C09シーン別・暮らし

小さな子どもがいる家庭が停電・断水のときで困ること、その手当て

公開日 2022年2月5日|文=mofuwa編集部

明るい部屋で、白っぽい毛の犬と淡い色の猫が並んで休んでいる
停電の夜に落ち着かなくなるのは、子どものほうも犬猫のほうも同じ条件からです。写真:Lara/Pexels

断水と停電が同じ日に重なると、家の中で最初に変わるのは音と明るさです。冷蔵庫の低い音が消えて、換気扇が止まって、部屋がしんとします。そこへ懐中電灯の光が動くので、影も一緒に動きます。この条件で落ち着かなくなるのは、子どものほうも、犬猫のほうも同じです。ところが大人の手は2本しかなくて、その2本は先に子どもに取られます。ペットのことは、どうしてもそのあとになります。この記事は、その順番でいいのか、水がないときに何をあきらめていいのかを、8つの問いに分けて書いたものです。安全という言葉も、根拠のほうから一度確かめます。

停電した夜、子どもも犬猫も同じように落ち着かなくなるのはなぜですか

音と明るさが、同じ瞬間に変わるからです。停電すると、家の中でずっと鳴っていた低い音が消えます。冷蔵庫、換気扇、空気清浄機。人はふだんそれを音として聞いていませんが、消えたときには気づきます。犬や猫は、その差をもっと早く受け取ります。

そこへ、動く光が足されます。懐中電灯やランタンの光は一方向から来るので、壁に影ができて、人が動くたびに影も動きます。部屋の形が、いつもと違って見えている状態です。小さな子どもが落ち着かなくなるのと、犬猫が部屋の隅へ移動するのは、同じ条件から来ています。

断水が重なると、もう1つ変わります。台所と洗面所で人が立ち止まる時間が長くなり、家族の動線がふだんと違う場所に集まります。子どもは大人の近くへ寄り、犬猫は人が集まる場所を避けます。同じ家の中で、向きが逆になります。

Note先に決めておけば、その夜にすることは減ります

停電と断水が起きること自体を、特別に構えて考える必要はありません。困るのは、決めていないことを、暗い部屋の中で決めることになる、という一点です。手の配り方と、やらないことさえ先に決めてあれば、その夜にやることは自然に減ります。この記事の残りは、その「先に決めておくこと」を問答の形で並べたものです。

大人の手を、先に子どもへ回して大丈夫ですか

はい、先に子どもで大丈夫です。小さな子どもがいる家庭では、大人の手は最初から子どもの側に取られます。それを後ろめたく思う必要はありません。順番を決めておく、というのはそういうことです。

そのうえで、犬猫の側にかける手を「短くて、決まった形」にしておきます。長い時間をかけられないなら、時間の長さではなく、場所と回数のほうを決めます。抱き上げて長くなでるのではなく、いつもの寝床の位置を動かさないまま、そこで10秒。それを1日に何回か。

停電と断水の日、家の中での手の配り方
先にそのあとでやらない
子どもの居場所と明かりを決める犬猫の寝床の位置を動かさない家具の配置を変えること
子どもの水と食事犬猫の水の器を満たすふだんと違う場所で食べさせること
子どもの就寝の準備犬猫の足先を1回だけ見る全身を拭くこと

3列目に「やらない」を置いてあるのは、手が足りない日に、やることを増やさないためです。ペットのために新しく何かを始めるより、ふだんの形を動かさないほうが、その子には分かりやすくなります。寝床の位置、水の器の場所、食べる場所。この3つを動かさないと決めるだけで、その夜の手当ては半分終わっています。

断水のあいだ、ペットにいちばん先に手を入れる場所はどこですか

足先と、床に接している面です。断水のあいだ、体で先に汚れるのは、床と触れている場所だからです。停電で掃除機が使えないと、床のほこりはふだんより残ります。犬も猫も、その上を歩いて、その上に寝ます。

順番としては、足先、おなかと脇腹、口のまわり。背中は最後で構いません。背中は床に触れていないので、断水の数日で急に変わる場所ではありません。使える水が限られている日は、変わる場所から順に手を入れます。

使うのは、水で流さずに拭き取れるケア用品です。mofuwa グルーミングスプレーを布に含ませて、足先、おなかと脇腹、口のまわりの3か所だけを、毛の流れに沿ってなでます。スプレーの音を嫌がる子には、体に直接かけず、布のほうに含ませてから当ててください。濡らす量が少ないほど、拭いたあとに乾くまでの時間は短くなります。停電で乾かす道具が使えない数日は、そこが差になります。

毎日きれいにしてあげたい、という気持ちのほうは、水が止まっても変わりません。犬も猫も体から脂を出すので、昨日拭いた場所は、今日また汚れています。断水の数日にできるのは、体じゅうを一度に整えることではなく、汚れる場所だけを1日1回通ることです。mofuwa グルーミングスプレーは、舐めても問題のない基準の成分でつくられているので、何回かけたかを数えながら使う必要がありません。子どもと犬猫が同じ床にいる家では、そこが選ぶ理由になります。

Point拭く水より先に、飲む水を1本分けておく

断水のときにいちばん先に要るのは、拭くための水ではなく、飲むための水です。ペットボトル1本を、犬猫の飲み水として最初に分けておいてください。拭くほうは、グルーミングスプレーのように水で流さずに使えるものがあれば、飲み水を減らさずに回せます。飲む量が減ると、それだけで体の側に出ます。子どものぶんを確保するときに、同じ場所へ1本足しておくと忘れません。

水が出ない数日、やらなくていいことはどれですか

シャンプーと、全身を拭くことです。断水の数日は、この2つをやらなくて構いません。洗った水を流せないうえに、停電で乾かす道具も使えません。濡れたまま時間がたつほうが、その子には負担になります。安全側に倒すなら、やらないほうを選びます。

やることを減らすのは、手を抜くこととは違います。小さな子どもがいる家庭では、大人の手の総量が決まっています。減らしたぶんを、子どもと犬猫の様子を見る時間に回すほうが、断水の数日は持ちます。ペットの側で本当に見ておきたいのは、拭けているかどうかではなく、水を飲んでいるか、食べているか、いつもの場所にいるか、の3つです。

ペット用品の「安全」とは、何を確かめた言葉ですか

「安全」は、それだけで置くと何も言っていない言葉です。何を確かめた結果としてそう呼んでいるのか、まで書かれてはじめて選ぶ材料になります。断水の日に子どもと同じ部屋で使うものなら、なおさらそこを見てください。

mofuwaのケア用品は、電解水を原料にしています。電解水とは、水に電気を通して性質を変えた水のことです。原水は特許5253483(三室ダブルイン型の電解分解技術)で作られていて、一般的な飲料用アルカリイオン水の電解効率が約20%とされるのに対し、ほぼ100%まで電解されています。浸透のしかたを比べた測定では、精製水の35倍という数値が出ています(測定条件つきの自社データ)。

菌の数についても、試験の形で数字が出ています。16の菌種・ウイルスについて、検査時間30〜60秒で生菌が検出されませんでした(江東微生物研究所ほかの検査機関による試験)。ここで大事なのは数字そのものより、試験条件と検査機関の名前が併記されているかどうかです。条件のない数字は、比べる材料になりません。安全を数字で確かめる、というのはそういう作業です。

成分の側は、清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられています。小さな子どもがいる家庭では、子どもとペットが同じ床にいて、同じものに手が触れます。その条件で選ぶときに見ているのが、この規格基準と試験条件のほうです。安全という言葉は、根拠と一緒でなければ書けません。逆に言えば、ここに書いた以上のことを、断水の日の衛生の話として広げないでください。

子どもがペットを触ったあと、水がない日はどうしていますか

拭くところを、先に決めておきます。断水の前と同じ量のことを、水がない日にもやろうとすると続きません。ふだんは手を洗う。水がない日は、手を拭くものを子どもの手が届く場所に1つ置いておく。まずはそれだけです。

順番としては、子どもの手より先に、触られる側を1回だけ拭いておくほうが早いことがあります。触る回数のほうが、拭く回数よりずっと多いからです。朝のうちに犬猫の背中と足先を1回拭いておけば、その日の触り合いは、何度あっても同じ状態から始まります。手の数が足りない日ほど、上流を1回で押さえるほうが楽になります。

子どもには、触っていい場所を決めて伝えます。背中と首の後ろまで、顔と足先は大人が触る。これは断水の日だけの取り決めではなく、そのまま毎日の形にできます。子どもとペットの安全な距離を、手当ての数ではなく、決めごとの側で作る方法です。人の体調にかかわることは、この記事では判断しません。気になることがあれば、人の側はかかりつけの医療機関に、犬猫の側は動物病院にご相談ください。

復旧まで何日かかるかより、先に知りたいのは何ですか

何日で戻るかは、こちらでは決められません。だから知りたいことを、日数から「何を見ておくか」に置き換えます。見る項目さえ決めておけば、1日目でも4日目でも、同じ手順で確かめられます。

断水と停電の日、1日1回だけ見る4項目
見るもの何を書くか
水を飲んだ量器を満たした回数。減っていないなら、気にかける側に置きます
食べた量いつもの何割か。半分を下回る日が2日続くかどうか
いる場所いつもの寝床にいるか、部屋の端へ移っているか
足先と口のまわり拭いたかどうか。赤くなっていないか

4項目とも、断水と停電が終わったあとも同じ形で使えます。小さな子どもがいる家庭では、記録は思い出せる形であれば十分です。ノートでなくても、カレンダーの余白に数字を4つ書くだけで足ります。ペットの様子をあとから説明するとき、この4つがあると話が早くなります。

8つの問いを、停電した日の朝から夜までの順に並べ直す

ここまでの答えを、1日の時間に沿って置き直します。順番に並べてみると、断水の日に増える作業がほとんどないことが分かります。

  1. 朝:子どもの水と食事を先に。同じ場所に、犬猫の飲み水を1本分けておく

    手を先に子どもへ回すことは、決めごとにしておきます。そのうえで、ペットボトル1本を犬猫の飲み水として分けておく。この1本だけは、断水の初日の朝に決めてしまってください。あとから確保しようとすると、選べる量が減ります。

  2. 昼:寝床・水の器・食べる場所の3つを動かさない、と家族で決める

    停電で部屋の使い方が変わっても、この3つは元の位置のままにします。動かさないと決めておけば、子どもが物を運びたがったときにも、答えが1つで済みます。ふだんの形が残っているほど、犬猫の側の落ち着き方は早くなります。

  3. 昼過ぎ:足先、おなかと脇腹、口のまわりを1回だけ拭く。背中は最後

    グルーミングスプレーを布に含ませて、表面をなでるように拭きます。3か所で終わりにして、全身へ広げないでください。断水の日は、濡らす量を増やさないことが、そのまま体の負担を増やさないことになります。

  4. 夕方:やらないことを、家族で読み上げる

    シャンプー、全身拭き、消臭剤の追加。この3つはやらない、と声に出して確かめます。やらないことを共有しておくと、手が空いた人が善意で始めてしまう、という取り違えが起きません。

  5. 夜:4項目を、カレンダーの余白に書く

    飲んだ量、食べた量、いる場所、足先。暗い部屋で長く書かないでください。数字を4つ並べるだけで、翌日との比べようができます。断水が続く日ほど、この4行が判断の材料になります。

小さな子どもがいる家庭で、停電と断水の日にペットのために動かせるものは、多くありません。手は先に子どもへ、犬猫には短くて決まった形で。やらないことを先に決めるほうが、やることを増やすより効きます。安全という言葉は、規格基準と試験条件のほうから確かめる。水と電気が戻ったら、いつもの順番へ戻してください。動かさなかったぶんだけ、戻すのも簡単になります。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

商品ページを見る

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。