C15組み合わせ提案
白い被毛の子のためのケアセット
夜10時、寝床に入る前のその子の前足を持ち上げると、指のあいだの白い毛が、なめたあとのよだれで湿って、うっすら黄ばんでいました。この段階なら、白い毛のケアとしてコットンで拭くと、黄ばみはコットンのほうへ移ってきます。白い毛の子のケアセットは、汚れがまだこの段階にあるうちに手が届くように組みます。湿ったまま日がたつと、色は毛の中へ入り、拭いてもコットンに移らなくなるからです。そうなった毛は、伸びて切られるか、生え変わるのを待つことになります。道具を何本そろえるかを考える前に、「その日のうちに手が届くか」という時間を物差しにしておくと、置く場所と使う順番が決まっていきます。
毛の上に乗っているか、毛の中に入ったか|白い毛のケアで家でできる範囲の境目
白い毛のケアで家でできるのは、汚れがまだ毛の上に乗っているあいだです。毛の中に入って色になったものは、拭いても洗っても毛から出てきません。この境目がいつ来るかを決めているのは、汚れが湿ったまま毛に触れていた時間です。だから白い毛の子のケアは、落とす力の強さより、その日のうちに手が届くかどうかで組み立てます。
白い毛の子と暮らしていると、朝は白かった足先が夜には灰色になっている、ということが毎日のように起きます。灰色のうちは、まだ毛の上の話です。汚れの行き先は、3つの段階に分かれます。
- 乗っている段階:土やほこり、体から出た脂、食べかす。拭いたコットンに色が移ります。その日のうちなら、ここで止められます
- しみ込んだ段階:よだれや涙、排泄のあとの湿りのように、濡れたまま毛に触れていたもの。触れている時間が長いほど、毛の中へ入って色として残りやすいと言われます。拭いてもコットンには移りません
- 生え変わりを待つ段階:色になった毛は、伸びて切られるか、抜けて生え変わるまで、その色のままです
3つを並べると、手を入れられるのは1つ目の段階だけだと分かります。色になる前に、その日のうちに手を入れられるかどうか。白い毛のケアに使うセットの中身も、この1点から決まります。どの場所が、1日のどの時刻に汚れるのか。そこに、その時刻に使えるものを置いておく、という組み方です。
乗っているのか、しみ込んだのかは、見た目だけでは分かりにくいことがあります。拭いたコットンに色が移るあいだは、まだ毛の上の汚れです。何度拭いてもコットンが白いままなのに毛の色が残っているなら、その色はもう毛の中にあります。そこが、こするのをやめて手を止める合図です。
目の下・口・足先・お尻を汚れる時刻に合わせて|白い毛のケアの順番で組むセット
手順は、色がつきやすい4か所を毎日見るところから始まり、場所ごとに使うものを1本ずつ決め、最後に湿りを残さないところで終わります。4か所は、1日のうちで汚れる時刻がそれぞれ違います。その時刻に手が届くように並べたのが、この順番です。
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手順1:色がつきやすい4か所を、毎日同じ明るさで見る
目の下、口のまわり、足先、お尻まわり。白い毛の子で色がつきやすいのは、どれも湿りと汚れが一緒に来る場所です。目の下には涙、口のまわりには食べかすとよだれ、足先には散歩の土となめたあとのよだれ、お尻まわりには排泄のあとの湿り。見るのは寝る前に1回、洗面所や窓ぎわのような明るい場所で。4か所それぞれ、灰色や黄ばみが出ていないか、指で触って湿っていないかを確かめます。
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手順2:散歩のあとの足先と体、排泄のあとのお尻まわりは、グルーミングスプレーで
足先と体に乗る汚れの多くは、土やほこりが、体から出た脂にくっついたものです。白い足先が灰色に見えるのは、この脂まじりの汚れです。体は毎日脂を出し続けるので、ゆうべ白くした足先も、夕方の散歩のあとにはまた灰色に戻っています。mofuwa グルーミングスプレーの中身は還元水100%。脂と混ざって乳化する性質があり、土をつなぎとめている余分な脂ごと浮かせて、コットンの側へ移します。持っていくのは汚れの原因になる脂だけで、セラミドやスクワランは毛と皮膚に残す設計です。散歩から帰った玄関で足先に吹き、指のあいだをコットンで拭いてから、体にも吹いてブラシを通します。口に入ることまで考えてつくられているので、帰ってすぐ足をなめ始める子でも、吹く量を控える必要はありません。排泄のあとのお尻まわりも、この1本で湿りごと拭き取っておきます。
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手順3:口のまわりはスキンケアミスト、目の下は涙やけクリーナー
顔の2か所は、体とは別のものを使います。口のまわりは、ごはんのあとに舌で何度もなめる場所です。ここに当てるのは mofuwa スキンケアミストです。なめ取られて口に入ることを最初から見込んだ処方なので、コットンに吹いてから口角とあごの下に当て、食べ終えたその場で、食べかすとよだれが混ざった湿りを拭いておきます。口角やあごの下の毛に湿りが残る時間が、それだけ短くなります。目の下には、mofuwa 目にやさしい涙やけクリーナーを。拭いたしずくがまばたきで目に入ってもいいように、処方を水だけにしてある2本組です。01(CLEAN)で目の下にその日たまった脂を拭い、02(CARE)をなじませて終えます。すでに色がついている毛が、この2本で白に戻るわけではありません。受け持つのは、これから色になるかもしれない、その日の分です。
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手順4:拭いたあとは、湿ったまま寝かせない
4か所とも、拭いたあとは乾いたコットンで押さえて、湿りを残さないようにします。白い毛に色を入れているのは、汚れそのものより、汚れが濡れたまま触れている時間のほうです。とくに足先の指のあいだと、口の下のあごの毛は、表面が乾いて見えても根元に湿りが残りやすい場所です。寝床に入る前に指で根元を分けて触り、ひんやりしていたら、もう一度押さえてから寝かせます。
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手順5:色になった毛は、切るか伸びるのを待つ
コットンに色が移らなくなった毛は、生え変わりを待つ段階に入っています。こすったり、人用の化粧品や色を抜くものを使ったりはしません。目の下や口のまわりは皮膚が薄く、こすった刺激のほうが残ります。気になるなら、トリミングのときに色の入った毛先を短くしてもらうのが近道です。切ったあとに伸びてくる毛に、手順1から4をその日のうちに続けていけば、色の入った部分は毛先の側へ押し出されていきます。
| 場所 | 汚れる時刻 | 乗るもの | 使うもの |
|---|---|---|---|
| 足先 | 散歩のあと・足をなめたあと | 土と脂、よだれ | グルーミングスプレー |
| お尻まわり | 排泄のあと | 湿りと汚れ | グルーミングスプレー |
| 口のまわり | ごはんのあと | 食べかすとよだれ | スキンケアミスト |
| 目の下 | 寝起き・1日を通して | 涙と脂 | 涙やけクリーナー(01→02) |
| まとめると | 汚れた時刻から、その日の寝る前まで | 4か所とも湿りと一緒に来る | 場所の性質で1本ずつ |
日をまたがせないのが白い毛のケアのコツ|色を残してしまう3つの手
白い毛のケアのコツは、汚れに日をまたがせないことに尽きます。色を残してしまう手は、どれも「あとでまとめて」から始まります。表にすると、3つとも戻し方まで1行で書けます。
| やってしまう手 | 起きていること | 戻し方 |
|---|---|---|
| 汚れを翌朝にまとめて拭く | よだれや涙が、湿ったまま夜を越える | 汚れた時刻にその場で。使うものを汚れる場所の近くに置く |
| 色を落とそうと強くこする | 毛の中の色は動かず、皮膚だけがこすれる | コットンに色が移らなくなったら、そこで止める |
| 拭いたあと湿ったまま寝床へ | 拭いたときの水分が、根元で長く残る | 乾いたコットンで押さえ、根元を指で確かめる |
3つのうち、いちばん多いのは1行目です。白い毛の汚れは1日かけて少しずつ増えていくので、夜にまとめて拭けば1回で済むように思えます。けれど、よだれや涙は昼のうちから毛に触れていて、夜に拭くころには半日たっています。使うものを汚れる場所の近くに分けて置くのは、このためです。グルーミングスプレーは玄関に、スキンケアミストは食器の近くに、涙やけクリーナーは寝床のそばに。汚れた時刻に、手を伸ばせば届く位置です。
2行目の「こする」は、白い毛の子の飼い主ほど起きやすい手です。色が見えているので、落とせる気がしてしまいます。ところが毛の中に入った色は、こする回数を増やしても動きません。動くのは、目の下や口のまわりの薄い皮膚のほうです。コットンに色が移らなくなった時点で、その場所はもう手順5の段階に入っています。そこから先は拭くのをやめて、次のトリミングの日を思い浮かべるほうが、その子の皮膚にも被毛にもやさしい選び方です。
足先の同じ場所だけ急に色が濃くなってきた、寝る前に触ると指のあいだがいつも湿っている、口のまわりやお尻まわりの皮膚が赤くただれている、片方の目の下だけ急に濡れるようになった。こうした変化は、その日のうちに落とせる汚れの話ではありません。拭いて片づけるより先に、動物病院の予約を入れてください。足をなめる時間や涙の量が変わったのには、家では分からない理由があることがあります。毎日寝る前に4か所を見ていれば、いつから、どこで、どう変わったかを、そのまま伝えられます。
4か所を毎日見て、拭くのは汚れが乗った日だけ|白い毛のケアの頻度とセットの置き場所
白い毛のケアの頻度は、見るのが毎日、拭くのは汚れが乗った日だけ、と分けて決めます。見る回数を減らすと、拭く日を逃します。拭く回数だけを増やしても、見ていなければ汚れは日をまたぎます。
- グルーミングスプレー:散歩から帰るたびと、排泄のあと。回数も量も数えずに、毎日使ってよい1本です
- スキンケアミスト:ごはんのあと、口のまわりに食べかすやよだれが残っているときに
- 涙やけクリーナー:目の下に湿りや脂が残っているのを見つけたときに、01と02の順で
- 乾いたコットン:拭いたら必ず。寝る前の確かめで湿っていたら、もう一度
頻度を場面で決めておくと、1日のうちに拭く回数は子によって違ってきます。散歩の多い子は足先の回数が、よく食べこぼす子は口のまわりの回数が増えます。それで構いません。変えずに続けるのは、寝る前に4か所を見る1回だけです。この1回が、その日のうちかどうかの最後の線になります。
色になった毛は、切るか生え変わりを待つかしかありません。次のトリミングの日を決めておくと、色の入った毛先をいつ手放せるかが見えるので、それまでのあいだに色を落とそうとこする手が止まりやすくなります。予約の日を、グルーミングスプレーを置いた玄関のカレンダーに書いておくと、毎日の足先のケアのたびに目に入ります。
玄関にグルーミングスプレー、食器のそばにスキンケアミスト、寝床の横に涙やけクリーナーと乾いたコットン。今夜も寝る前に前足を持ち上げて、指のあいだの白い毛を指で分けてみてください。その日のうちに拭いて乾かすことを続けていくと、色が入る前に拭けた日と、間に合わなかった日の違いが、次のトリミングまでに毛先の色として見えてきます。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- 白い毛についた色を、家で白く戻すことはできますか?
- 毛の中に入ってしまった色は、家で拭いたり洗ったりしても白には戻りません。その毛が伸びてトリミングで切られるか、抜けて生え変わるのを待つことになります。人用の化粧品や色を抜くものは、目や口のまわりの薄い皮膚には使わないでください。家でできるのは、これから伸びてくる毛に色を入れないよう、その日の汚れをその日のうちに拭いて乾かすことです。
- 毎日拭くと、白い毛や皮膚が傷みませんか?
- こすらずにコットンで押さえるように拭いて、乾かすところまで済ませれば、毎日でも続けやすい形になります。グルーミングスプレーが浮かせるのは、汚れをつなぎとめている余分な脂で、セラミドやスクワランまでは持っていきません。傷みにつながりやすいのは拭く回数より、色を落とそうと同じ場所を何度もこする動きのほうです。コットンに色が移らなくなったら、そこで手を止めてください。
- 猫の白い毛でも、同じ4か所を見ればいいですか?
- 4か所は猫でも同じです。猫は毛づくろいで体じゅうをなめるので、4か所に加えて、前足の甲のように本人がよくなめる場所に黄ばみが出ることもあります。スプレーの音を嫌がる猫なら、グルーミングスプレーは手のひらで受けてからなで、スキンケアミストはコットンに吹いてから当ててください。寝る前に湿りが残っていないかを指で確かめる形は、犬と変わりません。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
