C03使い方・お手入れ手順
猫用グルーミングウォーターの使い方
朝、窓辺で毛づくろいを終えたその子の背中に手を伸ばしてから、立ち上がって部屋を出るまでが18秒でした。mofuwa グルーミングウォーターの使い方で先に決めるのは、触る部位の数ではなく、この秒数です。18秒の内側に入る部位は3か所で、4か所目は翌日の先頭に回ります。秒数を測らずに部位の数から決めた週は、途中で離れられた回数だけが増えていきます。猫のお手入れは、その子が居てくれる長さを測ることから始まります。
離れるまでの秒数が、先に決まっています|mofuwa グルーミングウォーターの使い方で家でできることの前提
猫のお手入れで、こちらが決められることは多くありません。決まっているのは、その子がその場にいてくれる長さです。背中に手が触れてから、立ち上がって離れるまでの秒数。これが15秒の子もいれば、40秒の子もいます。この長さは日ごとに大きくは動かず、その子の基準としてしばらく同じところに落ち着きます。mofuwa グルーミングウォーターの使い方を組むときは、この秒数を先に測って、そこへ部位の数を合わせます。
順番を逆にした週は、必ず途中で終わります。背中・腰・しっぽのつけ根・胸と4か所を決めてから始めると、3か所目で離れられ、4か所目は毎日やり残しになります。やり残した場所は、翌日も同じ位置にあるので、いつまでも最後に回り続けます。秒数の側から決めれば、その日に触る場所は必ず終わり、残りは翌日の先頭に移ります。
| 離れるまでの秒数 | 1回で進む部位の数 | 一巡するまでの日数 | 先に置く部位 |
|---|---|---|---|
| 10秒前後 | 1か所 | 5日 | 背中の真ん中 |
| 15〜20秒 | 2〜3か所 | 2〜3日 | 背中の真ん中、腰 |
| 30秒以上 | 4〜5か所 | 1〜2日 | 背中の真ん中、腰、しっぽのつけ根 |
| 途中で離れた日 | その日に終わった数まで | 1日のばす | 翌日の先頭は、離れた場所から |
猫は自分で毛づくろいをします。舌が届く場所は自分で整えるので、こちらの手が要るのは、届きにくい場所と、届いていても回数が足りない場所です。長毛の子では背中の真ん中としっぽのつけ根、短毛の子では肩のうしろが先に残ります。だから触る部位は、汚れて見える場所ではなく、その子の舌が最後に回る場所から決めます。ここを先に置いておけば、秒数が短い日でも、いちばん要る場所は終わっています。
mofuwa グルーミングウォーターは、犬猫用の mofuwa グルーミングスプレーと同じ電解水をもとに、猫向けにイオンを少し調整し、容器のほうを替えた1本です。替えたのは、スプレーの音を嫌がる猫がいるという飼い主の声を受けての形です。霧にして飛ばす代わりに、押すと液が出る容器になっています。押しても音が鳴らないので、寝ているそばでも、その子が離れるまでの秒数が音の側から縮められません。中身は毎日きれいにしてあげたいという願いを毎日やれる形にしたもので、アルカリ電解水が毛に残った余分な脂と乳化します。
紙は1枚で足ります。日付と、離れるまでの秒数と、その日に終わった部位の名前だけです。秒数は、手が背中に触れた瞬間から数えます。近づいた時点から数えると、その子が寄ってきた時間まで入ってしまい、翌日の自分と比べられません。3日ぶん書けば、その子の基準の秒数が見えます。
秒数の内側に入る部位だけ|mofuwa グルーミングウォーターの使い方と、手を動かす順番
手順は5つです。はじめの3日は何もつけずに秒数を測り、場所と時刻を固定し、手のひらに出して背中の真ん中から広げ、秒数に収まる部位まで進めて、残りは翌日の先頭に回します。1日にかかる時間は、測った秒数と片づけを入れて2分ほどです。
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1〜3日目|何もつけずに、離れるまでの秒数を測る
手のひらで背中の真ん中をなでるだけにして、離れるまでを数えます。1日1回、同じ時刻で3日。18秒・16秒・19秒のように並んだら、いちばん短い16秒をその子の基準にします。日によって大きく違う場合は、時刻のほうがまだ合っていません。寝起きのあとか、食事のあとに寄せてもう3日測り直してください。
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4日目|場所と時刻を固定してから、道具を出す
いつも寝ている場所の隣に座って、その子の正面を避けます。正面に座ると、手が伸びてくるのが見えるので、触れる前に立ち上がる回数が増えます。時刻は測った3日と同じにします。場所と時刻を動かした日は、秒数を記録しません。条件が2つ動くと、短くなった理由が分からなくなります。
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5日目|手のひらに出してから、背中の真ん中に広げる
容器を体に向けて構えず、先に自分の手のひらへ出します。手のひらでなじませてから、背中の真ん中に置いて毛の向きに沿って広げます。その子から見て起きるのは、いつもの手が少し湿っていることだけです。猫は自分で毛づくろいをするので、体に置いたものは必ず口に入ります。この1本は舐めることを出発点に成分が決められている電解水なので、広げる量を数えながら手を止める必要がありません。
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同じ日|基準の秒数に収まる部位まで進める
16秒なら、背中の真ん中・腰・しっぽのつけ根の3か所です。1か所につき5秒ほどで手を離し、次へ移ります。同じ場所を往復させません。往復は、その子の側では2回触られたことになり、秒数を先に使い切ります。3か所目の途中で立ち上がられた日は、そこで終わりにして、紙に「しっぽのつけ根まで」と書きます。
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翌日|残った部位を先頭に回して、1週間で一巡させる
前日にしっぽのつけ根で終わったなら、翌日はそこから始めます。順番を固定せず、前日の終わりを翌日の先頭にするだけです。こうすると、どの部位も同じ回数で回ってきます。7日で一巡する形からはじめて、5日で一巡できるようになったら、部位を1か所足します。足す先は、胸か前足のつけ根です。
ブラシと組み合わせるときは、手で広げたあとに持ち替えます。乾いた毛にブラシを通すと静電気が起きて毛が浮き、浮いた毛が指に絡んで、その一瞬の引っぱりで秒数が縮みます。先に湿らせてから梳かすと、静電気の起きにくい状態で通せるので、同じ秒数でも進む部位が1か所増えます。抜けた毛がその場に落ちるぶん、飲み込む量も減ります。
洗う日との使い分けは、日数で決めます。猫を洗うのは犬より難しいことがあり、洗う日と洗う日のあいだが長くなりがちです。その長い間を毎日1回の一巡で埋めるのが、この1本の役割です。洗った日は秒数がいつもより短く出るので、その日は記録せず、翌日から数え直してください。
猫が2頭以上いる家では、秒数を頭数ぶん別に測ります。同じ家でも、10秒の子と35秒の子が並びます。短いほうの子に合わせて全頭を1か所にすると、長いほうの子の部位が何日も回ってきません。紙は1枚で足りますが、行をその子ごとに分けてください。順番は、先に離れる子から始めます。あとから来る子は、こちらが座っているあいだに自分で寄ってきます。
時刻は毎日そろえます。寝起きのあと、または食事のあとの、その子が同じ場所で落ち着いている時間帯が向いています。秒数を測る日と、部位を足す日を重ねないでください。どちらが動いたのか分からなくなります。毎日の使い方としては、これで足ります。
18秒が9秒になった日|mofuwa グルーミングウォーターの使い方でつまずく3つとコツ
つまずきは3つです。どれも、離れるまでの秒数が半分になるという同じ形で紙に出ます。秒数が縮んだ日は、その子の気分ではなく、こちらの側で条件が1つ変わっています。
- 容器を体に向けて構える:押す前に、容器を持った手がその子の視界へ入ります。手の影が背中の上を通るので、触れる前に立ち上がります。先に自分の手のひらへ出しておけば、近づくのはいつもの手だけになります。ここを直すだけで、秒数が元の長さに戻る子がいます
- 秒数が短くなった日に、同じ部位の数をやる:9秒の日に3か所やろうとすると、3か所目は追いかける形になります。追いかけた翌日は、さらに短くなります。短い日はその日の秒数に合わせて1か所で終わり、残りを翌日の先頭に回してください。数より、終わったところで手を離すほうが、翌日の秒数を守ります
- 毛づくろいの途中に始める:その子が自分でお手入れをしている最中は、順番がその子の側で決まっています。そこへ手が入ると、中断された動作を再開しに別の場所へ移ります。毛づくろいが終わって、体の向きが変わってから始めてください。待つのは30秒ほどです
コツは、秒数を伸ばそうとしないことです。伸ばす対象は秒数ではなく、一巡するまでの日数のほうです。16秒のままでも、1回に3か所進めて5日で一巡できていれば、1か月で全身に6回手が回ります。秒数を20秒に伸ばそうとして毎日追いかけると、秒数も日数もどちらも悪くなります。紙に書くのは秒数と部位の名前だけで、伸ばす目標は書きません。
離れるまでの秒数が3日続けて半分になったまま戻らない/同じ1か所にだけ手が触れると必ず立ち上がる/こちらが触れていない時間に、同じ場所だけを長くなめ続けている/毛づくろいの時間が急に増えた、または急に減った/毛をかき分けると地肌が赤く見える、さわると熱い/一巡するまでの日数が、2週間で7日から倍に伸びた。こうした縮み方は、手順や容器の側だけでは説明がつかないことがあります。その場所が痛い、かゆい、触られると響くという体の側の理由があると、条件をどう整えても秒数は戻りません。秒数と部位を書いた紙を持って、動物病院で体のほうを見てもらう日をつくってください。どの部位で、いつから、何秒に縮んだのかが、紙1枚でそのまま伝わります。見てもらった日からも、背中の真ん中の1か所は同じ時刻で続けます。
紙がたまると、秒数の縮む日に共通点が出てきます。来客のあった日、掃除機をかけた日、窓の外で工事の音が続いた日。こうした日は、部位を足さず、背中の真ん中の1か所だけで終わりにしてください。数字は書かずに横線を1本引いておけば、あとで見返したときに、手順の側の問題だったのか、外の出来事だったのかが区別できます。猫におすすめの並べ方があるとすれば、この線を引ける形にしておくことです。
一巡するまでの日数で見る|mofuwa グルーミングウォーターの使い方と頻度の決め方
頻度は、1日に何回やるかではなく、全身を一巡するまでに何日かかるかで決めます。毎日1回で、7日で一巡する。ここから始めて、日数が5日に縮んだら部位を1か所足します。回数を1日2回に増やすより、一巡の日数を縮めるほうが、その子の側の負担が変わりません。
| 一巡までの日数 | いまの状態 | 次に動かすもの | 動かさないもの |
|---|---|---|---|
| 7日 | 始めたばかり | 何も足さずに2週間続ける | 秒数、時刻、場所 |
| 5日 | 秒数の内側に部位が収まっている | 部位を1か所足す(胸か前足のつけ根) | 1日1回という回数 |
| 3日 | 秒数が伸びてきた | ブラシを組み合わせる | 部位の数 |
| 10日以上に伸びた | 途中で離れる日が増えている | 部位を減らして秒数を測り直す | 場所と時刻 |
表のいちばん下が、毎日のお手入れでいちばん役に立つ行です。日数が伸びたときにやることは、頑張ることではなく、部位を減らすことです。減らすと一巡は遅くなりますが、離れられる回数が減るので、2週間ほどで元の日数に戻ります。
1か月たったら、紙の秒数と、一巡までの日数を月の初めと終わりで比べてください。秒数は伸びていなくてかまいません。見るのは、一巡した回数が月に何回あったかです。7日で一巡していた月に4回、5日になった月に6回。この回数が、その子の毛に手が通った回数そのものになります。
今夜は、背中の真ん中の1か所だけで終わりにしてかまいません。紙はその子が寝ている場所の見える壁に貼って、秒数を1つ書き足します。mofuwa グルーミングウォーターの使い方で来月まで残るのは、何秒になったかではなく、一巡を何回続けられたかのほうです。
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よくある質問
- 押しても液が出ているのか分かりません。どのくらい出せばいいですか。
- 手のひらに出して、指で広げたときに手のひら全体が湿るところまでで足ります。量を数字で決めずに、手のひらの湿り方で見てください。その子の毛に置いたあと、指で毛を広げて地肌の手前まで湿りが届いていれば、その部位はそれで終わりです。毛の量が多い子では、1か所につき手のひらへ出す回数が増えます。猫は自分で毛づくろいをするので、置いたものは必ず口に入ります。舐めることを出発点に成分が決められている電解水なので、手のひらに多めに出した日も、使った量を数えて不安になる必要はありません。
- 秒数が40秒ある子です。1回で全身をやってしまってもいいですか。
- 全身を1回で終えると、翌日にやることがなくなって、間が2日3日と開きます。開いた日数のぶん、毛に手が通らない日が増えます。40秒あるなら、1回に4〜5か所で1〜2日の一巡にしてください。毎日同じ時刻に同じことが起きる形のほうが、秒数は長く保たれます。40秒の子でも、1回で全身をやった翌日に25秒まで縮むことがあります。長い秒数は、使い切るためのものではなく、途中で終わらせないための余白として置いておくほうが続きます。
- 毛づくろいの回数が多い子には、こちらが手を入れなくてもいいのでしょうか。
- 舌が届く場所は自分で整うので、こちらの手が要るのは届きにくい場所と、届いていても回数が足りない場所です。長毛の子では背中の真ん中としっぽのつけ根、短毛の子では肩のうしろが残りやすいところです。毛づくろいが多い子ほど、飲み込む毛の量も増えます。手で広げてからブラシを通すと、抜けた毛がその場に落ちるので、口に入る量のほうが変わります。回数が多いこと自体は、手を入れない理由にはなりません。一巡の日数だけを紙に残して、伸びていないかを見ておいてください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
