C11比較・選び方

セット買いと単品買い、どちらを選ぶか

公開日 2023年8月23日|文=mofuwa編集部

明るい部屋の淡い木の床に並んで座っている、小さな薄茶色の犬と白い猫
選ぶときに数えるのは品数ではなく、同じ週にその子の生活へ入ってくるものの数です。写真:MART PRODUCTION/Pexels

まとめて並んだセットの画面と、1本だけの商品ページを行き来して、結局その夜は決めずに閉じた。迷いが長引くのは、品数の多さで比べようとしているからです。数えるところを変えます。同じ週に、その子が新しく出会うものをいくつまでにするか。ここを先に決めておくと、セットと単品のどちらで買うかは、迷わずに決まります。単品で1つずつ足す買い方が向くのは、うまくいかなかったときに原因を1つに絞りたい家です。まとめて揃えるほうが回るのは、使う頻度が高くて、置き場所がすでに決まっている家です。

同じ週に、新しいものをいくつ増やすか|セット買いが向く家の条件

セットで買うか単品で買うかは、財布の話ではなく、同じ週にその子の生活へいくつ新しいものを入れるかの話です。まとめて届いた日に4品を一度に開けると、その週から手順が4つ増えます。どれかで足が止まったとき、止めているのがどれなのかを、あとから切り分けられません。単品で1つずつ足した家では、増えたものが1つなので、止まった理由もその1つに絞られます。

だから最初に数えるのは、品数ではありません。1か月に手に取る回数・置き場所の数・その子が受け入れるまでの日数の3つです。この3つが分かれば、セットでまとめてよいものと、単品で試してから足すものが、買う前に分かれます。

セットと単品を決める前に、家の側で数えておくもの
数えるもの数え方多い家に向く買い方
1か月に手に取る回数毎日か、週に1〜2回か、月に数回か回数が多い品ほどセットでまとめても余らない
置き場所の数玄関・洗面・寝床のそば、いくつに分かれるか場所が2つ以上なら、同じ品を単品で足すほうが動線が短い
その子が受け入れるまでの日数初めての品に慣れるまで、過去に何日かかったか日数が長い子は、単品で1つずつ
頭数犬だけか、猫もいるか、それぞれ何頭か頭数が多いほど、同じ品を複数持つ前提で組める
すでに決まっている手順の数いま毎日やっていることがいくつあるか手順が固まっている家は、セットでまとめて増やしても崩れにくい

この表の右端だけを見て決めても構いません。3つ以上が「セット寄り」に並んだ家は、まとめて揃えたほうが手数が減ります。逆に1つでも「単品寄り」が残るなら、そこだけは1本で買って、先に試してから残りを揃えます。買い方は全品を同じにしなくてよく、1品だけ単品、残りはまとめてという組み方ができます。

1本を使い切るまでの日数|セットに入れずに単品で足すものの見分け方

使い切るまでの日数が長い品ほど、セットに入れずに単品で先に買います。毎日使う品なら、合う合わないは最初の2週間で出ますし、合わなくても1か月ほどで使い終わります。月に数回しか出番のない品を、合うかどうか分からないままセットで持つと、判断が出るころには開封から半年が経っています。

1か月に手に取る回数(使う頻度の目安) 毎日使う品と、週に1〜2回の品と、月に数回の品では、1か月に手に取る回数が20倍ほど違います。セットでまとめてよいのは回数が多い側で、回数が少ない側は単品で試してから足します。 1日1回・週1.5回・月1.5回で数えた場合の目安です 毎日の全身のケア(1日1回) 約30回 洗う日のシャンプー(週1〜2回) 約6回 気づいたときの部分ケア(月に数回) 約1〜2回 洗う頻度は、毛の長さ・外に出る時間・その子の年齢で変わります
同じ1本でも、使い切るまでの日数はこれだけ違います。

この差が、そのまま見分け方になります。回数が多い品は、セットに入れても棚で余りません。回数が少ない品は、単品で1本だけ買って、その子に合うかを確かめてから次を考えます。

犬と猫で分かれるのもここです。外に出る犬は足先や体の下側が汚れる回数が多く、毎日の品の消えが早くなります。家の中で過ごす猫は、自分で毛づくろいをするぶん全身に使う回数が少なく、そのかわり口のまわりや耳のふちなど、使う場所が決まっている品の出番が増えます。同じセットを買っても、先になくなる1本が違うので、2回目からは、なくなった1本だけを単品で足す形に落ち着きます。

合わなかったときに戻せるか|セットと単品の比較表

買い方の差がいちばん大きく出るのは、うまくいかなかった週です。そろっている状態からは、どれが原因かが見えません。1つずつ足していれば、足したものを止めれば元の状態に戻れます。この戻しやすさを、比較の軸に入れておきます。

まとめて揃えたときと、1つずつ足したときで、何がどう変わるか
見るところまとめて揃えたとき1つずつ足したとき
同じ週に増える手順品数のぶんだけ増える1つだけ
うまくいかない日の原因どれが原因かを切り分けられない足した1つに絞られる
元に戻すときの手間どこまで戻すかを決めるところから止めれば前の週の形に戻る
置き場所届いた日にまとめて決める必要がある1つ増えるたびに決めればよい
使い切るまでの日数回数が少ない品ほど長く残る1本ぶんで判断できる
その子の負担新しい手つきを同じ週に複数覚える1つずつ慣れていける
2回目の買い足し同じ組み合わせを繰り返しやすい減った品だけを足せる
結論の行手順が固まっていて、頭数が多い家はこちら初めての品が2つ以上あるうちはこちら

最終行が、この記事の答えです。すでに毎日の手順が決まっていて、同じ品を複数の場所に置きたい家は、まとめて揃えたほうが早い。初めての品が2つ以上あるうちは、単品で1つずつ足したほうが早い。どちらにも当てはまらない家は、毎日使う品だけをセットに入れ、洗う日の1本と部分に使う品は単品で買うという分け方にすると、迷う時間が消えます。

1つずつ足す場合、次の1つを足すまでの間隔は2週間ほど空けます。1週間だと、前の1つに慣れきる前に次が来ます。逆に1か月空けると、そろうまでに半年かかって、そのあいだに季節が変わります。2週間ごとに1つ。この間隔なら、4品そろうまでに約2か月です。セットでまとめた家も、開ける順番を2週間ずつずらせば、同じ切り分けができます。届いた日に全部開けなければならない決まりはありません。

どっちで買っても要る1本|2本で1組だったものが、1本で済む

セットで買うか単品で買うかを考える前に、組む品数そのものを減らせる場所があります。洗う日の1本です。ふつう、シャンプーで洗ったあとはトリートメントで戻す、という2本で1組の作りになります。買い方を考えるとき、この2本は必ずセットで動くので、単品で試すという選択肢がそもそも取りにくくなります。

mofuwa モイストシャンプーは、この1組を1本にしています。洗浄成分にアミノ酸系のものだけを使い、その量も少なくしてあります。本来なら泡立ちません。原料の水に電解水を使っていて、水そのものに汚れを落とす働きがあるため、少ない洗浄成分でも泡が立ちます。落としすぎないので、洗い上がりがごわつかず、戻すための工程が要らなくなります。

ここで減るのは、飼い主の手間だけではありません。減っているのは、その子が浴室にいる時間そのものです。洗う・すすぐ・もう1本つける・もう一度すすぐ。この4つが2つになれば、同じ1回の入浴で立っている時間が短くなります。無香料にしてあるのも同じ理由で、動物は自分のにおいを好むので、余分なにおいが残ると、それ自体が負担になります。

買い方の話に戻します。洗う日の1本は、2週間で3〜4回しか使わないので、単品で買って先に試すのに向いた品です。モイストシャンプーを単品で1本だけ先に買って、洗う日を3回か4回ぶん通してみる。そこで手ざわりが分かってから、毎日の品をどうするかを決めても遅くありません。そして、ここが1本で済むと、そろえる品数が最初から1つ減ります。セットを組むときも、単品で足していくときも、数える対象が減るぶん、置き場所の割り当てが楽になります。品数を増やして迷うより、1組が1本になる場所を先に見つけるほうが、決めるのは早く終わります。

Caution1つずつ足しても、原因が1つに絞れないとき

単品で1つだけ足した週に、地肌の赤みやフケが出て、その1つを止めても2週間で元に戻らない。洗う回数を週1回まで減らしても、同じ場所を毎日なめている。使っている品を全部止めて1週間おいても、同じ状態が続いている。こうなると、原因は買った品の側にありません。止めた品の数と、止めてから経った日数、1か月に洗っていた回数をメモに書いて、動物病院で診てもらってください。何を何日止めたかが分かるメモは、その場で聞かれることの半分を先に答えてくれます。

買ったあとに分かること|犬と猫で、セットの過不足の見分け方が変わる

買い方が合っていたかどうかは、2回目の買い足しのときに分かります。最初にそろえた品のうち、先になくなった1本と、ほとんど減っていない1本。この2本の差が、その家の実際の使い方です。セットでまとめた家ほど、この差がはっきり出ます。

2回目の買い足しで見るところ
見るところ犬のいる家で出やすい形猫のいる家で出やすい形
先になくなる1本帰宅後に足先と体の下側へ使う品口のまわりや耳のふちなど、場所を決めて使う品
減らない1本場所を限って使う品全身に広く使う品
置き場所の移動玄関から動かない寝床のそばへ移っていることが多い
次に足すもの減った品を単品で買い足す使う場所が増えた品を単品で買い足す

この表に沿って2回目を組み直すと、3回目からはその家だけの組み合わせになります。最初からそれを当てるのは無理なので、1回目は当てにいかなくて構いません。1回目は、何がどれだけ減るかを測る回です。

いま決めるのは1つだけです。同じ週に新しく増やすものを、いくつまでにするか。1つと決めたなら、単品で買って2週間おきに足していく。3つまでと決めたなら、まとめて揃えて、開ける日を2週間ずつずらす。どちらでも、2か月後には同じ品数がそろっています。

Product

mofuwa モイストシャンプー

mofuwa モイストシャンプー

300ml / 3,410円(税込)

アミノ酸系の洗浄成分で11成分無添加。天然由来の抗炎症成分7種とアミノ酸4種を配合し、原料の水には、精製水で薄めていない電解水を使っています。

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よくある質問

セットのほうが品数が多いぶん、結局は得なのではありませんか。
使い切れた場合はそのとおりです。判断が分かれるのは、使い切れなかった品が出たときです。月に数回しか出番のない品は、開封してから使い終わるまでに半年ほどかかります。その子に合うかどうかが分かるより先に、水分が飛んだり、香りのない品でもにおいが変わったりすることがあります。まとめて揃えるなら、1か月に手に取る回数が多い品だけにして、回数の少ない品は必要になった週に単品で足す。この分け方なら、余らせずに品数を増やせます。
単品で1つずつ足すと、そろうまでに時間がかかりすぎませんか。
2週間に1つのペースなら、4品で約2か月です。長く感じますが、この2か月で分かることがあります。どの品がいちばん早くなくなるか、置き場所がどこに落ち着くか、その子が嫌がる手順はどれか。まとめて揃えた家はこの3つを同時に受け取るので、あとから思い出せません。1つずつ足した家は、2週間ごとに1つずつ答えが出ます。2回目の買い足しから、この差が効いてきます。
犬と猫の両方がいます。同じものをそろえてよいのですか。
全身に使う品は共通で構いませんが、猫専用と書かれている品を犬に使うことはできません。数のほうも変わります。猫は自分で毛づくろいをするので、全身に使う品の減りは犬より遅く、そのかわり口のまわりや耳のふちなど、場所を決めて使う品の減りが早くなります。犬は外から持ち帰る汚れがあるぶん、帰宅後に使う品が先になくなります。最初は共通の品を1つずつ単品で足して、2回目の買い足しのときに、減り方の違いを見てから数を決めてください。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。