C09シーン別・暮らし
小さな子どもがいる家庭が停電・断水のときで困ること、その手当て
断水と停電が同じ日に重なると、家の中で最初に変わるのは音と明るさです。冷蔵庫の低い音が消えて、換気扇が止まって、部屋がしんとします。そこへ懐中電灯の光が動くので、影も一緒に動きます。この条件で落ち着かなくなるのは、子どものほうも、犬猫のほうも同じです。ところが大人の手は2本しかなくて、その2本は先に子どもに取られます。ペットのことは、どうしてもそのあとになります。この記事は、その順番でいいのか、水がないときに何をあきらめていいのかを、8つの問いに分けて書いたものです。安全という言葉も、根拠のほうから一度確かめます。
停電した夜、子どもも犬猫も同じように落ち着かなくなるのはなぜですか
音と明るさが、同じ瞬間に変わるからです。停電すると、家の中でずっと鳴っていた低い音が消えます。冷蔵庫、換気扇、空気清浄機。人はふだんそれを音として聞いていませんが、消えたときには気づきます。犬や猫は、その差をもっと早く受け取ります。
そこへ、動く光が足されます。懐中電灯やランタンの光は一方向から来るので、壁に影ができて、人が動くたびに影も動きます。部屋の形が、いつもと違って見えている状態です。小さな子どもが落ち着かなくなるのと、犬猫が部屋の隅へ移動するのは、同じ条件から来ています。
断水が重なると、もう1つ変わります。台所と洗面所で人が立ち止まる時間が長くなり、家族の動線がふだんと違う場所に集まります。子どもは大人の近くへ寄り、犬猫は人が集まる場所を避けます。同じ家の中で、向きが逆になります。
停電と断水が起きること自体を、特別に構えて考える必要はありません。困るのは、決めていないことを、暗い部屋の中で決めることになる、という一点です。手の配り方と、やらないことさえ先に決めてあれば、その夜にやることは自然に減ります。この記事の残りは、その「先に決めておくこと」を問答の形で並べたものです。
大人の手を、先に子どもへ回して大丈夫ですか
はい、先に子どもで大丈夫です。小さな子どもがいる家庭では、大人の手は最初から子どもの側に取られます。それを後ろめたく思う必要はありません。順番を決めておく、というのはそういうことです。
そのうえで、犬猫の側にかける手を「短くて、決まった形」にしておきます。長い時間をかけられないなら、時間の長さではなく、場所と回数のほうを決めます。抱き上げて長くなでるのではなく、いつもの寝床の位置を動かさないまま、そこで10秒。それを1日に何回か。
| 先に | そのあとで | やらない |
|---|---|---|
| 子どもの居場所と明かりを決める | 犬猫の寝床の位置を動かさない | 家具の配置を変えること |
| 子どもの水と食事 | 犬猫の水の器を満たす | ふだんと違う場所で食べさせること |
| 子どもの就寝の準備 | 犬猫の足先を1回だけ見る | 全身を拭くこと |
3列目に「やらない」を置いてあるのは、手が足りない日に、やることを増やさないためです。ペットのために新しく何かを始めるより、ふだんの形を動かさないほうが、その子には分かりやすくなります。寝床の位置、水の器の場所、食べる場所。この3つを動かさないと決めるだけで、その夜の手当ては半分終わっています。
断水のあいだ、ペットにいちばん先に手を入れる場所はどこですか
足先と、床に接している面です。断水のあいだ、体で先に汚れるのは、床と触れている場所だからです。停電で掃除機が使えないと、床のほこりはふだんより残ります。犬も猫も、その上を歩いて、その上に寝ます。
順番としては、足先、おなかと脇腹、口のまわり。背中は最後で構いません。背中は床に触れていないので、断水の数日で急に変わる場所ではありません。使える水が限られている日は、変わる場所から順に手を入れます。
使うのは、水で流さずに拭き取れるケア用品です。mofuwa グルーミングスプレーを布に含ませて、足先、おなかと脇腹、口のまわりの3か所だけを、毛の流れに沿ってなでます。スプレーの音を嫌がる子には、体に直接かけず、布のほうに含ませてから当ててください。濡らす量が少ないほど、拭いたあとに乾くまでの時間は短くなります。停電で乾かす道具が使えない数日は、そこが差になります。
毎日きれいにしてあげたい、という気持ちのほうは、水が止まっても変わりません。犬も猫も体から脂を出すので、昨日拭いた場所は、今日また汚れています。断水の数日にできるのは、体じゅうを一度に整えることではなく、汚れる場所だけを1日1回通ることです。mofuwa グルーミングスプレーは、舐めても問題のない基準の成分でつくられているので、何回かけたかを数えながら使う必要がありません。子どもと犬猫が同じ床にいる家では、そこが選ぶ理由になります。
断水のときにいちばん先に要るのは、拭くための水ではなく、飲むための水です。ペットボトル1本を、犬猫の飲み水として最初に分けておいてください。拭くほうは、グルーミングスプレーのように水で流さずに使えるものがあれば、飲み水を減らさずに回せます。飲む量が減ると、それだけで体の側に出ます。子どものぶんを確保するときに、同じ場所へ1本足しておくと忘れません。
水が出ない数日、やらなくていいことはどれですか
シャンプーと、全身を拭くことです。断水の数日は、この2つをやらなくて構いません。洗った水を流せないうえに、停電で乾かす道具も使えません。濡れたまま時間がたつほうが、その子には負担になります。安全側に倒すなら、やらないほうを選びます。
- 全身のシャンプー:水が戻ってからで間に合います
- 体じゅうを毎日拭くこと:足先・おなかと脇腹・口のまわりの3か所で足ります
- 消臭剤を足すこと:においの元は床と布に残っています。物を足すより、窓を数分開けるほうが早いです
- 記録をきれいにつけること:日付と、気になったこと1行で足ります
やることを減らすのは、手を抜くこととは違います。小さな子どもがいる家庭では、大人の手の総量が決まっています。減らしたぶんを、子どもと犬猫の様子を見る時間に回すほうが、断水の数日は持ちます。ペットの側で本当に見ておきたいのは、拭けているかどうかではなく、水を飲んでいるか、食べているか、いつもの場所にいるか、の3つです。
ペット用品の「安全」とは、何を確かめた言葉ですか
「安全」は、それだけで置くと何も言っていない言葉です。何を確かめた結果としてそう呼んでいるのか、まで書かれてはじめて選ぶ材料になります。断水の日に子どもと同じ部屋で使うものなら、なおさらそこを見てください。
mofuwaのケア用品は、電解水を原料にしています。電解水とは、水に電気を通して性質を変えた水のことです。原水は特許5253483(三室ダブルイン型の電解分解技術)で作られていて、一般的な飲料用アルカリイオン水の電解効率が約20%とされるのに対し、ほぼ100%まで電解されています。浸透のしかたを比べた測定では、精製水の35倍という数値が出ています(測定条件つきの自社データ)。
菌の数についても、試験の形で数字が出ています。16の菌種・ウイルスについて、検査時間30〜60秒で生菌が検出されませんでした(江東微生物研究所ほかの検査機関による試験)。ここで大事なのは数字そのものより、試験条件と検査機関の名前が併記されているかどうかです。条件のない数字は、比べる材料になりません。安全を数字で確かめる、というのはそういう作業です。
成分の側は、清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられています。小さな子どもがいる家庭では、子どもとペットが同じ床にいて、同じものに手が触れます。その条件で選ぶときに見ているのが、この規格基準と試験条件のほうです。安全という言葉は、根拠と一緒でなければ書けません。逆に言えば、ここに書いた以上のことを、断水の日の衛生の話として広げないでください。
子どもがペットを触ったあと、水がない日はどうしていますか
拭くところを、先に決めておきます。断水の前と同じ量のことを、水がない日にもやろうとすると続きません。ふだんは手を洗う。水がない日は、手を拭くものを子どもの手が届く場所に1つ置いておく。まずはそれだけです。
順番としては、子どもの手より先に、触られる側を1回だけ拭いておくほうが早いことがあります。触る回数のほうが、拭く回数よりずっと多いからです。朝のうちに犬猫の背中と足先を1回拭いておけば、その日の触り合いは、何度あっても同じ状態から始まります。手の数が足りない日ほど、上流を1回で押さえるほうが楽になります。
子どもには、触っていい場所を決めて伝えます。背中と首の後ろまで、顔と足先は大人が触る。これは断水の日だけの取り決めではなく、そのまま毎日の形にできます。子どもとペットの安全な距離を、手当ての数ではなく、決めごとの側で作る方法です。人の体調にかかわることは、この記事では判断しません。気になることがあれば、人の側はかかりつけの医療機関に、犬猫の側は動物病院にご相談ください。
復旧まで何日かかるかより、先に知りたいのは何ですか
何日で戻るかは、こちらでは決められません。だから知りたいことを、日数から「何を見ておくか」に置き換えます。見る項目さえ決めておけば、1日目でも4日目でも、同じ手順で確かめられます。
| 見るもの | 何を書くか |
|---|---|
| 水を飲んだ量 | 器を満たした回数。減っていないなら、気にかける側に置きます |
| 食べた量 | いつもの何割か。半分を下回る日が2日続くかどうか |
| いる場所 | いつもの寝床にいるか、部屋の端へ移っているか |
| 足先と口のまわり | 拭いたかどうか。赤くなっていないか |
4項目とも、断水と停電が終わったあとも同じ形で使えます。小さな子どもがいる家庭では、記録は思い出せる形であれば十分です。ノートでなくても、カレンダーの余白に数字を4つ書くだけで足ります。ペットの様子をあとから説明するとき、この4つがあると話が早くなります。
8つの問いを、停電した日の朝から夜までの順に並べ直す
ここまでの答えを、1日の時間に沿って置き直します。順番に並べてみると、断水の日に増える作業がほとんどないことが分かります。
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朝:子どもの水と食事を先に。同じ場所に、犬猫の飲み水を1本分けておく
手を先に子どもへ回すことは、決めごとにしておきます。そのうえで、ペットボトル1本を犬猫の飲み水として分けておく。この1本だけは、断水の初日の朝に決めてしまってください。あとから確保しようとすると、選べる量が減ります。
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昼:寝床・水の器・食べる場所の3つを動かさない、と家族で決める
停電で部屋の使い方が変わっても、この3つは元の位置のままにします。動かさないと決めておけば、子どもが物を運びたがったときにも、答えが1つで済みます。ふだんの形が残っているほど、犬猫の側の落ち着き方は早くなります。
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昼過ぎ:足先、おなかと脇腹、口のまわりを1回だけ拭く。背中は最後
グルーミングスプレーを布に含ませて、表面をなでるように拭きます。3か所で終わりにして、全身へ広げないでください。断水の日は、濡らす量を増やさないことが、そのまま体の負担を増やさないことになります。
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夕方:やらないことを、家族で読み上げる
シャンプー、全身拭き、消臭剤の追加。この3つはやらない、と声に出して確かめます。やらないことを共有しておくと、手が空いた人が善意で始めてしまう、という取り違えが起きません。
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夜:4項目を、カレンダーの余白に書く
飲んだ量、食べた量、いる場所、足先。暗い部屋で長く書かないでください。数字を4つ並べるだけで、翌日との比べようができます。断水が続く日ほど、この4行が判断の材料になります。
小さな子どもがいる家庭で、停電と断水の日にペットのために動かせるものは、多くありません。手は先に子どもへ、犬猫には短くて決まった形で。やらないことを先に決めるほうが、やることを増やすより効きます。安全という言葉は、規格基準と試験条件のほうから確かめる。水と電気が戻ったら、いつもの順番へ戻してください。動かさなかったぶんだけ、戻すのも簡単になります。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見る本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
