C08季節・行事

音がやんで出てきた朝|毛にほこりがついたままになる

公開日 2021年8月19日|文=mofuwa編集部

明るく静かな部屋の木の床で、落ち着いて横になっているクリーム色の犬
音の夜を越えた朝は、ほこりを取る前に、体のどこに残っているかを数えるところから始めます。

花火の最後の音から9時間たった朝6時、押し入れの奥から出てきたその子の右の脇腹には、灰色の綿ぼこりが帯のようについていました。耳のうしろ、右ひじの外側、太もも、しっぽの先、指の間にも同じものが残っていて、数えると6か所です。怖い夜を越えたばかりの子にブラシを向けるのはためらわれ、ブラッシングを夕方まで延ばすと、そのあいだにその子は脇腹をなめて、ほこりを毛の根元へ押し込んでいきます。音がやんだ朝は、ほこりのついた場所を数えて、その場所だけを順に片づけるところから始めます。この記事では、押し入れで下になっていた側の6か所を朝ごとに数え、花火や雷の夜が続く週に、その数字をどこで減らせるかを見ていきます。

下になった側の6か所|花火の翌朝、ほこりを数えるやり方

花火の翌朝にほこりがつく場所は、押し入れの中で下にしていた側に偏ります。音が続くあいだ、犬も猫も奥の角へ体を押しつけて、同じ側を床につけたまま何時間も動きません。床板と壁の角には、しまってある布団や冬物の服から出た綿ぼこりがたまっていて、体の下側と壁側がそこに触れ続けます。背中の上側は、意外なほどきれいなままの朝がほとんどです。

花火の夜を押し入れで過ごした子の、ほこりが残る6か所
場所なぜそこにつくか朝に見るところ
下になった側の脇腹床に触れていた面がいちばん広い毛の流れに逆らって、灰色の筋が入っている
下になった側の耳のうしろと頬角に頭を押し込み、顔の片側を壁にこすりつける耳の付け根に、丸まった綿ぼこり
ひじの外側伏せた姿勢で体重がのり、床にこすれる毛が寝て、ほこりが平たく貼りついている
太ももの外側丸くなると、床と壁の両方に触れる下毛の中に、細かい粒がまじっている
しっぽ体に巻きつけたまま、床のほこりを掃くように動く先の毛がまとまって、束になっている
足の裏と指の間奥へ入るときと出るときに、ほこりの上を歩く指を広げると、毛のあいだに灰色の塊

ほこりが落ちずに毛に残るのは、押し入れの中と外で、室温と湿度が逆の向きに動くからです。閉め切った押し入れには冷房の風が届かず、夏の夜は部屋より蒸し暑くなります。そこで何時間もあえいでいた子の毛は、体の熱と湿気で根元がしっとりしていて、触れたほこりを拾います。朝になって冷房の入った部屋へ出てくると、今度は乾いた風で毛が乾き、拾ったほこりは貼りついたまま残ります。

押し入れの中の夜と、出てきた部屋の朝 押し入れの中では毛が湿ってほこりを拾い、冷房の部屋に出ると、乾いた毛がほこりを抱えたまま固まります。どちらか一方だけなら、ほこりはブラシ1回で落ちます。 この2つが一晩でつながるのが、花火と雷の夜です 押し入れの中の夜 冷房の風が届かず、蒸し暑い あえいで、毛の根元が湿る 同じ側を下にして何時間も動かない 床と壁のほこりに触れ続ける 出てきた部屋の朝 冷房の乾いた風が当たる 湿った毛が乾き、ほこりが貼りつく 下になっていた側をなめはじめる ほこりが根元へ押し込まれる
ほこりを拾うのは押し入れの中、残すのは出てきた部屋の乾いた風です。

8月の終わりは、季節の変わり目の入り口でもあります。下毛のある子は秋の換毛期に向けて、抜けかけた毛が根元に増えはじめ、その毛がほこりを抱え込む網になります。気温の高い盛夏ならブラシ1回で落ちたほこりが、この時期は下毛と絡んで、2回、3回と通しても残ります。

数えるのは、6か所のうち、ほこりが残っている場所の数です。朝いちばんに、触らずに目で数えて、紙に日付と数字を書きます。花火や雷の夜が続く週は、この数字が毎朝並びます。数字の大きい朝ほど、その子が長く同じ姿勢でいたということなので、その朝のブラッシングにかける時間も、数字から決められます。

つまむ・吹く・3段で梳かす・地肌に置く・布を敷く|花火のあとのほこりを落とす手順

手順は5つです。数えた場所の数だけ、2から4をくり返します。全身をまとめてブラッシングするのではなく、1か所ずつ終わらせて、紙の数字を1つずつ減らしていきます。怖い夜のあとの朝なので、1か所終えるごとに手を離し、その子がその場にとどまっているかを見てから次へ移ります。

  1. 1|大きな綿ぼこりだけ、指でつまんで取る

    毛の表面に乗っている丸い綿ぼこりは、ブラシを入れる前に指先でつまみ上げます。先にブラシを通すと、大きな塊が歯に引っかかり、根元の毛ごと引っぱることになります。つまむのは表面に浮いている分だけで、毛の中に沈んだ細かい粒は次の段で扱います。

  2. 2|コームの歯にミストを吹いてから、ほこりの上に当てる

    mofuwaスキンケアミストを、体ではなくコームの歯へ2〜3回吹きます。音が怖かった翌朝は、ノズルの音が耳のそばで鳴るだけで体をこわばらせる子がいます。湿ったコームをほこりの残る場所にそっと当てると、乾いて貼りついていたほこりが水を吸って重くなり、宙に舞わずに歯のほうへ移ります。

  3. 3|毛先、中ほど、根元の3段で梳かす

    いきなり根元から梳かすと、ほこりを含んだ毛の束が皮膚を引っぱります。毛先の2センチ、次に中ほど、最後に根元と、3回に分けてブラッシングします。1段ごとにコームの歯についたほこりをティッシュで拭い、同じほこりを隣の場所へ運ばないようにします。

  4. 4|ほこりが取れた場所の地肌に、指先でミストを置く

    ほこりが取れたら、毛を指で分けて地肌を見ます。押し入れの床に長く触れていた面は、蒸れたあとに冷房の風で乾いて、ほかの場所より白っぽく見えることがあります。指先にミストを吹いてから、分け目に沿って地肌へ置くようになじませます。ここで紙の数字を1つ減らします。

  5. 5|押し入れの奥の角に、洗える綿の布を1枚敷く

    最後に、その子が入っていた角へ、洗える綿の布を1枚敷きます。押し入れを閉めて入れなくするためではなく、ほこりの上に直接寝ない場所へ変えておくためです。翌朝、布の上にほこりが集まっていれば、そのぶん体に残る場所の数は少なくなっています。

2と4でスキンケアミストを使うのは、数えた6か所が、どれもその子の口の届く場所だからです。脇腹と太もも、しっぽは、振り返ればそのままなめられます。耳のうしろと頬は、前足でこすったあとに、その前足をなめます。指の間はもっと直接で、歩いたあとに自分できれいにする場所です。怖い夜を越えた子は、落ち着こうとして同じ場所を長くなめるので、この6か所に置いたものは、その日のうちにほとんど口へ入ると考えておきます。

mofuwaスキンケアミストは、そのなめる動きを最初から数に入れてつくられています。中身は高機能性電解酸化水という電解水だけで、ほかの成分を足していません。清涼飲料水の規格基準を満たしている水なので、口もとに近い頬にも、なめる回数のいちばん多い指の間にも、量を気にせず置けます。6か所のどこに置いても、なめ取られたあとに残るのが水だけであることが、この朝の手順を1本で通せる理由です。

4で地肌にまで置くのは、ほこりの下の皮膚が、この朝いちばん乾いているからです。押し入れで蒸れた面が冷房の部屋で急に乾くと、その面だけかゆがることがあり、かゆいところをなめれば、残ったほこりはさらに根元へ入ります。メーカーの資料では、この特許電解水は水分のしみこみ方が精製水の35倍とされていて、スキンケアミストは地肌のうるおいを保つための1本です。下になっていた面に置いた朝と置かなかった朝で、その子がそこをなめている時間を比べてみてください。

1回で見た目がはっきり変わるものではないので、花火や雷の夜が続くあいだは、毎朝の6か所に同じ順で続けます。続ける長さは、2週間をひと区切りに見ます。吹いた直後に、わずかに塩素に似たにおいが立つことがあります。電解水の性質から来るにおいで、品質の問題ではないと説明されていますが、においに敏感になっている朝は、鼻先から離れたところでコームに吹く2の手順が、そのままその子への気づかいになります。

粘着ローラー、掃除機、閉めた押し入れ|花火の夜が続く週に、ほこりを毎日ふやす3つ

6か所の数字が翌朝になっても減らないときは、取り方か押し入れの扱いのどちらかに、数字を押し上げている手があります。どれも、音の夜の名残を早く片づけたい朝に、つい手が伸びるものです。

3つとも、その朝のほこりは減らしているように見えて、翌朝の数字を増やしています。前の朝より数字が増えたら、紙の横に、その夜の音と、その子がどこへ入っていたかを書き添えておきます。次の週に同じ手を選ばずに済みます。

Cautionほこりを取っても、同じ1か所の丸が消えないとき

ほこりを取った場所を、翌日も翌々日も同じようになめ続けている/6か所のうち1か所だけ毛が薄くなり、地肌が赤く見える/ほこりのない朝にも、下になっていた側の耳のうしろを後ろ足でかき続ける。ここまで来ると、その場所に残っているのはほこりより、皮膚の側の変化のほうかもしれません。6か所の数字を書いた紙を持って動物病院へ行けば、どの場所が、花火のどの夜から残っているのかを、思い出しながら話さずに済みます。家での手順は、その日から皮膚の様子に合わせて組み直します。

敷いた布の上のほこりで次の夜を決める|花火と雷の季節に家でできること

花火の夜が続く週が終わっても、押し入れの布は敷いたままにしておきます。雷は8月の終わりから9月にかけても鳴るので、その子は同じ角へまた入ります。布は3日に1回はずして洗い、洗った日は紙に印をつけておくと、布を替えた翌朝に数字がどう動いたかが見えます。

朝に数えた場所の数と、その日のブラッシング
朝に数えた場所その日のやり方次に数える日
0〜1か所いつもの時間に、いつものブラッシング次の音の夜の翌朝
2〜3か所数えた場所だけ、手順の2から4翌朝
4か所以上朝は1と2まで。3と4は昼すぎに同じ日の夕方
前の朝より増えた押し入れの布と、その子が入った場所を確かめるその夜のうちに

季節の変わり目に入ると、換毛期の抜け毛が増えて、ほこりのない朝でも毛がまとまりはじめます。花火の続く週に6か所を数える習慣がついていれば、その紙はそのまま、換毛期のブラッシングの記録に切り替えられます。数える場所を、ほこりのついた6か所から、毛がまとまりやすい場所に入れ替えるだけです。

次に音がした夜は、押し入れの戸を少しだけ開けておきます。朝に出てきたら、触る前に6か所を数えて、紙に数字を1つ書きます。その数字が0に近づいていく週は、その子が押し入れで音の夜を越え、ほこりを持ち越さずに朝を迎えられるようになった週です。

Product

mofuwa スキンケアミスト

mofuwa スキンケアミスト

200ml / 3,300円(税込)

アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。

商品ページを見る

よくある質問

猫が押し入れの上の段や天袋に入ります。数える場所は同じですか。
猫は高い段の奥で、体を丸めて座った姿勢のまま過ごすことが多く、ほこりは脇腹より、背中の上側と頭のてっぺん、耳の外側に乗ります。上の段は、服やかばんを重ねた棚板の上で、ほこりが上から落ちてくるためです。数える6か所を、背中、頭、両耳の外側、しっぽ、前足の先に入れ替えてください。猫は出てきてすぐ自分で毛づくろいを始めるので、数えるのは出てきた直後に。手順は、毛づくろいを始める前の10分のうちに、2と3だけでも済ませておきます。
出てきた朝も、まだ体が震えています。何時間待ってからブラッシングすればいいですか。
時間より、その子が朝ごはんを食べたかどうかで決めます。食べ終えて、いつもの場所で横になったら、1か所だけ手順の1から4を試します。触られて立ち去るなら、その朝は数えるだけにして、昼すぎにもう一度。ただ、夕方まで延ばすのは避けたいところです。そのあいだにその子が脇腹をなめ続け、ほこりが根元へ入って、下毛と絡んだ小さな塊になっていきます。塊になると、手順の3で梳かしても1回では抜けません。
押し入れの中のほこりは、いつ掃除すればいいですか。
花火の予定がない日の昼、その子が別の部屋で寝ている時間に済ませます。夕方に掃除機をかけると、押し入れにモーターの音とにおいの記憶が残り、その夜は別の場所へ入ることがあります。掃除のあとは、洗って乾かした綿の布を同じ角に戻してください。洗った布でも、その子が寝ていた角と同じ場所にあれば、次の夜もそこへ入ります。布の位置を変えないことが、翌朝の数字を比べられる条件にもなります。

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。