件
この記事で数えるのは、目のまわりをこすったしぐさの回数です。朝の散歩から戻るまで、昼のあいだ、夕方以降の3つに分けて、3日ぶん書きます。回数そのものより、どの時間帯に寄っているかを見るための数え方です。前足の甲でこする、床やクッションに顔の横をこすりつける、後ろ足で耳の前をかく。どれも1回として数えます。
| 場所 | その子がやること | 外から来たものが乗りやすい理由 | 地肌の側の変わり方 |
|---|---|---|---|
| 目の下 | 前足の甲を当てて、外側へ押し下げる | 顔の中でいちばん前へ出ていて、風を正面から受ける | 毛が短く、皮膚の厚みがもともと薄い |
| 目頭 | 床やクッションへ顔の横を押しつける | 毛の流れが集まり、涙で湿っている | 湿ったところが乾くとき、うるおいが持っていかれる |
| 眉間 | 後ろ足を上げて、耳の前からかき下ろす | 上を向いたときに面が水平になり、落ちたものが乗る | 被毛が密で、地肌まで風が通らない |
3か所とも、その子が自分で見られない面です。だから毎年同じ場所に出ます。かゆみの出る場所が毎年同じなら、見るべきは場所ではなく、いつ回数が増えるかのほうです。紙に書くのは日付、朝・昼・夜の3つの数字、その日の室内の湿度。湿度は温湿度計の数字をそのまま写せば足ります。
3日にするのは、1日では判断がつかないからです。来客のあった日、掃除機をかけた日、いつもより長く歩いた日は、それだけで回数が動きます。3日並べると、動いた日が1日だけなら外の出来事、3日とも同じ時間帯に寄っていればその子の条件、という分け方ができます。皮膚の側を疑い始めるのは、3日そろってからで間に合います。
軸A・外から乗ったものが残っている|花粉の時期に目のまわりへ出るかゆみの、時間帯による比較
外から乗ったものが残っている子では、回数が朝と夕方に寄ります。散歩から戻って30分のあいだと、日が落ちてからの1時間。どちらも、外にいた時間の直後です。昼のあいだは、家の中にいて風を受けないので、数字が落ちます。3日ぶんの紙を横に並べたとき、この山が2つできるかどうかが軸Aの合図です。
- 散歩の直後に寄る:帰宅後30分でこする回数が集中し、そのあと落ち着きます。乗ったものが目のまわりの毛に残っていて、動くたびに地肌のきわへ落ちていきます
- 顔の向きで差が出る:風上を向いて歩く日と、風下の道を選んだ日で数字が変わります。散歩のコースを変えた日に回数が減れば、外から来た側の話です
- 目頭に涙の跡が増える:こすった刺激で涙の量が増え、目頭の毛が湿ったままになります。湿ったところに菌が増えると、色の濃い跡として残ります
軸Aのときに足すのは、拭く手です。帰宅後すぐに、目のまわりの3か所を1回ずつ。乾いたガーゼで強くこすると、地肌の側を自分で削ることになるので、湿らせたもので、外側へ一方向に動かします。目頭から目の下へ、目の下から外へ。往復させると、いま落としたものを毛の中へ戻します。ブラッシングの順番と同じで、戻さない向きを先に決めておく話です。
拭く回数は1日1回で足ります。花粉の時期だからと3回に増やすと、こする刺激をこちらから足すことになります。軸Aで増やしてよいのは、拭く回数ではなく、拭くタイミングの正確さです。散歩から戻って10分以内。それだけを守れば、夕方の山は下がってきます。3日目の紙で夕方の数字が動かなければ、軸Aだけでは説明がついていません。
軸B・地肌のうるおいが先に減っている|室内の湿度と、花粉の飛ぶ時期が重なる目のまわり
地肌の側が先に動いている子では、回数が夜に寄ります。暖房を入れている部屋で、寝る前の1時間に集中します。外にいた時間から遠いのに数字が上がるのが、軸Bの特徴です。花粉の飛ぶ時期は、まだ暖房を使う時期と重なっています。外から来るものが増える週と、室内の湿度がいちばん低い週が、同じところに来ます。
| 見るところ | 軸A・外から乗った側 | 軸B・地肌のうるおいの側 |
|---|---|---|
| 回数が寄る時間帯 | 朝の帰宅後と夕方 | 暖房を入れた夜 |
| 散歩コースを変えた日 | 数字が下がる | 変わらない |
| 室内の湿度 | 関係が出ない | 40%を下回った日に上がる |
| 目頭の様子 | 湿った跡が濃くなる | きわの皮膚がかさついて白く見える |
| 被毛の手ざわり | 指に細かいものがつく | 毛の根元が乾いて、ぱさつく |
| 3日目の紙 | 山が朝と夕の2つ | 夜だけが1つ高い |
軸Bで先にやることは、拭く手を増やすことではありません。室内の湿度を40%台へ戻すほうが先です。加湿器を寝る場所の近くへ移す、暖房の風が寝床へ直接当たらないよう向きを変える、洗濯物を寝室に干す。どれも目のまわりに触らずにできます。触らずにできる手を先に打つのは、こする刺激をこちらから足さないためです。
顔まわりだけを毎日ぬるま湯で洗っている家では、3日目あたりから地肌の側が薄くなってきます。汚れを落とすつもりの手が、うるおいの残っている層まで持っていくからです。洗いすぎているかどうかは、洗った翌日の夜の数字で分かります。洗った日の夜だけ回数が上がるなら、顔を洗う頻度を週2回まで落として、同じ3日をもう一度数え直します。
猫でも見る場所は同じですが、時間帯の出かたが少し違います。猫は夜のあいだに毛づくろいをするので、夜の数字に毛づくろいの回数が混ざります。目のまわりを前足でこすってから、その前足をなめる動きが続いたときだけ1回として数えてください。なめるところまで続かない毛づくろいは、この記事の数には入れません。
3日の紙を見て、拭く手とうるおいの手のどっちを足すか決める|花粉の時期の目のまわりのかゆみ
どっちを足すかは、山の位置で決まります。朝と夕に2つなら拭く手を、夜だけ1つなら室内の湿度とうるおいの手を。両方に山が出ているなら、軸Bから先に手を打ちます。触らずにできる手のほうが、翌日の数字に混ざるものが少なく、効いたかどうかを読み違えにくいからです。
うるおいの手として mofuwa スキンケアミストを目のまわりに使えるのは、こすった前足がそのまま口へ運ばれるからです。目の下に何かを置けば、その子は前足でこすり、こすった前足をなめます。犬でも猫でも、この順番は変わりません。病院で出されるものの多くは飲むものか塗るもので、塗るほうは、なめて取れることと、口に入ることの2つが同時に問題になります。この1本は電解水だけでできていて、清涼飲料水の規格基準を満たしています。目頭のきわでも、眉間の地肌でも、手を止める場所がありません。
使い方は、こする前に置くことです。夜の山が立ち上がる1時間前、暖房を入れた直後に、3か所へ1回ずつ。直接顔へ吹きかけると音と風を嫌がる子が多いので、こちらの手のひらか、指先に取ってから、目頭から外側へ一方向に置きます。目に入れないよう、まぶたのきわから毛1本ぶん外側で止めます。水分の浸透力は精製水の35倍とされていて(特許電解水の特長・deck p7)、被毛をかき分けなくても地肌のきわまで下りていきます。
軸Aの日にも、mofuwa スキンケアミストは拭いたあとの1本として使えます。拭き取ったあとの目のまわりは、ぬぐった面が一時的に乾きます。そこへ置いておくと、次に外へ出るまでのあいだ、地肌の側が薄くならずに済みます。拭く手と、うるおいを置く手は、順番に並べるものであって、どちらかを選ぶものではありません。紙の山を見て決めるのは、どちらを先に足すかという順番のほうです。
涙で湿ったままの目頭についても、同じ場所に使えます。湿った毛のきわは、色の濃い跡が残りやすい場所です。拭いて乾かしてから置く、という順番にしておくと、湿った時間そのものが短くなります。花粉の飛ぶ時期に目のまわりを触る回数が増えるぶん、触ったあとをどう終わらせるかを決めておくほうが、毎日続けやすくなります。
湿度を40%台へ戻して1週間たっても、夜の数字がそのまま/散歩のコースを変えても朝の山が下がらない/こすった側の目だけが白く濁って見える、まぶたが腫れてきた/3か所の外へ、頬や口の横まで広がってきた/2週間のあいだ数字が下がらず、逆に日ごとに増えている。ここまで来ると、外から乗ったものと室内の湿度の2つでは説明がつきません。3日ぶんの紙を何枚か持って、動物病院で目そのものを見てもらう日を取ってください。時間帯ごとの数字と湿度が並んでいれば、家で何を動かして何が動かなかったかが、そのまま材料になります。
こすり始める週は毎年同じところに来る|花粉の時期を越えたあとの目のまわり
花粉の飛ぶ時期が終わると、3か所の数字は手を変えなくても落ちます。落ちたことを結果として受け取らず、紙のほうを残してください。残すのは、こすり始めた日付、山が出ていた時間帯、湿度が40%を割った日。この3つがあれば、来年は数え始める前から、どちらの軸が先に動く家なのかが分かっています。
| 残すもの | 中身 | 来年の使い道 |
|---|---|---|
| こすり始めた日付 | 3日続けて数字が上がった最初の日 | その1週間前から数え始める |
| 山の出ていた時間帯 | 朝と夕か、夜だけか | 先に足す手を、数える前に決められる |
| 湿度が40%を割った日 | 暖房の使い方を変えた日と合わせて | 加湿の置き場所を最初から直す |
| 洗った頻度 | 顔まわりを週に何回洗っていたか | 同じ頻度から始めて、上げ下げする |
紙に書いた数字は、その子の体の話だけではありません。暖房をいつ入れたか、散歩のコースをどこにしたか、洗濯物をどこに干したかという、家の側の記録でもあります。毎年くり返す条件に対しては、去年の家の記録がいちばん早い手順書になります。花粉の飛ばない季節に入ってからも、夜に目のまわりへ1回置く形はそのまま残しておけます。
今夜やることは、紙を1枚用意して、朝・昼・夜の欄に線を引くところまでで足ります。数字が3つ並ぶのは明日の夜です。そこから3日たてば、拭く手とうるおいの手のどちらを先に足すかが、自分の字で決まります。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- こする回数を数えるといっても、日中は家にいません。夜のぶんだけで判断できますか。
- 夜だけでも始められますが、その場合は湿度の欄を必ず埋めてください。夜の数字が高いことそのものは、軸Aでも軸Bでも起こります。分かれ目は、湿度が下がった日に上がるかどうかです。湿度の数字が40%台で安定しているのに夜の回数が高いなら、外から来た側が夕方まで残っているという読み方になります。日中の記録を補う方法としては、帰宅してから最初の30分だけを別の欄に分けて数えるやり方があります。留守番のあいだの分は分かりませんが、帰宅直後に山が立つかどうかは、それで見えます。
- 目のまわりに何かを使うのが怖いので、ぬるま湯で拭くだけにしています。それで足りませんか。
- 軸Aだけで動いている子なら、ぬるま湯で拭くだけでも数字は下がります。足りなくなるのは、拭いたあとの乾く時間が長い家です。暖房の風が当たる部屋では、拭いた面が数分で乾き、その乾きが地肌の側を薄くします。拭くことが悪いのではなく、拭いて終わりにすると、軸Aの手が軸Bの引き金になってしまう。順番としては、拭く、乾く前にうるおいを置く、そこで終わる。ぬるま湯だけで通すなら、拭く回数を1日1回に抑えて、夜の数字が上がらないかを3日見てください。
- 去年は3月に入ってから出ました。今年も同じ時期まで待って数え始めればいいですか。
- 待たずに、去年こすり始めた日の1週間前から数え始めてください。数え始めが遅れると、いちばん知りたい「上がり始めの3日」が取れません。上がり始めの偏りが分かるから、どちらの手を先に足すかが決まります。すでに数字が高くなったあとから数え始めると、朝も夜も高い、という紙しか残りません。1週間早く始めて何も起きなければ、その紙は空欄のまま残るだけです。空欄の3日は、あとから見ると、その年の基準の数字として使えます。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
