C04悩み解決
犬のシャンプー後の肌荒れ|まず疑いたい3つの原因
シャンプー後に肌が荒れる・かゆがるとき、まず疑いたい原因は3つあります。ただしその3つは「シャンプー剤が合わなかった」の中には収まりません。洗う前の状態、洗っている最中の条件、乾かすまでの時間。この3つのどこで起きたかによって、次にやることがまったく変わります。手がかりは症状が出たタイミングにあります。シャンプー後、かゆい様子が出たのが何時間目だったかを思い出すところから始めます。
いつ出たかで、見るところが変わる
原因を考える前に、思い出してほしいことがあります。洗い終わってから、どのくらいで気になりはじめたかです。シャンプー後の何時間目だったかで、疑う場所がかなり絞れます。ここだけで、疑う場所がかなり絞れます。
| 出たタイミング | 考えやすいこと |
|---|---|
| 洗っている最中〜直後 | お湯の温度、こする力、洗っている時間の長さ |
| 数時間後〜その日の夜 | すすぎ残し、乾かしきれていない、乾かしすぎ |
| 翌日〜2日後 | 洗う前からあった状態が、洗ったことで見えるようになった |
| 毎回、洗うたびに | 頻度そのもの、または洗い方の手順が体に合っていない |
とくに翌日以降に出るときは、シャンプー剤そのものより、洗う前の状態を疑ったほうが早いことがあります。もともと乾いていた皮膚が、洗うことで一時的に見えやすくなっただけ、という順序です。
「洗った日/使ったもの/乾かした方法/気づいた時間」。次に洗うときの比較材料になります。3回分そろうと、毎回なのか、その日だけだったのかがはっきりします。
かゆいのは、洗う前か、最中か、あとか
シャンプー剤を変えることから考えたくなりますが、洗う工程は「前」「最中」「あと」の3つに分かれています。どこで起きたかを先に決めるほうが、遠回りになりません。
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洗う前の状態が、もともと整っていなかった
乾燥している、フケが出ていた、前回から間が空きすぎた。この状態で洗うと、洗ったこと自体が刺激になります。また、もつれたまま濡らすと、もつれの内側だけが乾かないまま残ります。洗う前にブラッシングをしていたかどうかを思い出してください。
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洗っている最中の条件が強すぎた
お湯が熱い、指の腹ではなく爪が当たっている、洗っている時間が長い。人が快適と感じる温度は、犬にとっては高めです。ぬるいと感じるくらいが目安で、体感で言えば水に近いほうです。また、汚れていない場所まで念入りに洗うと、必要なものまで落ちます。
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乾かすまでの時間が長かった、または乾かしすぎた
すすぎ残しと生乾きは、どちらもあとから出ます。逆に、温風を近くから当て続けるのも荒れの元です。乾かす工程は、洗う工程と同じくらい結果を左右します。とくに脇・内股・指の間・耳の後ろは、乾いたつもりで乾いていない場所です。
3つのうち、いちばん見落とされるのが1つめです。「洗ったから荒れた」と考えると、洗う回数を減らす方向に向かいますが、洗う前の状態が原因だった場合、間隔を空けるほど条件は悪くなります。
次に洗うときに、1つだけ変える
同時にいくつも変えると、何が関係していたか分からなくなります。順番に試してください。
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1回目:お湯の温度だけ下げる
手首の内側に当てて、ぬるいと感じるところまで。他は前回と同じにします。これだけで変わることがあります。
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2回目:洗う前にブラッシングを足す
濡らす前に、もつれと浮いた毛を取っておきます。もつれたまま濡らすと、水が入って出ていかない場所ができます。
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3回目:すすぎの時間を倍にする
泡が見えなくなってからも流し続けます。とくに背中の下側、脇、内股、しっぽの付け根。泡が消えた時点では、まだ残っています。
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4回目:乾かし方を変える
タオルで押さえて水分を取ってから、温風ではなく送風に近い温度で、離して当てます。指の間と脇を最後に確かめます。
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5回目:頻度を見直す
ここまで変えても毎回出るなら、間隔が体に合っていない可能性があります。ただし、間隔を空けるだけでは地肌の条件は変わりません。洗う日と洗う日のあいだに、汚れをためない手を1つ足すほうが先です。散歩から帰ったら、足先と、寝床に接している腹の下。この2か所を mofuwa グルーミングスプレーで拭いておくと、次に洗うまでの日数を伸ばしても地肌の状態が落ちません。
いちばん先に変えたくなる項目ですが、変えても条件がそろわなければ同じ結果になります。温度・すすぎ・乾かし方を整えてから比べたほうが、合う合わないの判断が正確になります。
荒れているあいだ、洗う頻度をどうするか
荒れが出ると、洗うのをやめたほうがよいのか、清潔にしたほうがよいのか、判断に迷います。シャンプー後にかゆい状態が続いているあいだは、回数を増やさないのが前提です。目安を整理します。
- 赤み・じゅくじゅく・出血があるとき:家庭で洗う判断はしないでください。まず動物病院にご相談ください
- 乾いていて、フケが出ているとき:洗う間隔は空けても構いませんが、そのぶんブラッシングを毎日に増やします
- においが気になるとき:全身を洗い直すより、汚れている場所だけを部分的に手当てするほうが負担が小さくなります
- かゆがるが見た目に変化がないとき:1週間だけ記録を取り、増えているかどうかで判断します
共通しているのは、全身を洗い直すことが唯一の選択肢ではないということです。荒れているときほど、洗う回数を増やすのではなく、汚れをためない工夫のほうに寄せてください。
その工夫の中身は、毎日の側にあります。犬は体から脂を出すので、洗い上がりの状態は翌日から戻りはじめます。シャンプー後にかゆい様子が出ている子ほど、次の1回を待つあいだの毎日で差がつきます。mofuwa グルーミングスプレーが引き受けるのは、この毎日の部分です。アルカリ電解水にふれた余分な皮脂と油は乳化するので、泡を立ててすすぐ工程を踏まなくても、汚れが布のほうへ移ります。荒れている子にとっては、お湯・すすぎ・ドライヤーという3つの条件を通らずに済むところが大きい。舐めても問題のない基準でつくられているので、前足や口のまわりに使ったあと、そのまま毛づくろいをしても構いません。ただし、赤くなっているところ、じゅくじゅくしているところは触らずに残してください。
洗い方を変えても説明がつかない変化
次のサインがあるときは、次のシャンプーを待たないでください。
赤みが広がっている、じゅくじゅくしている、脱毛している、強いにおいが数日続く、眠れないほどかゆがる、同じ場所をなめ続けている、元気や食欲が落ちている。ここに並んだ形が出たときは、次に洗う日を決めるより先に、動物病院で地肌を見せてください。シャンプーが関係しているのかどうかも、そこではっきりします。
受診の前に、使っているシャンプーの容器と、荒れている場所の写真を用意しておいてください。成分表示があると話が早く、写真は搔いたあとで状態が変わってしまうため、落ち着いているときのものが役に立ちます。人用の保湿剤や消毒液は使わないでください。犬は舐めます。
家でやることは2つです。洗い方を1回に1つずつ整えること、そして次に洗うまでの毎日を空けないこと。3回分の記録がそろえば、洗い方の側なのか、それとも洗う前の状態なのかは、自分で見分けられるようになります。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- シャンプーのあとにかゆがるのは、シャンプーが合っていないということですか?
- そうとは限りません。お湯の温度、すすぎ残し、乾かし方でも同じことが起こります。まず温度を下げる、すすぎを長くする、乾かし方を変える、の順に1つずつ試して、それでも毎回出るときに合う合わないを考えてください。
- 荒れているとき、シャンプーは休んだほうがいいですか?
- 赤みやじゅくじゅくがあるときは、家庭で洗う判断はせず動物病院にご相談ください。乾燥やフケだけであれば、間隔を空けても構いませんが、そのぶんブラッシングを毎日に増やして汚れをためないようにしてください。
- ドライヤーはどのくらい離せばいいですか?
- 手を当てて熱く感じない距離まで離し、1か所に当て続けないことが目安です。同じ場所に当て続けるより、動かしながら全体を乾かすほうが乾きます。脇・内股・指の間・耳の後ろは最後にもう一度確かめてください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
