C09シーン別・暮らし

小さな子どもがいる家庭がいっしょに寝るで困ること、その手当て

公開日 2021年2月6日|文=mofuwa編集部

明るい寝室で、淡い色のシーツの上に白い猫が静かに横たわっている
寝具は、家の中で人と犬猫と子どもが同じだけ体を預ける、たった1枚の共有物です。写真:Anete Lusina/Pexels

ペットと子どもが一緒に寝ている家で、朝いちばんに毛が集まっているのは、たいてい掛け布団の足元側です。枕まわりよりも、そちらに残ります。夜のあいだに体が動いて、いちばん長く触れていた場所に残ります。この一点だけで、手を入れる場所は決まってしまいます。小さな子どもがいる家庭では、大人の手が2つとも空くことがほとんどありません。だから、やることを並べても増えるだけで回りません。一緒に寝ることをやめるかどうかではなく、共有している1枚の布をどう扱うかに話を絞ります。この記事は、替える間隔・分けるかどうか・寝る前の数分という3つを軸に、実際に口に出される問いの形で7つ並べました。最後に、その7つを1日の順番につなぎ直します。安全という言葉が何を指しているのかについても、途中で1つ項目を取ってあります。

ペットと子どもが一緒に寝る夜、なぜ寝具から見るのですか

家の中には、犬猫が触れる布がいくつもあります。ソファ、カーペット、子どもの服、車のシート。ただ、そのほとんどは人が座るか、通るか、着るだけです。寝具だけが違います。7時間から9時間、人も子どももペットも、同じ1枚に体を預けたまま動きません。時間の長さと接している面積の両方で、他の布と桁が違います。

しかも、寝具は洗う頻度がいちばん低い布でもあります。服は毎日替えます。タオル類も1〜2日で替わります。いちばん長く触れているものが、いちばん替わらない。ペットと子どもが一緒に寝る家で、手を入れる場所を1つに絞るなら寝具になるのは、この2つが重なるからです。

小さな子どもがいる家庭では、もう1つ条件が乗ります。子どもの顔の高さと、犬猫の体の高さが、寝具の上ではほぼ同じになります。大人が寝ているときは、犬猫は足元か横にいて、顔とは距離があります。子どもは体が小さいので、その距離がありません。ここは条件として押さえておく価値があります。何かが起きるという話ではなく、手を入れる場所を決めるときの材料としてです。

Note一緒に寝ることの是非は、ここでは扱いません

ペットと子どもが一緒に寝るかどうかは、家ごとの事情で決まることです。ここではすでに一緒に寝ている家で、実際に何をどう回すかだけを書きます。やめたほうがよい・続けてよいという判断は、この記事の役割ではありません。

シーツは、どのくらいの間隔で替えればいいですか

答えから書くと、正解の日数はありません。決められるのは「続く間隔」だけです。毎日替えられるなら毎日でいい。ただ、小さな子どもがいる家庭は洗濯の量がすでに多いので、寝具の分をそこに足すと、たいてい2週間で止まります。止まった結果、間隔が「気づいたとき」になるのがいちばん困ります。

そこで、間隔を決める前に替える対象のほうを小さくします。掛け布団のカバーを毎回外すのではなく、その上にもう1枚、薄い布を重ねて、その1枚だけを替える。ペットが乗る面はほぼそこに固定されるので、洗うものが軽く、小さく、乾きやすくなります。面積が小さいほど、間隔は短く保てます。

替える対象を小さくすると、間隔が変わります
替えるもの洗濯の負担現実的な間隔
掛け布団カバー一式重い・乾きにくい2〜4週間に1回
シーツ(敷き側)中くらい1〜2週間に1回
上に重ねた薄い1枚軽い・すぐ乾く2〜3日に1回
子どもの枕カバー軽い週に1〜2回

間隔を決めたら、日数ではなく曜日で固定してください。「3日おき」は、1回ずれると分からなくなります。「水曜と日曜」なら、ずれても次の曜日で戻ります。ペットと子どもが一緒に寝る家では、夜の時間が読めない日が必ずあります。読めない日があっても戻れる形にしておくほうが、結果として間隔が保たれます。

Point毛は、替える前に集めておくと洗濯が楽になります

抜けた毛が付いたまま洗うと、他の洗濯物に移って二度手間になります。外す前に、寝具の上を手かゴム手袋で一方向になでて、毛を1か所に集めてから外してください。30秒で終わります。ここを飛ばすと、洗濯機の中で毛が散り、乾燥後にもう一度取ることになります。

子どもの布団とペットの寝る場所は、分けたほうがいいですか

「分ける・分けない」の二択にすると、たいてい行き詰まります。分けると決めても、夜中に子どものほうへ移動しますし、犬猫の側もいつもの場所を選び直します。分けるべきなのは場所ではなく、替える単位のほうです。同じベッドで一緒に寝ていても、その子が乗る面に1枚敷いておけば、洗う対象はそこで分かれます。

敷く場所は足元側にします。理由は2つあって、1つは犬猫が実際にそこを選ぶことが多いから、もう1つは子どもの顔と同じ面に並ばないからです。枕側に敷くと、その子はそこを寝床だと覚えます。覚えたあとで移すのは手間なので、最初にどちらへ置くかだけ決めてください。

  1. 1枚を、足元側に敷く

    薄手で、洗ってすぐ乾くものにします。ペットと子どもが一緒に寝る家では、乾く速さがそのまま続く・続かないを決めます。厚手のブランケットは1枚で乾燥に半日かかるので、2枚を交代で回すか、薄いものを選ぶかのどちらかにしてください。

  2. その1枚だけを、決めた曜日に替える

    掛け布団や敷き布団の側は、通常の間隔のままで構いません。替える単位が小さくなるほど、間隔は詰められます。1枚だけなら、洗濯機のいつもの回に混ぜられます。新しく回数を増やさないのがねらいです。

  3. 子どもには、布の場所だけ伝えておく

    「ここがその子の場所」と1回言っておくと、上の子は覚えます。禁止ではなく場所の説明として伝えるほうが通ります。寝る場所そのものを分けるより、布の境目を作るほうが、子どもにも分かりやすい。下の子にはまだ通らないので、そこは大人が置き直す前提でいてください。

犬と猫で少し違うところもあります。犬は人の位置に合わせて寝場所を決めるので、敷いた1枚が人の足元にあれば、そこに落ち着きやすい。猫は自分で選ぶので、敷いた場所を使わないこともあります。使われなかったら、その子が実際に寝ている面へ1枚を移してください。人が決めた場所に合わせさせるのではなく、選ばれた場所に布を置き直すほうが早く決まります。

寝る前の数分で、先にやっておくことはありますか

あります。ただし、数分です。子どもを寝かせる前後に10分の作業を足しても、その時間はどこにもありません。ペットと子どもが一緒に寝る家で回るのは、合計3分までの形だけです。順番は、外に近い側から内側へ。足先、口のまわり、寝具の上、の3つです。

  1. 1. 足先(60秒)

    外に出る犬の場合、その日に持ち帰ったものがいちばん多く残っているのが足先です。指のあいだと、肉球のふちを一方向に拭きます。猫で外に出ないなら、この工程はほぼ要りません。ここを毎晩やるかどうかは、外に出たかどうかで決めてください。

  2. 2. 口のまわり(30秒)

    食べたあとのまま寝ると、口のまわりに残ったものが寝具に移ります。子どもの顔と同じ面に並ぶことを考えると、ここは足先の次に差が出ます。乾いた布でなでるだけで足ります。嫌がるなら1回で止めて、翌日に回してください。

  3. 3. 寝具の上を、一方向になでる(30秒)

    手かゴム手袋で、足元側から枕側へ一方向。往復させると毛が繊維に戻ります。この30秒だけは、毎晩やる価値があります。翌朝の掃除と、洗濯のときの手間が、まとめて減ります。

足先や口のまわりを拭くとき、水で濡らした布だと、乾くまでのあいだ湿ったままになります。冬の夜はとくに、湿りが残る時間を短くしたい条件です。この数分に向いているのが、mofuwa グルーミングスプレーです。水を足さずに使えるので、拭いたあとに毛が濡れて見える時間がありません。清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられていて、そのあと子どもの枕元にその子の顔が乗っても、使った量を気にする必要がありません。噴霧の音を気にする子には、手のひらかブラシにひと吹きしてから、足先を一方向になでてください。グルーミングスプレーは体に使うもので、寝具そのものに吹きかける使い方はしません。

Point3分を、子どもの歯みがきと同じ列に置く

新しい習慣として足すと続きません。すでに毎晩やっていることの直後にくっつけてください。子どもの歯みがきが終わったら足先、という並べ方にすると、思い出す必要がなくなります。ペットと子どもが一緒に寝る家では、順番で覚えるほうが時刻で覚えるより確実です。

「安全」とは、どこまでを指す言葉ですか

ここは言葉の話です。ペット用品の説明で「安全」と書かれているとき、それが指しているのは、ほとんどの場合成分と、試験をした条件のことです。使った結果として家の中がどうなるか、を指しているわけではありません。ここが混ざると、読み方を間違えます。

mofuwa の場合で言うと、グルーミングスプレーは特許5253483の技術でつくった電解水を使っていて、清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられています。これは「口に入る飲みものと同じ規格基準に照らして、成分がその範囲に収まっている」という意味です。安全という言葉が指せるのは、この範囲までです。

除菌に関する数値も同じ読み方をします。公開されている検証は、決められた試験条件のもとで、検査時間30〜60秒後に生菌が検出されなかった、という形で示されています(江東微生物研究所ほかの検査機関による)。読むときに必要なのは、数字より先にどの条件で、どこが測ったかのほうです。「浸透」のような言葉も同じで、何にどれだけの時間で、という条件が付いていなければ、読み手には比べようがありません。

そして、ここが肝心なところです。試験は試験室の条件で行われたもので、家の寝具がどうなるかを言っているのではありません。だから、これを使えば安全ですという書き方はできません。ペットと子どもが一緒に寝る家で「安全」と言えるのは、使うものの成分がどの基準に照らされているかまでで、その先は生活の側の話になります。

「安全」という言葉が指している範囲と、指していない範囲
書かれていること指している範囲指していない範囲
清涼飲料水の規格基準をクリア成分がその規格の範囲にある使った場所がどうなるか
試験条件下で生菌が検出されずその試験条件での結果家庭での結果を保証すること
検査機関の名前がある第三者が測ったという事実すべての環境で同じになること
特許5253483の電解水つくり方の技術使い方や使う量のこと
Note数値は、条件と検査機関とセットでしか読めません

「◯◯%」「◯秒」という数字だけが置かれているときは、試験条件と検査機関がどこかに書かれているかを探してください。両方そろって、はじめて他と比べられます。安全という言葉も同じで、何を根拠にそう書いているかが示されていなければ、範囲が分かりません。これはmofuwaの商品に限った話ではなく、読み手の側の手順です。

毎晩ふき取らなくていいのですか、という疑問について

ここが、この記事でいちばん伝えたい項目です。毎晩ふき取る必要はありません。やることを毎晩に固定すると、小さな子どもがいる家庭では2週間で止まります。止まったあとは、間隔が「気が向いたとき」に戻ってしまう。全部を毎晩やるより、毎晩やることを1つだけに減らすほうが、3か月後に残ります。

毎晩に残すのは、寝具の上を一方向になでる30秒だけです。足先は外に出た日、口のまわりはごはんのあとで気になった日。この2つは、やらない日があっていい工程です。ペットと子どもが一緒に寝る家で、寝る前の数分が取れない日は必ずあります。取れない日を織り込んだ形にしておかないと、続きません。

毎晩やることと、やらなくてよいこと
工程頻度やらない日があってよいか
寝具の上を一方向になでる毎晩30秒いいえ。ここだけ残す
足先を拭く外に出た日はい。出ていない日は不要
口のまわりを拭く気になった日はい
上に重ねた1枚を替える決めた曜日はい。次の曜日で戻す
部屋の換気朝に窓を開けるはい

減らす方向に振ると、心配になるかもしれません。ただ、増やした結果として全部が止まるほうが、間隔としては長くなります。続いている状態のほうが、1回の丁寧さより先に来ます。3か月後にまだ回っている形かどうかで選んでください。ペットと子どもが一緒に寝ることを続けるなら、なおさら、続く形のほうを取る意味があります。

子どもが先に寝てしまった夜は、どうすればいいですか

動かさないでください。寝かしつけが終わった部屋で、犬猫を移動させたり、寝具を引っぱったりすると、たいてい子どものほうが起きます。その夜にやり直そうとすると、1つの工程のために30分を失うことになります。ペットと子どもが一緒に寝る家で、これがいちばん割に合わないやり方です。

代わりに、翌朝に回します。朝は寝具から人が出たあとなので、手が自由になります。朝いちばんに、寝具の上を一方向になでて、窓を開ける。それで前の晩の分は取り返せます。夜にできなかった工程を朝へ移す、という置き換えを最初から決めておくと、できなかった日に迷いません。

  1. 朝:布団をめくらずに、上を一方向になでる

    起きてすぐ、掛け布団をたたむ前に30秒だけ。たたんでからだと毛が中に入り込みます。前の晩にできなかった分は、ここでほぼ戻せます。

  2. 朝:窓を開けて、寝具の面に風を通す

    湿った状態が長く続くほうを避けたいので、体温と汗で湿った面に風を通します。10分で構いません。子どもの支度をしているあいだに開けておくだけです。

  3. 朝:足先が気になっていたら、そこで拭く

    夜に拭けなかった足先は、朝でも間に合います。夜のうちに寝具へ移ったものは、上をなでる工程で回収されています。夜にやり残したことは、翌朝の3分でほぼ埋まります。

Note上の子と下の子で、条件が変わります

上の子は、布の境目を説明すれば覚えます。下の子は、寝ているあいだに位置が変わるので、大人が置き直す前提でいてください。同じ家でも、子どもの年齢で回し方が変わります。一緒に寝る形を1つに決めようとせず、下の子の年齢が上がるたびに組み替えるほうが現実的です。

7つの問いを、知りたい順につなぎ直す|一緒に寝る家の1日

最後に、ここまでの7つを1日の流れに並べ直します。読むときは問いの形で必要でも、実際に回すときは時刻の順に並んでいないと使えません。ペットと子どもが一緒に寝る家で、覚えるのは工程ではなく、この並びのほうです。

1日の中で、いつ何をするか
時間帯やることかかる時間
起きてすぐ布団をたたむ前に、上を一方向になでる30秒
朝の支度中窓を開けて、寝具の面に風を通す10分(放置)
日中外に出た日かどうかを覚えておくだけ0秒
子どもの歯みがきの後外に出た日は足先、気になれば口のまわり90秒
寝る直前寝具の上を、足元側から一方向に30秒
決めた曜日上に重ねた1枚だけを洗う洗濯に混ぜる

合計すると、毎日の追加は2分ほどです。間隔・分けかた・寝る前の数分という3つの軸のうち、毎日動かすのは3つ目だけで、あとの2つは最初に一度決めれば済みます。決めるのは、上に重ねる1枚をどこに敷くかと、それを替える曜日。この2つを決めた日から、残りは30秒の工程だけになります。

Caution布の話ではなく、その子の体の話になっているとき

同じ場所をなめ続けている、かゆがって夜のあいだ動き続けている、フケが急に増えた、皮膚が赤い、脱毛が広がっている、においが今までと違う。これらは寝具の替え方の話ではありません。毎晩の30秒を増やす前に、動物病院にご相談ください。ペットと子どもが一緒に寝ていると、夜のあいだの動きに気づきやすい立場にいます。気づいたことをメモして持っていくと、そのまま材料になります。

ペットと子どもが一緒に寝ることを、この記事では前提として扱いました。変えられるのは寝るかどうかではなく、共有している1枚の布の扱い方のほうです。替える単位を小さくして、替える日を曜日で固定して、毎晩は30秒だけ残す。安全という言葉が指す範囲を、成分と試験条件までだと知っておく。この4つがそろえば、あとは子どもの年齢が上がるたびに、少しずつ組み替えていけます。

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本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。