C00新商品・リニューアル
【新商品】猫用グルーミングウォーター、デビューします
2023年11月15日、mofuwa 猫用グルーミングウォーターを新商品として発売します。中の水は、犬猫向けのグルーミングスプレーと同じ考え方でつくられていて、猫に向けてイオンの調整を少し加えています。変えたのは容器です。押すと音が鳴るスプレーから、音が出ない直接塗るタイプに替えました。きっかけは、スプレーの音を嫌がる猫がいるという飼い主さんからの声です。この記事では、この新商品で何が変わって何が変わらないのか、1回のケアで鳴る音の回数を数えながら書きます。
その日に出たのは、音の鳴らない1本です|mofuwa グルーミングウォーターという新商品が出た背景
この日に出たのは、mofuwa 猫用グルーミングウォーターです。新商品として並びますが、中の水はすでにある犬猫向けのグルーミングスプレーと同じ考え方でつくられています。猫に向けてイオンの調整を少し加えたうえで、変えたのは容器のほうです。押すと音が鳴るスプレーから、口を直接あてて出す、音の出ない形に替えました。
背景にあるのは、飼い主さんからいただいた声です。スプレーの音を嫌がる猫がいる、という声が集まりました。猫は人よりも高い音まで聞き取るので、あの短い破裂音は、そばで聞くと相当な大きさに響きます。ここで分かったのは、嫌がられていたのが中の水ではなかったということです。水は同じで平気なのに、押した瞬間の音で部屋から出ていく。だとすれば直すのは処方ではなく、音が出る部品のほうになります。新商品として容器から作り直したのは、そういう順序です。
猫のケアは、犬と同じようには進みません。湯に入れること自体が難しい子が多く、押さえていられる時間も短いです。そのうえで毎日きれいにしておきたいとなると、手が出せる回数をどれだけ残せるかが勝負になります。音が1回鳴るたびに、その日のケアは途中で終わります。だから容器を替えることは、細かい改良ではなく、続けられるかどうかそのものに関わっています。
1回のケアで何回音が鳴るかを数える|mofuwa グルーミングウォーターという新商品で起きる変化
この新商品で数えられるものが1つあります。1回のケアで鳴る音の回数です。スプレーで全身を通すと、部位ごとに1回から3回は押します。背中、おなか、足、口のまわり、おしりのまわりと回っていくと、1回のケアで十数回は鳴ります。mofuwa 猫用グルーミングウォーターに替えると、同じ範囲を通しても0回です。数えるのは使った量でも時間でもなく、この回数です。
| 拭く場所 | スプレーだと鳴る回数 | この新商品だと |
|---|---|---|
| 背中から腰 | 2〜3回 | 0回。コットンに含ませて、毛の流れに沿ってなでる |
| おなかと内股 | 2回 | 0回。手のひらに出して、直接なでる |
| 手足と肉球のあいだ | 4本ぶんで4回 | 0回。足先を持って、1本ずつ拭く |
| 口のまわり(食べたあと) | 1回 | 0回。コットンの角で、ヒゲを避けて拭く |
| おしりのまわり | 1回 | 0回。コットンを新しいものに替えて、最後に拭く |
合計すると、十数回が0回になります。この差が出るのは、猫の側の反応が変わるからです。音が鳴らなければ、寝ている姿勢のまま背中だけ拭いて終われます。逃げられてから追いかけるぶんの時間も要りません。1回のケアが短く終わるほど、翌日もう一度やる気になります。毎日のケアが続く家とそうでない家の差は、道具の性能ではなく、この後味のところに出ます。
この形のいちばん分かりやすい違いは、寝ている子に使えることです。スプレーだと、押した音で必ず起きます。起きたあとは体勢が変わるので、拭こうとしていた場所にはもう届きません。音が出ない容器なら、寝ている姿勢のまま背中と腰だけを拭いて、そこで終われます。全身を1回で通しきる必要はありません。寝ているあいだに1か所、起きているときに1か所と分けるほうが、猫には無理がありません。
毛づくろいで口に入るという理由|mofuwa グルーミングウォーターの新商品としての中身
猫は、拭いたところを自分で毛づくろいします。背中を拭けばそこを舐め、手足を拭けば指のあいだまで舐めます。つまり被毛に残ったものは、時間をおいてそのまま口に入ります。これが、この水に薬剤を足していない理由です。mofuwa 猫用グルーミングウォーターは電解水だけで組まれていて、香料も薬剤も入っていません。舐めることが後から出てくる心配ではなく、最初の設計条件になっています。だから量を数えずに、拭きたい場所へ必要なぶんだけ使えます。
汚れが取れる仕組みも、削り落とすのとは別のところにあります。ベタついた皮脂に電解水が触れると、水と皮脂が混ざり合った状態になり、拭き取れる状態に変わります。この混ざり合いがあるので、力を入れてこする必要がありません。強くこすらなければ、被毛の向きも皮膚の表面も荒れません。必要な皮脂まで取り切ってしまうこともないので、毎日続けられます。
- 背中と腰のベタつき:シニアになって毛づくろいが届かなくなる場所です。コットンに含ませて、毛の流れに沿ってなでます
- 手足と肉球のあいだ:床の汚れがいちばん最初につく場所です。足先を持って、指のあいだを1本ずつ
- 口のまわり:食べたあとに毛が固まる場所です。ヒゲを引っぱらないよう、コットンの角だけを使います
- おしりとしっぽの付け根:デリケートな場所なので、コットンを新しいものに替えてから最後に回します
- においが気になるところ:拭いたあと、被毛が乾くまで数分待ってから、もう一度顔を近づけて確かめます
使う手順は3つで足ります。コットンか手のひらに含ませる、やさしく拭く、必要ならそのあとブラッシングでなじませる。順番を増やすほど、猫のほうが先に切り上げます。コットンは途中で1回だけ、おしりのまわりに行く前に取り替えます。1回のケアで使うのは2枚で、それ以上に分けるなら日をまたいだほうが早いです。
音が消えても残る、押さえられるのが嫌だという経験|mofuwa グルーミングウォーターの新商品で変わらないこと
容器を替えて消えたのは音だけです。猫がケアを嫌がる理由は音のほかにもあって、そちらはこの新商品でも残ります。押さえられること、毛が濡れること、人の手が長く体の上にあること。どれも容器では解けません。ここを先に書いておかないと、音が鳴らないのに逃げる、という日に理由が分からなくなります。
| 嫌がる中身 | 容器を替えて変わったか | 家でできること |
|---|---|---|
| 押した瞬間の音 | 変わった。0回になった | 寝ているあいだに背中だけ、という使い方ができる |
| 体を押さえられること | 変わらない | 1か所で終える。全身を1回で通そうとしない |
| 毛が濡れること | 変わらない | 含ませる量を少なくして、乾くまでの時間を短くする |
| 手が体の上にある時間の長さ | 変わらない | 1回30秒で切り上げ、日に2回に分ける |
4つのうち3つは、容器でも量でも動きません。動くのは1回の長さと、通す場所の数のほうです。背中だけの日、足先だけの日と分けていくと、週のうちに全身がひと通り回ります。1回で終わらせようとするほど、猫は次から近づかなくなります。今週その5か所のうちいくつ触れたかを数えると、無理のない配り方が見えてきます。
拭いたときに皮膚が赤い、かさぶたがある、同じ場所をなめ続ける、触ると必ず避ける。こうした変化があるときは、ケアの手つきの話とは別の筋です。拭くことはやめずに、そのうえで動物病院で見てもらってください。いつから、被毛のどのあたりが変わったかを書いた紙があると、そこから先の話が早く進みます。
犬猫向けのグルーミングスプレーと、猫用のこの1本を音で分ける
最後に、2つの形の分け方を音だけで決まる形にまとめます。音が鳴っても平気な子なら、これまでのグルーミングスプレーのままで足ります。押した瞬間に耳が動く子、部屋から出ていく子には、mofuwa 猫用グルーミングウォーターの形が向いています。中の水の考え方は同じなので、選ぶ基準は猫の耳のほうにあります。
- 音で耳が動かない子:スプレーのままで足ります。広い面にひと息で行きわたるのは、こちらの形の利点です
- 押した音で逃げる子:この新商品に替えます。1回のケアで鳴る回数が0回になります
- 犬と猫がいっしょに暮らしている家:犬猫向けのスプレーと猫用のこの1本を、置き場所を分けて2本置きます
まずは今夜、寝ている猫のそばで背中を1回だけ拭いてみてください。起きなければ、その子のケアは今日から毎日の話になります。中の水の考え方は、犬猫向けの1本から変わっていません。変えたのは、音が鳴らない容器のほうです。
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本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
