C11比較・選び方

mofuwa モイストシャンプーと入浴シャンプー、使い分け方

公開日 2022年11月23日|文=mofuwa編集部

明るい部屋の淡い色の床で、白い猫と並んで静かに休んでいる淡い色の犬
洗い方を分けるのは汚れの重さではなく、その子が浴室で立っていられる分数のほうです。写真:Daga_Roszkowska/Pixabay

浴室でシャワーを止めた瞬間、その子が座り込んでしまう日があります。後ろ足に体重をかけていられる時間が短くなってくると、泡を立てて手でかき分けるという手順そのものが、最後まで通らなくなります。mofuwa には洗う品が2つあり、この場面で選ぶ側が分かれます。モイストシャンプーと入浴シャンプーの違いは、洗う力の強弱ではありません。泡を地肌まで手で運ぶか、湯のほうを洗浄液にして全身をいっぺんに浸すか、という届かせ方の違いです。その日に立っていられる分数と、洗いたい面がいくつあるか。この2つで、どちらへ寄せるかが決まります。

浴室にいられる分数を先に数える|mofuwa の2本を分ける条件

洗う品を選ぶ前に、その子が浴室で何分もつかを数えます。ここが5分なのか15分なのかで、通せる手順が変わります。立っていられる時間は、体重や年齢だけで決まるものではありません。滑る床、シャワーの音、去年までは平気だった時間の長さ。同じ子でも、去年と今年で数字が違っていることがあります。

この5つは、どれも品の側ではなく家とその子の側にある数字です。mofuwa モイストシャンプーと入浴シャンプーのどちらを使うかは、この5つを数えたあとに決まります。先にどちらかに決めてから家の事情を合わせにいくと、途中で手順が止まります。止まった日の記憶は、次に浴室へ入るときのその子の身構え方に残ります。

猫の場合は、5つのうち「立っていられる分数」と「音」が先に効きます。濡れている時間そのものが負担になるので、洗う面を減らすか、浸かる時間を短くするかのどちらかになります。犬でも、シニアに入って後ろ足が流れるようになった子は同じです。洗う強さを上げる話ではなく、その子が耐えている時間をどこで削るかという話になります。

地肌まで手を入れるか、湯のほうを地肌まで届かせるか|届かせ方の違い

泡で洗うとき、洗浄液は被毛の上に置かれます。そこから地肌まで下ろすのは、飼い主の手です。指を立てて毛をかき分け、泡を押し込んで、また次の場所へ移る。被毛が厚い子ほど、この工程に時間がかかります。そして擦っているあいだ、その子は動けずにじっとしています。時間がかかるというのは、そのまま耐えている時間が長いということです。

つけ置きは、この順番を入れ替えます。湯に溶かした時点で、湯そのものが洗浄液になります。その中に体が入れば、被毛をかき分けなくても全身が同じように浸かります。手でかき分けて泡を運んだ場合、届いた場所と届かなかった場所ができますが、湯のほうが先に地肌の側にいるなら、そのむらが出ません。つけ置きは手順を省くための逃げ道ではなく、届き方としては手で運ぶより均一です。

泡を運ぶ日と、湯に浸かる日で、地肌に起きること 泡で洗う場合は被毛の上に置いた洗浄液を手で地肌まで下ろします。湯に溶かす場合は、体が入った時点で地肌の側に洗浄液があります。届く順番が逆になります。 被毛が厚い子ほど、この差は大きくなります 泡を手で運ぶ 洗浄液は被毛の上から入る 指を立ててかき分ける 届いた面と届かない面が出る 擦っているあいだ動けない 汚れた面だけ濃く洗える 湯に溶かして浸かる 洗浄液は最初から地肌の側 かき分ける手が要らない 浸かった面はむらなく同じ 擦らないので刺激が少ない 面を選ばず全身が一度で終わる 洗う面を絞りたい日は左、面を絞れない日は右へ寄ります
むらが出るのは洗浄力の差ではなく、地肌までを手で運んでいるかどうかです。

音の出方も変わります。泡で洗う手順では、流すたびにシャワーが鳴ります。つけ置きでは、湯を張るときの音が最初に1回あるだけで、あとは静かです。浴室の音が苦手で、水音が続くと逃げようとする子では、この差がそのまま浴室にいられる分数になります。すすぎも軽く済むので、タオルで水気を取るところまでの合計が短くなります。乾かす工程に入る時刻が早まるぶん、その日の全体が前へ詰まります。

面を絞れるのは、泡で洗う側の強みです。散歩から帰って足先だけが泥だらけという日に、全身を浸からせる必要はありません。逆に、背中もお腹も同じように汚れている日に、面ごとに手を動かしていくと分数が伸びます。洗う面が1つなら泡、3つ以上なら湯。この線引きが、いちばん迷わない見分け方です。

立っていられる分数と、洗う面の数|mofuwa の2本の使い分け

ここまでの条件を、その日の様子に当てて並べます。読むのはボトルの側ではなく、浴室のドアを閉めたあとに残っている時間と体力のほうです。同じ子でも、雨続きで毎日足を洗っている週と、月に1回の全身洗いの日では答えが入れ替わります。

その日の条件で、泡で洗う側と湯に溶かす側のどちらへ寄せるか
確かめること立っていられる時間が短い日時間も体力も取れる日
洗う面の数全身をひとまとめに汚れた面だけを選んで
地肌まで届かせる手湯のほうに任せる指を立ててかき分ける
擦っている時間0分面ごとに2〜3分
すすぎ軽く流して終わり泡切れまで往復する
浴室で鳴る音湯を張るときの1回流すたびにシャワーが鳴る
続けてもう1頭同じ湯のあいだに入れる1頭ずつ手順をくり返す
乾かすまでの合計短く、読みやすい面の数だけ伸びる
結論湯に溶かして、浸かるだけで1回を終える泡を立てて、汚れている面だけを手で洗う

表の最終行が答えです。立っていられる時間が短い日に泡で洗おうとすると、いちばん時間のかかる工程を、いちばん余裕のない日にやることになります。逆に、足先だけが汚れている日に全身を浸からせると、汚れていない面まで洗うことになり、乾かす時間だけが増えます。どちらが良いかではなく、その日の数字がどちらを指しているかです。

使い分けというと、片方をやめる話に聞こえることがあります。ここではその逆で、2本をどちらも置いておいて、浴室に入る前に数字で選ぶという形になります。玄関でその子の足を見て、面が1つなら泡、3つ以上なら湯。数えるのに10秒もかかりません。

引き算でつくった1本と、擦らない湯|2本が別々にある理由

mofuwa モイストシャンプーは、足し算の逆から組んだシャンプーです。泡立ちをよくするいちばん簡単な方法は洗浄成分を増やすことで、よく泡立ち、よく落ちます。ただ、よく落ちるものほど、落としすぎたぶんを戻す工程が要ります。洗い上がりがごわつくのは、汚れだけでなく必要なものまで一緒に出ていったあとの状態です。そこでトリートメントを足すと、浴室での手順が1つ増え、その子が濡れたまま待つ時間も1工程ぶん伸びます。

この1本では、洗浄成分をアミノ酸系だけにして、量も少なく抑えています。本来なら泡は立ちにくくなりますが、原料の水を電解水に変えてあります。電解水そのものに汚れを落とす働きがあり(洗浄力検証:東洋ビューティー/ウェーブコーポレーション調べ)、水の側が泡立ちを押し上げます。少ない洗浄成分でも泡が立ち、落としすぎないので洗い上がりがごわつきにくい。トリートメントという工程を組み込む前提そのものが要りません。面ごとに手を入れる洗い方をする日ほど、この1工程の差が合計の分数に効いてきます。香りをつけていないのも、洗ったあとに知らないにおいが体に乗ることが、その子にとって負担になるからです。

mofuwa 入浴シャンプーは、擦るという工程そのものを外した側です。湯に溶かすと、湯が洗浄液になります。体が入れば全身が同じように浸かるので、被毛をかき分ける必要がありません。擦らないということは、物理的な刺激を地肌に与えずに済むということでもあります。抗炎症作用があるとされる天然成分と、保湿の成分を入れてあるので、上がったあとにトリートメントの工程を足さずに済みます。すすぎが軽く終わるぶん、浴室にいる合計の分数が短くなります。

使い方は、全身だけではありません。散歩から帰って、家に入る前に桶へ薄めて入れ、足先だけを洗う。この使い方をしている飼い主がいます。玄関先で面を1つに絞れるので、浴室まで連れていく必要がなくなります。足腰が弱って長く立っていられない子、体が大きくて浴室での取り回しが重い子、続けて2頭を洗う家。どれも、擦る工程が消えることでいちばん時間が浮く条件です。

2本の違いをもう一度言い直すと、モイストシャンプーは「面を選んで、手で届かせる」ための1本、入浴シャンプーは「面を選ばず、湯に届かせてもらう」ための1本です。どちらも地肌までを相手にしていて、そこへ何を使って届かせるかが違います。だから片方がもう片方の簡易版という関係にはなりません。浴室に入る前の数字が、その日の側を指します。

Caution浸かる時間を短くしても、上がったあとの様子が戻らないとき

浸かる分数を半分にしても、上がってから同じ場所を続けて舐める日が2週間続く/全身を洗った日の翌日に、洗っていない面まで赤みが出る/面を1つに絞っても、浴室に入った時点で立てなくなる/乾かし終えるまでの時間が、去年の同じ時期より倍に伸びた。こうした変化は、泡で洗うか湯に溶かすかという使い分けでは動きません。1回に浸かっている分数、週に何回洗っているか、どの面を洗った日に出たかを書き出して、動物病院で診てもらう枠を取ってください。洗い方の記録が並んでいると、浴室の側の話なのか、体の側の話なのかを分けて見てもらえます。

1か月を通して見たときの、2本の順番

1回ごとに迷うより、1か月の形を先に決めるほうが早く落ち着きます。全身を洗う日を月に何回置くか、そのあいだの日に面をいくつ洗うか。この2つが決まれば、あとは玄関で足を見るだけになります。決め方の中心にあるのは汚れの量ではなく、その子が浴室にいられる分数のほうです。

1か月の中で、2本をどう置くか
置く場所やること見る数字
月に1〜2回mofuwa 入浴シャンプーを溶かした湯に全身で浸かる浸かっていられる分数
雨の日と草むらの日入浴シャンプーを薄めた桶で足先だけ洗う洗う面の数
全身を洗った週の中ほどmofuwa モイストシャンプーで汚れた面だけ部分洗い立っていられる時間
毎日乾かすところまでの合計を計るタオルを外した時刻

この表は、季節で中身が入れ替わります。雨の多い時期は足先の回数が増え、乾いた時期は全身の間隔が空きます。動かすのは回数と面の数で、2本のどちらかを棚から下げる必要はありません。mofuwa の2本を並べて置いておくのは、その日の数字で選べる状態をつくっておくためです。

今日できるのは、次に洗う日に時計を一度だけ見ることです。浴室のドアを閉めてから、タオルを外すまでの分数。その1つの数字があれば、次の1か月の組み方が決まります。

Product

mofuwa モイストシャンプー

mofuwa モイストシャンプー

300ml / 3,410円(税込)

アミノ酸系の洗浄成分で11成分無添加。天然由来の抗炎症成分7種とアミノ酸4種を配合し、原料の水には、精製水で薄めていない電解水を使っています。

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よくある質問

つけ置きだけで、本当に汚れは落ちているのでしょうか。
落ちる量を決めているのは、擦る力ではなく、洗浄液が汚れに触れている時間と面積です。泡で洗う場合、手でかき分けた場所には濃く触れますが、届かなかった場所には触れていません。湯に溶かす場合は、浸かっている面すべてに同じだけ触れています。触れている時間も、擦っている数十秒より長くなります。見た目で判断したいときは、上がったあとに背中の毛を分けて、地肌の際を指の腹でなぞってみてください。ざらつきが残るかどうかが、面ごとの結果になります。
モイストシャンプーと入浴シャンプーを、同じ日に使っても構いませんか。
同じ日に重ねる理由はほとんどありません。どちらも地肌までを相手にしているので、続けて使うと、その子が浴室にいる時間だけが倍になります。どうしても面を分けたい日は、先に足先を桶で洗って玄関先で終わらせ、全身は別の日に回してください。1日のうちに2工程を詰め込むより、2日に分けたほうが、その子にとっての1回は短くなります。乾かす時間まで入れて考えると、この差はさらに開きます。
猫にも使えますか。音と時間が心配です。
猫では、洗う分数そのものを短くする方向で組みます。湯を張る音は最初の1回で終わるので、流し続ける音が苦手な子では、こちらのほうが浴室にいられる時間が伸びることがあります。ただし、浸かるという状態自体を嫌がる子もいます。その場合は全身を1回で終える形にこだわらず、汚れている面だけを絞って、泡で短く済ませてください。どちらにしても、乾かす場所とタオルを置く位置を先に決めておくと、上がってからの待ち時間が減ります。

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。