C01ブランド/開発ストーリー
使える場所が多いのは偶然ではない|安全性の裏返しとして
棚に並んだケア用品を数えたら、耳用、目もと用、口のまわり用、肉球用で4本ありました。場所が1つ増えるたびに1本増えて、そのうち手前の2本しか開かなくなります。mofuwa スキンケアミストの使える場所が広いのは、この4本ぶんの用途を1本に詰め込んだからではありません。中身を電解水だけにしたので、場所ごとに断る理由が出てこなくなった、という順番です。この記事では、使える場所の数え方と、それを支えている試験の範囲を書きます。
耳用と口もと用が別の棚に並ぶ|スキンケアミストの使える場所が広がった背景
ケア用品は、体の場所ごとに分かれて売られています。耳のためのもの、目のまわりのためのもの、口のまわりのためのもの、肉球のためのもの。そろえていくと、棚の1段が同じブランドの別商品で埋まります。気になる場所が増えるたびに1本足すので、家の手数も本数と同じだけ増えます。
そして実際に毎日開けるのは、手前の1本か2本です。本数が増えるほど、開かない本が奥に残ります。使い切らないまま期限が来て捨てる、という流れまで含めて、場所ごとに分かれていることの持ち出しです。
なぜ場所ごとに分かれるのか。売り方の都合よりも、中身の側に理由があります。においをつけた中身は、口のまわりに置きにくい。とろみをつけた中身は、目のまわりでは伸ばしにくい。色をつけた中身は、白い毛の子で使いにくい。使える場所を狭めているのは、たいてい効きめではなく、その周辺に足したもののほうです。
mofuwa スキンケアミストは、中身が電解水だけです。三室ダブルイン型の電気分解(特許5253483)でつくった水で、香料も、とろみをつける成分も、色も入っていません。断る理由になるものを持っていないので、使える場所を体の部位で線引きする必要がなくなりました。
1本で何役という言い方をすると、機能を足したように聞こえます。実際は逆で、足せなかったぶん、使えない場所が出てこなかったという話です。においも色もとろみもない中身なので、置いて困る場所が残りませんでした。
断る理由はどこから出てくるか|スキンケアミストの使える場所が多い理由
使える場所を1か所ずつ見ていくと、ほかのものが置きにくい理由が場所ごとに違うことが分かります。理由が違うので、1つの工夫で全部は片づきません。中身を水だけにするというのは、その理由をまとめて外す方法でした。
| 場所 | ほかのものが置きにくい理由 | 水だけの中身ではどうなるか |
|---|---|---|
| 耳のふち・耳の内側の入口 | たまったものが乾いて残る。においがつくと自分で気にして掻く | 残るものがないので、濡れた時間が短く済みます |
| 口のまわり・口の中 | 毛づくろいでそのまま口へ入る。飲み込む前提の設計になっていない | 飲料に当てはめられる規格基準の項目で確認した水です |
| 目のまわり | とろみのあるものは目に流れ込む。拭き取りの回数が増える | 水なので、まぶたのふちまで指で伸ばせます |
| 肉球・指のあいだ | 塗ったものを歩いたあとに舐める。床にも移る | 舐めても数えなくていいので、帰宅後すぐに使えます |
表の3列目に並んでいるのは、どれも「できるようになったこと」ではなく「困らなくなったこと」です。使える場所が多いというのは、この困らない場所の数のことです。スキンケアミストの使える場所を数えるときは、機能の数ではなく、断る理由が消えた数を数えてください。
引き算には代償もあります。使った瞬間の香りがありません。手のひらに残る感触もありません。ケア用品を使ったという実感は、かなりの部分がこの2つでつくられています。実感の側を手放して、場所の側を広げたという取り引きです。電解水そのもののにおいで、わずかに塩素のような香りを感じる人もいます。これは品質の異常ではなく、水の性質から出るものです。
原料の水に一度だけ当てる|スキンケアミストの使える場所と試験を重ねた経験
使える場所が増えると、確かめることも場所の数だけ増えるように見えます。実際には増えていません。試験を当てている相手が、製品ではなく原料の電解水のほうだからです。
三室ダブルイン型の電解槽は、槽を3つの部屋に分け、電解のために入れた物質が取り出す水の側へ混ざらないようにした構造です。マイナス極のカソード側で還元水、プラス極のアノード側で酸化水が取り出せます。混ざりものがないので、原料の段階で厳しいほうの物差しを当てられます。人が飲む飲料に当てはめられる規格基準の項目を、原料の電解水で確認しました。ペット用品に飲料の物差しを当てる義務はありません。
| 測ったこと | 試験条件と検査機関 |
|---|---|
| 生菌の有無 | 16の菌種とウイルスを対象に、試験時間30秒から60秒。いずれも生菌は検出されていません(江東微生物研究所/日本食品分析センター/ユニオンバイテック/日本繊維製品品質技術センター) |
| 水分の浸透 | 精製水と比べて35倍という自社の測定値 |
| 規格基準の項目 | 人が飲む飲料に当てはめられる項目を、原料の電解水で確認 |
生菌の結果は、決められた試験条件のもとで水そのものを測ったものです。犬や猫の体に使ったときのことを示した数字ではありません。検査機関の名前と試験時間がついているのは、この範囲を動かさないためです。特許5253483も技術の登録で、効きめを示すものではありません。
この経験でいちばん大きかったのは、場所を1つ増やすたびに試験をやり直さずに済むことでした。耳のふちに使えるか、口のまわりに使えるかを別々に確かめる形だと、確かめ終わるまで書けることが増えません。原料で一度確かめておくと、使える場所を広げても土台が動きません。スキンケアミストの使える場所が広いのは、この順番で確かめてきた結果です。診断と処方は動物病院の領域で、そこは家のケアが引き受けられる場所ではありません。
犬の家で開ける本数が減る|犬のスキンケアミストの使える場所に起きる変化
犬と暮らしている家で最初に起きる変化は、棚ではなく手のほうに出ます。1本で回せるようになると、置き場所が1か所にまとまります。取りに行く距離が短くなると、気づいたときにその場で使えます。
- 散歩から帰った直後が1回で済む:足先、口のまわり、おなかの下。犬が外で先に触れる場所は毎回だいたい同じなので、同じ1本で順に回せます
- 使った場所を日付で並べられる:中身が同じなので、どこに何回使ったかを1つの表に書けます。前と比べる材料が、場所をまたいで揃います
- 家族のあいだで受け渡せる:場所ごとに使い方が違わないため、朝は家族、夜は自分という分担でも説明が要りません
猫の家では、同じことが別の形で出ます。猫は自分で毛づくろいをするので、口に入る前提であることの意味が犬より大きくなります。使う場所を選ばないというより、選ぶ余裕がないことのほうが多い。寝ているあいだに背中へ1回だけ、という使い方でも、あとで舐められて困りません。
犬でも猫でも、変化の中身は同じです。使える場所が広い1本に替えると、やることが増えるのではなく、判断が減ります。この場所にこれを使っていいのか、という手前の迷いが消えるぶん、手が早く動きます。2週間続けてはじめて前と比べられるので、迷いが消えることは日数にそのまま乗ってきます。
面はスプレー、点はミスト|スキンケアミストの使える場所と変化の出かた
使える場所が広いことには弱点もあります。どこにでも使えるので、どこに使うかが決まりません。全身にまんべんなく吹くだけで終わってしまうと、気になっていた1か所に届かないまま日が過ぎます。
うちでは、面と点で分けています。全身という面を毎日受け持つのは mofuwa グルーミングスプレーです。犬も猫も体から脂が出るので、前の晩にきれいにしても朝には同じ場所が戻っています。シャンプーを毎日やるのは手間がかかり、サロンへ毎日通うこともできません。吹いて梳かすだけの1本が、その毎日を受け持ちます。梳かす前に全身へ吹いておくと、毛が跳ねにくい状態から始められます。
| 受け持つ範囲 | どちらの1本か |
|---|---|
| 全身という面を、毎日 | グルーミングスプレー(還元水の側) |
| 耳のふち・口のまわり・目のまわり・肉球という点 | スキンケアミスト(酸化水の側) |
| 使える場所を広げたときに動かさないもの | 原料の電解水と、その試験条件 |
この分け方でいくと、点の側の記録が残ります。同じ場所へ何日続けたかが書けるので、変化の出かたも読めるようになります。使える場所が多いことは、毎日ぜんぶに使うという意味ではありません。どこに使うかを自分で決められる、という意味です。
使える場所の広さは、狙って手に入れたものではありませんでした。舐める動物に使うものだから水だけにする、という判断が先にあって、その裏返しとして場所の制限が消えた。順番はいつもこちらです。
Product
mofuwa グルーミングスプレー
300ml / 2,970円(税込)
特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。
商品ページを見る本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。
