C08季節・行事
フケが出はじめた地肌に、いま足りていないもの
黒い服の肩に、白い粉が3つ。気づいたのは、湯を使って洗った日から11日目の夜でした。フケはたいてい、こうして毛の外側で見つかります。ところが毛を分けて地肌を出してみると、粉はもう根元に溜まっていて、肩へ落ちてきたぶんはその一部でしかありません。この記事で数えるのは、決めた3か所をかき分けて、そのうち何か所で粉が見えたかという数字だけです。乾燥する冬ほど、この数字は洗った回数ではなく、地肌まで水が届いた回数のほうで動きます。
かき分けた3か所のうち、いくつで粉が見えたか|フケと地肌の乾燥を毎日1つの数字にする
冬に動くのは湿度だけではありません。洗う間隔も一緒に動きます。寒いので湯を使う回数が減り、乾かすのに時間がかかるぶん次の日を先延ばしにして、10日が12日になります。同時に暖房で室温が上がり、部屋の湿度は下がります。この3つがそろうと、地肌に水が届く機会は月に2回か3回しかありません。フケが出はじめるのは、たいていこの間隔が2日ぶん伸びた週です。
見つかる場所と、始まっている場所は違います。粉が目に入るのは黒い服の肩やクッションの上ですが、そこにあるのは落ちてきたぶんだけです。毛を左右に分けて地肌を出すと、根元にはもっと細かいものが残っています。だから数える場所を、落ちた先から出どころへ移します。体じゅうを見る必要はありません。3か所で足ります。
| 場所 | 分け方 | そこで粉が出るときの背景 |
|---|---|---|
| 首の付け根 | 首輪の下を、指2本で左右に開く | 首輪でこすれ、被毛が寝て空気が入りません |
| 背中の真ん中 | 背骨に沿って、毛を左右へ倒す | 暖房の風がいちばん長く当たる面です |
| 腰の上 | しっぽの付け根から指3本ぶん前 | 自分の舌も人の手も、いちばん届きにくい場所です |
| (書くのは数字だけ) | 粉が見えた場所の数を0から3で | 3が続く週と、1に減る週の差が乾燥の具合です |
紙に書くのは日付と数字だけです。3か所とも粉が見えたら3、背中だけなら1、どこにも見えなければ0。フケの量を目分量で「多い」「少ない」と書かないでください。量は光の当たり方と服の色で見え方が変わりますが、場所の数は変わりません。数字にしておくと、3が2に減った日が後から分かります。
毎日1回にするのは、手間を減らすためではありません。間隔を空けて見ると、良くなったのか悪くなったのかが分からなくなるからです。フケは1日でがらりと変わるものではなく、3か所のうち1か所が入れ替わる形で動きます。毎日同じ3か所を同じ順で開けていると、その入れ替わりが数字の並びとして見えてきます。かかる時間は、3か所あわせて30秒ほどです。
分ける・置く・なじませる・梳かす|フケが出はじめた地肌に水を届ける手順
手順は5つです。毛を分けて地肌を出し、出した根元へ直接置き、指の腹でその面だけをなじませ、30秒おいてから毛先へ1回梳かし、最後に数字を紙へ書く。毛の上から全身に霧をかける工程はありません。届ける先が根元なので、そこを出してから置きます。
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1|3か所を、決めた順で分けて地肌を出す
首の付け根、背中の真ん中、腰の上。順番は毎日同じにします。指2本で毛を左右へ開き、地肌が見える幅まで。被毛の長い子は、開いた手をそのまま止めておかないと閉じてしまうので、片手で開いて片手で置く形になります。
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2|出した地肌へ、mofuwaスキンケアミストを直接置く
毛の表面ではなく、開いた谷の底へ向けて2、3回。冬は毛が乾いているので、上からかけると毛の途中で止まって根元まで下りません。乾燥している時期ほど、開けてから置く手順のほうが量を節約できます。1か所ごとに開け直して置きます。
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3|指の腹で、地肌の面だけを1周なじませる
こすりません。爪を立てず、指の腹を置いて小さく1周。フケの出ている地肌は、それ自体が動かされることを嫌がる状態になっていることがあります。力を入れて広げるより、置いた水が自分で広がる時間を待つほうが、その子も動きません。
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4|30秒おいてから、目の細かいブラシで毛先へ1回
置いてすぐブラッシングすると、根元の粉を毛の途中まで引き上げて終わります。30秒待つと、根元に溜まっていたぶんが水を含んで重くなり、ブラシに乗って出てきます。1か所につき1回、毛の流れに沿って毛先まで抜きます。
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5|粉の見えた場所の数を、その場で紙に書く
3か所を終えた時点で、見えたのが何か所だったかを数字1つで書きます。ブラシに出てきたぶんは数えません。数えるのは、開いたときに地肌側へ残っていたかどうかだけ。書き終わるまでが1回です。
分けて出した地肌へ何かを置くと、その子は必ずそこをなめにきます。腰の上は口が届き、背中の真ん中も体をひねれば届きます。mofuwaスキンケアミストの中身は電解水100%で、香りも成分も足していません。だから、置いた直後になめられても、置き直しになりません。塗ったものが舐めて取れてしまう、口に入るものが心配で薄く塗って終わる、という手前で止まらずに済むのは、届ける先が根元だからこそ効いてきます。
根元まで下りることにも理由があります。この水は、水分の浸透力が精製水の35倍あるとされている電解水です(特許電解水の特長)。開いた谷の底に置いた霧が、毛の根元で止まらずに地肌の面へ入っていきます。冬の地肌は乾燥していて、水を弾く手前の状態になっていることがあります。そこへ普通の水を置くと、毛に残って蒸発するぶんのほうが多くなります。
同じ1本が、地肌以外の場所にも使えます。耳の内側、口のまわり、目の下、肉球のあいだ。冬に粉やかさつきが出るのは背中だけではなく、こうした場所も一緒に乾きます。使える場所が広いのは、なめても差し支えない中身だからです。3か所の記録を続けているうちに、耳の内側でも同じことが起きていると気づく子がいます。そのときも、持ち替えずに同じ1本で続けられます。
この水そのものについて、書ける事実が1つあります。医療の現場で使われてきた高機能性電解酸化水で、縫合した傷口の戻りが通常より早いことに医師が気づいたところから、創傷治癒の分野での検証が始まった水です(2002年の創傷治癒世界会議などで発表)。商品の効き目の話ではなく、この水が長く研究の対象になってきたという事実のほうです。地肌に毎日置くものを選ぶとき、中身が何でできているかは、使う場所の数と同じくらい先に知っておきたいところだと思います。
洗う間隔を詰めた週に数字が増える|フケと地肌の乾燥で止めたい3つのやり方
粉が見えた場所の数が3から減らない週には、たいてい次の3つのどれかが入っています。どれも良かれと思ってやることばかりで、やめると翌週から数字が動きはじめます。
- 洗う間隔を詰める:粉が出たから洗う、という順番です。冬は乾かすのに時間がかかり、そのあいだ送風と暖房が地肌に当たり続けます。洗いすぎが問題なのではなく、冬は洗うたびに乾かす時間が夏より長く、その時間が地肌の乾燥の側へ効いてきます。間隔は動かさず、水を届ける回数のほうを毎日にします
- 粉の見えた場所を強く梳かす:出どころを削って取ろうとする動きです。フケの出ている地肌は、ブラシの先が当たるだけで赤くなることがあります。手順4の1回だけにして、往復させないでください
- 毛の上から全身に霧をかけて終える:いちばん多いやり方です。被毛の表面は湿りますが、乾いた冬の毛は途中で水を止めるので、根元までは下りません。開いてから置く30秒を惜しむと、数字は3のまま動きません
3つに共通しているのは、うるおいを届ける先を毛の側だと思っていることです。皮膚の表面にあるものが足りていないときに、被毛をいくら整えても数字は減りません。冬に見えているフケは、毛が乾いた結果ではなく、地肌の面が乾燥した結果として根元に溜まったものです。届ける先を1段下げるだけで、同じ本数の霧が違う働き方をします。
それでも数字が動かない週があります。湿度が下がりきった時期は、朝に届けたぶんが夜まで残りません。そのときは回数を1日2回にして、夜の1回を寝る前へ寄せます。増やすのは量ではなく回数のほうです。1回に置く量を倍にしても、開いた谷から流れ落ちるぶんが増えるだけになります。
紙の数字が2か所以上のまま14日変わらない/かき分けた地肌が赤い、または熱をもっている/粉が黄色みを帯びて毛に貼りつき、指でつまむと取れる/同じ場所をなめ続けて、そこだけ毛が薄くなってきた/粉と一緒に、かさぶたのような固まりが出てくる。乾燥だけで起きているフケなら、水を届けた回数と部屋の湿度に合わせて数字が上下します。14日たっても同じ場所で止まったままの数字は、地肌の側に別の理由があることを示しています。その場合は、家で回数を増やすほど時間が過ぎてしまいます。14日ぶんの数字を書いた紙を持って、動物病院の診察を予約してください。どの場所で、何か所が、何日続いたのかが、紙1枚でそのまま伝わります。
3か所が1か所に減った日から|冬のあいだフケと地肌の記録を続ける順番
数字が3から1へ減っても、やめる場所は決まっています。減ったほうの2か所です。粉が見えなくなった首の付け根と腰の上は、開いて見る手順だけ残して、置くのは残った1か所にします。全部やめると、2週間ほどで3へ戻ります。冬のあいだは、残った1か所が地肌の乾燥の出口になっているので、そこだけ毎日続けます。
| その日の数字 | 開いて見る | 水を届ける | ブラッシング |
|---|---|---|---|
| 3 | 3か所すべて | 3か所すべてに毎日 | 各1回 |
| 2 | 3か所すべて | 粉の出た2か所に毎日 | 各1回 |
| 1 | 3か所すべて | 残った1か所に毎日 | その1か所だけ |
| 0が7日続いた | 3か所すべて | 2日に1回へ落とす | 全身を週2回 |
0が7日続いても、開いて見る手順はやめないでください。ここまでの記録でいちばん役に立つのは、0が並んだあとに1が戻った日付です。戻った日の前後に何があったか、暖房を強めた日か、洗った翌日かをたどれば、その子の地肌が何で乾燥するのかが1年ぶんの記録として残ります。季節の変わり目には、同じ紙が春の換毛期にそのまま使えます。
今夜は、首の付け根を指2本で開いて、地肌が見えたら2回置く。30秒待って、毛先へ1回。紙に数字を1つ書いて終わりです。明日も同じ3か所を、同じ順で開きます。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 猫でも同じ3か所でいいですか。
- 腰の上だけ場所を変えてください。猫は体をひねって自分の腰まで舌が届くので、粉が溜まる前に自分で運び出してしまい、数字として出てきません。代わりに肩甲骨のあいだを3か所目にします。ここは犬より届きにくく、年齢が上がるほど残ります。首の付け根と背中の真ん中はそのままで構いません。開き方も同じで、指2本で左右へ倒して地肌を出します。嫌がる子は1か所ずつ日を分け、3日で1周させてもかまいません。
- 加湿をすれば、地肌へ置く手順は要らなくなりますか。
- 部屋の湿度と地肌の水分は、同じ数字では動きません。加湿器で部屋の湿度が上がっても、暖房の風が当たり続ける背中の面は、部屋の平均より早く乾きます。逆に、地肌へ毎日置いていても、部屋が乾燥しきっていれば夜まで残りません。どちらか一方ではなく、部屋は部屋で整えて、3か所の数字は数字で追ってください。数字が動かない週に湿度計を見ると、たいてい前の週より下がっています。
- ブラッシングは、水を置く前と後のどちらがいいですか。
- 後です。前に梳かすと、根元に溜まった粉を毛の途中まで引き上げてから水を置くことになり、届けたい面に粉の層が残ります。手順としては、開いて地肌を出す、置く、30秒待つ、それから毛先へ1回。どうしても毛玉があって開けない場合だけ、その1か所を先に梳かしてから開き直してください。全身のブラッシングは、3か所の手順とは別の時間にしたほうが、どちらも雑になりません。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
