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短くした日からブラッシングが減る|地肌が見える子ほど触る意味がある

公開日 2022年6月2日|文=mofuwa編集部

明るい部屋の淡い色の床にすわっている、毛の短いクリーム色の犬
毛が短くなった週にいちばん減るのは、汚れではなく、こちらが手を入れる回数のほうです。写真:Pexels/Pixabay

サロン帰りの背中にブラシを入れたら、3往復で通ってしまって、その日はそれで終わりました。前の週まで、同じ背中に10分かけていました。毛が短くなったぶん、ブラシの側の仕事がなくなったからです。この記事で数えるのは、1週間にその子の体へ手が届いた回数です。行く前の週は9回ありました。帰ってきた週は4回に落ちます。地肌が見えるほど短毛にそろえた子ほど、この落ち方が大きくなります。

週9回が4回に落ちる|サロン帰りの地肌から数え直す順番

サロン帰りの週に減るのは、汚れの量ではありません。こちらがその子の体へ手を届かせた回数です。毛が長いあいだは、梳かす相手があるからブラシを持ちます。短毛にそろえた面では、ブラシの歯が毛の先に触れて終わるので、持つ理由のほうが先になくなります。地肌が見えるほど短くした子ほど、手を入れる場面が消えます。

サロンへ行く前の週と、帰ってきた週で、何が変わったか
数えるもの行く前の週帰ってきた週変わった理由
ブラシを持った回数7回2回短毛にそろえた面は、3往復で通ってしまう
1回にかけた時間10分2分毛の上をすべる距離そのものが短い
手のひらで触った回数2回2回増えも減りもしない
体へ手が届いた合計9回4回減った5回ぶんが、そのまま空く
見えている地肌かき分けないと見えない背中と腰は見えたまま毛の層が薄くなっている

表のいちばん下を見てください。サロン帰りの地肌は、こちらの目に入るようになったのに、手が触れる回数だけが半分以下になっています。見えているから安心する、という順番でその週が過ぎます。6月は気温が上がって脂の出る量が増え、換毛期の終わりで抜け毛もまだ残っている時期です。手が届く回数だけが落ちるのは、条件のほうと逆向きになります。

1週間に、その子の体へ手が届いた回数 サロンへ行く前の週、帰ってきた週、手のひらへ切り替えた2週目の3つを並べた棒グラフです。回数はブラシを持った回数と、手のひらで通した回数の合計です。 サロンへ行く前の週 9回 帰ってきた週 4回 手のひらへ切り替えた2週目 7回
短くした週に空くのは5回ぶん。道具の使いどころを変えると、ここが戻ります。

数え方は紙1枚で足ります。日付と、その日体に手が届いたかどうかの丸だけ。ブラシでも、手のひらでも、同じ1回として数えます。道具を持ったかどうかで数えないのが、サロン帰りの週だけの決まりです。道具で数えると、短毛にそろえた背中は最初から数えようがありません。

順番も先に決めておきます。背中と腰、つまりいちばん短くなった面から始めて、脇と内股、最後に耳のうしろとしっぽの付け根。短いところから長いところへ、という向きです。逆から始めると、もつれのある場所で手間取って、地肌が見えている面まで届かないまま終わります。

手のひらで通してから、残した場所だけ梳かす|サロン帰りの地肌に届かせる手順

手順は5つです。帰った日の夜に4か所を手で確かめ、翌日から手のひらで背中と腰を通し、毛を残した場所にだけブラシを入れ、3日目に明るいところで地肌を見て、1週間たったら回数を数え直します。1日にかかるのは2分から3分で、道具を出す日は週に2回だけです。

  1. 1|帰った日の夜、4か所を手のひらで確かめる

    背中の真ん中、腰、脇の下、内股の4か所に、順に手のひらを当てます。見て確かめるのではなく、手で長さの差を覚えるところです。背中と腰は短毛にそろっていて、脇と内股には前の長さが残っています。この差が、翌日からどこに道具を使うかを決めます。触った4か所は、そのまま1週間の観察点になります。

  2. 2|翌日から、背中と腰は手のひらで通す

    首のうしろから腰まで、毛の向きに沿って手のひらを一度すべらせます。往復させません。短毛にそろえた面では、ブラシの歯が地肌にそのまま当たるので、力の加減が読みにくくなります。手のひらなら、地肌の温度とかさつきが同時に分かります。これが1日1回の接点です。

  3. 3|毛を残した場所にだけ、ブラシを入れる

    脇の下、内股、耳のうしろ、しっぽの付け根。ここは長さが変わっていないので、前の週と同じようにブラシが要ります。週に2回、片側ずつで構いません。サロン帰りにもつれが出るのは、この残した場所のほうです。短くなった面ばかり見ていると、ここだけ2週間放置されます。

  4. 4|3日目に、明るいところで地肌を見る

    窓ぎわか、照明の真下へ連れていって、背中と腰の地肌を見ます。バリカンの線に沿った細い筋、赤み、粉のようなかさつき。毛が長い時期はかき分けないと見えなかったものが、この3日間だけは何もしなくても見えます。見たことは紙の端に1行書いておきます。

  5. 5|1週間たったら、回数を数え直す

    紙の丸を数えます。4回のままなら、2の手のひらが日課に入っていません。7回まで戻っていれば、道具を出さない日にも接点が残っている状態です。数を増やすために時間を延ばす必要はありません。1回2分を、日数のほうで増やします。

2の手のひらで通す時間に置いておくのが mofuwa グルーミングスプレーです。短毛にそろえた背中は、ブラシの歯が引っかかる相手がありません。吹きかけてから手のひらを当てるか、手のひらに出してから背中へ移すか、どちらでもその日の1回として数えられます。道具を出す日を週2回まで減らしても、接点の数は落ちません。

量を数えずに済むことが、サロン帰りの週には差になります。中身は電解水で、清涼飲料水の規格基準を満たす水です。短くした背中は、その子の口が前より届きます。なめられる前提で多めに出せるので、手を止めて量を確かめる場面が出てきません。1回の量ではなく、日数のほうを増やせる形です。

6月に入ると、その子の体から出る脂の量が増えます。毛の層が薄くなったぶん、その脂は毛先でとどまらず、地肌の上に広がったまま残ります。電解水は油となじんで乳化するので、手のひらで一度通しただけでも、余分な脂が手のほうへ移ってきます。地肌の側に残るのは、要るぶんの皮脂のほうです。短毛の子でこの差が分かりやすいのは、手に移ったものがそのまま目に見えるからです。

3で残した場所に入るときは、ブラシの前に mofuwa グルーミングスプレーを通しておきます。脇の下と内股は、湿度の高い日にいちばん蒸れる場所です。乾いたままコームを入れると毛先が浮いて指に絡み、その一瞬の引っぱりで、次の日から触らせてもらえなくなることがあります。この1本はブラシを入れる前に使う1本でもあります。梳かす場所が4か所しか残っていない週こそ、その4か所で嫌われないことが先になります。

猫を短くした場合、落ち方はもっと大きくなります。もともと自分で毛づくろいをする子なので、こちらが体に触れる場面は犬より少なく、行く前の週でも4回か5回です。それが1回か2回になります。猫では、手のひらで通す時間をごはんの前に固定しておくと、回数が日数どおりに積み上がります。短毛にそろえた猫の背中は、なめる面積も同時に変わっているので、口が届く前提のものを選んでおくほうが、途中で手を止めずに済みます。

時刻はそろえます。6月は日が長く、散歩の時刻が夕方へずれていく季節の変わり目なので、散歩のあとに紐づけると接点ごと動きます。食事のあと、寝る前、家族の誰かが帰ってきた直後。気温や室温に引きずられない出来事にくっつけておくと、回数が天気で減りません。

2週目に入っても4回のまま|サロン帰りの地肌で行き止まりになるやり方3つ

回数が戻らない週には、共通する3つのやり方があります。どれも短毛にそろえたこと自体が理由になっていて、そのままにしておくと、次の予約の日まで4回のまま過ぎます。

3つとも、直し方は同じです。紙の丸を、ブラシを持った日ではなく、体に手が届いた日につけ直します。手のひらで2分通した日も1回、脇にコームを入れた日も1回。数え方を戻すと、足りないのが日数なのか場所なのかが、その週のうちに分かります。乾燥しやすい室温の日と、湿度の高い日で、手に移るものも変わってきます。

Caution回数が7回に戻っても、4か所のうち1か所だけ変わらないとき

触るたびに同じ1か所だけ体をひねる日が5日続いた/バリカンの線に沿った赤い筋が、1週間たっても細くならない/短毛にそろえた面の一部だけ、手のひらに熱く感じる/同じ場所を1日に何度もなめて、毛先が濡れたまま乾かない。こうした残り方は、毛が短くなって見えるようになっただけ、という説明では追いつきません。1週間の回数と、4か所のどれがいつから変わったのかを書いた紙を持って、動物病院の診察を入れてください。サロンへ行った日付が分かると、いつからの変化なのかがそのまま伝わります。

次の予約までの4週間で、道具と手のひらの割合を入れ替える|サロン帰りの地肌を続けるコツ

次にサロンへ行くのは1か月後か2か月後です。そのあいだの週の数は4回か8回で、毛は毎週のびます。合計は7回に固定したまま、中身だけを毎週入れ替えていくと、伸びきる週に手つきが変わらずに済みます。

短くした日から4週間、7回の内訳をどう動かすか
週手のひらで通すブラシを入れるその週に見る場所
1週目5回2回背中と腰の地肌。赤みと粉
2週目4回3回脇の下。毛先が指に触れ始める
3週目3回4回内股。長さが戻って絡みやすい
4週目2回5回全身。前の長さに近づく

右端が、その週に地肌を見る場所です。1週目にしか見られないものがあります。背中と腰の地肌は、毛が2センチのびた時点でまた見えなくなります。乾燥しているのか、粉が出ているのか、赤い筋が残っているのか。かき分けずに分かるのは、短毛にそろえた直後の数日だけです。その数日に1行ずつ書いておくと、次に短くした年と比べられます。

今夜やることは、紙を1枚出して、背中の真ん中と腰と脇の下と内股の4つを書くところまでで足ります。明日から、そのうち2つに手のひらを当てれば1回です。次の予約の日までに、丸が28個そろっていれば、伸びきった週の背中は前の年より手に慣れています。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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よくある質問

短くした翌日から、床でこすりつけるようになりました。何を先に見ればいいですか。
手が届く回数と同じ紙に、こすった場所と時刻を書き足してください。見るのは場所のほうです。背中と腰でこするなら、地肌が外気に直接あたるようになった面と重なります。首やあごなら、首輪の当たる位置が短毛になって変わったことのほうが近い。6月は室温と湿度が日ごとに動くので、同じ時刻に起きているかどうかも手がかりになります。3日ぶん書くと、場所か時刻のどちらかに寄ってきます。サロン帰りの地肌でいちばん多いのは、寝起きの30分に背中だけ、という寄り方です。
残した脇と内股も、いっそ短くそろえてもらったほうが楽ではありませんか。
楽にはなりますが、数える対象が1つ消えます。脇と内股は、毛の長さが変わっていないぶん、その子の毛が1週間でどれだけのびたかを見せてくれる場所です。ここが指に触れ始めた週が、背中のブラシを戻す合図になります。全身を同じ長さにすると、この合図がなくなって、次に道具を持つのは絡んでからになります。蒸れやすい場所でもあるので、湿度の高い日に手を入れる理由としても残しておくほうが回ります。
毛が短いあいだは、ブラシではなく手だけで本当に足りるのですか。
抜けた毛を集めるという意味では足りません。足りているのは、地肌の様子を毎日見るという役目のほうです。短毛にそろえた面から出てくる抜け毛は量が少なく、週2回のブラシで追いつきます。残りの日は、手のひらで温度とかさつきを確かめる時間にしておくほうが、換毛期の終わりの体調の振れに気づけます。道具の回数を減らして、接点の回数を減らさない。サロン帰りの週にやることは、この入れ替えだけです。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。