C04悩み解決
シャンプー後の肌荒れを繰り返さないために、毎日やっておきたいこと
先週と今週で湯温もすすぎの時間も違っていたなら、どちらが肌荒れにつながったのかは分かりません。シャンプー後にかゆい状態が出るのを繰り返さないために、いちばん先にやることは、洗い方を変えることより、毎回の条件をそろえることです。条件が毎回動いていると、荒れた日と荒れなかった日を並べて比べられません。予防のためにできるのは、まず3つの数字を固定すること。この記事では、その3つと、洗う日以外に毎日やっておきたい1分をまとめます。
毎回同じ場所がかゆくなるかを、先に確かめる
予防の考え方に入る前に、1つだけ確かめてください。シャンプー後にかゆい様子が出る場所は、毎回同じですか。ここで話が二手に分かれます。
| 毎回ほぼ同じ場所 | 毎回ちがう場所 | |
|---|---|---|
| 考えやすいこと | 洗い方の条件が毎回そろっていない | 条件以外のものが動いている |
| よくある背景 | すすぎ残し、乾かし残し、こすり方 | 季節、散歩コース、寝床、食べもの |
| この記事で扱う範囲 | 扱います | 洗う話だけでは追いつきません |
| 先にやること | 3つの数字を固定する | 洗った日以外の変化も一緒に記録する |
この記事で予防として扱うのは、左の列です。同じ場所が繰り返し荒れているなら、そこは毎回同じ扱いを受けている場所です。脇の下、内股、しっぽのつけね、指のあいだ。どれも泡が残りやすく、乾きにくい場所でもあります。
今週は背中、先週はおなか、その前は耳のうしろ。このように動いているときは、シャンプー後という時間だけを見ていても絞れません。洗った日以外に何が変わったかを、同じ紙に書き足してください。季節、散歩の道、寝床のカバー、新しいおやつ。その記録ごと動物病院に持っていくのがいちばん早くなります。
予防のためにできる手順は、3つの数字を固定すること
予防のためにできることは、洗い方を上手にすることではありません。毎回まったく同じ条件で洗えるようにすることです。条件がそろって初めて、荒れた日と荒れなかった日を比べられます。逆にいえば、そろっていないあいだは、何を変えても効いたかどうかが分かりません。
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湯温を、数字で決める
人が心地よいと感じる温度は、犬にはやや高めです。35度前後を目安に、浴室に温度計を1つ置いてください。感覚で合わせているあいだは、季節ごとに数度ずれます。
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すすぎ時間を、洗った時間の2倍とる
泡が見えなくなった時点では、根元にまだ残っています。洗うのにかかった時間を覚えておいて、その倍の時間をすすぎに使ってください。時計を見るだけで足ります。
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乾かし終わりを、指で判定する
見た目で決めないでください。首の下、脇、内股、指のあいだの4か所を、毛を分けて根元に触れます。ひんやりしなければ乾いています。ここを毎回同じ手順にします。
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洗う順番も固定する
背中から、足先から、どちらでも構いません。決めた順番を変えないことのほうが大事です。順番が動くと、すすぎの時間配分も一緒に動きます。
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3行だけ、記録を残す
洗った日付、そのときの湯温、乾かし終わりに触れた場所。この3行を、次に洗うまで残しておきます。かゆい様子が出た日も同じ紙に書き足してください。
3回ぶんそろうと、条件は固定できたと考えて構いません。そこから先は、変えるとしたら一度に1つだけです。湯温を下げるなら、すすぎ時間と乾かし方は動かさない。予防の考え方としては、これがいちばん確実です。
洗う頻度を変える前に、相談したい目安
条件を3回そろえても、同じ場所にかゆい様子が出る。そのときに洗う頻度を自己判断で増やしたり減らしたりしないでください。頻度は、皮膚の状態によって適切な方向が変わります。減らしたほうがよい場合と、間隔を詰めたほうがよい場合の両方があるためです。
- 洗ったあと3日たっても、赤みが薄くならない
- 同じ場所が、洗うたびに毎回荒れる
- じゅくじゅくしている、においが出てきた、毛が抜けてきた
- 夜、舐め続けて眠れていない
- 洗っていない日にも、同じようにかゆい様子が出る
いずれかに当てはまるときは、動物病院にご相談ください。3行の記録と、使っているシャンプーの容器そのものを持っていってください。容器があると、成分の話がその場で済みます。診察の前に洗い直したり、赤いところを拭いてしまったりしないでください。
予防のためにできることは、ここまでです。条件をそろえることと、洗う日以外に1分を置くこと。この2つでシャンプー後のかゆい状態が減らないなら、家庭の工夫の範囲ではないと考えてください。
洗う日以外に毎日やっておきたい、家でできる1分
洗う日は週に1回あるかどうかです。残りの日にやっておくことのほうが、次のシャンプー後の状態を決めています。毎日やることは1分で終わります。
- もつれを作らない:もつれた場所は、泡もお湯も入りにくく、そして抜けにくい場所です。毎日30秒、脇の下と内股の毛を指で分けておくだけで、すすぎ残しの起きる場所が減ります
- 首輪の下を乾かす:一日中つけたままの場所は、洗う日以外も湿っています。散歩から帰ったら一度外して、根元に触れてください
- 指のあいだを見る:乾かし残しがいちばん起きるのがここです。洗う日以外に触れておくと、その子の平常時の手ざわりが分かります
- ドライヤーの音に慣らしておく:洗う日だけ音を出すと、乾かす時間が短くなりがちです。洗う日以外に、離れた場所で数十秒だけ鳴らしておくと、当日に無理をしなくて済みます
どれも予防のためにできることで、やっているのは「洗う日の条件をそろえやすくする」ことだけです。手を増やしているわけではありません。
脇の下と内股と指のあいだは、その子が自分では届かない場所です。体をひねっても口が回りきらないので、泡が残るのも乾き残るのも、毎回ここになります。ここだけは人が代わる場所だと考えてください。mofuwa モイストシャンプーは、洗浄成分をアミノ酸系だけにして量も減らし、減らしたぶんを原料の水に使った電解水が埋めています。落としすぎないぶん洗い上がりがごわつかないので、あとから戻すためのトリートメントの工程が要りません。
工程が1つ少ないことは、この記事の考え方と直接つながっています。そろえる条件が少ないほど、次に変える1つが決まりやすくなるからです。すすぎ時間を洗った時間の2倍と決めているなら、洗う工程が増えるたびに、その2倍の中身も変わってしまいます。シャンプー後にかゆい様子が出た日と出なかった日を並べたいなら、工程の数のほうを先に減らしておいてください。
毎日の1分は、シャンプー後のかゆい状態が落ち着いてからも続けてください。この1分は荒れを止めるための時間ではなく、その子の平常時の手ざわりを覚えておくための時間です。半年ぶん続けると、脇の下と指のあいだが「いつもと違う」と感じられるようになります。予防のためにできることで、いちばん先に効いてくるのはここです。
Product
mofuwa モイストシャンプー
300ml / 3,410円(税込)
アミノ酸系の洗浄成分で11成分無添加。天然由来の抗炎症成分7種とアミノ酸4種を配合し、原料の水には、精製水で薄めていない電解水を使っています。
商品ページを見るよくある質問
- 湯温は、低ければ低いほどいいのですか?
- 低ければよいというものではありません。冷たすぎると体が冷え、洗う時間そのものが長くなります。35度前後という数字を決めて、毎回同じにすることのほうが大事です。数字が決まっていれば、次に変えるときも1度単位で動かせます。
- すすぎを2倍にすると、時間がかかって嫌がります。
- 全身を1回で終わらせる前提を外してください。上半身と下半身を別の日に分けても構いません。1回あたりの拘束時間が短くなると、すすぎに時間を回せるようになります。
- 洗ったあと、すぐに保湿のものを塗ってもいいですか?
- 洗った直後の皮膚は、水分も皮脂も一時的に動いた状態です。その日のうちに何かを足すより、乾かし終わりの判定をそろえるほうが先です。塗るものが必要かどうかは、動物病院で相談してから決めてください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
