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洗ったカバーが、二日たっても乾かない|乾ききる前に使う日が、必ず来る

公開日 2024年6月13日|文=mofuwa編集部

明るい窓のそばで、清潔なクリーム色のクッションの上に体をあずけている淡い色の犬
その子が顔をのせている面は、洗濯から戻るまでのあいだ、家の中でいちばん長く触られている布です。写真:Rufina Rusakova/Pexels

土曜の朝に洗ったベッドのカバーが、月曜の朝も冷たいままで、指の腹を押しつけると湿り気が返ってきました。生乾きです。梅雨の時期は湿度の高い日が続くので、カバー1枚が洗濯機から出てまた敷けるようになるまでに、48時間かかることがあります。晴れた日なら半日で戻ってくるものが、4倍の時間、手元から消えます。この記事が数えるのは、カバーが手元から離れている時間です。乾きを待つ側を動かすか、替えの枚数を足す側を動かすか。梅雨のあいだ、どちらで回すかを条件で決めます。

48時間かかる週に何が起きているか|生乾きのカバーが出る洗濯の条件

梅雨の時期は、湿度の高い日が数日まとめて続きます。気温は上がっているのに洗濯物が乾かないのは、室温と外の気温の差が小さく、空気のほうがすでに水を抱えているからです。季節の話としてはここまでで、あとは家の側の条件に下ろします。カバーが乾く家と乾かない家を分けているのは、干す場所に風が通っているかどうかと、そこに何枚ぶら下がっているかの2つです。加えて、梅雨は換毛期の終わりと重なる家が多く、抜けた毛が繊維に残ったまま洗うので、水を抱える面がもう一段増えます。

この記事では、カバーを洗濯機に入れた時刻から、また敷けるようになるまでの時間を数えます。晴れた日の外干しなら6時間から8時間。梅雨の室内干しで、風の通らない場所に他の洗濯物と並べると、48時間を超えます。同じ1枚を洗っているのに、手元から消えている時間が4倍から6倍になります。この時間が、以下の判断すべての土台になります。

カバー1枚が手元に戻るまでの時間を決める条件
条件時間が短くなる側時間が長くなる側
干す場所の風扇風機かサーキュレーターが当たっている壁に近く、空気が動かない
並んでいる洗濯物の量カバー1枚だけを離して干す家族の洗濯物と隙間なく並ぶ
カバーの厚み薄手の綿100%中綿の入ったキルト地
室温除湿しながら室温を保つ窓を閉めて温度だけが上がる
取り込む時刻朝に干して、夜に一度確かめる夜に干して、朝そのまま敷く

右の列が4つそろった週は、48時間では戻りません。そして梅雨の時期は、この4つが同時に右へ寄ります。洗濯の腕の問題ではなく、干す条件が全部そろって同じ方向へ動くからです。左へ戻せるのはせいぜい2つで、残りは家の作りのほうで決まっています。

カバーが手元にない48時間、その子はどこで寝るのか。梅雨の洗濯でいちばん抜け落ちるのが、ここです。替えがなければ、乾ききる前のカバーを戻すか、カバーを外したクッションに直接寝かせるかのどちらかになります。生乾きのカバーを敷く日は、洗い方をまちがえたから来るのではなく、48時間を待てなかった結果として来ます。だから手を打つ場所は、洗濯機の側ではなく時間の側です。

軸1・乾かす側を動かす|生乾きのカバーを、洗濯のあとの置き場所で減らす

48時間を短くする道は、干す場所の風と、並べる間隔の2つしかありません。洗剤を変えても、脱水を1分足しても、48時間が24時間になることはありません。動かせるのは、洗濯機から出したあとの側です。

この4つを全部やると、48時間が28時間から30時間くらいまで縮みます。それでも一晩では戻りません。乾かす側を動かして届くのは「2日目の夕方に戻る」までで、「翌朝に戻る」には届きません。梅雨の週に、洗った翌朝もう一度そのカバーを敷きたいなら、干し方の工夫だけで埋めるのは無理があります。

乾かす側を動かすときに増える手間も、先に数えておきます。干す場所を分ける、サーキュレーターを出して向きを決める、除湿機の水を捨てる。週に2回カバーを洗う家では、この3つが週6回になります。梅雨の6週間で36回です。この数字を見てから、次の軸を読んでください。

もう1つ、乾燥機のある家は話が変わります。ただしペットベッドのカバーは、中綿入りやゴム入りのものが多く、乾燥機で縮んで本体に入らなくなることがあります。縮むと次から伸ばしながら被せることになり、縫い目に力がかかって角から裂けます。乾燥機に入れてよいかは、洗濯表示の四角い記号が1枚ずつ答えを持っています。入れられる1枚と入れられない1枚が家にある場合は、入れられないほうを枚数で回すことになります。

軸2・替えの枚数を足す|乾いたカバーと生乾きのカバーを、洗濯の回転で比較する

枚数を足す側は、48時間を短くしません。48時間のあいだ、敷くものを別に用意します。カバーが2枚あれば、1枚が乾いているあいだにもう1枚を使えます。3枚あれば、48時間が72時間に伸びた週でも回ります。

乾かす時間を足す場合と、替えの枚数を足す場合の比較
見るところ乾かす時間を足す替えの枚数を足す
効き始める時期その週から買い足した日から
48時間の扱い28時間まで縮める48時間のまま回す
毎週増える手間干し方の手順が3つ増える洗う枚数が増える
梅雨が明けたあと手順をやめれば元に戻る枚数はそのまま残る
乾ききる前に敷く日減るが、ゼロにはならない予備がある週はゼロになる
においの残り方乾ききらない面に残る使っていない枚にも移る
向いている家干す場所に風を入れられる家しまう場所に余裕がある家

表の下から2行目が、枚数を足す側の見落としです。洗って乾かした予備のカバーも、しまっているあいだに部屋のにおいを吸います。梅雨の時期は、押し入れの中の布も湿ります。3枚に増やした家で、3枚目を出したときに「乾いているのに、においがする」と感じるのはこれです。生乾きのにおいと、しまっていた布のにおいは、出どころが違います。

48時間を短くする側と、48時間を待てるようにする側 左は干し方を変えて、カバーが戻るまでの時間そのものを縮めます。右は時間を縮めず、待っているあいだに敷くものを用意します。梅雨の週に、乾ききる前のカバーを敷く日を減らすには、右のほうが先に効きます。 どちらを選ぶかではなく、どちらを先に触るかの話です 乾かす側を動かす 48時間が28時間まで縮む 翌朝には間に合わない 毎週3つの手順が増える 梅雨が明けたらやめられる 干す場所に風が要る 枚数を足す側を動かす 48時間はそのまま動かない 翌朝に乾いた1枚を敷ける 洗う枚数のぶんだけ増える 来年の梅雨にも持ち越せる しまう場所とにおいが要る
先に足すのは枚数。干し方を整えるのは、そのあとです。

片側だけでは、乾ききる前に敷く日はゼロになりません。枚数を足しても、洗う回数が増えればまだ乾いていない枚も増えます。干し方を詰めても、週に2回洗う家では回転が追いつきません。梅雨の洗濯は、枚数を先に足して回転を確保し、そのうえで干し方を整える、という順番になります。

48時間が動かない週は、どっちを先に触るか|生乾きのカバーに使うものを決める

先に足すのは枚数です。干し方の工夫は、干す場所そのものを作り直さないと効き始めません。枚数は買った日から効きます。梅雨に入ってから慌てて手を打つなら、間に合うのは枚数のほうです。季節の変わり目に寝床ごと入れ替える家なら、その入れ替えを梅雨の手前へ寄せるだけで、枚数の問題は半分片づきます。

それでも、枚数を増やした家にも、乾ききる前のカバーを敷く日は来ます。予備の1枚を出したあと、次の1枚が48時間の途中にあるからです。2枚でも3枚でも、洗う回数が増えればどこかで追い越されます。その日に何をするかが、この記事のいちばん実際的なところです。

乾ききる前のカバーを敷く日に使うのは、mofuwa瞬間消臭スプレーです。敷く前に、その子が顔をのせる面と、体が乗る面の2か所へ吹きかけ、そのまま置いて乾かします。48時間を待てなかったぶんを、においの側で埋める形になります。

この1本をカバーへ直接使えるのは、中身が電解水だからです。カバーは、その子が顔を埋めて、口をつけて、そのまま眠る布です。48時間のうち、その子がその布に触れている時間は20時間を超えます。これだけ長く触れている面に吹きかけるものは、口に入ることを前提にして選ぶことになります。香りをのせて覆うつくりのものは、上から別のにおいを足すので、その子から見ると寝床の手がかりのほうが消えます。この1本は香りを足していないので、においのもとになっているものに反応して、感じ取れるにおいのほうを弱めます。敷いたカバーのにおいが薄くなっても、その子にとっての寝床は昨日と同じ場所のまま残ります。

同じ1本は、カバーを外したあとのクッション本体にも使えます。カバーだけを洗っても、中のクッションは洗濯していません。梅雨の6週間でカバーを12回洗った家でも、本体は1回も通していないことがあります。「洗ったのに、においがする」の半分はここから来ます。カバーを外したタイミングで本体の面に吹きかけておくと、次にカバーを戻したときのにおいの土台が変わります。ケージの床、車の座席、ソファの座面も、同じ扱いで足せます。

Caution48時間の記録が、乾き方では説明できなくなったとき

乾いた新しいカバーを敷いた翌朝から、その面だけがまた湿っている/48時間を28時間まで縮めた週も、においの戻る速さが変わらない/カバーを洗った日だけ、同じ場所を長くなめている/敷いたカバーの一点に、色の濃いしみが毎回同じ形でつく。こうした残り方は、乾くまでの時間では説明がつきません。洗った日付と、乾くまでにかかった時間と、においが戻るまでの日数を、3週ぶん並べた紙をつくってください。その紙を持って、動物病院へ行く日を先に決めます。乾き方の話なのか、その子の地肌や排泄の話なのかは、記録がそろっているほど早く分かれます。

手の甲を当てて温度で決める|生乾きのカバーの見分け方と、次の洗濯までの手

生乾きかどうかは、においではなく温度で見分けます。乾いた布は室温と同じ温度になっていて、手の甲を当てても何も感じません。水が残っている布は、そこから水が飛び続けているので、手の甲に当てるとひんやりします。においで確かめようとすると、鼻のほうが先に慣れてしまい、同じ1枚でも日によって違う答えが出ます。

この3つで冷たさが残った1枚は、敷く前に瞬間消臭スプレーを通してから使います。冷たさが消えるまで待てる日は待つ。待てない日は、敷く前のひと手間で埋める。梅雨のあいだ、この2つを行き来するだけで、乾ききる前のカバーを敷いたことが一日中気になる、という日は減っていきます。

今日できるのは、いま使っているカバーの替えが家に何枚あるかを数えることだけです。1枚しかなければ、梅雨に入る前に2枚目を足します。記録は紙の端で足ります。洗った日と、また敷けた日。この2つの日付が3組そろえば、来年の梅雨は枚数を迷わずに決められます。

Product

mofuwa 瞬間消臭スプレー

mofuwa 瞬間消臭スプレー

500ml / 2,420円(税込)

香りでマスキングせず、においの元に働きかける無香料タイプ。舐めても安心な処方なので、床や家具にも場所を選ばず使えます。

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よくある質問

乾燥機にかけてしまえば、梅雨でも48時間を気にしなくていいのではありませんか。
1枚ずつ洗濯表示を見て決めます。ペットベッドのカバーは中綿入りやゴム入りのものが多く、乾燥機に入れると縮んで本体に被せられなくなることがあります。縮んだカバーは伸ばしながら被せることになるので、縫い目に力がかかり、角から裂けます。入れられる1枚と入れられない1枚が家に混ざっている場合は、入れられないほうの枚数を先に足しておくと、48時間の週でも回せます。乾燥機があっても、枚数を数えておく意味は残ります。
生乾きのにおいがついてしまったカバーは、もう一度洗えば消えますか。
同じ条件でもう一度洗うと、48時間がもう1回増えるだけになります。洗い直すなら、干す側の条件を先に変えてからにしてください。1枚だけで風の通る場所へ移す、ファスナーを開けて内側に空気を入れる、除湿機を真下に置く。この3つを変えずに洗い直すと、乾くまでの時間が同じなので、においの戻り方も同じになります。そのうえで、次に敷く日は顔をのせる面から先に手を入れます。
予備のカバーは、何枚あれば足りますか。
週に何回洗うかで決まります。週1回の家なら2枚、週2回なら3枚が目安です。計算の形は、1週間に洗う回数に1を足した数です。48時間が72時間に伸びる週があるので、ちょうどの枚数だと必ずどこかで追い越されます。ただし増やした枚は、しまっているあいだに部屋のにおいを吸うので、4枚以上に増やすときは、出す前に一度風を通してから使ってください。枚数は多いほどよい、という足し方にはなりません。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。