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融雪剤をまいた道から帰ったら、足を舐めさせる前に

公開日 2023年1月12日|文=mofuwa編集部

明るい光の入る玄関の淡い色の床に、静かに座っているクリーム色の小型犬
玄関で座ってから足を舐めはじめるまでの時間が、家でできることの持ち時間です。写真:Pexels/Pixabay

玄関のドアを閉めて、その子が座ってから足を舐めはじめるまでを測ると、40秒でした。こちらが上着を脱ぎ、手袋を外し、バットを引き寄せるだけで使い切る長さです。融雪剤のまかれた道を通って帰った日も、この40秒は延びません。だから足を舐める前に何を終わらせるかは、帰ってから考えるのではなく、道の上で決まっています。その日のコースに融雪剤の区間がいくつあったかで、玄関でやることの長さを変える。この記事では、区間の数え方と、40秒に収まる手順の順番をまとめます。

融雪剤がまかれる頻度は道ごとに違う|足を舐めるまでの40秒に何が入るか

最初に測るのは、玄関で座ってから足を舐めるまでの時間です。台所のタイマーでも携帯でもかまいません。ドアを閉めた瞬間から数えて、前足でも後ろ足でも、最初に口をつけたところで止めます。1週間も測ると、その子の数字はほぼ一定だと分かります。30秒の子もいれば、2分待てる子もいます。この数字が、玄関で使える持ち時間です。手順をいくつ並べるかは、この秒数から逆算します。

融雪剤は、路面の雪や氷を溶かすためにまかれる塩の粒です。白い粒のまま路肩に残っていることもあれば、溶けた水になって路面に広がっていることもあります。その水が乾くと、また白い粉になって残ります。粒として毛につく形と、水として肉球のあいだに入る形の、両方があるということです。足につくのは歩いた区間だけなので、まかれていない道しか通らなかった日は、そもそも拾っていません。

散歩コースの中で、融雪剤がまかれやすい場所と頻度
場所まかれる頻度足につく形
坂道と橋の上雪の予報が出るたび粒のまま毛につきやすい
店の出入口と駐車場のスロープ開店前に毎日溶けた水を踏んで肉球に入る
歩道橋と地下道の階段積もった日段の端に粒がたまっている
バス停と横断歩道の前朝のうちに踏み固められて水になっている
住宅街の私道家ごとにばらつくまかれていない日も多い

この表をもとに、いつものコースを一度だけ歩いて印をつけます。数えるのは距離ではなく区間の数です。坂を1つ通れば1区間、そのあと店の前を通れば2区間。1回の散歩で通る区間が0の日、1つの日、2つ以上の日の3通りに分かれます。区間の数が分かれば、玄関に入る前に、今日の手順の長さが決まります。

区間の数は、その日の気温でも変わります。氷点下がゆるむ日は、朝まかれたものが昼には水になり、夕方の散歩ではもう乾いた粉に戻っています。降り続く日は、まく人の側も回数を増やします。同じ道でも、朝と夕方で拾うものが違うということです。だから区間の数は月曜に1回数えて終わりにせず、その日の帰り道に指を折って数えておきます。

玄関で終わる5つの手順|足を舐める前に、融雪剤を家でできる範囲で落とす

手順は5つで、区間が0の日は2つ目まで、1つの日は4つ目まで、2つ以上の日は最後まで進みます。毎日いちばん長い形をやろうとすると、寒い日の帰りに省くことになり、省いた日ほど区間が多かった、ということが起こります。区間の数で長さを変えるほうが、結果として続きます。

  1. 1|ドアを開ける前に、乾いた粒を払う

    玄関の外で、足を1本ずつ持ち上げて肉球のあいだを指で開き、白い粒を下に落とします。乾いているうちなら、ここでほとんどが落ちます。水を先に使うと粒が溶けて広がるので、乾いた粒を落とすのが先です。ここまでで15秒ほどです。

  2. 2|玄関に入ったら、足を置く場所を決めておく

    床に直接おろす前に、洗面器かバットを先に置いておきます。置き場所が決まっていないと、その子は歩き回り、拾ってきたものを廊下へ運びます。40秒のうち、探す時間をここで使わないための準備です。区間が0の日は、ここで終わりにしてかまいません。

  3. 3|ぬるま湯を張った容器に、足先だけを入れる

    35度前後の湯を、肉球が隠れる深さまで張ります。区間が1つ以上あった日は、粒ではなく水として入り込んだぶんが残っているので、湯に入れて薄めます。指のあいだは片手で開き、5秒ずつ。4本で20秒です。熱い湯は使いません。その子は冷えた足で入ってくるので、温度差が大きいほど足を引きます。

  4. 4|水気を、押さえるように取る

    こする動きは毛を絡ませます。布を当てて、上から押さえて水を移します。ここで大事なのは、指のあいだの根元まで乾かすことです。表面だけ拭いて終わると湿りが残り、その子はその場所を舐めるので、水気を取る時間は惜しまないでください。

  5. 5|乾いた指のあいだに、最後の1本を使う

    区間が2つ以上あった日だけの手順です。乾いた状態の指のあいだに mofuwaスキンケアミストを1吹きして、そのまま部屋へ入れます。ここでその子が足を舐めるのは前提として組んであるので、止めなくてかまいません。

5つ目に置くものの条件は1つだけです。40秒で舐めはじめる子の足に残すのだから、口に入ることを先に決めてある必要があります。mofuwaスキンケアミストの中身は高機能性電解酸化水だけで、清涼飲料水の規格基準をクリアした水がそのまま指のあいだに残ります。塗って膜をつくるものは、舐められた時点で足の上から消えますが、この1本はもともと口に入っても差し支えのないところから設計されています。指のあいだ、肉球のふち、かかとの内側と、舐める場所を選ばずに使えます。

使う順番は最後です。濡れたままの毛にかけても水が足されるだけで、乾く時間が延びます。4つ目で水気を取り切ってから、5つ目に進んでください。冬のあいだ、肉球のふちが白くかさつく子ほど、この順番を守った日と守らなかった日で翌朝の様子が変わります。室内は暖房で乾燥しているので、外から帰ったあとに残った湿りは、部屋の空気に触れているあいだに抜けていきます。

手順が崩れる3つの場面|融雪剤の日に足のケアを続けるコツは、戻る場所を決めること

5つの手順が崩れるのは、その子の側ではなく、こちらの都合が変わった日です。崩れ方は3通りしかないので、先に決めておけば戻せます。

3つに共通しているのは、戻る場所を「区間の数え直し」に決めてあることです。順番のどこで止まったかを覚えておくのは難しいのですが、今日は何区間通ったかは思い出せます。数字から入れば、次に何をするかが決まります。1週間のうち2日は崩れる前提で組んでおくと、崩れた日に手順そのものを捨てずに済みます。

Caution区間が0の日が続いても、同じ足だけ舐める時間が延びるとき

融雪剤の区間を通らなかった日が3日続いたのに、舐めはじめるまでの時間が40秒から10秒へ短くなった/4本のうち同じ1本だけを、こちらが手順を終えたあとも長く舐めている/指のあいだを開こうとすると、その足だけ引く/肉球のふちが割れて、歩いたあとの床に跡がつく。この残り方は、その日に拾ってきたものでは説明がつきません。測った秒数と、その週に通った区間の数を電話口で伝えられるようにして、動物病院に予約を入れてください。数字があると、いつからその足だけが変わったのかが伝わります。

手順を続けているあいだも、記録は秒数と区間の数の2つだけで足ります。カレンダーの端に「40/2」と書くだけです。この2つが並んでいると、足を舐めるまでの時間が縮んだ週がひと目で分かります。手順を増やすより、記録を2つに絞るほうが、冬のあいだ続きます。

毎日の形にする|融雪剤の時期は、足を舐めるまでの2分を暮らしの中へ置く

毎日やるのは、40秒で終わる2つの手順だけです。残りの3つは、区間が1つ以上あった日に足します。毎日の側を短くしておくと、区間の多い日に長い形へ伸ばすことができます。逆に毎日を長く組むと、伸ばす余地がなくなります。

区間の数で変える、玄関での手順の長さ
その日の区間玄関でやることかかる時間最後に残すもの
0区間乾いた粒を払い、足を置く場所へ40秒なし
1区間ぬるま湯で足先を薄め、水気を取る1分30秒なし
2区間以上湯のあと、乾いた指のあいだへ1吹き2分スキンケアミスト
降り続いた日帰る前に、道の上で1本ずつ確かめる散歩の中で30秒翌朝に根元を確かめる

置き場所も毎日そろえます。バットと布は玄関の同じ位置、湯を使う容器はその下。取りに行く一手間が入るだけで、40秒は足りなくなります。毎日の手順を守っているのは、意志ではなく置き場所のほうです。家族の誰が連れて帰っても同じ形になるように、置き場所は口で説明せず、そこに置いたままにしておきます。

今日から始められるのは、秒数を1回測ることだけです。ドアを閉めてから、その子が最初に足を舐めるまで。その数字が分かれば、玄関に並べる手順の数が決まります。冬のあいだ、数えるのは秒数と区間の2つで足ります。

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よくある質問

ぬるま湯は、毎回使ったほうがいいですか。
区間の数で決めてください。融雪剤の区間を通らなかった日は、乾いた粒を払うだけで済みます。毎日湯を使うと、指のあいだが乾き切らないまま次の散歩へ出ることになり、冬のあいだ湿りが抜けない足になります。湯を使うのは、水として入り込んだものがある日、つまり店の前や踏み固められた歩道を通った日です。数えていれば、その日は帰り道の時点で分かります。
融雪剤がまかれていない道を選べば、玄関での手順は要りませんか。
コースから外しても、まかれたものは移動します。風で路肩から飛び、車のタイヤが運び、人の靴底が住宅街へ持ち込みます。歩道の端や交差点の手前は、まかれていない道でも粒が落ちていることがあります。区間が0の日も、乾いた粒を払う1つ目だけは残してください。40秒のうち15秒で終わりますし、この15秒があるおかげで、区間が増えた日に手順へ戻れます。
猫にも同じことをしたほうがいいですか。
外に出ない猫でも、玄関のたたきには人の靴底が運んだ粉が落ちます。猫はそこを歩き、部屋に戻ってから足の裏を舐めます。散歩の手順ではなく、玄関のたたきを拭く回数のほうが猫では効いてきます。雪の日が続く時期は、人が出入りするたびに1回、たたきを固く絞った布で拭いておくと、猫が足の裏から口へ運ぶものが減ります。犬と猫のどちらもいる家では、床のほうを先に決めてください。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。