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預けて戻った週だけ、背中にフケが浮いている

公開日 2023年8月3日|文=mofuwa編集部

明るい部屋のクリーム色のラグの上で、落ち着いて伏せている白っぽい犬
伏せているとき、上を向いているのは背中です。冷房の風を一晩じゅう受けているのも、この面です。写真:Iza Ponchie/Pexels

ペットホテルから戻って3日目の夜、黒いTシャツのままひざの上でブラシを通したら、胸のあたりに白い粒が20ほど散っていました。預ける前の週には、同じブラシで同じだけ梳かしても、フケは5粒も落ちていませんでした。粒が出ていたのは背中だけで、おなかや足には見当たりません。この粒には、預けていたあいだにたまったものと、戻ってから新しく出ているものが混ざっています。たまっていた粒は数日で数が減り、新しく出ている粒は減りません。8月の頭は、家でもペットホテルでも冷房がいちばん長く回る時期で、伏せて眠るその子の背中は、そのあいだずっと乾いた風の側にあります。この記事では、黒い布の上で10回ブラシを通して落ちた粒を数え、翌日・3日目・5日目・7日目の数の動きで、背中に何を足すかを決めます。

黒い布に落ちた白い粒を、10回のブラシで数える|ペットホテルから戻った週の背中のフケの経験

粒の出どころを確かめると、首のつけ根から腰までの背骨の線に沿って、被毛の中に白いものが浮いています。毛を指で分けると、地肌の表面から浮きかけた薄い粒が、毛の根元に引っかかっているのが見えます。おなかや内ももを同じように分けても、ほとんど見当たりません。預けて戻った週に、背中にだけフケが出る。この偏り方そのものが、ペットホテルにいた数日のあいだに何が起きていたのかの手がかりになります。

手がかりを数字にするために、数え方を1つに決めておきます。ブラシの種類や力の入れ方が日によって違うと、粒の数が増えたのか、梳かし方が変わったのかが分からなくなるからです。

  1. 黒い布を床に広げる

    黒いTシャツや手ぬぐいで足ります。白い粒がいちばん見やすい色です。その上に、その子を立たせるか伏せさせます。

  2. 首のつけ根から腰まで、背骨に沿って10回

    同じブラシで、同じ向きに、同じ回数だけ通します。背中の左右には広げず、背骨の線の上だけにしておくと、毎回同じ面積から粒を集められます。

  3. 布の上の粒を数える

    目で数えられる大きさの粒だけを数えます。粉のように細かいものは数に入れません。30を超えたら「30以上」と書いておけば十分です。

  4. 日付と数を1行に書き、布をはたく

    同じ布を翌日も使います。書くのは「戻った翌日 22」くらいの短さで構いません。

背中のフケを数える日と、その日に見ること
数える日見ること
戻った翌日預けていたあいだに、どれだけ粒がたまっていたか
3日目翌日の数から、半分近くまで減ったか
5日目3日目からさらに下がり続けているか
7日目預ける前の週と同じくらいの数に戻ったか

見るのは、粒の数そのものより、数の動く向きです。預ける前の数を数えていなかったとしても、翌日と3日目の数を比べれば、たまっていた粒なのか、新しく出続けている粒なのかは分かります。ペットホテルに預けたのが初めての子でも、2回目の子でも、比べ方は変わりません。

家で1回、ホテルで1回、あいだは4日|ペットホテル帰りの背中にフケが出る理由

夏に預けるとき、よく重なるのがこの組み合わせです。送り出す前日に家でシャンプーをして、迎えの日にはホテルでもシャンプーをしてもらう。汗や皮脂のにおいを気にして、きれいな状態で預けたくなりますし、ホテルの側にも迎える前のシャンプーを頼めるところが多いのです。4泊なら、2回の洗いのあいだは4日です。家ではふだん数週間あけている洗う間隔が、預けた週だけ4日に縮みます。

洗うたびに、地肌の表面の脂は一度落ちます。元の量まで戻るには数日かかり、戻りきる前に2回目が来ると、背中の皮膚は乾いた状態のまま次の数日を迎えます。家とホテルでは、使うシャンプーも違います。洗いすぎは、1回の洗い方の強さより、間隔が詰まったときに起きます。

洗ったあとの乾かし方にも、背中に寄る理由があります。ホテルでは立たせたまま業務用のドライヤーで短い時間に乾かすことが多く、風がいちばん長く当たるのは、面が広くて上から風を向けやすい背中です。そのあと過ごす部屋も、8月は冷房が1日じゅう回っています。冷房は温度と一緒に湿度も下げるので、室内の湿度が50%を下回る時間が長くなることがあります。伏せて眠るとき、おなかは寝床に接していて乾きにくく、上を向いた背中だけが、一晩じゅう冷えた乾いた風を受けています。

もう1つは、ブラシが止まることです。地肌から自然にはがれる古い角質は、家で毎晩ブラッシングをしていれば、そのたびに少しずつ外へ出ていきます。預けているあいだはその動きが止まり、はがれたものは被毛の中にたまります。戻った翌日に最初のブラシで一度に出てくる粒は、この数日ぶんです。

預けた週に、背中のフケへつながる4つの条件と、粒の数への出方
条件預けた週に起きること粒の数への出方
洗う間隔家の1回とホテルの1回が4日で重なる3日目になっても減りにくい
ドライヤーの風面の広い背中にいちばん長く当たる3日目になっても減りにくい
冷房の湿度伏せた背中が乾いた風を一晩じゅう受ける家でも冷房の部屋なら続く
ブラッシング数日止まって、はがれた粒がたまる翌日に多く、3日目には減る

表の右の列が、数え方を決めた理由です。ブラシが止まっていたことだけが原因なら、粒は3日目に大きく減ります。洗う間隔、ドライヤー、冷房の3つが重なっていると、3日目の数は翌日とあまり変わりません。背中の地肌が、乾いた状態をまだ続けているということです。

3日目に粒が半分まで減るかどうか|ペットホテルから戻った背中のフケの変化

たとえば戻った翌日が22粒で、3日目が10粒なら、出てきたのは多くがたまっていた粒です。そのまま毎晩ブラシを通していれば、5日目には5粒前後まで下がっていきます。反対に、3日目も18粒のまま、5日目になっても15粒を切らないなら、背中の地肌そのものが乾いた状態を続けています。3日目に減らなかった背中に足すのは、水分とうるおいです。ここでもう一度洗って整えようとすると、4日だった間隔がさらに詰まります。

足すのに使うのが、mofuwa スキンケアミストです。高機能性電解酸化水だけでできたミストで、吹きかけたあとにすすぐことも拭き取ることもありません。洗う回数を1回も増やさずに、乾いた背中の地肌へ水分を届けられます。預けた週に縮んだ間隔を、戻ってからの1週間でさらに縮めずに済むこと。この背中にとっては、それがいちばん大きな違いになります。

背中は、犬なら舌が届かない場所で、猫でも背骨の上と肩のあいだは毛づくろいが回りにくいところです。自分でなめて湿らせることができないぶん、乾いた風の影響をそのまま受けています。スキンケアミストに使っている当社の特許電解水は、水分の浸透力が精製水の35倍という特長を持っています。夏の被毛は短くても密で、上から吹いた水は地肌に届く前に毛の表面で止まりがちです。毛を分けてできたすきまに落ちた水が、地肌の表面へなじみやすいのは、この浸透の性質によるものです。

香料もオイルも入れていないので、吹きかけたあとの背中がべたつかず、次の夜のブラシで粒が毛に貼りついたまま残ることも少なくなります。黒い布の上に落ちる粒が、ミストで固まったものに変わらないのは、数を比べるうえでも都合のいいところです。猫なら乾いたあとの背中へ舌を伸ばすこともありますが、吹きかけたのは水なので、そこで手を止める理由にはなりません。

  1. 数え終わった背中の、背骨の線を分ける

    10回ブラシを通した線と同じところを、指で5cmおきに分けていきます。首のつけ根から腰までで、分け目は6〜8か所になります。

  2. 分け目ごとに1回ずつ、地肌へ吹きかける

    毛の上からではなく、分けたすきまに向けます。背中の左右へ広げなくて構いません。粒が出ていたのは、背骨の線の上です。

  3. 押さえずに、そのまま乾かす

    手のひらで押さえると、浮いていた粒が地肌へ戻ります。乾くまでの数分は、そのままにしておきます。

  4. 寝床を、冷房の風の通り道から外す

    寝床の真上に風が落ちてくる位置なら、壁ぞいへ移すだけで、伏せた背中が受ける風の量が変わります。冷房そのものは止めません。8月の部屋で止めると、今度は暑さのほうで寝つけなくなります。

Caution7日目の粒が、戻った翌日の数から減っていないとき

3日目からミストを足して7日目になっても、黒い布の上の粒が戻った翌日と同じか、それより多い/粒が乾いた白い粉ではなく、黄色っぽく湿って毛の根元に貼りついている/背中の毛を分けると地肌が赤く、ブラシを当てると体をよじって離れようとする/背中の線だけだったフケが、耳のうしろやおなかにも広がってきた。こうした出方は、洗った回数と冷房の風の組み合わせからは外れています。翌日から7日目までの粒の数を並べた紙と、家とホテルで洗った日付を持って動物病院へ行くと、どの条件が重なっていまの背中になったのかを、数字から見てもらえます。

次に預ける週は、洗う日を1回に寄せる|ペットホテルと背中のフケの考え方

預けた週だけ背中にフケが出るなら、次に預けるときに動かせるのは洗う日です。家で洗うか、ホテルで洗ってもらうか、どちらか1回にまとめます。夏に送り出すなら、迎える前のシャンプーを頼まずに帰ってきてもらうと、背中の地肌には1回ぶんの余白が残ります。迎える前のシャンプーを頼むなら、家で洗うのは預ける1週間以上前にしておきます。

ペットホテルに預ける週の、洗う日の組み方と戻った週の背中
組み方洗う日戻った週の背中
家とホテルで2回預ける前日と迎えの日4日で2回。3日目も粒が減りにくい
家で1回だけ預ける1週間以上前翌日に粒が多く、3日目に減る
ホテルで1回だけ迎えの日ドライヤーのぶん、3日目からミストを足す

もう1つ、預けるときにいつものブラシを1本持たせて、1日1回、背中に通してもらえるかを受付で聞いておきます。通してもらえれば、はがれた粒が数日ぶんたまることがなくなり、戻った翌日の数そのものが小さくなります。ブラッシングを頼めるペットホテルは少なくないので、預ける日数が4泊を超えるときほど、聞いておく値打ちがあります。

戻ってからの1週間、家で続けるのは、夜に黒い布の上で10回ブラシを通して粒を数えることと、3日目から背骨の線に沿ってミストを届けることの2つです。7日目の数が預ける前の週と同じところまで戻っていれば、その紙は次の夏まで引き出しにしまっておけます。次に預ける日を決めるとき、洗う日をどこに置くかの答えは、その紙の数字の並びにもう出ています。

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本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。