C03使い方・お手入れ手順
真冬のケア手順
暖房を入れて40分たった夕方6時の部屋で、5か所を分けてみたら、地肌が見えたのは首のうしろと腰の上の2か所だけでした。冬のケア手順が空回りするのは、この見えた か所の数を数えていないからです。毛の上からかけた分は、冬毛の密度が上がった週には表面で止まります。数えるのは、5か所のうち地肌が見えた か所の数だけです。2か所の日に5か所ぶんかけても、届いた量は2か所ぶんのままで、残った3か所は翌日へそのまま持ち越されます。
5か所のうち地肌が見えたのは何か所か|冬のケア手順で先に数えるもの
真冬のケアで数えるのは、かけた回数ではなく、毛を分けて地肌が見えた か所の数です。夏と冬で変わるのは手順の中身ではなく、毛の密度のほうです。冬毛が詰まってくると、上から当てた分は毛の表面で横に広がり、根元まで下りません。見た目では、かけた場所と届いた場所の区別がつきません。分けた指のあいだに地肌が見えているか、それだけが届いたかどうかの証拠になります。
数える場所は先に5か所へ決めてしまいます。首のうしろ、背中の真ん中、腰の上、わきの下、内またです。この5か所は、毛の向きが変わる場所と、寝ているあいだに床や寝床に接している場所から選んでいます。5か所を固定するのは、日によって場所を変えると、届かないのが手の問題なのか場所の問題なのか分からなくなるからです。紙には日付と、見えた か所の数と、見えなかった場所の名前を書きます。
| 地肌が見えた か所 | その日にやること | 翌日へ回すもの |
|---|---|---|
| 0〜1か所 | 見えた場所だけに当てて終わる | 体勢の見直しを先にする |
| 2〜3か所 | 見えた場所に当て、残りは場所の名前だけ書く | 見えなかった場所を翌日の1番目に |
| 4〜5か所 | 順に当てて、指の腹で1回ならす | なし |
| 分けられなかった日 | 体を支える手の数を数え直す | 5か所の並びを変えない |
ここで当てるのが mofuwa スキンケアミストです。中身は高機能性電解酸化水100%で、精製水と浸透のしやすさを比べた自社の検証では35倍という数字が出ています。毛の表面にとどまるのではなく、地肌の側まで下りていくことを前提にした水だということです。ただし前提には条件がついていて、分けた指のあいだから入れないかぎり、その35倍は使われません。冬のケア手順で毛を分ける段が要るのは、この一点のためです。
この1本は場所を選びません。耳の内側、口のまわり、目のまわり、肉球まで同じものを使えます。中身が水だけで、なめても差し支えない水として検査を通しているためです。真冬は内またと肉球が当てる場所に加わるので、なめる場所に置けることがそのまま条件になります。わずかに塩素のようなにおいを感じる子がいるので、最初は首のうしろから始めて、鼻先から遠い場所で1回目を済ませます。
膝にのせる・毛を分ける・見えた場所だけに当てる|冬のケアの順番
手順は5つです。暖房を入れた部屋で膝にのせ、5か所の並びを紙で確かめ、片手で毛を分け、地肌が見えた場所にだけ当て、指の腹で1回ならして次へ進みます。順番は体勢が先、道具はあとです。冬のケアの順番を道具から始めると、分ける手がふさがったまま5か所を回ることになります。
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1|暖房を入れて30分たった部屋で、膝にのせる
立った姿勢では、毛を分ける手と当てる手で両手が埋まり、体を支える手が残りません。膝にのせると、太ももが支えの役をするので手が2本空きます。床に座って、その子の背中がこちらの体に沿う向きにします。
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2|5か所の並びを、紙で確かめてから触る
首のうしろ、背中の真ん中、腰の上、わきの下、内また。この順で回ります。並びを毎回同じにしておくと、途中で降りてしまった日でも、どこまで進んだかが数字で残ります。
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3|片手の親指と人差し指で、毛を左右へ分ける
毛の流れに逆らわず、生えている向きと直角に分けます。冬毛の詰まった週は、分けた筋が指を離した瞬間に閉じます。閉じる前に地肌が見えたかどうかだけを見て、見えなければその場所は数に入れません。
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4|見えた場所にだけ、筋の底へ当てる
分けた筋を開いたまま、底の地肌へ向けて当てます。毛の上からではなく、開いた溝の中です。当てる量は気にしなくてかまいません。中身は水だけなので、多いぶんが毛に残って固まることがありません。
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5|指の腹で1回ならして、次の場所へ
分けた筋を閉じるように、指の腹で毛を元の向きへならします。こするのではなく、置いた手を一方向へ滑らせるだけです。ならし終わったら次の場所へ移り、5か所を回り終えたところで、見えた か所の数を紙に書きます。
真冬にこの1本が向いているのは、あとに何も残らないからです。油分を足していないので、乾いたあとの毛が重くならず、分けた筋がもとの向きへ戻ります。mofuwa スキンケアミストを使ったあと、同じ場所をもう一度分けても、指のすべり方が変わりません。冬のケアを毎日続けるうえで、これは回数の話に直結します。前の日に置いたものが毛に残る作りだと、翌日は分ける前に落とす段が1つ増えます。
時刻は夕方に寄せます。暖房を入れてしばらくたった部屋では、その子は自分から人のそばへ来て、膝にのる時間が長くなります。冬のケアは、体勢を作りに行くのではなく、体勢ができている時間に合わせるほうが続きます。朝の出かける前に回そうとすると、膝にのる前に立ち上がられて、分ける手が間に合いません。時刻と場所をそろえたうえで、5か所の並びだけを動かさずにおきます。
猫では、分ける段の前に1つ条件が増えます。毛づくろいで毛の向きがそろっている時間帯があり、その時間は分けた筋が閉じにくい。逆に、寝起きで毛が寝ている時間は、同じ5か所でも見える か所が1つか2つ減ります。猫の被毛は密度そのものが犬より高いので、見えた か所が3か所そろえばその日は十分です。数字の上限を犬と同じにしないでください。
見えない か所が増える日|冬のケアのコツは手を2本空けること
見えた か所が減る日は、毛の密度より手の数のほうが理由になっています。片手でその子を支え、片手で毛を分け、片手で当てる。数えると3本必要で、1本足りません。冬のケアのコツは、足りない1本を体勢のほうで作ることです。膝、太もも、壁ぎわ、座る向き。道具の持ち方を工夫する前に、支えを手から外します。
- 立ったままの姿勢で回そうとする:支える手が1本取られるので、分ける手か当てる手のどちらかが消えます。5か所のうち2か所で止まる日は、まずここを疑います
- 毛の向きと同じ方向に分けようとする:流れに沿って分けても筋が開きません。生えている向きと直角に、左右へ押し広げます
- 見えていない場所にも当てて回る:5か所ぶん当てた気になりますが、届いたのは見えた か所ぶんだけです。数と量が合わなくなるので、見えなかった場所は名前だけ書いて飛ばします
減った か所の戻し方は、場所を増やすのではなく体勢を1つ戻します。4か所まで見えていた子が2か所に落ちたら、5か所の並びはそのままにして、膝にのせる時刻を前の週と同じに戻します。3日で数字が戻れば、体勢の側の話でした。戻らないときは、毛の密度が上がったのか、皮膚の側で何かが起きているのかを分けて見ます。
分けた筋の底が、見るたびに白い粉のようなもので埋まっている日もあります。これは見えた か所に数えてかまいません。地肌が見えているという意味では条件を満たしているからです。数えるのは見えたかどうかで、何が見えたかは別の欄に書きます。数と状態を同じ欄に混ぜると、あとから読み返したときに、届かなかった週と、届いたけれど状態が変わった週が区別できなくなります。
5か所のうち4か所は見えているのに、分けた瞬間だけ体をひねる/同じ1か所だけが2週間見えない/分けた筋の底がさわって熱い、赤く見える/ならす手を入れると、その場所をあとで長くなめている/膝にのること自体をやめてしまった。こうした形は、毛の密度や体勢の側だけでは説明がつかないことがあります。皮膚の側に理由があるときは、見えた か所を増やしても状態は動きません。5か所の名前と、見えた か所の数を書いた紙を持って、動物病院で体のほうを見てもらう日をつくってください。どの場所が、いつから何か所に減ったのかが、紙1枚で伝わります。
3月までの毎日へ渡す|冬のケアのやり方を、か所の数で引き継ぐ
12月から3月までのあいだに、見えた か所の数は上下します。上下の理由は毎回同じではなく、暖房を入れた時間、その子が寝ていた場所、毛が生え替わる時期が重なります。数字だけを並べておくと、あとから理由のほうを当てはめられます。
| 時期 | 見えた か所 | 見えなかった場所 |
|---|---|---|
| 12月上旬 | 4か所 | 内また |
| 1月中旬 | 2か所 | わきの下・内また・背中の真ん中 |
| 2月上旬 | 3か所 | わきの下・内また |
| 3月上旬 | 5か所 | なし |
1月にいちばん減り、3月に戻っています。冬毛の密度が上がる時期と、床が冷えて内またを見せる姿勢を取らなくなる時期が重なるためです。減ったからやめるのではなく、減った か所の名前を翌日の1番目に回します。わきの下と内またが2週間続けて見えないときは、5か所の並び順を入れ替えて、見えない2か所を先に持ってきます。並びは変えても、場所そのものは変えません。
毎日続けるのは5か所ぶんではありません。見えた か所ぶんだけです。1か所の日もあれば5か所の日もあって、平均を上げることが目的にはなりません。冬のケアのやり方として残るのは、分けて見るという一手と、見えた数を書くという一手の2つだけです。手順の5段は季節が替わっても同じなので、春に覚え直すものはありません。被毛の密度が下がれば、同じ手で見える か所が勝手に増えます。
今夜は、膝にのせて首のうしろを1か所分けるところまでで足ります。見えたら当てて、指の腹でならして、紙に1と書きます。数字が並びはじめると、来年の1月にどこから減るのかが、去年の紙で分かります。
Product
mofuwa スキンケアミスト
200ml / 3,300円(税込)
アルコール・添加物・香料・界面活性剤・鉱物油・オイル・着色料・防腐剤の8つがフリー。気になる部分に直接なじませて、肌のコンディションを整えます。
商品ページを見るよくある質問
- 毛を分けても地肌がまったく見えません。強く押し広げてよいのでしょうか。
- 力を足すより、分ける向きと場所を変えてください。生えている向きと直角に、親指と人差し指で左右へ押し広げるのが基本の向きです。それでも見えないときは、その場所を数に入れずに次へ進みます。見えない場所を無理に開こうとすると、指のあいだで毛が引っぱられて、翌日は膝にのること自体を避けられます。密度の高い子では、5か所のうち2か所しか見えない週が普通にあります。
- 当てる量は、1か所につきどれくらいが目安になりますか。
- 量の目安は決めていません。中身は水だけで、なめても差し支えない水として検査を通しているので、多い少ないを数えずに使えます。目安にするのは量ではなく、分けた筋の底が湿ったかどうかです。筋を閉じたあとに指で触って、地肌の側が湿っていれば届いています。毛の表面だけが湿っているときは、分けが足りていません。
- 朝と夜の2回やったほうが、冬は早く変わりますか。
- 回数を増やすより、同じ時刻に1回を続けるほうが数字が安定します。朝は膝にのる前に立ち上がられることが多く、分ける手が間に合いません。2回にするなら、夜の1回を軸にして、朝は首のうしろだけの1か所に絞ってください。場所と時刻を同じ日に2つ動かすと、見えた か所が減ったときの理由が読めなくなります。
本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
