C15組み合わせ提案

涙やけが気になる子のケアセット

公開日 2024年10月30日|文=mofuwa編集部

明るい部屋で、白いブランケットの上に伏せている白くふわふわした小型犬
目のまわりに使う2本は、同じ場所に当てながら、受け持つ原因を分けています。写真:SLZ/Pexels

朝、目頭の下の涙やけを湿らせたコットンで押さえて離すと、コットンには水のしみと、指先で触れると少しぬるりとする脂の跡が、別々に残っています。涙やけのケアを1本から2本のセットにするか迷っているなら、この2つの跡を手がかりにしてください。目のまわりの毛にたまる脂と、湿ったままの場所で増える菌は、同じ手では片づきません。反対に、食事にかかわる部分や、すでに色が変わった毛は、何本そろえても家のケアでは動きません。何を足して何を足さないかを、原因のうち家の手が届く2つから決めていきます。

食事・脂・菌のうち家で届くのは2つ|涙やけのセットを組む条件

涙やけのセットが受け持つのは、目のまわりの毛にたまる脂と、湿ったままの場所で増える菌の2つです。涙やけの原因として挙げられるものを3つに並べると、家の手が届くものと届かないものが、はっきり分かれます。セットの中身を考える前に、この線を先に引いておきます。線を引かないまま本数を増やすと、届かない原因のために手と時間を使うことになります。

涙やけの原因を3つに分けたとき、家の手が届くかどうか
原因目のまわりで起きていること家のケアで届くか
食事食べているものが涙やけに関係していると言われます届きません。見直す場所は家の外にあります
体から出る脂涙と一緒に目の下の毛へ運ばれ、乾いたあとも毛に残ります届きます。落とす手が要ります
菌涙で湿った時間が長い場所ほど、増えやすくなります届きます。整える手が要ります

表のいちばん上の行は、目の下をどれだけ丁寧に拭いても動きません。食事が関係していると言われる部分は、毛の上ではなく、体の内側の話だからです。ここまで家のケアで引き受けようとすると、拭く回数だけが増えていきます。フードを見直すかどうかをどこで決めるかは、2本の話を終えたあとに書きます。

残る2つは、どちらも目の下の毛の上で起きています。脂は毛に残るもの、菌は湿った時間の中で増えるもの。残るものは取り除けば片づきますが、増えるものは、取り除いたあとにその場所がどういう状態でいるかで決まります。同じ場所で起きていても、手を入れる向きが逆になるのが、この2つです。1本に両方を受け持たせると、落とす工程と整える工程の境目がなくなります。涙やけのセットを2本にするのは、この向きの違いをそのまま本数にするためです。

もう1つ、最初からセットの外に置くものがあります。すでに茶色く染まった毛の色です。涙やけの色は、毛の表面に乗った汚れとは違い、毛そのものが変わった状態です。染まった部分は、その毛が伸びて切られるか、抜けて生え変わるまで残ります。2本がかかわれるのは、これから目の下で起きることのほうで、いま見えている色を戻す役目は持っていません。

Note涙やけのセットに入れないと、先に決める2つ

食事にかかわる部分と、すでに染まった毛の色。この2つは、本数を増やしても家のケアでは動きません。先に外しておくと、残りの2本に何を期待するかがはっきりします。2本そろえれば涙やけの色が消えますという読み方は、この記事の組み方とは違います。セットが受け持つのは、脂と菌の2つだけです。

1本目は涙の跡にたまった脂を落とす水|涙やけセットのCLEAN側

1本目に置くのは、涙の跡にたまった脂を落とすための水です。涙が乾くときには水分が先に消えていき、涙と一緒にあった脂は、目の下の毛に残りやすくなります。残った脂の上には、次の涙と、顔についた細かな汚れが重なっていきます。朝のコットンに残っていた、指先で触れると少しぬるりとする跡は、この重なりのいちばん上の層です。

mofuwa 目にやさしい涙やけクリーナーは、この脂を受け持つ1本と、次の節で書く湿った時間を受け持つ1本の、2本で1組になっています。1本目が01(CLEAN)です。中身はグルーミングスプレーと同じ系統の水、高機能性電解還元水で、たまった脂と混ざり合って、コットンで拭き取れる状態になります。目に入る場所に使うものなので、水だけの処方でつくりました。界面活性剤も香料もアルコールも入れていません。脂を相手にしながら洗浄成分を足さずに済むのは、水そのものが脂と混ざり合う性質を持っているためです。

  1. 01を、先のとがったキャップからコットンに取る

    キャップの先が細いので、目元に直接落とすことも、コットンに量を決めて出すこともできます。慣れるまでは、コットンに取るほうが1回の量を読みやすくなります。その子の顔の前でボトルを傾けずに済むのも、コットンに取る利点です。

  2. 目頭の下に当てて、毛の根元へ揉み込む

    こすらず、コットンを当てたまま指先で小さく動かします。脂が残りやすいのは、毛先より皮膚に近い根元の側です。表面をなでるだけでは、そこまで水が回りません。目の下の毛を指の腹でそっと起こしてから当てると、根元まで届きます。

  3. コットンを替えて、拭き取る

    揉み込んだあとは、新しいコットンか、使っていない面に替えて、浮いた脂と汚れを移し取ります。往復させずに、一度で離します。コットンに移ったものの色と手ざわりが、その日に目の下から取れたものの中身です。

01で拭き取り終えた目の下は、脂が取れた状態で、まだ湿っています。ここが、涙やけのケアを1本で終わらせない理由です。脂を落としたことで、次に気にするものが「残るもの」から「増えるもの」に移りました。拭いた直後の目のまわりは、この先しばらく湿った時間を過ごします。その時間を受け持つのが、2本目です。

2本目は拭いたあとの湿った時間を整える|涙やけの落とす手と整える手の違い

2本目は、拭き取ったあとの目のまわりが湿っている時間のためにあります。菌は、脂のように毛に残っているものではなく、湿った場所で時間とともに増えていくものです。だから取り除く手ではなく、拭いたあとの状態を整える手が要ります。1本目と2本目で、見ている時間が違うと言い換えることもできます。1本目は拭く前までにたまったもの、2本目は拭いたあとにこれから起きることです。

02(CARE)の中身は、スキンケアミストと同じ系統の水、高機能性電解酸化水です。菌のケアと保湿を受け持つ側で、拭き取ったあとの目元に揉み込み、なじませて終えます。01と同じく、目に入る場所に使う前提で、水だけでつくっています。1本目がアルカリ側、2本目が酸性側と、同じ電解水でも性質は逆の側にあります。涙やけクリーナーが2本に分かれているのは、目のまわりで受け持つ原因が2つあるからです。

01(CLEAN)と02(CARE)が受け持つもの 涙やけクリーナーの2本は、同じ目のまわりに使いますが、受け持つ原因と使い終わりの形が違います。左に落とす側、右に整える側を並べました。 01 CLEAN|落とす側 受け持つ原因:たまった脂 見ている時間:拭く前までの分 水の系統:高機能性電解還元水 使い方:揉み込んで拭き取る 目に入る前提:確かめてある 02 CARE|整える側 受け持つ原因:湿った場所の菌 見ている時間:拭いたあとの分 水の系統:高機能性電解酸化水 使い方:揉み込んでなじませる 目に入る前提:確かめてある 逆の順番にすると、脂が残った毛の上に整える水を置くことになります
2本は同じ場所に使いますが、受け持つ原因が違います。使う順番は01から02です。

湿った時間を気にしているのに保湿というのは、逆のことを言っているように聞こえるかもしれません。ただ、毛が濡れていることと、皮膚にうるおいがあることは、別の話です。目の下の皮膚は、涙で濡れては拭かれる、を毎日くり返しています。拭くたびに、表面の水分も一緒に持っていかれます。02が整えるのは、濡れた毛をそのままにしておくことではなく、拭かれ続けている皮膚のほうです。

使う順番は01から02です。逆にすると、脂が残ったままの毛の上に、整える水を置くことになります。コットンを01用と02用で分けておくと、順番を取り違えません。キャップの色や番号を見なくても、手に取るコットンの枚目で、いまどちらの工程にいるかが分かります。

Point2本目で終わる形を、毎回同じにしておく

02は揉み込んでなじませたところで終わりです。そのあとにもう一度乾いたコットンでこすったり、1本目に戻ったりすると、2つの工程の境目がまたあいまいになります。落として、整えて、コットンを捨てる。終わりの形が毎回同じなら、家族の誰が手を入れても、目のまわりで起きていることは同じになります。

涙やけクリーナーを比較するときの3つの物差し|1本か2本かの使い分け

涙やけクリーナーを比較するときは、値段や量を見る前に、3つの物差しを当ててください。目に入る前提で確かめてあるか、舐める前提で確かめてあるか、落とす工程と整える工程が分かれているか、の3つです。どれも、目のまわりという場所の条件から出てくる物差しなので、商品の名前を知らなくても当てられます。

涙やけクリーナーを比較するときに当てる物差し
物差し何で確かめるか涙やけで要る理由この2本の場合
目に入る前提で確かめてあるか眼刺激性試験の表示目頭のきわに使えば、まばたきで目に入ることがある眼刺激性試験を確かめてある
舐める前提で確かめてあるか清涼飲料水の規格基準など、口に入る前提の記録目の下から鼻の横は、舌や、顔を洗った前足が通る清涼飲料水の規格基準を確かめてある
落とすと整えるが分かれているか本数と、使う順番の表示脂と菌は、手を入れる向きが逆になる01(CLEAN)から02(CARE)の2本
目のまわりに残るものを足していないか無添加の表示の中身拭いたあとも、使ったものは目の下にとどまる界面活性剤・香料・アルコールなど9成分を使っていない
色について何と言っているか説明の文染まった毛は、生え変わりを待つしかない色を戻すとは言っていない
まとめると1〜3行目を先に当てる4・5行目は、3つを満たしたものどうしで比べる3つとも満たす1組

1行目と2行目は、日本食品分析センターの試験報告書で確かめています。mofuwaの中で、眼刺激性試験と清涼飲料水の規格基準の両方を確かめているのは、この涙やけクリーナーだけです。そのうえで、ここから言えないことも書いておきます。試験を通っていることは、どの子にも刺激が起きないという約束ではありません。清涼飲料水の規格基準も、成分の基準を満たしているという話で、飲むためのものという意味は持っていません。使ったあとにしきりに目をこするようなら、その日はそこで止めてください。

5行目は、読み飛ばされやすい物差しです。説明の中に、茶色くなった毛の色が戻ると読める言い方があるときは、その文がどちらの毛の話をしているのかを確かめてください。これから目の下にたまる汚れの話なのか、すでに染まった毛の話なのか。2つが混ざった説明のまま選ぶと、何か月たっても色が変わらないことを、選んだものの失敗だと受け取ってしまいます。

いま1本を使っていて、次を足すか迷っているなら、足すものは「いまの1本と受け持つ原因が違うもの」にしてください。同じ側をもう1本足しても、手が届く原因の数は増えません。いま手元にあるものがどちらの側なのかを、下の表で確かめてから決めます。

いま使っているものから、涙やけのセットに何を足すか
いま使っているもの受け持っている原因足すもの
ぬるま湯とコットン表面に出た涙脂を落とす側と、整える側の両方
落とす側の1本たまった脂拭いたあとを整える側
整える側の1本湿った場所の菌脂を落とす側。使うのは落とす側が先
目のまわりの2本脂と菌目のまわりには足さない。口のまわりが気になるときだけ別の1本

表のいちばん下の行が、このセットに3本目が入るかどうかの線です。涙やけが気になる子の中には、口のまわりの毛も、食べこぼしやよだれで汚れている子がいます。口のまわりは、その子の舌が一日に何度も通る場所です。ここには目のまわりの2本を回さず、舐めることを前提に電解水だけでつくったmofuwa スキンケアミストを、コットンに取って当てます。スキンケアミストは、目の中には入れません。目に入る前提で確かめてあるのは、目のまわりの2本のほうです。食器を片づけたあとに口のまわり、洗面所で目のまわり、と使う場所を分けておくと、ボトルを取り違えずに済みます。

Cautionコットンに移るものが変わったら、2本の受け持ちの外

コットンに黄色や緑がかった目やにが混ざる、白目が赤い、片方の目だけ濡れる範囲が急に広がった、前足で目をこすり続ける。こうした変化は、脂と菌を受け持つ2本の外側で起きていることです。拭き方を変える前に、動物病院で目そのものを診てもらってください。涙やけに食事が関係していると言われる部分も、フードを見直すかどうかを含めて、動物病院で相談してから決めるのが順番です。家で先にフードを替えてしまうと、目のまわりで何が変わったのかを、あとから切り分けにくくなります。

鏡の横に01・02・コットンの順で並べる|涙やけのセットを続ける時期の見方

2本のセットは、置き方まで決めてはじめて、毎回同じ手順になります。洗面所の鏡の横に、左から01、02、コットンの箱の順で並べてください。使うときは左から手を伸ばしていけば、順番を考えずに済みます。口のまわり用の1本は、食器の近くに別に置きます。目のまわりの2本と同じ棚に並べないのは、手に取る場面が違うからです。

続けて変わるものと、変わらないものも分けておきます。変わらないのは、すでに染まった毛の色です。色が入れ替わるのは、その毛が伸びて切られるか、生え変わる時期になります。続けているあいだに見ておけるのは、コットンに移るものの色と手ざわりのほうです。始めた週と1か月後に、使い終えたコットンを1枚ずつ写真に残しておくと、目の下で何が起きているのかを、毛の色より先に知ることができます。

涙の跡に気づいたら、鏡の横の01に手を伸ばす。脂を落として、整えて、コットンを捨てるところまでがひと続きです。棚に並んだ2本とコットンの順番が、そのままこの家の涙やけのセットの設計図になります。

Product

mofuwa 目にやさしい涙やけクリーナー

mofuwa 目にやさしい涙やけクリーナー

1,870円(税込)

眼刺激性試験をクリアした2剤構成。01(CLEAN)で目やにと涙の跡を浮かせ、02(CARE)で拭いたあとの環境を整えます。

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よくある質問

01だけ、または02だけを使ってもいいですか。
2本は受け持っている原因が違います。01だけで終えると、脂は取れても、拭いたあとの湿った時間がそのまま残ります。02だけにすると、脂が残った毛の上に整える水を置くことになります。使う順番は01から02で、2本でひと続きの手順になっている、と考えてください。
涙やけクリーナーで、茶色くなった毛の色は戻りますか。
戻りません。すでに染まった毛は、毛そのものの色が変わっているので、拭き取りでは元の色になりません。色が入れ替わるのは、その毛が伸びて切られるか、生え変わったときです。2本が受け持つのは、目の下にこれからたまる脂と、拭いたあとの湿った時間のほうです。色の変化で手応えを測ろうとすると何か月も答えが出ないので、見るのはコットンに移るもののほうにしてください。
スキンケアミストを、目のまわりにも使っていいですか。
目の中には入れないでください。スキンケアミストは舐めることを前提に電解水だけでつくったもので、口のまわりのように舌が通る場所に向いています。目に入る前提で確かめてあるのは、涙やけクリーナーの01と02です。同じ顔の中でも、目のまわりと口のまわりでボトルを分けておくと、場所ごとの条件を取り違えずに済みます。

本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。