C01ブランド/開発ストーリー
なぜ「mofuwa」なのか。名前に込めたもの
「mofuwa」は、もふもふと、ふわふわからきています。ひねりのない名前です。ただ、会社名の「ワンテンス」が技術の仕様からできているのに対して、ブランド名のほうは使ったあとの状態から付けました。この記事では、なぜそちらを選んだのか、そして「ふわふわ」が何を指しているのかを書きます。
成分ではなく、状態を名前にした
ペットケア用品の名前は、成分や機能から付けられることが多いものです。◯◯ウォーター、△△ケア、□□シャンプー。中身が分かりやすく、棚でも探しやすい。何をするものかが名前だけで伝わるのは、それだけで大きな利点です。
mofuwaはそうしませんでした。名前にしたのは、使ったあとに手のひらが感じる状態のほうです。もふもふ、ふわふわ。擬態語なので厳密さはありませんが、飼い主が求めているものにいちばん近い言葉でした。実際、飼い主どうしの会話で出てくるのは成分の名前ではなく、こういう手ざわりの言葉のほうです。
会社名の「ワンテンス」が技術の仕様そのものであるのに対して、ブランド名は結果の側から付けている。入口と出口で、名前の作り方を変えていることになります。入口では中身を確かめてもらうための言葉が要り、出口では手に取る理由になる言葉が要る。同じ会社の名前でも、役割が違えば選ぶ言葉も変わります。
製品の名前のほうは、逆に機能から付けています。グルーミングスプレーは、吹きかけてブラシを入れる道具で、名前がそのまま手順になっています。棚の前で要るのは機能の名前で、使い終わったあとに手に残るのは状態の名前。名前を2階建てにしたのは、その両方が必要だったからです。ブランド名だけでは何をする製品か分からず、製品名だけでは何のためにやっているのかが残りません。
ワンテンス=ナノレベルのさらに1/10という細かさを制御できる技術に由来する社名。
mofuwa=もふもふ・ふわふわという、使ったあとの状態に由来するブランド名。技術の話をしたいときは前者、暮らしの話をしたいときは後者を使っています。
幸せになってほしいのは、ペットだけではない
この名前に込めたのは、もふもふふわふわになって、ペットも幸せ、飼い主も幸せになってほしいという願いです。ふわっと幸せになる、という感じの言葉にしたかった。
ここで大事なのは「飼い主も」の部分です。ペットケア用品は、ふつう動物のためのものとして語られます。でも実際に毎日それを手に取るのは飼い主で、続くかどうかは飼い主の負担で決まります。
毎回15分かかるケアは、良いものでも続きません。忙しい日に飛ばし、飛ばした日が続いて、いつのまにか棚の奥に置かれる。中身がどれだけ良くても、そうなってしまえば意味がなくなります。動物にとって良いことと、飼い主が続けられることの両方が揃って、はじめて日常になる。だから名前にも、両方を入れました。
ブランドのコピーが「ふわっと、しあわせ。」なのも、同じ考え方からきています。
「ふわふわ」のとき、毛の中で起きていること
擬態語で名前を付けた以上、それが何を指しているのかは説明しておく必要があります。ふわふわに見える状態は、感覚の問題であると同時に、物理的な状態でもあります。
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毛が1本ずつほぐれている
もつれたまま束になっていると、毛は寝てしまいます。1本ずつ分かれていることが最初の条件です。
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毛と毛のあいだに空気が入る
ほぐれた毛のあいだには空間ができます。ここに空気の層ができると、被毛全体が持ち上がって見えます。ふわふわの正体はこの空気です。触ったときに沈む感じがするのも、指が空気の層を押しているからです。
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根元が立ち上がる
皮脂で寝てしまった毛は、根元から倒れます。根元の汚れが落ちていると、毛は自然に立ちます。毛先だけを整えても手ざわりが変わらないのは、倒れている場所が根元だからです。
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水分が残っていない
湿ったままだと重みで沈みます。最後に水分を取るかどうかで、仕上がりがはっきり変わります。表面が乾いていても根元が湿っていれば同じことなので、指で分けて確かめてください。
つまりふわふわは、毛を足すことではなく、毛のあいだの空間を取り戻すことです。だからケアの手順も「足す」より「戻す」に近い組み立てになっています。
タオルで水分を取ったあと、弱い風を根元に向けて当てると仕上がりが変わります。風が毛のあいだに入り、空気の層をつくるからです。ドライヤーが苦手な子は無理をせず、タオルまでで構いません。
4つのうち、家の手入れでいちばん手が届きにくいのが根元です。グルーミングスプレーは、その根元を毎日の側に置くために作りました。アルカリ電解水が油と乳化する性質で、根元の余分な皮脂と汚れが浮いて落ちます。かけた場所は犬も猫も必ず舐めるので、そこを設計の出発点にしてあります。だから根元まで濡らすのをためらわなくていい。毛を指で分けて、地肌に届く量を吹きかけてから梳かすのが、いちばん手ざわりの変わる順番です。
もふもふできる回数が、増えるということ
もうひとつ、「もふもふ」という言葉には時間の意味が入っています。もふもふするには、触らなければいけない。
被毛がべたついていたり、においが気になったりすると、触る回数は自然に減ります。逆に手触りが良いと、通りすがりに撫でる回数が増える。これは製品の効き目とは別の、行動の変化です。
そして触る回数が増えると、体の変化に気づくのが早くなります。
- 背中に手を入れたときの、毛の根元の感触。べたつきや、かさついた粉っぽさは指のほうが先に気づきます
- いつもと違う場所の熱っぽさ。左右を比べると分かりやすくなります
- 触ろうとすると避ける、という反応の変化。痛みは、逃げ方に先に出ます
気づいたことは、いつからかを添えておくと役に立ちます。左右の熱っぽさの差でも、避ける反応でも、獣医師に伝えるときに「1週間ほど前から」が付くかどうかで、話の進み方が変わります。
どれも、見ているだけでは分からないものです。ケア用品が果たせる役割のなかで、これはかなり大きいほうだと思っています。ふわふわにすることが目的というより、ふわふわだと触りたくなる。触るから気づける。この順番のほうが本体です。
ひらがなでも、カタカナでもなく
最後に、表記の話を少しだけ。「もふわ」でも「モフワ」でもなく、小文字のアルファベットでmofuwaとしています。
擬態語をそのまま日本語で置くと、かわいらしさが前に出すぎます。中身は水の技術で、試験のデータがあって、成分表示がある製品です。名前がやわらかいぶん、表記のほうで少し落ち着かせたかった。
やわらかい言葉と、確かめられる中身。その両方が同じ場所にあることが、このブランドで守りたいことです。名前がかわいいから中身も軽い、と思われてしまうのがいちばん避けたいところでした。名前は暮らしの側に置き、確かめる材料は別に用意する。そういう分け方をしています。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見るよくある質問
- 「mofuwa」という名前の由来は何ですか?
- 「もふもふ」と「ふわふわ」からきています。もふもふふわふわになって、ペットも飼い主も、ふわっと幸せになってほしいという願いを込めた名前です。
- どうして被毛はふわふわになるのですか?
- 毛が1本ずつほぐれ、そのあいだに空気の層ができるからです。毛を足しているのではなく、毛と毛のあいだの空間を取り戻している状態です。根元の汚れが落ちていることと、水分が残っていないことが条件になります。
- 会社名の「ワンテンス」とはどういう関係ですか?
- ワンテンスが会社名で、技術の仕様(ナノレベルのさらに1/10を制御できること)に由来します。mofuwaは犬と猫向けのブランド名で、使ったあとの状態に由来します。名前の作り方を、入口と出口で変えています。
本記事は日常のお手入れに関する情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
