C01ブランド/開発ストーリー

2003年から、小児科の医院で使われ続けている

公開日 2024年2月18日|文=mofuwa編集部

明るい窓辺の淡い色のブランケットでくつろぐ白い猫
長く使われた記録は、短い試験では置き換えられません。写真:大 董/Pexels

mofuwaの原料になっている電解水には、2003年から同じ現場で使われ続けている場所があります。渡辺一彦小児科医院という、年間1万人以上の化学物質過敏症・アレルギー患者を診察している医院です。小児科に導入されたのは完成した製品ではなく、電解水を作る装置そのものでした。なぜその形になったのか、そして20年以上という期間が何を意味するのかを書きます。

小児科の医院が電解水を導入した理由

2003年、渡辺一彦小児科医院に電解水の製造システムが導入されました。導入されたのがボトル入りの製品ではなく装置だった、というところがこの話の起点です。院内に電解槽を置いて、使う水をその場で作る形にしています。

電解水そのものは、1995年に前身の株式会社レドックスで研究が始まった技術です。1997年からは東京大学との共同研究も動いていて、細菌やウィルスへの感染症対策、細胞の再生医療という分野で条件を詰めていました。2003年の小児科への導入は、その途中で起きた出来事にあたります。売る製品が決まっていない時期に、使う現場が先にできた、という順番です。

この形をとった理由は、量と手順のところにあります。年間1万人以上の化学物質過敏症・アレルギー患者を診察している医院では、水を使う場面が1日に何度も来ます。必要な量を必要なときに作れるほうが、運ぶ・保管する・在庫を切らす、といった手間が挟まりません。製品を納めるのではなく、水を作る仕組みごと置く。これが2003年の導入のしかたでした。

Noteここで書いているのは、人の医院での話です

この節に出てくる小児科の導入は、人の患者に向けた現場の記録です。犬や猫の皮膚に何が起きるかという話ではありません。mofuwaの製品は雑貨にあたるため、効き目を審査する仕組みがありません。経緯と効き目は切り離して読んでください。

20年以上使われ続けている経験の重み

2003年の導入から、この医院では20年以上にわたって電解水が使われ続けています。担当されているのは渡辺和彦 医学博士です。ステロイドを使わない選択をしたい患者に向けて、電解水の塗布と保湿クリームを組み合わせたケアをすすめておられます。

期間の長さは、それだけで良し悪しを決めるものではありません。ただ、短い試験では取れない種類の情報が、長く使った現場にはたまります。1回や2回の試験と、20年分の使用が持っている情報は、質が違います。

短い試験と、長く使われた現場で分かることの違い 試験期間の長さによって、見える情報が変わることを2枚並べて示した図 どちらが上ということではなく、取れる情報の種類が違います 決めた期間の試験 条件をそろえて比べられる 30秒・60秒で結果が出る 外部の検査機関に出せる 使い続けた先は分からない 20年以上使われた現場 途中でやめた理由が分かる 季節をまたいだ使い方が出る 使う人が入れ替わっても残る 条件はそろえられない
2003年の導入が意味を持つのは、右側の情報が20年ぶん残っているからです。

たとえば、使いはじめて数か月で現場から外されたのか、それとも使い方を変えながら残ったのか。この違いは、期間を置かないと出てきません。装置を入れたまま20年以上が過ぎているという事実は、途中でやめる理由が出てこなかったということでもあります。派手な数字ではありませんが、判断材料としては地味に重いところです。

この期間の長さは、除菌の試験で使う数十秒という単位とは別のものです。試験のほうは、一般細菌なら30秒、エンベロープのあるウィルスなら60秒と試験条件を決めて、そのあとに生菌が検出されるかどうかを外部の検査機関で見ます。江東微生物研究所や日本食品分析センターに出しているのはこちらの話です。秒で測る話と、年で積む話は、別々に置いたほうが混ざりません。導入からの20年は、後者にあたります。

小児科での導入をペットの記事に書くときの考え方

ここがいちばん間違えやすいところです。人の医院で長く使われているという事実は、犬や猫の皮膚に何かが起きるという話に、そのままつなげられません。書ける形と書けない形を、はっきり分けておきます。

小児科での導入について、書ける形と書けない形
書ける書けない
2003年に電解水の製造システムが導入されたという事実導入されているから犬猫の皮膚にも良いという結びつけ
渡辺和彦 医学博士がどんなケアをすすめているかその内容をmofuwaの製品の働きとして語り直すこと
20年以上という期間と、いまも続いていること期間の長さを効き目の証明として扱うこと
どの検査機関が、どの試験条件で測ったのか試験条件を省いて数字だけを置くこと

だから、次のような書き方はしません。小児科で導入されている電解水なので、犬や猫の皮膚にも効果があります。主語を製品の働きではなく、誰が何をしたかに置き換えると、事実のまま書けるようになります。導入したのは医院、装置を作ったのはレドックス、条件を測ったのは検査機関、という具合です。

Caution人向けの製品をそのまま犬や猫に使わないでください

医院で使われている電解水と、犬猫用のmofuwaは、同じ技術で作った水を使っていても製品としては別に設計しています。人には問題のない成分が動物では負担になることが知られており、代謝のしかたが違います。犬猫用として設計されたものを選んでください。

導入からの20年で変わったことと、変えていないこと

2003年の導入から先で、変わったものと変わっていないものを分けてみます。変わっていないのは水の作り方です。特許5253483の3室ダブルイン型という構造で、電解槽をカソード室・中間室・アノード室に分け、電解質から出る不純物が水のほうに残らないようにしています。カソード側からは還元水、アノード側からは酸化水が取れます。この骨格は、小児科に装置を入れた時期から動いていません。

変わったのは届け方です。医院には装置を置けますが、家庭の台所に電解槽は置けません。そこで犬と猫に向けては、作った水をボトルに詰めて渡す形になりました。グルーミングスプレーはその代表で、スプレーするだけという手順まで落としてあります。毎日きれいにしてあげたいという気持ちを、実際に毎日動かせる形にしたものです。

もうひとつ変えたのは、確かめる基準の置き場所です。人は肌に使ったものを口に入れませんが、犬と猫は体をふけばそこを舐めます。だから舐めることを先に前提に置いて、水の中身を飲料の水に求められる規格基準に照らして確かめました。江東微生物研究所の調査によるもので、成分が水だけで済むからこそ通せる基準です。量を気にせずグルーミングスプレーを使えるのは、この順番の結果です。

小児科での導入から20年以上たったいま、同じ水が犬と猫の毎日のケアに回っています。装置から製品へ、人から犬猫へと形は変わりましたが、確かめてから出すという順番だけは変えていません。長く使われた記録があることと、製品が何かを保証することは別の話です。その線を引いたうえで、毎日使うという使い方が成り立っています。

Product

mofuwa グルーミングスプレー

mofuwa グルーミングスプレー

300ml / 2,970円(税込)

特許電解水を使った、吹きかけてそのまま梳かせるケアスプレーです。無香料・界面活性剤不使用。ブラッシング前や散歩のあと、毎日きれいにしておきたいときに。

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本記事は商品の情報提供を目的としており、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。掲載している検証データは特定条件下での試験結果であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。皮膚や体調に異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。