C15組み合わせ提案

赤ちゃんがいる家のケア設計

公開日 2025年2月12日|文=mofuwa編集部

明るい部屋で、白いクッションの上に落ち着いて伏せているクリーム色の犬
赤ちゃんがいる家のケアは、その子の物を置く段を1つ決めるところから設計します。写真:https://kaboompics.com//Pexels

生後2か月の赤ちゃんの肌着をたたんでいたら、洗濯かごの底から、犬の足を拭いた布が1枚出てきました。赤ちゃんが家に来てから、ペットのケアに使う布やボトルは、気づかないうちに赤ちゃんの物のそばへ寄っていきます。赤ちゃんがいる家のケアの設計は、何を使うかを選ぶより先に、置き場所を赤ちゃんの物と混ぜないことでほとんど決まります。ペットの物を置く段を1つ決め、形の似たボトルを並べず、布の行き先を分ける。その子が舐める床と、その子の体に何を使うかは、そのあとで決めても間に合います。以下、その順番を5つの手順に分け、崩れやすい3か所まで続けて書きます。

置き場所を先に決める|赤ちゃんがいる家のケア設計で中身より前にあるもの

赤ちゃんがいる家のケアの設計で最初に決めるのは、ペットの物をどこに置くかです。何を使うかは、その次になります。赤ちゃんが来ると、家の中に「白くて、手のひらに収まって、似た形をした物」が一度に増えます。保湿用のミスト、おしりふき、ガーゼ、綿棒、小さなブラシ。ペットのケアに使う物も、スプレー、布、ブラシと、形の近い物ばかりです。

この2つの持ち物が混ざるのは、片づけが苦手だからではありません。夜中の授乳のあとや、手伝いに来た家族が片づけたあとに、いちばん手近な台へいったん置かれた物が、そのまま残るからです。いったん置いた場所は、翌日にはその物の場所になっています。混ざったときに起きることは、次の5つにまとまります。

5つ目は見落とされがちです。ペットの物を赤ちゃんの部屋にまとめて置くと、赤ちゃんが寝ているあいだ、その子のケアの道具が扉の向こうに閉じ込められます。ペットの被毛や皮膚を毎日見る時間が、置き場所ひとつで消えていきます。だから設計は、中身を選ぶ前に、置き場所から始めます。置き場所が決まっていれば、どれを使うかはあとから入れ替えても崩れません。反対に、選び抜いた物でも、赤ちゃんの物の横に並んだ時点で設計のほうが崩れます。

赤ちゃんの物と混ぜた置き方と、部屋と高さで分けた置き方 同じ物を使っていても、置き場所を混ぜた家と分けた家とでは、夜中や片づけのあとに起きることが変わります。 ペットのケアに使う物の置き方だけを比べています 赤ちゃんの物と同じ棚 白いボトルが同じ段に2本並ぶ 夜中は形と重さで手に取る 布は洗濯かごで一緒になる 寝ている部屋へ取りに入る 部屋と高さで分けた段 1つの段にスプレーは1種類 手に取る前に場所で分かる 布はかごの時点で別になる 昼寝中でも段から出せる 分けるのは中身ではなく、置き場所と布の行き先です
物の中身は同じでも、置き場所を分けると、取り違えが起きる場面そのものが減ります。
Note赤ちゃんの肌に使う物は、この設計の外に置きます

赤ちゃんの肌や、赤ちゃんが口に入れる物に何を使うかは、この記事では扱いません。赤ちゃんの物は、赤ちゃん用として作られた物を、その案内どおりに使ってください。ここで書くのは、ペットのケアに使う物の置き場所と、その子が舐める床、その子の体のことだけです。2つの持ち物を混ぜないという設計は、使う物の話を、それぞれの持ち主の側に分けておくことでもあります。

棚・ボトル・床・体・布の5段|赤ちゃんとペットのケアを混ぜない手順

手順は、棚、ボトルの形、その子の床、その子の体、布の行き先の5つで、上から順に決めていきます。前の2つは置き場所の話、後ろの3つは使う物と時間の話です。置き場所が先に決まっているので、3つ目からの商品は、決めた段に入るものだけを選べば足ります。

  1. 手順1:ペットの段を、赤ちゃんが寝る部屋の外に1つ作る

    最初に決めるのは部屋です。赤ちゃんが寝る部屋には、ペットの物の棚を作りません。寝ている部屋の中にあると、赤ちゃんが寝ている時間ほど扉を開けにくくなり、その子のケアが後回しになるからです。次に高さを決めます。赤ちゃんの手が届く高さは、寝返り、はいはい、つかまり立ちと進むたびに上がります。いまの高さで決めると数か月ごとに置き直すことになるので、つかまり立ちの頃まで見越して、大人の胸の高さの段を1つ、ペットの段にします。ペットのケアに使う物は、この1段に全部まとめます。

  2. 手順2:形の似たボトルを、同じ段に並べない

    赤ちゃんの保湿用のミストと、ペットの体に使うスプレーは、どちらも白くて手のひらに収まる大きさです。明るい時間ならラベルで見分けられますが、夜中の授乳のあとは、形と重さで手に取ります。そこで、1つの段にスプレーの形の物は1種類しか置かないと決めます。ペットの物は取っ手のついたかごに入れ、かごごと出し入れします。指がかごの縁に触れた時点で、ペットの物だと分かります。赤ちゃんの棚にはかごを使わない、と逆側も決めておくと、手の感触だけで区別がつきます。

  3. 手順3:その子が舐める床には、瞬間消臭スプレーを決めておく

    赤ちゃんが来ると、床を拭く回数が増えます。そのなかでここで決めるのは、その子の食器の下、寝床のまわり、トイレの前といった、その子が過ごす床です。スプレーした床は、その子がいずれ舐める床です。だから、ペットの段に置く床用の1本は、その舌がいずれ触れる面に使うものとして選びます。mofuwa 瞬間消臭スプレーは、スプレーした床をペットが舐めることを前提に、電解水100%でつくられています。香りを重ねてにおいを覆うつくりでなく、においのもとに反応させて感じにくくするつくりで、無香料です。その子にとって落ち着くのは、自分のにおいがする床です。赤ちゃんの物のにおいが一度に増えるこの時期に、その子の床にまで別の香りを足さずに済みます。置く場所はペットの段のかごの中で、赤ちゃんの物のために使うスプレーとは段を分けます。

  4. 手順4:その子の体は、赤ちゃんの昼寝の最初の10分にグルーミングスプレーで

    赤ちゃんの世話で1日が埋まっても、その子の体は毎日、脂を出し続けています。赤ちゃんが来たからといって、その子の背中に手を入れない日をつくりたくはありません。mofuwa グルーミングスプレーは、その毎日を実際に回せる形にしたスプレーです。還元水100%で、汚れのもとになる余分な脂は還元水と乳化して落ち、セラミドとスクワランは残るように考えられています。無香料でアルコールフリーなので、その子の体に別のにおいを重ねません。吹いたあとにその子が背中を舐めてもかまわない基準でつくられているので、10分のあいだ、量を数えずに背中から足先まで使えます。時間は、赤ちゃんが昼寝に入ってからの最初の10分です。ペットの段からかごを出し、段の前でスプレーしてブラシを通し、かごを段に戻すまでを1回で終えます。ブラッシングの前に吹いておくと、静電気で毛が立ちにくく、ブラシが根元まで通ります。

  5. 手順5:拭いた布は、洗濯かごの段階で赤ちゃんの洗濯物と分ける

    ペットの体や床を拭いた布は、洗濯機に入る前、かごに入れた時点で行き先が決まります。赤ちゃんの肌着やガーゼと同じかごに入れると、たたむときに初めて気づくことになります。ペットの布専用の小さなかごを、ペットの段の真下に1つ置きます。布の色もグレーなど1色に決めておくと、干すときにも取り込むときにも混ざりません。いつ洗うかは家ごとに違ってかまいません。分けておくのは、かごの段階です。

5つの手順で分けているものと、決め手
手順分けるもの決め手
1 ペットの段部屋と高さ赤ちゃんが寝る部屋の外で、大人の胸の高さ
2 ボトル形と手ざわり1つの段にスプレーの形は1種類。ペットの物はかごごと
3 その子の床床に使うものスプレーした床を舐める前提でつくられているか
4 その子の体使う時間と場所昼寝の最初の10分に、段の前で出して戻せるか
5 布洗濯の入口かごの時点で別になっているか

5つの手順を通すと、ペットの段に入る物は、グルーミングスプレーと瞬間消臭スプレーの2本と、ブラシと、グレーの布に収まります。段に入る数で止めておくのも、設計のうちです。段からあふれた物はいちばん近い台に置かれ、その台はたいてい赤ちゃんの物の台です。体に使う1本と、床に使う1本。役目の違う2本を1つのかごに入れておけば、その子のケアはかごを出すだけで始められます。

夜中の仮置き・手伝いの片づけ・つかまり立ち|赤ちゃんがいる家のケアが混ざり直す3か所と戻すコツ

5つの手順が崩れるのは、夜中の仮置き、手伝いに来た人の片づけ、赤ちゃんが立ち上がり始める時期の3か所です。どれも、決めた置き場所が1日だけずれるところから始まり、ずれた場所が翌日からの定位置になります。

赤ちゃんとペットの物が混ざり直す3か所と、戻すコツ
崩れる場所何が起きているか戻すコツ
夜中の仮置き夜中にその子の床を拭いたスプレーを、手近なおむつ替えの台に置いたまま朝になるペットの段の横に、戻す物だけを入れる浅い箱を置き、朝いちばんに箱ごと段へ戻す
手伝いの片づけ祖父母や家族が、見た目の似たボトルを同じ段にそろえて並べる中身を説明するより、かごごと分けておく。かごなら、中身を知らない人もかごごと戻せる
つかまり立ち赤ちゃんの手が届く段が上がり、ペットの段がその範囲に近づく段ごと1つ上か、別の部屋へ移す。中身とかごはそのまま動かす

3つとも、戻すときに中身を1つずつ直そうとすると続きません。戻すのは、かごや箱という単位です。夜中に使った物を戻す箱、手伝いの人でも戻せるかご、段ごと動かせるまとまり。ペットの物が1つのかごに収まっていることが、崩れたあとの戻しやすさを決めます。

崩れの手前で気づけるサインもあります。赤ちゃんの棚を開けたときに、グレーの布やかごの一部が見えたら、どこかで仮置きが始まっています。週に1度、赤ちゃんの棚にペットの物が1つもないことを確かめるだけで、3か所のずれは大きくなる前に戻せます。確かめる日は、ごみの日やシーツを替える日など、すでに決まっている家の用事に重ねておくと忘れません。

Caution昼寝中の10分に手が拾う、その子の皮膚と被毛の変化

毎日同じ時間に、同じ順番で背中から足先まで触っていると、昨日との違いが手で分かるようになります。背中や首まわりの同じ場所に赤みやかさぶたが続いている、ブラシを通すたびに白いかけらがまとまって出る、前は平気だった場所で手を当てると体を引く。こうした変化が1週間たっても引かないときは、ケアの10分より先に、動物病院を予定に入れます。いつから、どの場所か、昼寝中のケアで気づいたことをそのまま伝えれば足ります。

1段・1かご・2本で回す|赤ちゃんがいる家のケア設計を成長に合わせて見直すやり方

赤ちゃんがいる家のケアの設計は、最後はペットの段が1つ、布のかごが1つ、段に置くスプレーが2本という形に収まります。この形を、赤ちゃんの成長に合わせて見直していきます。

ペットの段に置くものと、置く位置
置くもの使う場所置く位置
グルーミングスプレーその子の体(背中から足先まで)段のかごの中。ブラシと並べる
瞬間消臭スプレーその子の床(食器の下・寝床のまわり・トイレの前)段のかごの中。床用のグレーの布と並べる
ブラシグルーミングスプレーのあとに通す段のかごの中
グレーの布体用と床用に1枚ずつ使ったら段の真下の布のかごへ

見直すのは、赤ちゃんの手が届く高さと、昼寝の時間の2つだけです。寝返りの頃、はいはいの頃、つかまり立ちの頃に、ペットの段の高さと、グルーミングスプレーを使う時間帯を確かめます。昼寝が午前と午後の2回から1回に減れば、その子のケアは残った1回の最初の10分へ移します。中身を入れ替える必要はありません。

猫がいる家では、もう1つ見直すものがあります。猫は胸の高さの段にも上がるので、かごにふたをするか、扉のある段にしておきます。高さの決め方は犬と同じで、赤ちゃんの手が届く範囲の外、そして毎日出し入れできる範囲の中です。スプレーの音に身構える猫には、グルーミングスプレーをいったん手のひらに取ってから、背中をなでるように使います。

胸の高さのペットの段に、かごが1つ。かごの中にはグルーミングスプレーと瞬間消臭スプレー、ブラシ、グレーの布。昼寝が始まったらかごを出し、10分で段に戻します。この形が毎日続くと、赤ちゃんの物を手に取るときに迷う場面がなくなり、その子の背中には毎日同じ時間に手が入るようになります。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

商品ページを見る

よくある質問

赤ちゃんの物に使う除菌スプレーと、その子の床に使うスプレーを1本にまとめてもいいですか。
この記事の設計では、1本にまとめずに分けます。1本にすると、そのボトルの置き場所が赤ちゃんの棚かペットの段のどちらかに寄り、もう一方の用途で使うたびに、ボトルが段をまたいで移動することになるからです。その子の床に使う瞬間消臭スプレーは、スプレーした床をペットが舐めることを前提につくられたものです。赤ちゃんの物には、赤ちゃんの物として作られたものを、その案内どおりに使ってください。
赤ちゃんが起きているあいだに、その子のケアをしてはいけませんか。
いけないわけではありません。昼寝の最初の10分をすすめているのは、両手が空いていて、ペットの段からかごを出して戻すまでを一度で終えやすいからです。起きている時間にするなら、赤ちゃんのいる部屋を出て、ペットの段の前で行います。ケアをする場所が段の前に決まっていれば、時間帯が変わっても、物が赤ちゃんの部屋へ流れていくことはありません。
ペットの段に置く物を、あとから増やしてもいいですか。
増やしてかまいません。そのときは、先にかごの空きを確かめます。かごに入らない物を足すと、その物だけが段の外に出て、いちばん近い台に置かれます。その台が赤ちゃんの物の台になりやすいことは、手順の中で書いたとおりです。1つ足すなら、かごに入る大きさのものにするか、かごを1つ大きくするかを先に決めてから買います。

本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。