C03使い方・お手入れ手順
グルーミングスプレーの使い方|ブラッシング前の3ステップ
mofuwa グルーミングスプレーの使い方は、実はかけ方より「順番」で決まります。いきなり吹きかけてブラシを入れると、抜けかけの毛と汚れが固まって、かえって取りにくくなる。この記事では、ブラッシング前の3ステップと、量の目安、部位ごとの当て方を順に説明します。道具はスプレーとブラシ、タオルの3つだけです。
かける前に、乾いた状態でブラシを一度入れる
mofuwaグルーミングスプレーの使い方は、ここから始まります。最初にやることは、スプレーを持つことではなくブラシを持つことです。抜けかけの毛と、乾いて表面に乗っているだけの砂ぼこりは、濡らす前のほうが簡単に落ちます。
先に湿らせてしまうと、抜け毛と汚れが被毛にはりついて一体になり、そこからほどく作業が増えます。乾いた状態でひととおりブラシを通しておくと、このあとの工程が短くなります。順番を入れ替えただけで、やっていること自体は何も増えていません。それでも仕上がりが変わるのは、濡れた毛は動きが鈍くなり、絡まったところがそのまま固定されてしまうからです。
このとき、毛玉があっても無理にほどかないでください。指で分けられる範囲だけにとどめ、固まっている部分はステップ2のあとに回します。
もうひとつ、乾いた状態でブラシを入れると、その日の体の状態が手に伝わります。皮膚のかさつき、いつもと違う熱、触られたがらない場所。ケアの前のこの30秒は、体を見るための時間でもあります。湿らせたあとでは、手ざわりの違いがぼやけてしまいます。気づけるのは、いつも触っている人だけです。毎日のケアが記録の役目も兼ねるのは、この工程があるからです。
全身をきれいにする必要はありません。背中から腰にかけて数回、脇腹を数回。それだけで、このあとの拭き取りの回数が目に見えて減ります。
ブラッシング前の3ステップ
ここからが本体です。3つとも1分以内で終わります。
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根元が軽く湿る程度に吹きかける
毛の表面ではなく、根元をねらいます。10〜15cmほど離して、同じ場所に2〜3回。びしょ濡れにする必要はありません。手に取ってから塗り広げても構いません。
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30秒ほど置いて、汚れをゆるめる
すぐにブラシを入れず、少し待ちます。乾いてこびりついた皮脂や砂ぼこりがゆるみ、引っかかりが減ります。この30秒があるかないかで、犬や猫が感じる痛みが変わります。待っているあいだは、声をかけながら背中をなでていれば十分です。この間の記憶が、次の日にケアを嫌がるかどうかを分けます。
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毛の流れに沿ってブラシを通す
逆立てないこと。生えている方向に、軽い力で。もつれている部分は、毛先のほうから少しずつほどいて根元へ進みます。根元から引くと、もつれが手前に寄って固まるうえ、皮膚のほうが引っぱられます。最後に乾いたタオルで押さえて水分を取れば終わりです。
タオルで押さえるところまでで、日常のケアとしては十分です。時間があるときだけ、弱い風を根元に向けて当ててください。毛の1本1本のあいだに空気が入ると、仕上がりがふんわりします。
かける量の目安と、かけすぎのサイン
mofuwaグルーミングスプレーの量は、体重では決めません。「どのくらいかければいいか」は、体の大きさより被毛の量と長さで決まります。目安は次のとおりです。
| 体格・被毛 | 全身の目安 | 部分ケアの目安 |
|---|---|---|
| 小型・短毛 | 6〜10プッシュ | 1〜2プッシュ |
| 小型・長毛 | 10〜15プッシュ | 2〜3プッシュ |
| 中型・ダブルコート | 15〜25プッシュ | 3〜4プッシュ |
| 大型・長毛 | 25〜40プッシュ | 4〜6プッシュ |
多すぎるかどうかは、ブラシを入れたときの手ごたえでわかります。ブラシに水滴がつく、毛が束になって寝てしまう、乾くまでに10分以上かかる。このどれかが出たら、次回から2割ほど減らしてください。
逆に少なすぎると、ブラシが引っかかる感触が残ります。引っかかりを感じたその場所にだけ、1プッシュ足すのがいちばん無駄がありません。全身にかけ直すと、足りていたところまで多すぎる状態になります。同じ子でも、季節や換毛の時期で必要な量は動きます。表の数字は出発点として使い、最後はブラシの手ごたえで決めてください。
なお、詰め替えを使う場合も量の考え方は変わりません。ボトルを移し替えたあとは、最初の1〜2プッシュが出にくいことがあるので、手のひらに向けて空押ししてから使いはじめてください。
部位ごとに、当て方を変える
mofuwaグルーミングスプレーの使い方は、部位で変わります。同じようにかけていい場所と、そうでない場所があります。汚れがたまりやすい5か所を、当て方とセットで押さえておきます。
部位ごとのスプレーの当て方
口まわりは手に取ってから、首の下と胴は直接、お腹と内股は少なめに、足先は指を広げて、しっぽの付け根は根元をねらって当てます。
1
2
3
4
5
- 1口まわり・あご下 直接かけず、手に取ってから塗り広げる
- 2首の下・胸元 首輪を外して、根元に直接
- 3お腹・内股 皮膚が薄いので少なめに、拭き取りを丁寧に
- 4足先・指の間 指を1本ずつ広げて、間に届かせる
- 5しっぽの付け根 皮脂がたまる場所。根元をねらう
顔まわりだけは例外です。目や鼻に向けて直接吹きかけないでください。手のひらに2プッシュ出してから、指先で口まわりとあご下になじませます。スプレーの音を怖がる子にも、この方法が向いています。
やりがちだけれど、逆効果になること
- 濡らしてすぐにブラシを入れる:30秒待つだけで引っかかりが減ります。急ぐほど時間がかかります。
- 毛を逆立ててブラシを通す:根元まで届く感じがしますが、皮膚の表面を削ってしまい、かゆみのきっかけになります。
- においが気になるからと量を増やす:においの元は被毛ではなく皮脂と汚れです。量ではなく、根元に届いているかどうかで決まります。
3つとも、共通しているのは「早く終わらせようとした結果、時間が増えている」という点です。待つ、なでる方向にそろえる、量を足さない。この3つを守るだけで、1回あたりの時間はむしろ短くなります。急いだぶんだけ本人の抵抗が増え、抵抗が増えるとこちらも力が入り、力が入るとさらに嫌がる。短くしようとして長くなる流れは、たいていこの順番で起きています。
皮膚に傷、強い赤み、じゅくじゅくした部分があるときは使用を控え、まず動物病院にご相談ください。使用中に痛がる、いつもより舐める回数が増えるといった変化が出たときも、いったん中止して獣医師にご相談ください。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- グルーミングスプレーは毎日使っても大丈夫ですか?
- 毎日のケアを想定した処方です。ただし量は「根元が軽く湿る程度」を守ってください。乾くまでに時間がかかる量を毎日かけると、かえって被毛が重くなります。
- スプレーしたあと、拭き取りは必要ですか?
- 洗い流す必要はありません。ブラシを通したあと、乾いたタオルで押さえて水分を取れば終わりです。おしりまわりや足先など汚れが多い場所だけ、タオルの面を変えて拭いてください。
- 猫にも同じように使えますか?
- 使い方の考え方は同じですが、噴射音を怖がる猫が多いので、手のひらに出してから塗る方法をおすすめします。背中から腰にかけて、猫が自分で舐めにくい場所を優先してください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
