C03使い方・お手入れ手順
トイレまわりの消臭手順
トイレの砂の縁に mofuwa 瞬間消臭スプレーを2回押し、拭く紙へ手を伸ばしたところで、持っていた1本を床に置きました。ここまでで20秒です。トイレまわりの消臭が途中で止まる原因は、手が2本しかないところにあります。片膝を床につけば、片方の手は体を支える側へ回るので、自由に動かせるのは1本半です。1回で持ち替えが何回起きるかを3日数えたら6回で、そのうち4回は道具の置き場所を決めていなかったせいでした。この記事は、持ち替えを2回まで落として、トイレの消臭手順を90秒で回せる形にするところまでを書きます。
片膝をつくと自由な手は1本半|トイレの消臭手順を始める前のコツ
トイレまわりのにおいは、3か所から立ちます。砂やシーツの縁、トイレの外周30センチの床、そして壁の下15センチです。この3か所は、においの強さで並んでいるというより、手の届きかたで並んでいます。縁は本体を押さえないと拭けません。外周の床は、片膝をついた姿勢のまま手が回ります。壁の下15センチは、体を横へずらさないと届きません。トイレの消臭手順を組むときに先に決めるのは、かける量や回数より、この3か所をどの体勢で回るかです。
| 場所 | そこに残っているもの | 体勢 | 空けておきたい手 |
|---|---|---|---|
| 砂・シーツの縁 | 排泄のあとの水分と皮脂 | 片膝を床につく | 本体を押さえる手が1本 |
| トイレの外周30センチ | 足の裏で運ばれた水分 | 同じ姿勢のまま | 紙を持つ手だけ |
| 壁の下15センチ | 跳ね返った細かい飛びちり | 体を横へずらす | 紙を持つ手だけ |
| 寝床までの通り道 | 毛に移ったにおい | 立ったまま | 両手が空く |
においのもとは、排泄のあとに残った水分と、その子の足の裏や毛から移る皮脂です。乾くまでのあいだに雑菌が増えると、拭き取りを済ませたあとでもにおいが戻ります。だからトイレの消臭手順は、乾く前に間に合うかどうかで決まります。窓を10センチ開けて換気しておくと床の水分は早く乾きますが、乾きが早い日は、こちらが拭ける時間も同じだけ短くなります。90秒に収めたいのは、この時間に間に合わせるためです。
3か所へ向けるのは、mofuwa 瞬間消臭スプレーの1本だけで済みます。中身は電解水100%で、香りを足していません。床にかけたものは、そのあとその子が必ず舐めます。舐める場所に使うものは、口に入ることを前提に選ぶ必要があります。香りを重ねる作りのものは、人には分かりやすい一方で、自分のにおいを手がかりにしている犬や猫のほうを戸惑わせます。余計な成分が入っていないので、トイレの本体や、その横に置いた家具にもそのまま向けられます。
どのくらい差が出るのかは、数字の形でも残っています。コットンにアンモニア液を垂らし、2プッシュしたあとに臭気測定器で測った比較で、mofuwa は141でした。数値が低いほどにおいが少ないという読み方で、同じ条件で測った他社3製品は324・786・999です(自社調べ)。香りで覆うのではなく、においのもとに反応して、においを感じにくくする作りです。ただしトイレの消臭手順の出来を分けるのは、この数字より、かけた面が乾く前に紙が届いたかどうかのほうです。
並べる・縁・外周・壁の下・戻す|トイレの消臭手順のやり方
手順は5つです。しゃがむ前に道具を床の同じ位置へ並べ、砂やシーツの縁、トイレの外周30センチ、壁の下15センチの順にかけて拭き、最後に道具を元の位置へ戻します。回る順番は、汚れの強い順ではありません。手の届く近い順です。遠い場所から始めると、押さえる手をもう一度作り直すことになり、それがそのまま持ち替えの回数になります。
-
0秒|しゃがむ前に、床の同じ位置へ3つ並べる
片膝をつく側とは反対の手が届く床に、瞬間消臭スプレーを立てて置き、その手前に拭く紙を2枚重ねて置きます。3つめは使った紙を入れる袋で、口を開いた状態で紙の隣です。位置は毎回同じにします。ここを決めるだけで、6回あった持ち替えのうち4回が消えます。探す動きが持ち替えに化けていただけです。
-
20秒|砂やシーツの縁は、本体を押さえたまま拭く
片膝を床につき、空いた手で本体の縁を押さえます。押さえた手は最後まで離しません。もう一方の手でスプレーを押し、そのままスプレーを床の位置へ戻して、同じ手で紙を取って拭き取りをします。押さえる手を離すと本体が動き、砂やシーツがずれるので、どこを拭いたのかが分からなくなります。
-
45秒|トイレの外周30センチを、内から外へ一方向に拭く
姿勢は変えません。同じ片膝のまま、本体の縁から外へ向かって一方向に拭きます。往復させると、外へ出した水分を内側へ戻すことになります。紙は1枚で足ります。足りないと感じるときに疑うのは、かける量ではなく、かけてから拭くまでに何秒かかっていたかのほうです。
-
70秒|壁の下15センチは、体を横へずらしてから
ここで初めて体の位置を変えます。押さえる手が要らない場所なので、紙を持つ手だけで届きます。壁は床より乾きが遅く、跳ね返った細かい飛びちりが残ります。犬のシーツなら手前側の壁、猫の砂なら本体の背面側の壁に多く出ます。
-
90秒|紙と袋を片づけて、道具を並べた位置へ戻す
使った紙は袋へ入れて口を閉じ、スプレーは並べた位置へ立てて戻します。しまい込みません。翌日に探す動きが起きると、持ち替えは2回から4回へ戻ります。片づけまでを手順の中に入れておくことが、90秒を守る条件になります。
この5つの並びで効いてくるのは、瞬間消臭スプレーを片手だけで扱えることです。ノズルを向ける先は床と壁なので、その子の体へ向ける場面がありません。かけてから拭くまでを同じ手で回せるので、押さえる手をずっと本体に置いたままにできます。無香料なので、トイレのそばにその子の食器や水皿を置いている部屋でも、においが混ざることを気にせずに回せます。
ただし紙は分けてください。トイレの縁を拭いた紙で、食器のまわりや寝床の布を続けて拭くと、外へ出した水分を別の面へ運ぶことになります。紙を分ける理由は衛生の話というより、拭いた場所を自分で見失わないためです。袋を先に開けておくのは、この分け方を面倒にしないためでもあります。
犬と猫で変えるのは、90秒のどこに時間を寄せるかです。犬のシーツは面が広く、縁より手前側の床に出ます。猫の砂は本体が深いので、縁と背面側の壁に寄ります。時刻は、朝の換気を始めた直後にそろえると続きます。窓を開けてから回すと、拭いたあとの水分が早く乾くので、同じ面に二度触らずに済みます。
6回から2回へ|トイレの消臭で崩れるのは順番のほう
持ち替えが増える理由は、手順を覚えていないことではありません。置き場所を決めていないことです。1回で持ち替えが何回起きたかを、3日だけ数えてみてください。紙に「6」「4」「2」と書くだけで足ります。数が減らない日には、次の3つのどれかが起きています。
- スプレーを持ったまま紙を探す:紙が視界の外にあると、押さえる手を離して探すことになります。そこで本体が動くので、拭いたあとにもう一度縁へ戻る必要が出て、持ち替えが2回増えます
- 袋を、拭いたあとに取りに行く:紙を持った手がふさがっているので、袋の口を開ける動きに両手が要ります。開いた袋を先に置いておけば、この持ち替えは起きません
- 壁の下から始める:遠い場所から始めると、体をずらしたあとで縁へ戻ることになり、押さえる手をもう一度作り直します。近い順に回すというだけで、持ち替えは1回減ります
3日数えて2回まで落ちたら、そのあとは持ち替えを数えなくてかまいません。数える対象を、持ち替えの回数から、翌朝においが戻っていた場所へ切り替えます。紙に書くのは3か所の名前と、丸か横線だけです。砂の縁に丸がつき続ける日は、拭く手を変えるのではなく、乾く前に間に合っていない時間のほうを動かします。換気を先に始めるか、排泄の直後に回す日を1日だけ作るかの2つです。
砂やシーツの縁に3日続けて丸がつく/排泄の回数が前の週より増えている/同じ面をその子が何度も舐めている/外周30センチまで届く跳ね方に変わった/寝床の側にまでにおいが移っている。この並びは、拭き方や手順の側だけでは説明がつきません。尿の量や回数が変わったときには、体の側の理由が隠れていることがあります。3日ぶんの丸と横線を書いた紙を持って、動物病院で体のほうを診てもらう日をつくってください。どの場所に、何日続けて丸がついたのかが、紙1枚でそのまま伝わります。そのうえで、翌日からも同じ90秒は続けます。
丸がついた日の扱いも先に決めておきます。来客のあった日、留守番が長かった日、その子が水を多めに飲んだ日は、丸がついても場所の問題として数えません。紙には横線を1本引いて、翌日から同じ3か所を同じ順で回します。トイレの消臭手順で変えるのは、1日に1つだけです。順番と時刻を同じ日に動かすと、丸が減ったときにどちらが動かしたのか分からなくなります。
90秒で回るようになったあと|トイレまわりの消臭を毎日続ける手
3か所を毎日全部やる必要はありません。毎日回すのは2か所で、壁の下15センチは週に1度で間に合います。頻度を決める基準は、汚れの強さではなく、乾く前にその子がそこへ戻ってくるかどうかです。縁と外周は戻ってくる面で、壁は戻ってこない面です。
| 場所 | 頻度 | かける手 | 押さえる手 | 紙に書くこと |
|---|---|---|---|---|
| 砂・シーツの縁 | 毎日 | 1本 | 1本 | 丸か横線 |
| トイレの外周30センチ | 毎日 | 1本 | 要らない | 丸か横線 |
| 壁の下15センチ | 週に1度 | 1本 | 要らない | 曜日だけ |
| 寝床までの通り道 | 2〜3日に1度 | 1本 | 要らない | 何も書かない |
表の右端が、続けるための唯一の道具です。毎日書くのは3文字ぶんで足ります。1週間たったとき、丸が3つ以上ついた場所が、消臭の手順を組み直す先になります。丸が1つも増えなかった週は、頻度を下げてかまいません。トイレまわりは、回数を足すほどよくなる場所ではなく、乾く前に間に合った回数だけが残る場所です。
1か月続けたときに見るのは、90秒が守れた日数です。持ち替えが2回のままで、3か所を同じ順で回して、道具が同じ位置にあった日だけを数えます。20日を超えていれば、トイレの消臭手順はもう覚える対象から外れて、置き場所の話に変わっています。そこまで来ると、換気を先に始めるか、排泄の直後に1回だけ足すかという調整で回ります。
今夜は、床のどこにスプレーと紙と袋を置くかを決めるだけで終わりにしてかまいません。3つの位置が決まっていれば、明日の朝は20秒短くなります。紙は、トイレの横の壁に貼っておいてください。
Product
mofuwa 瞬間消臭スプレー
500ml / 2,420円(税込)
香りでマスキングせず、においの元に働きかける無香料タイプ。舐めても安心な処方なので、床や家具にも場所を選ばず使えます。
商品ページを見るよくある質問
- 砂やシーツの縁に向けて、何回押せばいいですか。
- 押す回数の目安は、この記事では出しません。決まっているのは商品側の使い方までで、場所ごとの回数は資料にないためです。そのぶん見てほしいのは、かけた面が乾く前に紙が届いたかどうかです。かけてから拭くまでが長くなると、面に残った水分ごと乾いてしまうので、同じ場所に翌朝また丸がつきます。押す回数を増やす前に、紙を手の届く位置へ先に置いてください。持ち替えが1回減るだけで、かけてから拭くまでは5秒短くなります。
- 猫が砂を使っている最中に近づくと逃げてしまいます。いつ回せばいいですか。
- その子が砂から出て、別の部屋へ移った直後です。排泄の直後に回すのは、においの面では早いのですが、そこに人がしゃがんでいる状態がトイレと結びつきます。出てから何秒で戻ってくるかを3日数えてみてください。30秒で戻る子なら、その日は外周30センチだけにして、縁は次の回に回します。戻るまでに2分ある子なら、90秒の手順がそのまま収まります。数えるのは秒数のほうで、回数ではありません。
- トイレの縁を拭いた紙で、そのまま部屋の床全体を拭いてもいいですか。
- 紙は分けてください。縁を拭いた紙には、排泄のあとの水分と皮脂がまとめて移っています。そのまま床全体へ広げると、1か所に収まっていたにおいを面の数だけ増やすことになります。寝床の布と食器のまわりは、別の紙で最後に回します。順番は、トイレまわりを終えて袋の口を閉じたあとです。同じ90秒の中に入れず、別の時間に分けてかまいません。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
