C04悩み解決

フケを繰り返さないために、毎日やっておきたいこと

公開日 2021年6月28日|文=mofuwa編集部

リビングのソファでブラッシングされている猫
フケの予防は、体より先に部屋の側を見ると手がつきます。写真:RDNE Stock project/Pexels

フケの予防で見る場所は、湿度、寝床の素材、暖房の向き、そして食器の位置です。どれも体に触れずに変えられて、しかも一日中効き続けます。フケが出るとシャンプーを変えたくなりますが、繰り返しているときに効いているのは、洗ったあとに元へ戻る速さのほうです。予防の一手目は、この4つのうち、いま整っていない条件がどれかを見ることです。

条件は、体より部屋の側にある

フケが出ると、シャンプーを変えたくなります。ただ、繰り返しているときは洗ったあとに元へ戻る速さのほうが問題であることが多く、洗う側をいくら変えても間に合いません。洗った直後の数日はきれいで、1週間ほどでまた同じところに戻る——という繰り返し方をしているなら、原因は洗い方ではなく、その1週間のあいだの過ごし方の側にあります。

見るべきは、洗っていない残りの日々です。1か月のうちシャンプーの日は1〜2日で、残りの28日をどう過ごしているかのほうが、状態を決めています。

もうひとつ、フケという言葉で見落とされることがあります。乾いて細かく飛ぶフケと、脂っぽくて毛にくっつくフケでは、条件がまったく違います。前者は湿度と静電気の話で、部屋の側の予防が効きます。後者は皮脂の側の話で、環境を整えても減らないことがあります。まず、指でつまんだときにさらさらするか、べたつくかを確かめてください。黒い布や濃い色の服の上でブラシを通すと、落ちたものの大きさと飛び方が見やすくなります。

Noteまず、いつ出ているかを見る

「朝だけ」「暖房を入れた日」「ブラッシングのあと」。出るタイミングが決まっているなら、それが条件そのものです。1週間メモを取ると、たいてい偏りが見えます。

予防の対象は、室内の4つの条件

順に確かめてください。予防は、1つ変えるごとに1週間ほど様子を見ます。一度に全部変えると、効いた条件がどれだったのかがわからなくなり、次に同じことが起きたときに戻る場所を失います。

見直す条件と、変えるポイント
条件見るところ変え方
湿度犬や猫がいる高さで測る。壁掛けの湿度計は人の目線の高さにあることが多い人の顔の高さより床に近いほうが乾きやすい。低いなら加湿を足す。寝床のそばに小さな湿度計を1つ置くと確かめやすい
暖房・エアコンの向き風が寝床に当たっていないか。人がいるときに感じなくても、寝ている高さでは当たっていることがある直接当たる位置なら、寝床を動かす。動かせないときは風向きを上に振り、壁づたいに回す
寝床の素材起き上がったあとにフケが残っていないか。輪郭の形に残るなら、そこが接していた面静電気が起きにくい素材に替える。洗い替えを2枚にして、週に一度は入れ替える
水を飲む量食器の数と置き場所置き場所を増やすと飲む量が増えることがある

最後の行は、フケの話に見えないところが要点です。飲む量は、置き場所の数で変わります。とくに猫は、食事の場所と離れたところにもう1つ置くと飲む量が増えることがあります。廊下の途中や、よく通る部屋の入口など、移動のついでに口をつけられる場所が向いています。フケそのものへの手当てには見えませんが、予防に使える4条件のうち、いちばん手間なく足せるのがこの1つです。

毎日3分でできること

手を動かす側は、2つだけです。長くやる必要はありません。

  1. ブラッシングを、毎日短く

    週に一度20分より、毎日3分のほうが効きます。浮いた古い毛を残さないことが目的です。強くとかすとかえって刺激になるので、力は要りません。ブラシの重さだけで滑らせて、引っかかったら止めて手でほぐす。それくらいの触り方で足ります。

  2. 静電気を起こさない持ち方にする

    乾燥している時期は、ブラッシングそのものが静電気を起こします。始める前に手を洗って湿らせておく、または毛をわずかに湿らせてからとかす。これだけで、飛び散り方が変わります。

この2番目で「わずかに湿らせる」ために置けるのが、mofuwa グルーミングスプレーです。毎日きれいにしてあげたいと思っても、シャンプーは月に1〜2回しかできません。犬も猫も体から脂を出すので、残りの28日ぶんの汚れは、洗う日まで毛の上に乗ったままになります。ブラシを持つ前に、背中と首の後ろへ2〜3回吹く。毛の表面がしっとりする程度で足ります。濡らすほど吹く必要はありません。そのあと、毛の流れに沿ってブラシを通します。

順番としては、湿らせる → とかす → 乾かすです。湿らせたまま放置すると、乾かないこと自体が別の条件になります。

はじめに分けた2つのうち、脂っぽくて毛にくっつくほうは、湿度や寝床を変えても減りにくいと書きました。ここが、mofuwa グルーミングスプレーのもう1つの出番です。余分な皮脂と油は乳化して落ちるので、毛にくっついたまま残っていた分が、ブラシへ移って布のほうへ落ちます。必要な皮脂まで持っていかないため、洗う回数を増やさずに毎日くり返せます。ただし、赤みが出ている場所とじゅくじゅくした場所は避けてください。そこは湿らせる話ではありません。

猫の場合は、自分で手入れできる範囲が年齢とともに狭くなります。背中の真ん中としっぽの付け根は、もともと自分の口が届きにくい場所なので、フケが最初に出やすいところです。ここだけでも、人の手で毎日とかしておくと違います。

やりすぎになりやすい点

毎日やることを決めると、増やしたくなります。増やさないほうがよい項目を挙げます。

共通しているのは、「出ているフケを取る」方向に力を入れすぎていることです。取る作業は結果を追いかけているだけで、予防にはなりません。条件を1つ変えるほうが、静かに効きます。

続けても減らないときに考えること

予防の条件を整えて2〜3週間続けても変わらないなら、家庭で扱う範囲ではないかもしれません。

Caution部屋の側では説明がつかない9つの形

フケが急に増えた、特定の場所に集中している、赤みやかさぶたを伴う、脱毛している、強くかゆがる、においが数日続く、フケが大きく厚い、元気や食欲が落ちている、体重が変わった。この9つのうち1つでも見つかったら、部屋の条件の話として様子を見るのをやめて、動物病院へ連れて行ってください。

とくに場所が決まっているフケは、環境の条件では説明がつきません。乾燥が理由なら、体の一部だけに出ることは多くないからです。

受診の前に、いつから、どこに、どのくらい出ているかと、変えた条件のメモを用意してください。写真があると、大きさや量の変化が伝わりやすくなります。人用の保湿剤は使わないでください。犬も猫も舐めます。

ここまで確かめたあとも、家でやることは変わりません。湿度を犬や猫がいる高さで測る、寝床を週に一度入れ替える、毎日3分とかす前にひと吹きする。この3つは、フケの理由が何であっても続けられます。予防の形が目に見えて変わるのは、条件を1つ動かした日から2〜3週間あとです。メモに日付が残っていれば、次に同じ季節が来たときに、同じ手順から始められます。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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よくある質問

フケが出るとき、シャンプーの回数を増やしたほうがいいですか?
乾燥が背景にある場合は、増やすと逆方向に進みます。予防としては、まず室内の湿度、暖房の風の向き、寝床の素材、水を飲む量という環境の条件を見直してください。洗う日以外の過ごし方のほうが、状態を大きく決めています。
ブラッシングのたびにフケが飛びます。
乾燥している時期は、ブラッシングそのものが静電気を起こします。始める前に手を湿らせる、または毛をわずかに湿らせてからとかすと、飛び散り方が変わります。湿らせたあとは乾かしてください。
フケが体の一部だけに出ています。
場所が決まっているフケは、乾燥や環境では説明がつきにくい状態です。赤みやかさぶた、脱毛を伴う場合はとくに、自己判断せず動物病院にご相談ください。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。