C03使い方・お手入れ手順

散歩前に虫よけを使う手順

公開日 2023年9月20日|文=mofuwa編集部

明るい玄関のドアのそばで、床に置かれたリードの横で静かに待っている淡い色の犬
散歩前の支度が続くかどうかは、玄関で手を何回持ち替えたかに出ます。写真:pasja1000/Pixabay

9月の夕方、玄関で片手にリードを握ったまま、もう片方の手で虫除けの1本を棚から探している時間が、毎日40秒ほどありました。散歩前の支度は、手が2本しかないところで組み立てるものです。その40秒のあいだに、リードを床に置き、1本を持ち、また握り直す。散歩前の虫除けが続かなくなるのは、この持ち替えが3回起きる順番のままだからです。かける枚数を減らす話でもなく、時間を増やす話でもありません。玄関で手を持ち替える回数を数えて、それを1回にする順番へ組み替えるだけで、朝と夕の列がそろってきます。

玄関に立ってからの2分で、持ち替えが3回起きる|散歩前の虫除けが飛ぶのは順番の側

散歩前の支度を、玄関に立ってから出るまでの2分として数えてみてください。その2分のあいだに、手に持っているものが何回入れ替わるか。リード、ハーネス、虫除けの1本、家の鍵、マナーポーチ。多い家では5つを2本の手で回しています。飛ぶのは、いちばん最後に手に取るものです。散歩前の虫除けが習慣にならないとき、原因は忘れっぽさよりも、手の空きがない順番のほうにあります。

玄関の2分で、持ち替えが起きている場面
場面そのとき手にあるもの持ち替えの回数飛びやすいもの
その子を呼んでから支度を始めるリードとハーネス2回虫除けの1本
ハーネスを着けてからかけるその子の胴とノズル3回リードの先端
鍵とポーチを先に身につける鍵・ポーチ・リード1回服の外側
持ち物を床に並べてから始める1本だけ1回なし

表の下2行と上2行の違いは、順番だけです。同じ枚数にかけていて、かかる時間も似ています。それでも、持ち替えが3回ある順番は3日目に崩れ、1回で済む順番は3か月続きます。散歩前の虫除けのやり方を組み立てるとき、最初に決めるのは枚数や時刻ではなく、この回数です。

前提をひとつ確かめておきます。mofuwa においがしない虫よけスプレーは、その子の体に直接スプレーしない設計です。かけるのはハーネスや洋服のまわり、それと散歩バッグや荷物の外側になります。配合されているのはメンタンジオールという植物由来の成分で、ディートは使っていません。精油も入れていないので、猫が同じ家にいても持ち物の側で使えます。かける先が持ち物なら、その子が玄関に来る前に済ませられます。ここが、持ち替えを1回にできる理由そのものです。

体にかける設計のものだと、その子が目の前にいなければ工程が始まりません。呼んでから始めるので、リードを握った手のまま霧を出すことになり、持ち替えが増えます。持ち物側なら、床に並べた枚数のぶんだけ先に終わります。夏の夕方、蚊が動く時間に合わせて出る日でも、玄関で待たせる時間が短くなるのはこの順番のときです。

ハーネスを床に置いたまま先にかける|散歩前の虫除けの、家でできるやり方

手順は、鍵とポーチを身につける、持ち物を床に並べる、虫除けをかける、靴を履く、ハーネスを着けて出る、の5つです。3番目と4番目を入れ替えないのがこの並びの要で、靴を履いている時間が、そのまま乾く時間になります。

  1. 1|先に鍵とポーチを身につける

    家の鍵をポケットへ、マナーポーチを腰へ。あとから身につけるものを、いちばん最初に片づけます。ここを後回しにすると、リードを握ったあとで探すことになり、持ち替えが1回増えます。玄関に立つ前に済ませておくのがいちばん確実です。

  2. 2|ハーネスとリードと服を、床に横に並べる

    重ねずに、横一列に置きます。重ねると上の1枚の裏側に霧がまわり、着けたときに内側が体に当たります。並べるのはたたきの端で構いません。この時点でその子を呼ばないでおくと、足元に来られずに次へ進めます。

  3. 3|ハーネスの表側、リードの先30センチ、服の外側へ

    ベルトの表側と、背中側のパーツの表。リードは伸ばして、持ち手から先の30センチ。服は外を向く面だけです。留め具の裏や、体に当たる内側の面は外します。順番を固定しておくと、途中で家族に呼ばれても、どこから戻るかが分かります。

  4. 4|1本を棚へ戻し、靴を履く

    かけ終わった1本は、その場で玄関のフックのそばへ戻します。手を空にしてから靴を履きます。靴を履いて紐を結ぶまでの時間が、床に並べた面が乾くまでの時間にあたります。ここで待つのではなく、別の動作をあてているところがこの並びの利点です。

  5. 5|その子を呼び、ハーネスを着けて出る

    最後に声をかけます。着けるのは乾いた面なので、内側が体に触れても濡れていません。リードを留めたら、そのまま出ます。玄関に立ってからここまでで、手に持ったものが入れ替わるのは1回だけです。

Point靴を履く時間を、乾く時間として数える

待つ時間を作らないのが、散歩前の虫除けを毎日に落とし込むときのいちばんのコツです。かけてから着けるまでに間を置きたいのに、玄関で立って待つのは続きません。靴を履く、紐を結ぶ、鏡で自分の身支度を見る。この3つを順番の中に入れておくと、待っている自覚がないまま間が空きます。マンションの共用廊下まで出てからハーネスを着ける家なら、そのあいだの数十秒も同じ役割をします。

帰宅後は、この1本の担当ではありません。草をかき分けた胸や、地面に近い足先についた汚れは、mofuwa グルーミングスプレーで拭き取ります。出る前は持ち物へ、帰宅後は体へ。かける先が重なっていないので、玄関のどちら側に置くかも分かれます。虫除けの1本はフックのそば、体を拭く1本は足を拭く場所のそばです。

室内に戻ってからのにおいも、順番の話に含まれます。mofuwa においがしない虫よけスプレーは「無香料」ではなく「においがしにくい設計」という言い方をしていて、香りを重ねない方向で作られています。玄関から廊下へ入るときに香りが追ってこないので、かけた持ち物をそのまま室内のフックに掛けておけます。夏のあいだ毎日かけ続ける場所が玄関である以上、ここは順番と同じくらい生活に響きます。

持ち替えが3回に戻る日がある|散歩前の虫除けで、先に決めておくコツ

1回に減った持ち替えが、また3回に戻る日があります。戻るきっかけは決まっていて、数えれば3つに収まります。どれも順番そのものではなく、順番の外から入ってくるものです。

戻った日を責める必要はありません。戻った日の数を、1週間で何日だったかだけ数えます。7日のうち2日までなら、順番は生きています。4日を超えたら、並べる場所か時刻のどちらかが生活に合っていません。玄関の広さ、家族の人数、出る時刻。変えるのはそのどれか1つで、1週間は同じにしておきます。

Caution順番を1回に減らしても、体の側が変わっていくとき

持ち替えを1回にして2週間たっても、ハーネスの当たる胸や脇の下をなめる回数が増えていく/散歩前に玄関で立ち止まり、ハーネスを着けるときだけ体をひねる/当たる面の毛が薄くなってきた/かき分けると地肌が赤く見え、さわると熱い。こうした変わり方は、支度の順番や持ち替えの回数では説明がつきません。ベルトが当たる面のこすれや、皮膚の側の理由が隠れていると、玄関での手数をどれだけ整えても続きます。その週の持ち替えの回数と、体のどこを見たかを書いた紙を持って、動物病院で体のほうを診てもらう日をつくってください。回数と場所が並んでいると、いつから変わったのかがそのまま伝わります。

紙は1枚で足ります。日付、持ち替えの回数、外にいた分数、帰ってから見た場所。この4列だけです。回数の列に1が並んでいる週は、順番が生活に入った週です。3が混ざる日には、その日だけ何があったかを右端に一言だけ書いておきます。来年の夏に開くと、その家の玄関で何が起きやすいかが、それだけで分かります。

朝と夕で同じ列にする|犬の散歩前に虫除けを使う頻度の決め方

頻度は回数ではなく、列の形で決まります。朝と夕で違う順番をとっている家は、1日に2つの手順を覚えていることになります。持続は約3時間が目安とされているので、朝夕とも玄関を出る前に1回という形が、そのまま2回になります。同じ列を2度たどるだけなので、覚えることは1つです。

朝と夕で、同じ列をたどるための置き方
時刻並べる枚数乾く時間にあてる動作帰宅後に拭く場所
朝の20〜30分2枚(ハーネスとリード)靴を履く足先
夕方の40〜60分3枚(服を足す)靴を履く・鏡を見る足先と胸
夏の夕方、日が落ちてから3枚玄関で水を用意する足先と胸と口まわり
雨上がりの日2枚(乾いた予備を使う)玄関でタオルを用意する全身にブラシを通す

表の3列目が、この記事でいちばん使える列です。乾く時間にあてる動作を、時刻ごとに1つ決めておくと、頻度が習慣に変わります。夏の夕方の対策の順番としては、水を用意する動作をここへ置くのが合っています。日が落ちてから出る日は蚊が動く時間と重なるので、玄関で立ち止まる時間を作らないほうが、その子も落ち着いています。

季節が変わっても、列は残しておきます。虫が減ったと感じる時期に1本を棚の奥へしまうと、翌年の6月に順番からやり直すことになります。玄関のフックのそばに置いたままにしておけば、並べる枚数が2枚に減るだけで、列そのものは続きます。冬もこの1本を使い続けている飼い主が少なくないのは、支度の列の中に居場所があるからです。

今夜の散歩は、鍵とポーチを先に身につけるところだけ変えてみてください。持ち替えの回数が、それだけで1つ減ります。数えた回数は、玄関のフックのそばに貼った紙の右上に書いておきます。

Product

mofuwa においがしない虫よけスプレー

mofuwa においがしない虫よけスプレー

100ml / 2,310円(税込)

ディート不使用の化粧品グレード。無香料なので飼い主も一緒に使えます。

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よくある質問

ハーネスを着けたあとに、かけてはいけないのですか。
着けたあとだと、ベルトの内側とその子の体が同じ場所にある状態で霧を出すことになります。この1本は体に直接スプレーしない前提で作られているので、着ける前に済ませる順番が合っています。着けたあとにしか時間が取れない日は、リードの持ち手から先の30センチだけにしてください。人の手が握る場所と地面に近い先端のあいだで、その子の体からいちばん離れている区間です。散歩バッグの外ポケットのまわりも同じ役割をします。
散歩の途中でかけ直したいときは、どこへかければいいですか。
持って出るのはリードかバッグのどちらか1枚だけにします。どちらも人の手の側にあるので、外でノズルを向ける先に迷いません。持続は約3時間が目安とされているため、1時間ほどで帰る散歩なら玄関での1回で足ります。公園で長く過ごす日や、河川敷を半日歩く日は、バッグの外ポケットのまわりへもう一度かけられるようにしておくと、途中で手順を思い出す必要がなくなります。ベンチに座ったときにリードを膝へ置く、という置き方を決めておくのが確実です。
朝は時間がなくて、並べる工程を飛ばしてしまいます。
朝だけ枚数を2枚に落としてください。ハーネスとリードの2枚なら、並べるというより、フックから外して床に置くだけです。服とバッグは夕方の列に回します。朝と夕で枚数が違っても、順番が同じなら覚えることは増えません。前の晩にハーネスとリードを床の定位置へ置いておく家もあります。そうすると朝の工程は、かけて靴を履いて着ける、の3つだけになります。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。