C01ブランド/開発ストーリー

量を気にせず使えるようにした|成分が水だけだから

公開日 2023年5月14日|文=mofuwa編集部

電解槽を3つの部屋に分ける構造 カソード室・中間室・アノード室の3つに分かれた電解槽と、そのあいだにある2枚のイオン交換膜を並べ、電解質が中間室にとどまり両端から水を取り出すことを示した図 2方向から水を入れ、取り出すのは両端の部屋からになります カソード室 マイナス側 水 還元水 中間室 電解質はここ 電解質 アノード室 プラス側 水 酸化水 +イオン交換膜 −イオン交換膜 特許5253483(3室ダブルイン型電気分解)の構造。図は本文の記述から作成しています
部屋が分かれているので、電解質そのものは取り出す水の側へ移りません。

スプレーを何回押したか、指で数えていた時期があります。毎日使うものだと、1本がどれくらい持つかが先に気になります。散歩から帰って足を拭き、背中とお腹にも吹いておきたいのに、途中で手が止まる。mofuwa グルーミングスプレーは、この止まる理由をなくすところから決まっています。使う量に上限を置かないという設計です。この記事では、上限を外せた理由が水の作り方の側にあったという話を、構造と検査の名前まで含めて書きます。

1回に何回押すか、指で数えていた|グルーミングスプレーの使う量をめぐる経験

散歩から帰ってきて、玄関で足を拭く。そのついでに背中とお腹にも吹いておきたい、と思ったところで手が止まります。あと何回押していいのかが分からないからです。スプレーを使うものはたいてい適量が決まっていて、使いすぎないほうがよいと書かれています。その感覚のまま毎日のケアに持ち込むと、1回ごとに量を数えることになります。

ペットは体から脂を出します。前の日に拭いた場所でも、翌日には指に残る程度まで戻っています。散歩に行く子なら、外の汚れもそのつど足されます。つまり、毎日やりたいことのほうが先にあるわけです。そこに量の心配が乗ると、毎日やるという頻度と、1回に使う量が取り合いになります。頻度を守ろうとすれば1回を薄くし、しっかり吹こうとすれば日をあけることになります。

使う量に上限があると、どこで手が止まるか
場面迷うこと結果として起きること
散歩から帰った直後足だけにするか、体まで吹くか足だけで終わることが増える
ブラッシングの前毛全体を湿らせてよいか毛先だけを湿らせて梳かす
においが気になった日同じ日に2回目を吹いてよいか翌日まで待つことになる
体の大きい子・多頭の家1本が何日で終わるか一頭あたりの量を減らす

この表に共通しているのは、判断しているのが人の側だという点です。使う量の上限が決まっていると、飼い主はそれを守るために毎回配分を考えます。配分を考えるのは、毎日続けるうえでいちばん折れやすいところです。やる気ではなく、判断の回数が続かなくさせます。だから、上限そのものを外せないかという方向で考えられました。

もう一つ、量を気にする理由があります。吹いたあとに舐めることです。犬も猫も、湿った毛を自分で舐めます。猫なら毛づくろいでほとんどの面を口に入れます。この前提がある以上、量の上限は成分の側から決まってきます。上限を外すという判断は、成分の話を先に片づけないと出てきません。

3つに分かれた部屋が、水に何も足さない|グルーミングスプレーの使う量に上限を置かない理由

mofuwa グルーミングスプレーの中身は電解水です。電解水というのは、水に電気を通して性質を変えた水のことです。ここで問題になるのは、水に電気を流すために電解質を入れる必要があるという点です。ふつうに電気分解をすると、できあがった水の側にその電解質由来の成分が残ります。成分が水だけだと言えなくなるのは、たいていこの部分です。

父の代に開発された3室ダブルイン型電気分解は、ここを構造で解いています。特許5253483として登録されているもので、電解槽をカソード室・中間室・アノード室の3つに分けます。中間室と両側の部屋のあいだには、+イオンだけを通す膜と−イオンだけを通す膜が入っています。電解質は中間室にとどまり、取り出す水の側へは移りません。

Point部屋を分ける目的は、混ぜないことでした

3つに分ける構造の狙いは、機能を強くすることではなく不純物を混ぜずに取り出すことです。カソード側から取れるのが還元水、アノード側から取れるのが酸化水で、mofuwa グルーミングスプレーはこのうち還元水の側を使っています。水を2方向から入れるダブルインという形は、電解の効率を上げるためのものです。

電解質由来の成分が入ってこないので、できあがった水は成分として水だけで済みます。だから、清涼飲料水の規格基準に照らした検査を通せます。この検査を行っているのは江東微生物研究所という外部の検査機関です。飲みものに求められる項目で調べられている水だという事実が、量の上限を外す根拠になりました。

言い方には気をつけています。100%安全ですという書き方は、根拠のない断定になります。書けるのは、どの規格基準に照らして、どこが調べたかまでです。上限を置かないという判断も、同じ線の内側にあります。人が量を配分しなくてよいのは、成分の側に数える理由がないからで、何をかけても平気だという話ではありません。

試験条件と検査機関まで書いて、はじめて数字になる|グルーミングスプレーの使う量の考え方

電解水の性質については、外部に出した試験の結果がいくつかあります。ただし、数字だけを取り出して並べると意味が変わってしまいます。試験は必ず条件つきで行われるので、何を対象に、何秒後に、どこが調べたのかまでが一組です。この一組を崩さないという決めごとが、そのまま書き方のルールになっています。

試験条件と結果、調べた検査機関の並べ方
調べたこと試験条件結果と検査機関
一般的な細菌への作用30秒生菌は検出されませんでした(日本食品分析センターほか)
膜を持つウィルスへの作用60秒生菌は検出されませんでした(ユニオンバイテックほか)
膜を持たないウィルスへの作用15秒・30秒・10分生菌は検出されませんでした(日本繊維製品品質技術センターほか)
浸透のしかた精製水との比較精製水の35倍という自社試験の値

表の1段目から3段目は、物や環境を対象にした試験の結果です。体に対して何かをするという話とは別の枠にあります。生菌が検出されなかったという結果は、その試験条件のもとでのことにかぎられます。秒数が違えば結果も変わりますし、家の中で同じ条件が再現されるわけでもありません。だから条件を落として書かない、という順番になります。

4段目の浸透は、量の話と直接つながっています。精製水の35倍という値は自社で行った試験のものですが、水が細かく入っていくという性質を示しています。たくさんかけることで届かせる設計ではなく、少ない量でも入っていく設計です。上限を置かないことと、たっぷりかけなければ届かないことは別の話で、ここを混ぜると量をめぐる誤解が生まれます。

まとめると、使う量について書けるのは次の三つです。成分として水だけで済んでいること。清涼飲料水の規格基準に照らした検査を外部の検査機関が行っていること。そして、上限を人が決めなくてよいこと。この三つの外側には出ないようにしています。数字を大きく見せたくなる場面ほど、試験条件と検査機関の名前を落とさないことが効いてきます。

上限を外すと、ケアの回数のほうが動く|グルーミングスプレーの使う量に起きた変化

量の上限を外すと、変わるのは1回に使う量ではありません。回数のほうです。玄関で足を拭いたついでに背中まで吹く、ブラッシングの前に毛全体を湿らせる、においが気になった日に2回目を吹く。どれも、量を数えていたときには翌日に回していた動きです。使う量を気にしなくてよくなると、その日のうちに済む用事が増えます。

お風呂そのものが負担になる子では、この違いがさらに大きくなります。年齢が上がって長く立っていられない子、水の音を嫌う猫。洗う頻度を上げられない側にいる子ほど、洗う日と洗う日のあいだに手を入れられる回数が効いてきます。その回数を決めているのが、1本を何日で使い切ってよいかという感覚のほうでした。

だから、詰め替えという形が後から必要になりました。上限を置かない設計は、当然のように減りが早くなります。減りが早いことを人が我慢して調整しはじめると、設計のほうが崩れます。量を気にせず使える前提は、補充の形とセットでなければ続きません。使う量の話は、水の作り方から始まって、棚に何を置くかという話まで地続きになっています。

いまのmofuwa グルーミングスプレーに残っているのは、この順番です。電解質を持ち込まない構造があり、成分が水だけで済み、外部の検査機関が規格基準に照らして調べている。だから使う量の上限を人が決めなくてよく、毎日という頻度が成り立つ。最初に外したのは量の上限で、それによって空いたのは飼い主の判断でした。

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mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。