C08季節・行事

外で敷いたシートとブランケット|寝床に戻す前に

公開日 2023年10月26日|文=mofuwa編集部

明るい日ざしの下、短い芝の上に広げたクリーム色のブランケットで休んでいる淡い色の犬
外で使った布が家に入ってから、どこを通って寝床に着いたか。においが残るのはその途中です。写真:Sarah Chai/Pexels

芝生に3時間敷いていたレジャーシートを、日が傾いてからたたんで車へ積みました。家に着いて広げ直した場所は玄関の床で、その横に同じ日に使ったブランケットが置かれ、夜には寝床へ戻っていました。翌朝、においが気になるのは布そのものより、寝床の側です。外で拾ってきたものは、布が乾いていく途中で、触れた場所へ少しずつ移っていきます。この記事で数えるのは、行楽で使った布が洗濯機に入るまでに家の中で通った場所の数です。消臭を考える場所は、布の表面より、その経由地のほうにあります。

敷いていた3時間より、たたんでからの半日|レジャーシートとブランケットに起きる変化

外に広げているあいだ、布はずっと風に当たっています。芝や土のかけらは載りますが、日が当たって風が通っているので、その子が寝転んだ面も乾いたままです。状態が動き出すのは、たたんだ瞬間からです。外側だった面とその子が横になっていた面が向かい合わせに重なり、風の通り道がなくなります。秋の夕方は気温が落ちるのが早く、車へ積むころには布の表面が湿り始めています。

行楽から帰った布が、洗濯機に入るまでに通る場所
経由した場所布がそこにいた時間そこで移るもの
車のトランク帰りの40〜90分たたんだ面どうしの湿り
玄関の床30分〜ひと晩外から来た土と、床のほこり
リビングの床やソファ夕方から夜まで布についた皮脂が布の外へ
その子の寝床そのままひと晩翌朝ににおう面ができる
洗濯かご早ければ翌朝、遅ければ数日湿ったまま重なって置かれる

表の右の列は、どれも布の上で起きたことではありません。布から出ていったものが、通り道の側に残っています。だから翌朝、レジャーシートを鼻に近づけても分からないのに、寝床のほうだけがにおう、ということが起こります。外で敷いた時間の長さを気にしても、この差は説明できません。

変化の向きも、行きと帰りで逆です。行きは乾いたものを広げに行きます。帰りは、湿ったものを閉じた家の中へ運び込みます。秋は窓を開けておく時間がだんだん短くなる時期で、部屋の換気の回数も夏より減っています。運び込む側の条件が変わっているのに、置き場所だけが去年と同じまま、ということが起きやすいのがこの季節です。ブランケットを寝床へ戻す前に一度手を止めるかどうかで、翌朝に残るものが変わります。

去年の行楽でレジャーシートとブランケットが経験した、においの移り方を数える

においのもとになるのは、外から載った土より、その子の体から布へ移った皮脂のほうです。皮脂そのものは、出たばかりの状態ではほとんどにおいません。布の上で空気に触れ、湿り気と温度がそろったところで雑菌が増え、そこからにおいが出てきます。外にいるあいだ雑菌が増えにくいのは、風が通って乾いているからです。たたんで車に積んだ時点で、その条件が3つとも裏返ります。

去年の行楽のあと、どこでにおいに気づいたかを思い出してみてください。玄関で気づいたのか、夜になって寝床で気づいたのか。気づいた場所が、布の経由地のうち最後の1つです。そこまでの道のりを1つずつ短くしていくのが、この記事の考え方です。布を何度も洗い直すより、通った場所を減らすほうが早く済みます。

経由地は、家の間取りによって数が変わります。玄関からすぐリビングという家なら3か所、一度ベランダに出せる家なら4か所です。数えるときは、布が5分以上とどまった場所だけを数えてください。手に持って通っただけの廊下は入りません。5か所を2か所にできれば、翌朝にどこを見ればいいかが分かります。

Note食器の置き場所と、布の通り道が重なっていないか

経由地を数えていると、キッチンの床が入ってくる家があります。行楽用の荷物をいったんキッチンに下ろす習慣があると、布の湿りがその子の食器のそばを通ります。食器と水皿は、毎日その子の口が直接つく場所です。布の通り道からは外しておくほうが、数える対象も減ってすっきりします。

寝床に戻す前の一手間|レジャーシートとブランケットの消臭に電解水を選ぶ背景

経由地をいちばん減らせるのは、玄関で布を広げたその場です。ここで表と裏に一度ずつ吹いておくと、リビングの床とソファを飛ばして、そのまま風の通る場所へ回せます。使うのは mofuwa 瞬間消臭スプレーです。玄関で吹いて、その日のうちに乾かして、翌朝に洗濯機へ入れる。この3つがつながると、経由地は2か所になります。

消臭には、香りを重ねてにおいを覆う考え方と、においのもとのほうに反応させる考え方があります。mofuwa 瞬間消臭スプレーは電解水100%で、香りを足していません。においのもとに反応して、においを感じにくくします。無香料なのは使い心地の都合ではなく、犬も猫も自分のにおいを好むからです。寝床に戻すブランケットに知らない香りが乗っていると、その子はまずそこを気にします。

もう1つの理由は、布がそのあとどう扱われるかにあります。ブランケットは、その子が顔をうずめて、なめる場所です。床にかけたものも同じで、かけた先はその子が必ず歩いて、そのあと足先をなめます。口に入ることを前提に成分を決めているから、寝床の布にも、その下の床にも、場所を選ばずに使えます。余計なものを入れていないぶん、車の後部座席や玄関マットのような家具まわりにもそのまま使えます。

  1. 玄関で広げる

    たたんだまま吹いても、重なった面には届きません。レジャーシートは裏返して、地面に接していた側から先に見ます。

  2. その子が寝ていた面を先に

    皮脂が多いのはこちらです。端から端まで一度ずつ吹き、吹き残しが出やすい四隅を後から足します。

  3. 拭き取りは軽く1回

    こすらず、面をなでるように拭き取ります。強くこすると、布の目の奥へ押し込むことになります。

  4. 風の通る場所で乾かす

    たたまずに広げたまま、2〜3時間置きます。乾かしきってからなら、寝床へ戻しても翌朝の面ができません。

レジャーシートとブランケットで、手を入れる順番も変わります。レジャーシートは地面側の面が土で、上の面に皮脂が乗ります。ブランケットは両面とも体に触れているので、裏表の区別がありません。レジャーシートは裏から、ブランケットは端から。順番を決めておくと、次の行楽でも迷わずに済みます。

Point行楽用の布は、家の布と混ぜない

外で使うブランケットを1枚決めて、家の寝床用とは分けておくと、経由地の数え方がずっと簡単になります。外用の1枚は、帰った日にかならず玄関で止まる。家用の1枚は、そもそも車に積まない。この線引きだけで、翌朝にどちらを見ればいいかが決まります。多頭で行くときは、頭数ぶん外用を用意しておくと、車の中で重ねずに済みます。

洗濯を翌朝に置く|レジャーシートとブランケットを次の行楽まで置いておかない理由

洗うタイミングは、次に出かける前ではなく、帰った翌日の朝です。次の行楽の前に洗うことにすると、そのあいだ布は洗濯かごか、たたまれた状態で棚にいます。湿りが残ったまま数日置かれるのは、経由地を1つ増やすのと同じです。翌朝に洗ってしまえば、経由地は玄関と洗濯機の2か所で終わります。秋の行楽が月に2回あるなら、この差は年に何回もの分かれ目になります。

布の側をここまで短くしても、においの残り方が変わらないことがあります。玄関で吹いて、翌朝に洗って、経由地を2か所にしたのに、寝床の同じ場所が2週間ずっとにおう。そのときは、布が運んだのではなく、その子の体から出ている量のほうが増えています。耳の内側、口のまわり、指のあいだ、おしりまわり。においの出どころに見当がついたら、いつから気づいたか、家のどこでいちばん強いかを書き留めて、その2週間のメモを持って動物病院で診察の枠を取ってください。経由地を数えた記録は、そのまま説明の材料になります。

行楽そのものを減らす必要はありません。外で3時間過ごした日は、その子にとって良い日です。変えるのは、帰ってから布が通る道だけです。玄関で一度止めて、乾かして、翌朝に洗う。次に出かける日は、外用のブランケットが乾いた状態で棚にあります。

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mofuwa 瞬間消臭スプレー

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本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。