C09シーン別・暮らし
小さな子どもがいる家庭が旅行とペットホテルで困ること、その手当て
旅行の3日前、上の子が「じゃあ、この子はどこで寝るの」と聞いてきました。日程はとっくに決まっていて、ペットホテルの予約も取れていて、大人のあいだでは話が済んでいました。ただ、子どもの側ではまだ何ひとつ決まっていません。ペットを預けるという段取りは、大人にとっては移動と受け渡しの話です。けれど小さな子どもにとっては、いっしょに暮らしている子が、ある朝いなくなる日です。納得しないまま当日を迎えると、玄関で泣くのは子どものほうで、その声をいちばん近くで聞いているのはその子のほうになります。この記事では、旅行でペットを預けるときに小さな子どもがいる家庭でだけ起きることを、7つの問いに分けました。子どもへどう説明するか、預ける前の1週間で何をしておくか、迎えに行った日に体をどう手当てするか。持たせるものの安全についても、根拠のあるところまで書きます。
旅行でペットを預けることを、小さな子どもにどう説明すればいいですか
旅行が決まってから出発までのあいだに、子どもへ伝える機会は何度もあります。ところが実際には、当日の朝に「今日からお泊まりだよ」と伝える家がいちばん多いのではないでしょうか。大人の側では、預け先を決めた時点で話が終わっているからです。子どもは、決まったことを後から聞かされるより、決まっていく途中に立ち会っているほうが落ち着きます。
説明で押さえるのは4つだけです。どこにいるのか。いつ帰ってくるのか。向こうで何をしているのか。自分は何を頼まれているのか。このうち子どもがいちばん気にするのは4つ目です。ペットを預けるという話が「自分の知らないところで決まったこと」のままだと、当日になって納得しません。逆に、荷物の用意をひとつ任されているだけで、その旅行は自分の予定になります。
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決まった日のうちに、預け先の名前を口に出す
「ペットホテル」という一般名詞ではなく、店の名前で呼びます。名前のある場所は、子どもの中で「知らないどこか」ではなくなります。電話をかける場面をわざと子どものいる部屋でやる、という家もあります。大人が普通の声で話しているところを見せるのが、いちばん短い説明になります。
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カレンダーに、出発と帰る日の2つだけ印をつける
「3泊だよ」と日数で言っても、小さな子どもは長さに変換できません。印と印のあいだにマスがいくつあるか、指で数えられる形にしてください。毎朝ひとマスずつ塗る役目を渡すと、旅行から戻る日が近づいていることを、自分の手で確かめられます。
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向こうで何をしているかを、ひとつだけ具体的に言う
「さみしくないよ」ではなく、「ごはんは同じ時間にもらえる」「夜は電気が消えて静かになる」のように、場面がひとつ浮かぶ言い方にします。抽象的な安心の言葉より、具体的な一日の断片のほうが効きます。預け先に聞けば、たいてい教えてもらえます。
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荷物のうちひとつを、子どもの担当にする
食器でも、いつも遊んでいるものでも構いません。「これは自分が入れた」というものが荷物の中にあると、渡す瞬間の意味が変わります。渡して終わりではなく、預けたものを取りに行くという話になるからです。上の子と下の子で担当を分けると、当日の玄関で取り合いになりません。
子どもが「かわいそう」と言ったとき、大人はつい理由を説明してしまいます。旅行の日程は動かせない、家に置いておくほうが心配だ、預け先はきちんと選んだ。どれも正しいのですが、その場で必要なのは説明ではなく、同じ気持ちでいることの確認です。「うん、さみしいね」で一度受け止めてから、上の4つに戻ってください。反論から入ると、次の日から子どもはその話題を出さなくなります。
「捨てるの」と子どもが言い出すのは、なぜですか
旅行の前の週に、この言葉が出る家はめずらしくありません。大人からすると理不尽に聞こえますが、子どもが見ている範囲は、大人が見ている範囲と重なっていません。大人は、預け先を探した日から、料金を確かめた日、荷物をそろえた日、そして迎えに行く日までを一本で持っています。子どもが見ているのは、玄関でその子を渡す数分だけです。
もうひとつは時間の長さです。3泊4日は、大人には「週末が少し伸びたぶん」ですが、小さな子どもにとっての3日は、期限のない「ずっと」に近い長さです。だから「すぐ帰ってくるよ」は、慰めにはなっても情報にはなりません。カレンダーの印がここで効いてきます。
- 「もう会えないの」:帰ってくる日が、自分の手で確かめられる形になっていない
- 「捨てるの」:渡す場面だけを見ていて、その前後の段取りを知らされていない
- 「わたしも行く」:預け先が、名前のない知らない場所のままになっている
- 「連れて行けばいいのに」:旅行の行き先が、その子には向かない場所だと説明されていない
- 何も言わない:いちばん見落とされます。言葉にしない子ほど、帰ってきた日の様子に出ます
この言葉を、その子の前で否定し合うやりとりにしないことも大事です。ペットを預けることをめぐって大人が声を荒げると、その場の空気の変化を、いちばん敏感に受け取っているのは子どもではなく、足もとにいるその子のほうです。旅行の前の数日に家の中がざわつくと、預け先へ行く前から落ち着かない状態が続くことがあります。
大人は預け先の条件を調べて納得しています。ところがその安全は、大人の頭の中にしかありません。子どもに伝わるのは、条件ではなく場面です。「一頭ずつ別の部屋で過ごせる」「散歩の時間が決まっている」のように、その子の一日として言い直してください。安全という言葉そのものは、子どもには何も渡していないのと同じです。
預ける前の1週間で、子どもと一緒にやっておくことを知りたいです
旅行の準備は前日に集中しがちですが、子どもがいる家庭では、1週間に薄く伸ばしたほうが当日が静かになります。前日にまとめてやると、家じゅうが慌ただしくなり、その空気ごとその子が預け先へ運ばれることになるからです。次の4つは、どれも5分から10分で終わります。
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7日前:荷物のリストを、子どもの字で書く
食器、ふだん食べているもの、いつも敷いている布、遊んでいるもの。大人が書いたリストを見せるのではなく、子どもに書かせてください。書きながら「これは向こうにあるのかな」と聞いてくるので、預け先へ確認する項目もその場で決まります。旅行の準備の中で、子どもが最初に手を出せるところです。
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5日前:いつも敷いている布を1枚、洗わずによける
ここが見落とされます。預ける前にすべて洗ってしまうと、荷物の中に家のにおいが1つも残りません。洗っていない布を1枚だけ、たたんで袋に入れておいてください。子どもの担当にすると、「洗わないでね」と大人に言ってくれるようになります。
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3日前:その子に触る時間を、いつもより増やさない
意外に思われるところです。出発が近づくと、家族全員が代わるがわる構いにいきます。触られる回数が急に増えると、その子の一日の型のほうが先に崩れます。いつもと同じ回数、いつもと同じ時間に。名残を惜しむのは、大人の側の都合です。
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前日:特別なことを、ひとつもしない
洗わない、買い足さない、集まらない。前日をいつもどおりに終えられた家ほど、当日の玄関が静かです。子どもには「明日の朝、いっしょに連れて行くよ」とだけ伝えて、いつもの時間に寝てください。前日の夜更かしは、翌朝の玄関にそのまま出ます。
| いつ | 子どもの手 | 大人の手 |
|---|---|---|
| 7日前 | 荷物のリストを書く | 預け先へ確認したいことを3つにまとめる |
| 5日前 | 洗わない布を1枚よけておく | 食べているものを日数ぶん小分けにする |
| 3日前 | カレンダーの印を毎朝ひとマス塗る | 触る回数と時間をいつもどおりに戻す |
| 前日 | 自分の担当の荷物を袋に入れる | 何も足さない。買い物に行かない |
| 当日 | 玄関で「いってらっしゃい」を言う | 受け渡しは短く。5分で切り上げる |
預け先へ持たせる「いつものにおい」とは、何のことですか
いつものにおいとは、その子の寝床と体に残っている、家の生活のにおいのことです。洗剤の香りでも、消臭剤の香りでもありません。人の皮脂、その子自身の皮脂、床のほこり、食べているもの。これらが混ざって、その家だけの組み合わせになっています。旅行のあいだ、その子が置かれる場所には、この組み合わせがひとつもありません。
だから、預ける前に荷物をすべて洗ってしまうのは惜しい手です。清潔にして渡したいという気持ちは自然ですが、洗いたての布は、その子にとっては初めて見る布と同じです。持たせるなら、直近まで使っていたものを1枚。目立つ汚れがあるところだけ、固く絞った布で押さえておけば足ります。
- 直近まで敷いていた布を1枚:洗わない。たたんで袋へ
- ふだん食べているもの:預け先で切り替えない。日数ぶんを小分けに
- 使い込んだ食器:同じ高さ、同じ深さのものが向こうにあるとは限りません
- 遊んでいるものを1つ:新品ではなく、においのついているほう
- 子どもが入れたもの:中身より、迎えに行く理由として効きます
小さな子どもがいる家庭では、ここでもうひとつ起きることがあります。子ども自身が、自分の持ち物を荷物に入れたがることです。気持ちは分かるのですが、口に入る大きさのものや、糸のほつれた布は避けてください。預け先の人が見ていない時間があります。入れたい気持ちは、旅行から戻った日に渡す役目のほうへ回すと収まります。
預け先で落ち着ける材料になるのは、新しく足したにおいではなく、もともとあったにおいのほうです。やることは「持たせる」ではなく「洗わずに残す」です。手間としてはほとんどゼロで、旅行の準備の中でいちばん忘れられやすい一手でもあります。前日に洗濯機を回す前に、1枚よけたかどうかだけ確かめてください。
子どもが触るものだから安全が気になります。何を見れば大丈夫ですか
旅行の前後は、ふだん使わないものを買い足したくなる時期です。ここで小さな子どもがいる家庭に固有の条件が出ます。大人が犬や猫に使ったものを、そのあとで子どもの手がさわります。床に置けば子どもが拾い、抱きついた毛に顔をうずめます。だから、その子に使うものの安全は、その子だけの話で終わりません。
安全という言葉は、単独で置かれているうちは何も言っていないのと同じです。根拠とセットになってはじめて、確かめられるものになります。裏面や説明を見るときは、次の4つのどれが書かれているかで判断してください。
| 見るところ | 書かれていれば確かめられること |
|---|---|
| 何でできているか | 成分名が列挙されているか。「やさしい」だけで終わっていないか |
| どんな基準を通ったか | 食品や飲料の規格基準など、外側にある物差しを引いているか |
| どんな試験をしたか | 試験条件(対象・時間・濃度)まで書かれているか |
| 誰が調べたか | 検査機関の名前が出ているか。自社の感想で終わっていないか |
mofuwaのグルーミングスプレーで言えば、原料は電解水です。作り方は特許5253483の技術によるもので、水を電気分解するときの構造そのものにかかっている特許です。仕上がった水は、清涼飲料水の規格基準をクリアした成分でつくられています。飲み物の物差しを持ってきているので、なめても問題のない範囲かどうかを、外側の基準で確かめられます。
試験の話も、条件まで含めて書いておきます。16の菌種・ウイルスを対象にした試験で、検査時間30〜60秒後に生菌が検出されなかったという結果があります(江東微生物研究所ほか調べ)。また、水分の浸透力は精製水の約35倍とされる試験結果があります。数字だけを覚えるのではなく、試験条件と検査機関がセットで出ているかどうかを見てください。
使う場面は、玄関での3分と、そこから数日のあいだです。子どもの顔がいちばん近づくのは、口のまわりと前足の2か所です。その2か所を毎日拭いておける道具として選ぶことになるので、上の4つを確かめる意味があります。布に含ませて拭き取る、という使い方に限ってください。子どもが自分でスプレーを持ちたがることがありますが、噴霧の向きが定まらないので、押すのは大人、拭くのは子ども、と役割を分けるほうが落ち着きます。
安全を確かめたものであっても、使ったことのないものを預ける直前に増やすのはおすすめしません。合う合わないは、いつもの環境で数日かけて見るものです。旅行の前に足すなら1つまで、しかも出発の1週間以上前から家で使ってみてから。預け先で初めて使うものが増えるほど、帰ってきたときに何が起きたのかを切り分けられなくなります。
預ける前日に、子どもと一緒にやらなくていいことはどれですか
ここまで手順が続いたので、逆のことも書いておきます。旅行の前日にやらなくていいことが、3つあります。どれも善意から始まって、当日と帰宅後を余計に難しくする手です。減らせば、そのぶん前日の夜が静かになります。
- 前日に洗うこと:家のにおいが荷物から消えます。乾かしきれずに寝かせると、湿った状態が朝まで残ることもあります
- 新しい寝具や食器を買い足すこと:預け先で初めて使うものになります。ふだん使っているものをそのまま持たせるほうが確かです
- お別れ会のような場をつくること:子どもの気持ちを高めてから当日を迎えることになり、玄関で収まりがつかなくなります
とくに1つ目は、小さな子どもがいる家庭で起きやすい流れです。「きれいにして預けよう」と大人が言い、子どもも手伝いたがるので、前日の夕方が洗う時間になります。ところが、ペットを預ける先で必要なのは、清潔さより落ち着ける材料のほうです。汚れが気になるなら、足先と口まわりだけを固く絞った布で押さえておけば足ります。
空いた時間は、翌朝の段取りに回してください。何時に家を出るか、誰が荷物を持つか、玄関で誰がその子を渡すか。当日の受け渡しは5分で終わらせる、と先に決めておくと、子どもも大人も引き延ばさずにすみます。長く抱いているほど、渡す瞬間が重くなります。
前日に3つやめると、子どもの手は空きます。空いた手には、カレンダーの印を塗る、荷物の袋を閉じる、翌朝の靴を出しておく、といった短くて終わりのはっきりした役目を渡してください。旅行の準備の中で、子どもがいちばん落ち着くのは、終わりの見える仕事を持っているときです。
迎えに行った日、玄関で先にやる体の手当てはどれですか
旅行から戻り、預け先でその子を受け取ると、子どもは真っ先に顔を近づけます。止めるのは難しいので、順番のほうを先に決めておいてください。ペットを預けているあいだ、その子は家とは違う床を歩き、違う空気の中で寝ています。体についているものが、預ける前と同じではありません。
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玄関を上がる前に、足先から
4本の足先を、固く絞った布か、mofuwaのグルーミングスプレーを含ませた布で拭きます。いちばん多くのものを持ち帰っているのは、床に触れていた場所です。指のあいだは開いて、1本ずつ。子どもには足の数を数える役目を渡すと、待っていられます。
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次に口のまわり
食器の高さも中身も、家とは違っていた可能性があります。口のまわりは、子どもの顔がいちばん近づく場所でもあります。拭くのは大人、見るのは子ども、と分けてください。嫌がるときは無理に押さえず、その日は足先だけで切り上げて構いません。
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耳のうしろと、首輪の下
指を入れて、湿っていないか、においが変わっていないかを確かめます。ここは預ける前の状態を覚えておくと、比べられます。出発前に一度さわっておくと、帰宅後の判断が早くなります。においが強く変わっているときは、その日のうちに書き留めておいてください。
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最後に尾のつけ根と、体の側面
落ち着いてから、体全体を手のひらでなでます。目的は汚れを落とすことではなく、ひっかかる場所、痛がる場所、いつもと違う手ざわりを探すことです。子どもには「気づいたことを言ってね」と伝えて、いっしょに手を当てさせると、報告が上がってきます。
全部を玄関でやりきる必要はありません。3分で足先まで終われば十分です。帰宅後にまとめて洗おうとすると、旅行の荷ほどきと重なって夜になります。疲れた体で長く押さえられるのは、その子にとっても負担です。洗うのは翌日以降に回して、その日は拭き取りまでで止めてください。
食欲が戻らない、水を飲む量が変わった、下痢や嘔吐がある、同じ場所をなめ続けている、皮膚が赤い、耳のにおいが強く変わった、元気がない。こうした変化が2日以上続くときや、その日のうちでも様子がはっきりおかしいときは、家でのケアを増やす前に動物病院にご相談ください。預けていた日数と、向こうでの食事や排泄の記録を持って行くと、話が早く進みます。
出発の3日前から帰宅後の3日までを、子どもの側から一本に並べる
7つの問いを、時間の順に並べ直します。子どもがいる家庭で崩れやすいのは、預けている最中ではなく、その前の3日と、戻ってからの3日です。この6日間だけ形を決めておけば、旅行そのものは大人の段取りで回ります。
| いつ | 子どもに渡す役目 | 大人が決めておくこと |
|---|---|---|
| 3日前 | カレンダーの印を毎朝塗る | 触る回数を増やさない。いつもの時間を守る |
| 前日 | 自分の担当の荷物を袋に入れる | 洗わない。買い足さない。集まらない |
| 当日 | 玄関で見送りの言葉を言う | 受け渡しは5分。長く抱かない |
| 預けている日 | 1日1回、印を塗る | 連絡が来たら、その内容を子どもに伝える |
| 迎えた日 | 足の数を数える/気づいたことを言う | 玄関で足先・口・耳のうしろを3分で |
| 帰宅後3日 | いつもの遊びに戻る | 食欲・水・排泄・皮膚を毎日ひとこと書き留める |
この表の中で、いちばん効くのは前日の行にある「やらない」の3つです。手を減らした結果として、当日と帰宅後に手を回せるようになります。前日にすべてを終わらせようとする家ほど、迎えに行った日の玄関で何もできません。旅行の準備は、増やす方向より減らす方向で組むほうが、小さな子どもがいる家庭では続きます。
安全についても、最後にもう一度だけ整理しておきます。持たせるもの、帰ってから使うもの、子どもがさわるもの。どれについても、見るのは「何でできているか」「どんな基準を通ったか」「どんな試験条件で調べたか」「誰が調べたか」の4つです。この4つが書かれていないものを、旅行の直前に増やさない。それだけで、確かめられないものが家に入ってくる回数は減ります。
最後に。ペットを預けることを子どもが完全に納得する日は、たぶん来ません。納得の代わりに渡せるのは、帰ってくる日が自分の手で数えられることと、その日に自分がやる仕事があることです。この2つがあると、玄関で渡す数分は、別れの場面ではなく、預けて取りに行くまでの途中になります。旅行のたびに毎回ゼロから説明するのではなく、家の中の決まった段取りとして残していってください。
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