C08季節・行事

花粉が飛ぶと目のまわりをこすりだす|かゆみの出る場所は毎年同じ

公開日 2023年2月2日|文=mofuwa編集部

明るい部屋で、淡い色のクッションに顔をあずけている薄い毛色の猫
こすったあとの前足は、そのまま口へ運ばれます。目の下に置いたものの行き先は、そこまで含めて決まります。

花粉が飛び始めた週の夜、テレビの音がしている部屋で、その子が前足の甲を目の下へ続けて3回こすりつけました。同じしぐさは、朝の散歩から戻った直後にも1回ありました。目のまわりのかゆみは、去年もその前の年も、2月の同じころに出ています。出る場所まで毎年そろっていて、目の下・目頭・眉間の3か所から外へは広がりません。ただし、外から乗ったものが残っているのか、地肌のうるおいのほうが先に減っているのかで、家でやることは逆向きになります。こすった回数を朝・昼・夜に分けて3日数えると、どちらが先に動いたかが偏りとして出ます。

朝・昼・夜に分けて3日数える|花粉の時期に目のまわりで見るべき条件

この記事で数えるのは、目のまわりをこすったしぐさの回数です。朝の散歩から戻るまで、昼のあいだ、夕方以降の3つに分けて、3日ぶん書きます。回数そのものより、どの時間帯に寄っているかを見るための数え方です。前足の甲でこする、床やクッションに顔の横をこすりつける、後ろ足で耳の前をかく。どれも1回として数えます。

花粉の飛ぶ時期に、目のまわりでかゆみが出る3か所
場所その子がやること外から来たものが乗りやすい理由地肌の側の変わり方
目の下前足の甲を当てて、外側へ押し下げる顔の中でいちばん前へ出ていて、風を正面から受ける毛が短く、皮膚の厚みがもともと薄い
目頭床やクッションへ顔の横を押しつける毛の流れが集まり、涙で湿っている湿ったところが乾くとき、うるおいが持っていかれる
眉間後ろ足を上げて、耳の前からかき下ろす上を向いたときに面が水平になり、落ちたものが乗る被毛が密で、地肌まで風が通らない

3か所とも、その子が自分で見られない面です。だから毎年同じ場所に出ます。かゆみの出る場所が毎年同じなら、見るべきは場所ではなく、いつ回数が増えるかのほうです。紙に書くのは日付、朝・昼・夜の3つの数字、その日の室内の湿度。湿度は温湿度計の数字をそのまま写せば足ります。

3日にするのは、1日では判断がつかないからです。来客のあった日、掃除機をかけた日、いつもより長く歩いた日は、それだけで回数が動きます。3日並べると、動いた日が1日だけなら外の出来事、3日とも同じ時間帯に寄っていればその子の条件、という分け方ができます。皮膚の側を疑い始めるのは、3日そろってからで間に合います。

軸A・外から乗ったものが残っている|花粉の時期に目のまわりへ出るかゆみの、時間帯による比較

外から乗ったものが残っている子では、回数が朝と夕方に寄ります。散歩から戻って30分のあいだと、日が落ちてからの1時間。どちらも、外にいた時間の直後です。昼のあいだは、家の中にいて風を受けないので、数字が落ちます。3日ぶんの紙を横に並べたとき、この山が2つできるかどうかが軸Aの合図です。

軸Aのときに足すのは、拭く手です。帰宅後すぐに、目のまわりの3か所を1回ずつ。乾いたガーゼで強くこすると、地肌の側を自分で削ることになるので、湿らせたもので、外側へ一方向に動かします。目頭から目の下へ、目の下から外へ。往復させると、いま落としたものを毛の中へ戻します。ブラッシングの順番と同じで、戻さない向きを先に決めておく話です。

拭く回数は1日1回で足ります。花粉の時期だからと3回に増やすと、こする刺激をこちらから足すことになります。軸Aで増やしてよいのは、拭く回数ではなく、拭くタイミングの正確さです。散歩から戻って10分以内。それだけを守れば、夕方の山は下がってきます。3日目の紙で夕方の数字が動かなければ、軸Aだけでは説明がついていません。

軸B・地肌のうるおいが先に減っている|室内の湿度と、花粉の飛ぶ時期が重なる目のまわり

地肌の側が先に動いている子では、回数が夜に寄ります。暖房を入れている部屋で、寝る前の1時間に集中します。外にいた時間から遠いのに数字が上がるのが、軸Bの特徴です。花粉の飛ぶ時期は、まだ暖房を使う時期と重なっています。外から来るものが増える週と、室内の湿度がいちばん低い週が、同じところに来ます。

回数の寄る時間帯で、軸Aと軸Bを分ける
見るところ軸A・外から乗った側軸B・地肌のうるおいの側
回数が寄る時間帯朝の帰宅後と夕方暖房を入れた夜
散歩コースを変えた日数字が下がる変わらない
室内の湿度関係が出ない40%を下回った日に上がる
目頭の様子湿った跡が濃くなるきわの皮膚がかさついて白く見える
被毛の手ざわり指に細かいものがつく毛の根元が乾いて、ぱさつく
3日目の紙山が朝と夕の2つ夜だけが1つ高い

軸Bで先にやることは、拭く手を増やすことではありません。室内の湿度を40%台へ戻すほうが先です。加湿器を寝る場所の近くへ移す、暖房の風が寝床へ直接当たらないよう向きを変える、洗濯物を寝室に干す。どれも目のまわりに触らずにできます。触らずにできる手を先に打つのは、こする刺激をこちらから足さないためです。

顔まわりだけを毎日ぬるま湯で洗っている家では、3日目あたりから地肌の側が薄くなってきます。汚れを落とすつもりの手が、うるおいの残っている層まで持っていくからです。洗いすぎているかどうかは、洗った翌日の夜の数字で分かります。洗った日の夜だけ回数が上がるなら、顔を洗う頻度を週2回まで落として、同じ3日をもう一度数え直します。

猫でも見る場所は同じですが、時間帯の出かたが少し違います。猫は夜のあいだに毛づくろいをするので、夜の数字に毛づくろいの回数が混ざります。目のまわりを前足でこすってから、その前足をなめる動きが続いたときだけ1回として数えてください。なめるところまで続かない毛づくろいは、この記事の数には入れません。

3日の紙を見て、拭く手とうるおいの手のどっちを足すか決める|花粉の時期の目のまわりのかゆみ

どっちを足すかは、山の位置で決まります。朝と夕に2つなら拭く手を、夜だけ1つなら室内の湿度とうるおいの手を。両方に山が出ているなら、軸Bから先に手を打ちます。触らずにできる手のほうが、翌日の数字に混ざるものが少なく、効いたかどうかを読み違えにくいからです。

うるおいの手として mofuwa スキンケアミストを目のまわりに使えるのは、こすった前足がそのまま口へ運ばれるからです。目の下に何かを置けば、その子は前足でこすり、こすった前足をなめます。犬でも猫でも、この順番は変わりません。病院で出されるものの多くは飲むものか塗るもので、塗るほうは、なめて取れることと、口に入ることの2つが同時に問題になります。この1本は電解水だけでできていて、清涼飲料水の規格基準を満たしています。目頭のきわでも、眉間の地肌でも、手を止める場所がありません。

使い方は、こする前に置くことです。夜の山が立ち上がる1時間前、暖房を入れた直後に、3か所へ1回ずつ。直接顔へ吹きかけると音と風を嫌がる子が多いので、こちらの手のひらか、指先に取ってから、目頭から外側へ一方向に置きます。目に入れないよう、まぶたのきわから毛1本ぶん外側で止めます。水分の浸透力は精製水の35倍とされていて(特許電解水の特長・deck p7)、被毛をかき分けなくても地肌のきわまで下りていきます。

軸Aの日にも、mofuwa スキンケアミストは拭いたあとの1本として使えます。拭き取ったあとの目のまわりは、ぬぐった面が一時的に乾きます。そこへ置いておくと、次に外へ出るまでのあいだ、地肌の側が薄くならずに済みます。拭く手と、うるおいを置く手は、順番に並べるものであって、どちらかを選ぶものではありません。紙の山を見て決めるのは、どちらを先に足すかという順番のほうです。

涙で湿ったままの目頭についても、同じ場所に使えます。湿った毛のきわは、色の濃い跡が残りやすい場所です。拭いて乾かしてから置く、という順番にしておくと、湿った時間そのものが短くなります。花粉の飛ぶ時期に目のまわりを触る回数が増えるぶん、触ったあとをどう終わらせるかを決めておくほうが、毎日続けやすくなります。

Caution3日の紙で、山の位置が動かなくなったとき

湿度を40%台へ戻して1週間たっても、夜の数字がそのまま/散歩のコースを変えても朝の山が下がらない/こすった側の目だけが白く濁って見える、まぶたが腫れてきた/3か所の外へ、頬や口の横まで広がってきた/2週間のあいだ数字が下がらず、逆に日ごとに増えている。ここまで来ると、外から乗ったものと室内の湿度の2つでは説明がつきません。3日ぶんの紙を何枚か持って、動物病院で目そのものを見てもらう日を取ってください。時間帯ごとの数字と湿度が並んでいれば、家で何を動かして何が動かなかったかが、そのまま材料になります。

こすり始める週は毎年同じところに来る|花粉の時期を越えたあとの目のまわり

花粉の飛ぶ時期が終わると、3か所の数字は手を変えなくても落ちます。落ちたことを結果として受け取らず、紙のほうを残してください。残すのは、こすり始めた日付、山が出ていた時間帯、湿度が40%を割った日。この3つがあれば、来年は数え始める前から、どちらの軸が先に動く家なのかが分かっています。

花粉の時期を越えたあと、来年へ渡すもの
残すもの中身来年の使い道
こすり始めた日付3日続けて数字が上がった最初の日その1週間前から数え始める
山の出ていた時間帯朝と夕か、夜だけか先に足す手を、数える前に決められる
湿度が40%を割った日暖房の使い方を変えた日と合わせて加湿の置き場所を最初から直す
洗った頻度顔まわりを週に何回洗っていたか同じ頻度から始めて、上げ下げする

紙に書いた数字は、その子の体の話だけではありません。暖房をいつ入れたか、散歩のコースをどこにしたか、洗濯物をどこに干したかという、家の側の記録でもあります。毎年くり返す条件に対しては、去年の家の記録がいちばん早い手順書になります。花粉の飛ばない季節に入ってからも、夜に目のまわりへ1回置く形はそのまま残しておけます。

今夜やることは、紙を1枚用意して、朝・昼・夜の欄に線を引くところまでで足ります。数字が3つ並ぶのは明日の夜です。そこから3日たてば、拭く手とうるおいの手のどちらを先に足すかが、自分の字で決まります。

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よくある質問

こする回数を数えるといっても、日中は家にいません。夜のぶんだけで判断できますか。
夜だけでも始められますが、その場合は湿度の欄を必ず埋めてください。夜の数字が高いことそのものは、軸Aでも軸Bでも起こります。分かれ目は、湿度が下がった日に上がるかどうかです。湿度の数字が40%台で安定しているのに夜の回数が高いなら、外から来た側が夕方まで残っているという読み方になります。日中の記録を補う方法としては、帰宅してから最初の30分だけを別の欄に分けて数えるやり方があります。留守番のあいだの分は分かりませんが、帰宅直後に山が立つかどうかは、それで見えます。
目のまわりに何かを使うのが怖いので、ぬるま湯で拭くだけにしています。それで足りませんか。
軸Aだけで動いている子なら、ぬるま湯で拭くだけでも数字は下がります。足りなくなるのは、拭いたあとの乾く時間が長い家です。暖房の風が当たる部屋では、拭いた面が数分で乾き、その乾きが地肌の側を薄くします。拭くことが悪いのではなく、拭いて終わりにすると、軸Aの手が軸Bの引き金になってしまう。順番としては、拭く、乾く前にうるおいを置く、そこで終わる。ぬるま湯だけで通すなら、拭く回数を1日1回に抑えて、夜の数字が上がらないかを3日見てください。
去年は3月に入ってから出ました。今年も同じ時期まで待って数え始めればいいですか。
待たずに、去年こすり始めた日の1週間前から数え始めてください。数え始めが遅れると、いちばん知りたい「上がり始めの3日」が取れません。上がり始めの偏りが分かるから、どちらの手を先に足すかが決まります。すでに数字が高くなったあとから数え始めると、朝も夜も高い、という紙しか残りません。1週間早く始めて何も起きなければ、その紙は空欄のまま残るだけです。空欄の3日は、あとから見ると、その年の基準の数字として使えます。

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。