C08季節・行事
川沿いを歩く日と、舗装路だけの日|草の高さが届く範囲を決める
川沿いの土手を歩くと、草の先が前足の付け根あたりまで届く区間が、散歩1回のうち7分ほど続きます。同じ距離を舗装路で歩いた日は、草に触れる場所が電柱の根元と側溝のふたの上に限られ、合計しても40秒ほどで終わります。川沿いと舗装路を分けているのは、草の高さが体のどこまで届くかです。水辺が近いぶん、5月の夕方は蚊の出てくる時間帯も早く始まります。気温が上がって湿度も動くこの季節の変わり目は、同じコースでも週ごとに条件がずれます。この記事では、草の先が届く高さと、その高さが続く区間の分数、この2つだけで川沿いと舗装路を比べます。
川沿いの草は、地面から何cmまで届くか|水辺の散歩で蚊より先に数えるもの
散歩コースを比べるときに、最初に数えるのは蚊の多さではありません。その日どこに何匹いたかは、翌日には確かめようがなくなります。代えて数えられるのは、草の先が地面から何cmまで伸びていて、その高さの区間が何分続くかです。高さと分数は、歩きながらでも書けて、来週も同じ場所で測り直せます。川沿いと舗装路の違いは、この2つの数字にほとんど出ます。
| 地面からの高さ | その高さで触れる場所 | 川沿いでの出方 |
|---|---|---|
| 0〜10cm | 前足の甲・肉球のあいだ | 舗装路でも、側溝のふたのまわりで届く |
| 10〜30cm | 後ろ足の内側・お腹の下 | 川沿いの土手では、ほぼ全区間で届く |
| 30〜50cm | 脇腹・前足の付け根 | 水辺の草が伸びる5月なかば以降に増える |
| 50cm以上 | 背中・首すじ | 刈り込みが入っていない区間だけ |
分数のほうは、スマートフォンの時計を1回見るだけで足ります。土手に上がった時刻と、土手を降りた時刻の差が、そのまま川沿いの区間です。同じ道を歩いても、途中で河川敷へ降りた日は分数が伸びます。7分だった週の次に11分になっていれば、コースが変わったのではなく、草が伸びて土手の上まで帯が広がったということです。
5月は換毛期の終わりにあたり、下毛が抜けて被毛の厚みが一段減ります。同じ高さの草が、先月より地肌に近いところまで届くようになります。気温と湿度が上がって、水辺の草の根元は昼を過ぎても乾きません。高さの表の2段目、地面から30cmまでの帯が、この時期にいちばん重くなります。
軸1・川沿いの区間は、水辺と草丈と蚊の時間帯という条件が同じ場所に重なる
川沿いがほかの道とちがうのは、3つの条件が別々の場所に散らずに、同じ区間へ重なることです。舗装路にも草はありますし、公園にも水はあります。土手の上だけは、草丈と水辺と、蚊が動き出す時間帯が、同じ7分のあいだにそろいます。条件が重なっている場所は、1つずつ外せません。だから川沿いは、外すか歩くかをコース単位で決める区間になります。
- 草の根元が乾かない:水辺に沿った草は、日が当たっても根元の湿りが残ります。30cmまでの帯を歩くと、お腹の下と後ろ足の内側が湿ったまま帰ります
- 風が抜けない区間がある:土手の斜面と草のあいだは、風が上を通り過ぎます。空気が動かない帯が、体の高さのすぐ下にできます
- 蚊の出る時間帯が早い:水辺のそばは、日が傾き始めた時刻から活動が始まります。舗装路で同じ気温になるのは、もう少しあとです
この3つのうち、飼い主が動かせるのは時間帯だけです。草丈は刈り込みの都合で決まり、水辺の位置は動きません。川沿いを歩きたい週は、コースではなく散歩の時刻を先に動かします。夕方の回を1時間早い側へ寄せるか、朝の回へ振り替えるか。土手の上の7分をそのまま残したいなら、そこへ入る時刻のほうを選び直すのがいちばん早く効きます。
帰ってからの手当ても、区間の分数で変わります。7分の帯を歩いた日は、お腹の下と後ろ足の内側が湿っています。室温が上がりきっていない5月は、そのまま寝床へ行くと、乾くまでに時間がかかります。川沿いを歩いた日だけ、帰宅後の拭き取りを30cmまでの帯に絞る、という決め方ができます。体じゅうを拭くより、歩いた高さだけを拭くほうが短く終わります。
軸2・舗装路だけの日に残る縁の草|川沿いを外しても水辺と蚊が近い場所の見分け方
舗装路に切り替えた日でも、草に触れる場所はゼロにはなりません。電柱の根元、側溝のふたの継ぎ目、駐車場の縁石のわき、街路樹の根元の土。ここに生えている草は、川沿いの土手より丈が低く、10cmを超えることがあまりありません。触れるのは前足の甲と肉球のあいだまでです。合計の分数も、立ち止まる回数で決まるので、40秒から1分ほどにおさまります。
| 見る場所 | 水辺が近いときの見え方 | 草の先が届く高さ |
|---|---|---|
| 側溝のふた | 継ぎ目から草が出て、下から音がする | 5〜10cm |
| 用水路のふち | コンクリートの目地に苔が残っている | 10〜20cm |
| 雨水ますの周り | 枠のまわりだけ土が黒く湿っている | 5cm前後 |
| 公園の池のそば | 柵の内側に、刈られていない帯がある | 30cm以上 |
| 田んぼぞいの農道 | 路肩の外側が、舗装のすぐ下から湿地 | 30〜50cm |
この表の下2行は、名前のうえでは舗装路でも、条件としては川沿いに近くなります。水辺の見分け方は、水が見えるかどうかではなく、土が乾いているかどうかです。川が見えない農道でも、路肩の土が黒ければ、蚊の出る時間帯は水辺と同じように早く始まります。逆に、川沿いでも護岸がコンクリートで、草が刈り込まれている区間は、舗装路と同じ扱いで構いません。
舗装路の日にやることは少なくなります。触れた高さが10cmまでなら、帰宅後に見るのは前足の甲と肉球のあいだだけです。1分に満たない接触のために、体じゅうを拭く必要はありません。ここを決めておくと、川沿いを歩いた日との差が記録の上ではっきりします。
高さ・分数・持ち物で並べる|川沿いと舗装路を、蚊と水辺の条件で比較する
2つのコースを、数えた2つの数字と、持って出るものの3列で並べます。どちらが良いという話にはなりません。週のうち何日をどちらに割り振るかを決めるための表です。
| 見るところ | 川沿いを歩く日 | 舗装路だけの日 |
|---|---|---|
| 草の先が届く高さ | 30〜50cm(区間によって背中まで) | 5〜10cm |
| その高さが続く分数 | 7分前後(河川敷へ降りると11分) | 合計40秒〜1分 |
| 触れる場所 | お腹の下・後ろ足の内側・脇腹 | 前足の甲・肉球のあいだ |
| 蚊の出る時間帯 | 日が傾き始めた時刻から | 気温が下がりきってから |
| 先に動かすもの | 散歩の時刻 | 立ち止まる場所 |
| 出る前の持ち物 | ハーネス・服・散歩バッグにひと吹き | 同じものを、バッグの外側だけに |
| 帰ってから見る範囲 | 地面から30cmまでの帯 | 前足の甲だけ |
表の6行目が、川沿いと舗装路で中身の変わらない列です。mofuwa においがしない虫よけスプレーは、散歩に出る前に、ハーネスや服、散歩バッグの側にかけるものです。その子の体に直接かけるものではありません。草の先が届く高さがどこまでであっても、かける先は持ち物のほうで変わらない、という使い方になります。持続の目安は約3時間なので、7分の区間を含む1回の散歩なら、玄関を出る前の一度で足ります。
この1本は、もともとペット用として企画されたものではありませんでした。開発のきっかけは、自分の子どもに使いたいものが見つからなかったことです。虫よけには、ディートやイカリジンといった成分が広く使われています。医薬部外品にも使われる確立した成分で、適正に使えば頼りになります。その一方で、においが強い、べたつく、口に入るのが気になる、という声があります。赤ちゃんの肌に毎日使うものとしてそれを選びたくなかった、という判断から始まって、人は気にならないけれど蚊が嫌がるとされる香り成分を選ぶ、という設計になりました。ディート不使用で、精油も入れていません。植物由来のメンタンジオールを使っています。
ここで注意して読んでほしいのは、無香料という表示ではない、という点です。mofuwaはこの1本を、無香料ではなく「においがしにくい設計」と説明しています。香りの成分は入っていて、それが人にはほとんど分からない濃さにしてある、という意味です。数字で見ると差がはっきりします。
散歩に出るたびにかけるものなので、においが残らないことには実用上の意味があります。ハーネスと服は、玄関の同じ場所に毎日戻ります。においの強いものをかけ続けると、乾燥した室内では、玄関まわりにその香りが積み上がります。犬もにおいに敏感で、猫はさらに精油を苦手とするといわれます。精油を使っていない設計にしてあるのは、犬と猫が同じ部屋にいる家を前提にしているからです。12の無添加で、化粧品に使われる原料でつくっています。
2週間、川沿いの7分を外して舗装路だけにしたのに、お腹の下や後ろ足の内側の赤みが同じ濃さで残っている/その場所が触ると熱を持っている/かけた持ち物ではなく、体そのものをしきりに舐めている/草の先が届かない高さのはずの背中に、同じ出方が広がってきた。ここまで来ると、コースの条件では説明がつきません。歩いた区間の分数と、赤みが出た日付を並べたメモを持って、動物病院の枠を取ってください。何分歩いた日から残り始めたかが、そのメモに書いてあります。
今週はどっちを歩くか|川沿いか舗装路かを、水辺の草丈と蚊の時間帯で決める
どっちを選ぶかは、その週の草丈を1回見てから決めます。土手に上がったところで、草の先が前足の付け根より上に来ていれば、その週の川沿いは30〜50cmの段に入っています。膝下で止まっていれば、まだ10〜30cmの段です。段が1つ上がった週は、時刻を動かすか、日数を減らすかのどちらかで釣り合いを取ります。
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週のはじめに、土手の草の先がどこまで来ているかを見る
前足の付け根より上か下か。この1点だけで、その週の段が決まります。
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段が上がっていたら、川沿いの日数を7日のうち3日までにする
残りは舗装路にします。ゼロにしないのは、そのコースを歩けるかどうかを見続けるためです。
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川沿いの日は、出る前にハーネスと散歩バッグへひと吹きする
体にはかけません。持続の目安は約3時間なので、玄関を出る一度で1回の散歩ぶんです。
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土手に上がった時刻と降りた時刻を、その場で書く
差が分数です。先週より伸びていれば、草が上まで広がっています。
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帰ってから、30cmまでの帯だけを見る
川沿いの日はお腹の下と後ろ足の内側、舗装路の日は前足の甲。見る範囲を先に決めておくと短く終わります。
4週間ぶん並べると、動いたものが分かれます。分数が伸びて赤みが出た週があれば、原因は草丈の側です。分数が同じで時刻だけ遅い週に出ていれば、動かすのは時計のほうです。どちらも動いていないのに出ている週は、コースの外に原因があります。川沿いと舗装路を行き来しているあいだに、この切り分けは自然に進みます。
今週やることは、土手の草の先が前足の付け根より上か下かを一度見て、その週の日数を決めることだけです。草は毎週伸びて、水辺の条件は来年も同じ時期に戻ってきます。高さと分数を書き残しておけば、来年の5月は見るところが分かった状態で始められます。持ち物のほうは、出る前にひと吹きするだけで変わりません。
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よくある質問
- 夏が終わっても使っている家があると聞きました。冬に持ち出す場面はありますか。
- 水辺のそばの草は、丈が落ちても地面から10cmほどは冬のあいだも残ります。用水路のふちや、田んぼぞいの農道を通るコースでは、季節が変わっても足元の条件はそれほど動きません。持ち物にかけるという使い方は、気温で変える必要がないので、ハーネスを手に取ったらひと吹き、という手順のまま通せます。室内を閉め切る時期は、においの強いものを玄関で使うと香りが残りやすくなります。臭気強度が水道水に近い設計は、冬のほうがむしろ分かりやすい差になります。
- 猫が同じ部屋にいます。犬の散歩の前に玄関で使っても問題ありませんか。
- 猫は精油のにおいを苦手とするといわれます。mofuwa においがしない虫よけスプレーは、その点を考えて精油を使わない設計にしてあります。そのうえで、使うのは犬の体ではなくハーネス・服・散歩バッグの側です。玄関先で、猫がふだんいる場所から離れた位置でかけ、そのまま外へ出るようにすれば、室内に霧が残る時間はごく短くなります。かけた持ち物を、猫が乗る場所へ直接置かないことだけ決めておけば足ります。
- 川沿いの景色が好きで、毎日歩かせたいのですが、日数を減らすしかありませんか。
- 分数のほうを割る手があります。土手を端から端まで7分歩いていたコースを、途中で舗装路へ降りて3分にすると、草の先が届く帯を通る時間が半分以下になります。景色は残って、条件だけが落ちます。河川敷まで降りると分数が伸びるので、降りる日を週に1日と決めておくと、記録の上でも比べやすくなります。日数を減らすか、1回の分数を減らすか、どちらで釣り合いを取るかはその家の都合で選べます。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
