C08季節・行事
音がやんで出てきた朝|毛にほこりがついたままになる
花火の最後の音から9時間たった朝6時、押し入れの奥から出てきたその子の右の脇腹には、灰色の綿ぼこりが帯のようについていました。耳のうしろ、右ひじの外側、太もも、しっぽの先、指の間にも同じものが残っていて、数えると6か所です。怖い夜を越えたばかりの子にブラシを向けるのはためらわれ、ブラッシングを夕方まで延ばすと、そのあいだにその子は脇腹をなめて、ほこりを毛の根元へ押し込んでいきます。音がやんだ朝は、ほこりのついた場所を数えて、その場所だけを順に片づけるところから始めます。この記事では、押し入れで下になっていた側の6か所を朝ごとに数え、花火や雷の夜が続く週に、その数字をどこで減らせるかを見ていきます。
下になった側の6か所|花火の翌朝、ほこりを数えるやり方
花火の翌朝にほこりがつく場所は、押し入れの中で下にしていた側に偏ります。音が続くあいだ、犬も猫も奥の角へ体を押しつけて、同じ側を床につけたまま何時間も動きません。床板と壁の角には、しまってある布団や冬物の服から出た綿ぼこりがたまっていて、体の下側と壁側がそこに触れ続けます。背中の上側は、意外なほどきれいなままの朝がほとんどです。
| 場所 | なぜそこにつくか | 朝に見るところ |
|---|---|---|
| 下になった側の脇腹 | 床に触れていた面がいちばん広い | 毛の流れに逆らって、灰色の筋が入っている |
| 下になった側の耳のうしろと頬 | 角に頭を押し込み、顔の片側を壁にこすりつける | 耳の付け根に、丸まった綿ぼこり |
| ひじの外側 | 伏せた姿勢で体重がのり、床にこすれる | 毛が寝て、ほこりが平たく貼りついている |
| 太ももの外側 | 丸くなると、床と壁の両方に触れる | 下毛の中に、細かい粒がまじっている |
| しっぽ | 体に巻きつけたまま、床のほこりを掃くように動く | 先の毛がまとまって、束になっている |
| 足の裏と指の間 | 奥へ入るときと出るときに、ほこりの上を歩く | 指を広げると、毛のあいだに灰色の塊 |
ほこりが落ちずに毛に残るのは、押し入れの中と外で、室温と湿度が逆の向きに動くからです。閉め切った押し入れには冷房の風が届かず、夏の夜は部屋より蒸し暑くなります。そこで何時間もあえいでいた子の毛は、体の熱と湿気で根元がしっとりしていて、触れたほこりを拾います。朝になって冷房の入った部屋へ出てくると、今度は乾いた風で毛が乾き、拾ったほこりは貼りついたまま残ります。
8月の終わりは、季節の変わり目の入り口でもあります。下毛のある子は秋の換毛期に向けて、抜けかけた毛が根元に増えはじめ、その毛がほこりを抱え込む網になります。気温の高い盛夏ならブラシ1回で落ちたほこりが、この時期は下毛と絡んで、2回、3回と通しても残ります。
数えるのは、6か所のうち、ほこりが残っている場所の数です。朝いちばんに、触らずに目で数えて、紙に日付と数字を書きます。花火や雷の夜が続く週は、この数字が毎朝並びます。数字の大きい朝ほど、その子が長く同じ姿勢でいたということなので、その朝のブラッシングにかける時間も、数字から決められます。
つまむ・吹く・3段で梳かす・地肌に置く・布を敷く|花火のあとのほこりを落とす手順
手順は5つです。数えた場所の数だけ、2から4をくり返します。全身をまとめてブラッシングするのではなく、1か所ずつ終わらせて、紙の数字を1つずつ減らしていきます。怖い夜のあとの朝なので、1か所終えるごとに手を離し、その子がその場にとどまっているかを見てから次へ移ります。
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1|大きな綿ぼこりだけ、指でつまんで取る
毛の表面に乗っている丸い綿ぼこりは、ブラシを入れる前に指先でつまみ上げます。先にブラシを通すと、大きな塊が歯に引っかかり、根元の毛ごと引っぱることになります。つまむのは表面に浮いている分だけで、毛の中に沈んだ細かい粒は次の段で扱います。
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2|コームの歯にミストを吹いてから、ほこりの上に当てる
mofuwaスキンケアミストを、体ではなくコームの歯へ2〜3回吹きます。音が怖かった翌朝は、ノズルの音が耳のそばで鳴るだけで体をこわばらせる子がいます。湿ったコームをほこりの残る場所にそっと当てると、乾いて貼りついていたほこりが水を吸って重くなり、宙に舞わずに歯のほうへ移ります。
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3|毛先、中ほど、根元の3段で梳かす
いきなり根元から梳かすと、ほこりを含んだ毛の束が皮膚を引っぱります。毛先の2センチ、次に中ほど、最後に根元と、3回に分けてブラッシングします。1段ごとにコームの歯についたほこりをティッシュで拭い、同じほこりを隣の場所へ運ばないようにします。
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4|ほこりが取れた場所の地肌に、指先でミストを置く
ほこりが取れたら、毛を指で分けて地肌を見ます。押し入れの床に長く触れていた面は、蒸れたあとに冷房の風で乾いて、ほかの場所より白っぽく見えることがあります。指先にミストを吹いてから、分け目に沿って地肌へ置くようになじませます。ここで紙の数字を1つ減らします。
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5|押し入れの奥の角に、洗える綿の布を1枚敷く
最後に、その子が入っていた角へ、洗える綿の布を1枚敷きます。押し入れを閉めて入れなくするためではなく、ほこりの上に直接寝ない場所へ変えておくためです。翌朝、布の上にほこりが集まっていれば、そのぶん体に残る場所の数は少なくなっています。
2と4でスキンケアミストを使うのは、数えた6か所が、どれもその子の口の届く場所だからです。脇腹と太もも、しっぽは、振り返ればそのままなめられます。耳のうしろと頬は、前足でこすったあとに、その前足をなめます。指の間はもっと直接で、歩いたあとに自分できれいにする場所です。怖い夜を越えた子は、落ち着こうとして同じ場所を長くなめるので、この6か所に置いたものは、その日のうちにほとんど口へ入ると考えておきます。
mofuwaスキンケアミストは、そのなめる動きを最初から数に入れてつくられています。中身は高機能性電解酸化水という電解水だけで、ほかの成分を足していません。清涼飲料水の規格基準を満たしている水なので、口もとに近い頬にも、なめる回数のいちばん多い指の間にも、量を気にせず置けます。6か所のどこに置いても、なめ取られたあとに残るのが水だけであることが、この朝の手順を1本で通せる理由です。
4で地肌にまで置くのは、ほこりの下の皮膚が、この朝いちばん乾いているからです。押し入れで蒸れた面が冷房の部屋で急に乾くと、その面だけかゆがることがあり、かゆいところをなめれば、残ったほこりはさらに根元へ入ります。メーカーの資料では、この特許電解水は水分のしみこみ方が精製水の35倍とされていて、スキンケアミストは地肌のうるおいを保つための1本です。下になっていた面に置いた朝と置かなかった朝で、その子がそこをなめている時間を比べてみてください。
1回で見た目がはっきり変わるものではないので、花火や雷の夜が続くあいだは、毎朝の6か所に同じ順で続けます。続ける長さは、2週間をひと区切りに見ます。吹いた直後に、わずかに塩素に似たにおいが立つことがあります。電解水の性質から来るにおいで、品質の問題ではないと説明されていますが、においに敏感になっている朝は、鼻先から離れたところでコームに吹く2の手順が、そのままその子への気づかいになります。
粘着ローラー、掃除機、閉めた押し入れ|花火の夜が続く週に、ほこりを毎日ふやす3つ
6か所の数字が翌朝になっても減らないときは、取り方か押し入れの扱いのどちらかに、数字を押し上げている手があります。どれも、音の夜の名残を早く片づけたい朝に、つい手が伸びるものです。
- 粘着ローラーを体に転がす:表面の綿ぼこりは取れても、テープをはがす音と、毛を引く小さな痛みが、音の夜の翌朝に重なります。次にローラーを手にしただけで逃げるようになると、ほかの日のブラッシングまで短くなります
- 掃除機のノズルを毛に近づける:ほこりを吸い取る速さはいちばんですが、モーターの音は、その子の中で花火の音と同じ側に分けられます。押し入れの掃除も、その子が別の部屋にいる昼の時間に回します
- 押し入れを閉めて入れなくする:ほこりの出どころをふさいだつもりでも、その子は次の夜、ベッドの下やソファの裏へ移ります。そこは押し入れよりほこりが多く、布も敷けません。翌朝の数字は、6か所のうちの残りまで埋まることがあります
3つとも、その朝のほこりは減らしているように見えて、翌朝の数字を増やしています。前の朝より数字が増えたら、紙の横に、その夜の音と、その子がどこへ入っていたかを書き添えておきます。次の週に同じ手を選ばずに済みます。
ほこりを取った場所を、翌日も翌々日も同じようになめ続けている/6か所のうち1か所だけ毛が薄くなり、地肌が赤く見える/ほこりのない朝にも、下になっていた側の耳のうしろを後ろ足でかき続ける。ここまで来ると、その場所に残っているのはほこりより、皮膚の側の変化のほうかもしれません。6か所の数字を書いた紙を持って動物病院へ行けば、どの場所が、花火のどの夜から残っているのかを、思い出しながら話さずに済みます。家での手順は、その日から皮膚の様子に合わせて組み直します。
敷いた布の上のほこりで次の夜を決める|花火と雷の季節に家でできること
花火の夜が続く週が終わっても、押し入れの布は敷いたままにしておきます。雷は8月の終わりから9月にかけても鳴るので、その子は同じ角へまた入ります。布は3日に1回はずして洗い、洗った日は紙に印をつけておくと、布を替えた翌朝に数字がどう動いたかが見えます。
| 朝に数えた場所 | その日のやり方 | 次に数える日 |
|---|---|---|
| 0〜1か所 | いつもの時間に、いつものブラッシング | 次の音の夜の翌朝 |
| 2〜3か所 | 数えた場所だけ、手順の2から4 | 翌朝 |
| 4か所以上 | 朝は1と2まで。3と4は昼すぎに | 同じ日の夕方 |
| 前の朝より増えた | 押し入れの布と、その子が入った場所を確かめる | その夜のうちに |
季節の変わり目に入ると、換毛期の抜け毛が増えて、ほこりのない朝でも毛がまとまりはじめます。花火の続く週に6か所を数える習慣がついていれば、その紙はそのまま、換毛期のブラッシングの記録に切り替えられます。数える場所を、ほこりのついた6か所から、毛がまとまりやすい場所に入れ替えるだけです。
次に音がした夜は、押し入れの戸を少しだけ開けておきます。朝に出てきたら、触る前に6か所を数えて、紙に数字を1つ書きます。その数字が0に近づいていく週は、その子が押し入れで音の夜を越え、ほこりを持ち越さずに朝を迎えられるようになった週です。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 猫が押し入れの上の段や天袋に入ります。数える場所は同じですか。
- 猫は高い段の奥で、体を丸めて座った姿勢のまま過ごすことが多く、ほこりは脇腹より、背中の上側と頭のてっぺん、耳の外側に乗ります。上の段は、服やかばんを重ねた棚板の上で、ほこりが上から落ちてくるためです。数える6か所を、背中、頭、両耳の外側、しっぽ、前足の先に入れ替えてください。猫は出てきてすぐ自分で毛づくろいを始めるので、数えるのは出てきた直後に。手順は、毛づくろいを始める前の10分のうちに、2と3だけでも済ませておきます。
- 出てきた朝も、まだ体が震えています。何時間待ってからブラッシングすればいいですか。
- 時間より、その子が朝ごはんを食べたかどうかで決めます。食べ終えて、いつもの場所で横になったら、1か所だけ手順の1から4を試します。触られて立ち去るなら、その朝は数えるだけにして、昼すぎにもう一度。ただ、夕方まで延ばすのは避けたいところです。そのあいだにその子が脇腹をなめ続け、ほこりが根元へ入って、下毛と絡んだ小さな塊になっていきます。塊になると、手順の3で梳かしても1回では抜けません。
- 押し入れの中のほこりは、いつ掃除すればいいですか。
- 花火の予定がない日の昼、その子が別の部屋で寝ている時間に済ませます。夕方に掃除機をかけると、押し入れにモーターの音とにおいの記憶が残り、その夜は別の場所へ入ることがあります。掃除のあとは、洗って乾かした綿の布を同じ角に戻してください。洗った布でも、その子が寝ていた角と同じ場所にあれば、次の夜もそこへ入ります。布の位置を変えないことが、翌朝の数字を比べられる条件にもなります。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
