C08季節・行事
連休明けに見つける舐め跡は、連休中につくられる
連休明けの朝に、前足の毛だけが赤茶色に変わっているのを見つける家があります。色が変わるまでには、舐めはじめてから4日から7日かかります。つまり、そこで見えている跡は、連休のまん中あたりからついています。ここでは跡のある足先を本数で数え、その子が足先を舐める時間帯を書き出して、連休中の何がその時間をつくったのかまで戻します。
連休明けに見える跡は何日前のものか|色が変わる時期を日数で数える
足先の毛が赤茶色に変わるまでには、時間がかかります。唾液が毛につき、乾き、また濡れる。これを何十回もくり返して、はじめて色として見えるようになります。早い子で4日、ふつうは1週間ほどです。舐めはじめた日と、色に気づいた日のあいだには、必ずこれだけの幅があります。
だから、連休明けの朝に見つけた跡は、連休のまん中あたりから始まっています。連休明けに何かが起きたのではなく、連休明けに見えるようになった、という順番です。明けてからの環境だけを変えても、跡そのものは止まりません。止めるには、連休のあいだにその子の1日のどこが空いたのかを戻す必要があります。
数えるものを2つ決めます。1つは、跡がついている足先の本数。もう1つは、足先を舐める時間帯です。本数は見ればわかります。時間帯は、1日に3回でいいので、その子がどこで何をしているかをメモに残すと出てきます。連休明けの1週間、この2つだけを数えてください。
| 舐めはじめてから | 足先の見え方 | その時点で分かること |
|---|---|---|
| 1日目から3日目 | 見た目はまだ変わらない | 夜中の音で気づくことがある |
| 4日目から7日目 | 毛の先がうっすら色づく | 連休のまん中あたりが起点 |
| 8日目から14日目 | 赤茶色がはっきりしてくる | 毎日ほぼ同じ時間に舐めている |
| 15日目以降 | 毛が短くなり、地肌が見える | 舐める時間が1日の中で固定された |
連休の時期は、気温が上がって散歩の時間帯が朝と夕方へ寄りはじめるころでもあります。朝の草には露が残り、夕方の地面はまだ温かい。足先が濡れる回数も、乾かないまま部屋へ上がる回数も、冬より増えます。室温が上がって冬の乾燥が収まるぶん、指のあいだの湿りは長く残ります。季節の変わり目に換毛期が重なると、足先の毛にも抜けかけた毛がからみます。
軸1・人が家にいた日が続くと、足先が濡れる回数が増える条件
連休のあいだ人が家にいた家では、足先が濡れる回数がふだんの倍になります。散歩が1日2回から3回に増える。近所ではなく、少し離れた草のある場所まで足を伸ばす。帰って拭いて、また出かける。この往復が、休みの日数ぶん続きます。
足先を舐める条件は、いつも同じ3つです。濡れている時間が長い。指のあいだに何かがはさまっている。そして、退屈ではなく、むしろ刺激が多い。3つ目は意外に思われますが、人の出入りが続く日に落ち着かなくなって、前足を舐める子がいます。
- 朝の散歩から帰り、拭いたつもりの指のあいだが乾ききらないうちに来客が来る
- 子どもや来客に触られたあと、落ち着くために前足を舐める時間が増える
- 草のある場所まで足を伸ばして、爪のわきに細かい種や砂が残る
- 出かける準備の物音が続き、玄関のそばで前足に口をつけたまま待つ
この過ごし方でできる跡は、前足の2本に、左右そろって出ます。後ろ足はあまり舐められません。人のほうを見ながら口を動かすので、体の前側に届く足が選ばれるからです。左右そろっているかどうかは、2本を並べて毛先の色を見比べれば分かります。片方だけが濃いときは、指のあいだに何か残っている可能性のほうが先に来ます。
猫にも同じことが起きます。ただし猫の場合、濡れるのは散歩ではなく、人の出入りで動線が変わることのほうです。人がいつもと違う場所に座っている日が続くと、猫は自分の休む場所を移します。移った先が窓際や玄関そばで、床が冷たいと、前足の毛だけが湿ったままになります。
軸2・留守番の長さが戻る連休明けに、舐める時間が寄る場所
連休のあいだ家を空けていた家では、別の場所に跡が出ます。預けた先から帰ってきた子、家で長い留守番をした子。どちらも、連休が明けて人の生活が元へ戻るときに、いちばん大きい差を受けます。
連休中は人が家にいる時間が長かったのに、明けた最初の平日からいきなり8時間の留守番へ戻る。戻り幅がふだんより大きいぶん、その日の午前中に舐める時間が集中します。ただし、跡として見えるのはその日ではなく、1週間後です。連休明けの初日に何もなかったからといって、何も起きていないわけではありません。
この過ごし方でできる跡は、4本とも、あるいは片方の後ろ足に出ます。人を見ていない時間の口の動かし方なので、届く足はどれでも同じです。体を丸めて、後ろ足の外側まで届きます。前足だけがきれいで後ろ足に色がついているときは、ほぼこちらの側です。
- 人が出ていった直後の30分から1時間
- 家の中でいちばん暗く、風の通らない場所
- 寝床のふち。毛が敷物にこすれて、湿りが残る場所
- 帰ってくる時刻の少し前。足音を待っているあいだ
留守番のあいだは、舐める時間帯が読めます。人が出た直後と、帰る少し前。この2つの山に寄ります。連休明けの1週間だけでいいので、留守番の様子が分かる記録でも、帰宅直後に足先へ触れた感触でもかまいません。どちらの山かを確かめてください。山が分かると、次のセクションで変える10分の置き場所が決まります。
前足2本か、4本ともか|連休明けの舐め跡の比較で手が分かれる
数えた本数と時間帯を並べると、打つ手がきれいに分かれます。本数だけでも半分は決まりますが、時間帯を足すと、変える場所が1日のどこかまで決まります。
| 見るところ | 前足2本に左右そろって | 4本とも、または後ろ足 |
|---|---|---|
| 起点になった過ごし方 | 人が家にいる日が続いた | 留守番が長く続いた |
| 舐める時間帯 | 人が動いている時間 | 人が出た直後と帰る前 |
| 足先の湿り方 | 指のあいだが濡れて乾かない | 毛の根元まで湿って束になる |
| いっしょに出るもの | 爪のわきの細かい汚れ | 寝床のふちの毛の乱れ |
| 先に変えるもの | 拭いてから乾くまでの時間 | 出ていく前後の10分の使い方 |
| 連休明けにやること | 帰宅後3分で足先を片づける | 出かける前に足先を落ち着かせる |
表の下2行が、この記事の答えです。前足2本の子は、帰ってきてからの3分を変えます。4本ともの子は、出ていく前の10分を変えます。逆にすると効きません。帰宅後にいくら丁寧にやっても、舐める時間の山が朝にあるなら、その山には手が届かないからです。
どちらの場合も、足先に何かを当てることになります。ここで詰まる家が多いところです。当てたものは、舐められます。前足を舐める子の前足に塗るのですから、当然です。朝に塗ったものが昼には残っていない、という状態になります。残らないだけならまだしも、口に入ることのほうが気になって、結局なにも当てられなくなります。
mofuwaスキンケアミストは、この詰まり方が起きないように作られています。中身は高機能性電解酸化水だけで、ほかに何も足していません。飲みものに使える水と同じ基準で線が引いてあるので、舐めてしまう足先にそのまま当てられます。舐められて減ったぶんは、また足せばいいだけです。回数を気にしなくていいというのは、足先のように口が必ず届く場所では、そのまま使える回数の話になります。
当てる場所を選ばないことも、足先では効いてきます。指と指のあいだ、爪のわき、肉球のふち。ここは布では届きにくく、拭いたつもりで湿りだけが残る場所です。霧で当てれば、指を1本ずつ開かせなくても入ります。散歩から帰って、足先に吹きかけて、そのまま乾かす。連休明けの帰宅後3分は、これで埋まります。
この水がもともと何のために調べられてきた水なのかも、足先の話とつながっています。縫合した傷口の補修が通常より早いことに医師が気づいたことをきっかけに、創傷治癒の分野での検証が始まった水です。2002年の創傷治癒世界会議で発表されています。mofuwaスキンケアミストは、その水をそのまま容器に入れたものです。舐める場所に当てられる理由と、この水が調べられてきた経緯は、もとが同じところにあります。
舐められる前提で選べると、足先に当てる回数を1日の中で動かせます。連休明けの1週間は、回数のほうを気にせず足してください。舐める時間帯が分かっているなら、その山の前に1回入れておくのがいちばん効きます。前足2本の子なら帰宅の直後、4本ともの子なら家を出る10分前です。
跡のある足先が、連休明けからの2週間で2本から4本へ増えた/同じ1本だけを1日じゅう舐めていて、指のあいだが濡れて赤い/毛が短くなった面が日ごとに広がり、地肌がじくじくしている/舐める時間が2つの山に分かれず、夜中まで続いている。この4つは、連休の過ごし方では説明がつきません。数えた足先の本数と、メモに残した時間帯を、そのまま動物病院へ持っていってください。家で足す1本は、その日まで続けて構いません。
どっちの舐め方でも、連休明けに戻すのは前の時間割のほう
連休明けにやることは、連休前の時間割へ戻すことです。足先そのものを見張ることではありません。舐める時間は、1日の中の空いた場所へ入り込みます。空いた場所を先に埋めれば、足先のほうは後からついてきます。
| 1日の場所 | 連休中に起きていたこと | 明けの1週間で戻すこと |
|---|---|---|
| 朝、人が出ていく前 | 誰かが必ず家にいた | 出る10分前に足先へ1回 |
| 日中 | 人の出入りが続いた | 静かな場所と敷物を1つ決める |
| 帰宅の直後 | すぐに散歩へ出ていた | 足先を片づける3分を先に置く |
| 夜 | 寝る時刻が後ろへずれていた | 寝る時刻を連休前へ戻す |
連休明けに見つけた舐め跡は、見つけた日には止まりません。止まりはじめるのは、数え始めてから1週間後です。足先の本数と時間帯を、今週のうちにメモへ書いてください。来年の連休は、そのメモのとおりに前もって組めます。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 連休中に預けていました。預け先で舐めた跡なら、家では何もできませんか。
- できることはあります。預け先で始まった跡でも、続いているのは家に帰ってからだからです。預けた日数ぶん、その子の1日の形は一度こわれています。帰ってきた週に、起きる時刻と出かける時刻を連休前へ戻すのが先です。足先は、そのあと1週間かけて追いついてきます。預け先から「よく前足を舐めていた」と聞いているなら、家でも同じ時間帯に山が来ると考えて、その前に1回当ててください。
- 音がしないので気づきませんでした。舐めている時間帯は、どうやって見つけますか。
- 音は、寝ているあいだと留守番のあいだには届きません。かわりに、触って探します。1日に3回、決めた時刻に足先へ手を当てて、湿っているかどうかだけを記録してください。朝に湿っていれば夜中の山、帰宅時に湿っていれば日中の山です。3日ぶん記録すると、どちらか片方に寄ります。色を見るより、湿りを触るほうが1週間早く分かります。
- 猫も足先を舐めますか。前足の色が少し濃くなっています。
- 猫は毛づくろいで前足を使うので、もともと前足は濡れます。見分けるのは、左右そろっているかどうかと、毛が短くなっているかどうかです。毛づくろいで濡れるだけなら、色は毛先にとどまり、長さは変わりません。片方の前足だけが濃く、毛が短くなっているなら、そこに理由があります。連休中に休む場所が変わっていないか、その場所の床が冷たくないかを先に見てください。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
