C08季節・行事
預けている3日に、家の洗えないものを片づけた
その子をペットホテルに預けた日の夜、空になったケージの底トレーを外して流しへ運ぶと、裏の溝に夏じゅうの毛と皮脂が固まって残っていました。ふだんはトレーを外すと寝る場所がなくなるので、上から拭くところまでしかできません。リビングのカーペットも同じで、洗えないまま、その子が毎日伏せる場所になっています。家の中の洗えないものは、大きさより、その子がいるあいだは乾かす時間が取れないことで、洗えなくなっています。朝に預けて3日後の朝に迎えに行くなら、使える時間は72時間です。8月の頭は気温も湿度も高く、水を含んだカーペットは裏まで乾くのに半日以上かかります。この記事では、預けている3日のあいだに、ケージとカーペットのどこを、どの順番で、何時間かけて乾かしたかを数えていきます。
72時間のうち、乾かすのに使えた時間|預けた3日にケージとカーペットを片づけた経験
家族が夏休みで出かける3日間、その子をペットホテルに預けて、仕事で残った自分だけが家に帰る日が続きました。朝に預けて、3日後の朝に迎えに行く。そのあいだが72時間です。手を動かせるのは3回の夜だけでしたが、乾かす時間のほうは72時間まるごと使えます。手を動かすのは夜でも、乾くのは仕事に出ている昼のあいだです。ふだんその子がいる家で洗えないものを片づけられるのは、この乾かす時間がまとまって空くからです。
最初の夜に家の中を歩いて、洗えないものを書き出すと、ケージのまわりに3つ、リビングに2つありました。どれも、ふだんは上から拭くか、掃除機をかけるところで止めていたものです。それぞれ水で拭いてから、指で触って乾いたと言えるまでの時間を、この3日で測りました。
| もの | ふだん洗えないわけ | 乾くまで(冷房をかけ、扉を閉めた部屋) |
|---|---|---|
| ケージの底トレー | 外すと寝る場所がなくなる | 30分ほど |
| ケージの柵と扉 | 組んだまま動かせない | 拭いて1時間ほど |
| ケージの下の床 | ケージをどけないと届かない | 1時間ほど |
| リビングのカーペット | 大きくて洗濯機に入らない | 水拭きした場所の裏まで14時間 |
| カーペットの下の床 | めくらないと見えない | 2時間ほど |
表の右の列が、この3日で数えたものです。ケージまわりはどれも数時間で乾くのに、カーペットだけが半日を超えます。72時間のうち、カーペットに水を使える夜は、じつは最初の2回しかありません。3回目の夜に水を含ませると、迎えの朝までの12時間では裏が乾ききらず、湿ったカーペットの上へその子を戻すことになります。
毛と皮脂と夏の湿気が根元に沈む|ケージとカーペットが洗えないまま重くなる理由
ケージの底トレーの溝には、抜けた毛と、足先や体から移った皮脂が、水分と一緒に固まっています。夏はここに、飲み水のこぼれと、よだれが加わります。トレーは平らに見えて、四隅と溝だけが乾かない場所です。上から布で拭いても、布の角がそこまで入りません。柵の下の段も同じで、その子が体をもたせかける高さに、毛と皮脂が帯のように残ります。
カーペットのほうは、表面より毛足の根元が問題になります。春の換毛期に抜けた下毛は、掃除機で吸いきれずに毛足の根元へ沈み、夏のあいだそこに残ります。その上にその子が毎日伏せて、体の皮脂を少しずつ移していきます。トイレの失敗や吐いた跡を拭いた場所は、表面が乾いて見えても、裏の敷き材まで水が通っていることがあります。
8月の頭は、気温も湿度もいちばん高い時期です。窓を開ければ乾きそうに思えますが、外の空気が湿っていると、開けた窓からは湿気のほうが入ってきます。この時期にカーペットの裏まで乾かすなら、窓を閉めて冷房をかけたままにしておくほうが早く終わります。冷房は室温を下げながら、空気の中の水分も一緒に抜いていきます。ふだんはその子のために室温を下げている冷房を、預けている3日は、乾かすための冷房として回せます。
その子がいるあいだにこれができないのは、乾かしている時間の居場所がないためです。トレーを外せばケージが使えず、カーペットを湿らせれば、その上で伏せる子の腹と足先が湿ります。乾ききらないカーペットは、においが立ちやすい状態も長く続きます。ケージとカーペットが洗えないものになっているのは、それがその子の毎日の居場所だからです。
1日目と2日目に水を使い、3日目は乾いた面にかける|ケージとカーペットの3日間の変化
72時間の中で、水を使う片づけは1日目と2日目の夜に寄せます。3日目の夜は、水を含ませずに終わることだけにします。3回の夜に何をしたかを、順に書きます。
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1日目の夜:ケージを空にして、トレーと柵を洗う
トレーを外して流しへ運び、溝と四隅を古い歯ブラシでこすります。柵と扉は、濡らした布で上の段から下の段へ。ケージをどけた下の床も、この夜のうちに拭いておきます。冷房をかけて扉を閉めておけば、翌朝には3つとも乾いています。
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2日目の夜:カーペットの根元の下毛を起こし、跡の場所だけ水拭きする
掃除機を毛足に逆らう向きで2回かけ、根元に沈んだ下毛を起こしてから吸います。トイレの失敗や吐いた跡のある場所だけ、固くしぼった布で押さえるように水拭きします。この夜が、カーペットに水を使える最後の夜です。ここから迎えの朝まで、およそ36時間あります。
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3日目の夜:乾いたケージとカーペットに、瞬間消臭スプレーをかける
水拭きした場所をめくり、裏に手のひらを当てて乾いているのを確かめてから始めます。ケージの底トレー、柵の下の段、カーペットのうちその子が伏せる1畳ぶん。かけたら拭き取らずに、そのまま乾かします。
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迎えの朝:冷房をその子の室温に戻し、マットを入れる
乾かすために下げていた設定を、ふだんの室温へ戻してから家を出ます。乾燥させるための部屋から、その子が眠る部屋へ戻す作業です。トレーの上のマットを戻すのも、このときです。
3日目の夜にかけるものは、2つの条件で決まります。迎えの朝までの12時間で乾くこと。そして、戻ってきたその子が最初に顔をつける面に使えることです。mofuwa 瞬間消臭スプレーは、ペットがなめる床やケージにかけることから成分を決めた消臭スプレーです。高機能性電解酸化水を、消臭に向けた処方にしてあります。ケージの底は、帰ってきた夜にその子が鼻を押しつけて、自分のにおいが残っているかを確かめる場所です。カーペットの1畳は、翌朝から腹をつけて伏せる場所です。どちらにかけたものも、その子の口と鼻にいちばん近いところに残ります。
消したいにおいの上に香りをかぶせる作りではないので、乾いたあとのケージとカーペットに、かける前にはなかったにおいが1つ増えることはありません。72時間ぶりに帰ってくる体は、ホテルのにおいをまとっています。家の居場所まで知らない香りになっていると、ケージの入り口で鼻を鳴らしたまま、なかなか入っていかない子もいます。3日目の夜にかけるものに香りがないことは、迎えた夜にその子がいつもどおりケージへ入っていけるかどうかに、そのままつながります。
もう1つは乾く時間です。スプレーの霧は、カーペットの毛足の表面にとどまり、水拭きのように裏の敷き材まで水を通しません。2日目の夜の水拭きでは裏まで14時間かかった場所が、霧をかけたあとは、冷房の部屋で1時間ほどで手のひらに湿りを感じなくなりました。迎えの朝まで12時間しか残っていない3日目の夜でも、この1本なら使えるということです。
当社の電解水は、大腸菌や黄色ブドウ球菌を含む16種類の菌やウイルスを対象にした試験で、30〜60秒後に生菌が検出されませんでした(江東微生物研究所、日本食品分析センターほか)。決められた条件での試験の結果なので、カーペットの繊維の奥で同じことが起きるとまでは言えません。それでも、ペットを預かっている白金高輪動物病院や、老犬老猫ホームの東京ペットホームでは、預かった子のケージや床にこの1本が使われています。預かる側がかけている場所と、預けた家がかける場所は、どちらもケージの底と床です。
2日目の夜にめくったカーペットの裏に、春に同じカーペットを片づけたときより明らかに多いトイレの外の跡がある/ケージの底トレーの端に、吐いた跡が何か所も乾いて残っていた/カーペットの同じ一角にだけ、束になった毛がまとまって落ちている。どれも、洗えないものを空にして初めて数えられるものです。トイレの外で出た回数や吐いた回数が増えているなら、それは掃除の手順より、その子の体の側で動いていることかもしれません。跡の数と見つけた場所を書いたメモを持って動物病院へ行けば、ふだんはカーペットとトレーの下に隠れて見えていなかった回数を、そのまま伝えられます。
秋の換毛期の前に、居場所を空ける3日を置く|ケージとカーペットを片づける背景
8月の頭にこの3日を使えたことには、季節の上でも意味がありました。季節の変わり目に向けて、ケージとカーペットにはこれから秋の換毛期の毛が入ってきます。春の下毛が毛足の根元に残ったまま秋の毛を受けると、掃除機で起こせる量を超えてしまいます。その前に一度、根元まで空にしておく。預けている日は、そのためのまとまった時間になります。
預ける予定が決まったら、洗えないものの一覧と、それぞれが乾くまでの時間を先に書いておきます。一覧があれば、72時間の中で水を使える夜がいつまでかが、預ける前から決まります。今回の表なら、カーペットに水を使えるのは2日目の夜までで、3日目の夜はスプレーだけでした。預けるのが2泊なら、水を使える夜は1回に減ります。反対に、気温と湿度が下がって乾く時間が短くなる秋なら、同じ3日でも水を使える夜が1回増えることがあります。
家で続けるのは、ケージの底トレーを週に1回だけ外して溝をのぞくことと、カーペットの跡の数を月に1回数えることの2つです。のぞくのと数えるのには、乾かす時間が要りません。次に預ける3日が来たら、それまでにたまった分だけを、72時間の中で片づければ足ります。
Product
mofuwa 瞬間消臭スプレー
500ml / 2,420円(税込)
香りでマスキングせず、においの元に働きかける無香料タイプ。舐めても安心な処方なので、床や家具にも場所を選ばず使えます。
商品ページを見る本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
